2013年03月24日

新城市議会 3月議会 傍聴記

こんにちは。
住民の目線で地方政治にとりくむ、政治家(新城市議)を目指して活動しています。
浅尾 ようへい です。

3月22日 3月議会の最終日。この日で3月の議会が終わりました。
3月は、特にこれからの新しい1年間の市の税金でまちをどう作るかの予算を決める議会となります。
その議案の審議・採択を傍聴してきました。
最終日のこの日は、平成25年度の新城市に使うすべての税金の使い道を、市長が決めた計画の案を市議会にみてもらい、それで賛成か反対かを議員が起立して、態度を決める大事な日です。

10時〜議場で始まりました。
細かな、進み方などはありましたが、まず結果だけ申しますと。反対討論はなく。
全議案に対して、全議員が異議なし。原案どうり可決でした。そして、市長さんの考えた税金の使い道を, それぞれの委員会で持ち帰りそこで、話された内容・報告を聞くところ、そこでは討論・質疑の提出なく全会一致で可決しました。がほとんどでした。

追加で、住民から、経済建設委員会に「新庁舎建設についての陳情書」がだされ、趣旨採択は全会一致した。そして、付帯決議が出され、新庁舎建設の進め方については、住民の安全確保と説明。住民の負担を明確。秋の選挙結果や市民への十分な説明をするようにすることと言う内容が、全会一致で可決。

※ふたい‐けつぎ 【付帯決議】 とは、
議決された法案・予算案に関して付される、施行についての意見や希望などを表明する決議。法的拘束力を有しない。

そして、10時40分には閉会となりました。

ここから、3月議会の傍聴してきた、ぼくの感想です。
市長さんの出された、予算について,反対の立場で反対討論する市議は誰もいませんでした。
また、予算を細かく話し合う各委員会の報告では、ほとんど討論なく、全会一致の報告にはビックリしました。

新城市は8年前に合併して以来、人口減少に全く歯止めがかかっていません、毎年360人程度の住民が減少しています。過疎も進み鳳来地区・作手地区では、小学校は閉校・統合ばかりが計画され。子どもの声が聞こえなくなる地元の方のさみしさが、わかりますか?そうした中で、児童クラブの長期の休みの利用も申し込んでも却下され、利用出来ない状況です。子育てがしにくい新城市だと思います。子育て世代のぼく自身も本当に困っています。→http://asao.dosugoi.net/e488193.html#comments

今回の市会議員のみんなさんが賛成した。平成25年度の予算案の中には、市が新庁舎建設に50億円以上の税金をかけて、長く住んでいる入船地区の住民を立ち退かせてまで、豪華な5階建の庁舎を建てる予算がしっかり入っています。

市議会の役割の1つには、市長さんの案に対して、色々な立場や考え方に立ってチェックする機関だと思うのですが、反対討論もなく全員賛成では、なんのための役割なのでしょうか?「何でも賛成」では、市政のチェック役は果たせません。
なんでも賛成の市議会でまちは本当に良くなるのでしょうか?


8年前に合併すると新城市の希望都市。まちが良くなると言われて合併したのに、過疎と学校の閉校が進んでいるのはなぜでしょうか?過疎のまちに巨大で豪華な新庁舎はいりません!!

それよりも、新城市で、農業を守るための後継者どうするのか?病院・介護施設の働く人たちをどう大切にしていくのか?子どもを育てやすくなるには?など真剣な議論と予算の使い道を考えてほしいと思いました。

どの市会議員の共通する仕事の1つは、思想信条関係なく、市民の代表として、
市民のみなさんの声を聞き、市政に届け、反対する時はいくら少数派であろうがなかろうが、反対討論がしっかり出来る議員がやっぱり必要だと思いました。
日々こつこつと頑張ります。

今日も、訪問してくれてありがとうございました。
Posted by浅尾洋平 at16:02Comments(0)活動日誌


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プロフィール
浅尾洋平
浅尾洋平
浅尾洋平(あさお ようへい)

1977年生まれ。
千郷小・千郷中・豊川高校卒
豊橋市立看護専門学校卒
1998年〜2009年豊橋市民病院、育児休暇取得。救命センターICU・手術室を経験
2009年〜2012年新城市民病院で看護師として勤務し退職。JPTEC認定取得(外傷病院前救護処置)
2011年度 新城市省エネコンテスト 削減率部門第3位受賞。日本共産党新城市福祉・子育て対策室長 2013年 新城市議に初当選し 現在3期目。
家族は妻、1男1女