2017年04月21日

柴田議員の発言に関して議会の措置を求める請願への賛成討論

本日は、市民団体「新城市政を考える会」のみなさんが、3月議会に提出された「柴田賢治郎議員の12月議会での発言に関して議会の具体的措置を求める請願書」に対しての賛成討論の内容をアップします。

・・・

平成29年の請願第1号議案は、

「新城市政を考える会」共同代表・竹川誠さん、澤田恵子さん、長谷川喜一さん、
高柳喜美夫さん、そして事務局長の太田恒久さん、以上、5名の市民の方から、また、賛同署名400名以上の署名も一緒に新城市議会に提出されました。

「柴田賢治郎議員の12月議会での発言に関して議会の具体的措置を求める請願書」でありますが、私は、賛成の立場から討論いたします。

この請願の内容は、昨年12月議会で、打桐厚史議員に対する「新城市議会議員政治倫理審査会報告」について、下江議長が提案し、反対・賛成の討論がおこなわれた時、柴田議員の反対討論が、
・政治倫理条例の趣旨をまったく理解していないと思われる発言、
・議会を冒涜すると思われる発言を繰り返し、議長の5回にわたる注意勧告を無視し、25分間にわたる討論を続けたこと、
・反対討論の内容も、議会基本条例、政治倫理条例、さらには政治倫理審査会と6人の審査委員を批判するものであったこと、などを理由として、柴田議員への猛省をうながす「具体的措置」を求めています。

質疑の中で、私は、私たち議員は、議会のルールを守り、言葉を大切にし、市民の「声」に耳を傾けなくてはならないと思いました。

それは、一言でいえば「市民感覚」が大事だ、ということです。事務局長の太田さんは、質疑で、おおよそ次のようにおっしゃったと思います。

・下江議長が、5回も注意したのに、柴田議員は、無視し、反対討論を続行した。
・市政は、地方自治法、議会基本条例、政治倫理審査会もルールにもとづいている。
・しかし柴田議員は、審査会の結果に対し、勝手に決めたとか、何の権限もない、とか、結果として、審査会、ひいては議会全体を侮辱している、と。

私は、なぜ、柴田議員は、議長の注意に従わなかったのか、と思いました。
これは、基礎的な問題です。

本来、私たち議員は、議長のさい配に従わなくてはならないのです。
議長は、任務として、議会の品位の保持という仕事があります。議会中に、議会の品位を落とす発言については、注意しなければなりません。

もし従わなかったら、議長の秩序保持権による発言の取り消し対象となります。

また、審査会の方々や、弁護士や大学教授のみなさんが、何ヶ月もかけて、慎重に、慎重に、審議し、結論を出した「報告」に対し、
なぜ、柴田議員は、あんなに、激しく、「勝手に決めた」とか「何の権限もない」「怠慢」「責任転化」などと、そういう観点からの反対討論をしたのでしょうか。

私は、柴田議員の反対討論を聞いていた時を思い出します。

私は、その、あまりの激しい言い方、感情的な言葉に、たいへんびっくりし、柴田議員に、いったい何が起きたのか、かなり過激な言葉に、本当に、何が起きたのだろうと、心配しました。議長が本会議場で、再三にわたり注意するのも当然だと思いました。

審査会は、打桐議員への「猛省」と「公開の場での謝罪」を求めました。

改めて、本請願の趣旨にある政治倫理審査会の「報告」の一部を、読ませてもらいます。

今回の審査請求についても、入札への参加を問題とするものではなく、議員としてのあるべき行動規範への問題提起と捉えるところである。
 議員は、(中略)、市民からは 議会の内外を問わず、常にその動向が注視されている。 議員は「選良」とも言い表されるように、常に住民に対して、高い識見と倫理観が求められる。

このことから、本条例でいう「市民に疑念を生じさせるような行為」は、市民感覚として持つ、あるべき議員の行動規範への疑念の行為を指すものと判断される。とあります。

すなわち、「市民感覚としてもつ」「あるべき議員の行動規範」に照らして、打桐議員は、市民のみなさんに疑念をもたれる、と指摘しているのです。

さらに、「政治倫理審査会の報告」は、「2月26日付けで「当選後、妻の会社受注激増」との見出し地元紙に大きく取り上げられたことが発端となり、その後、複数の新聞社においても関連記事が掲載されるに至ったことは、

様々な行政情報を入手しうる議員としての立場と、議員が関わる会社の市公共工事の応札 状況との相関関係において疑念が生じたものであると理解するところであり、これは、一般の市民感覚としても同様の感を抱かれるものと考えられる。」と報告しています。

これは、当然ではありませんか。市民が、当然もつ「疑念」です。
審査会が、一貫して、私たちに問うているのは「一般の市民感覚」です。

なぜ、こうした感覚、請願した市民のみなさんの感覚に共感できないのか。

あるいは第三者である、弁護士さんや大学の先生など専門家のみなさんも参加して、慎重に議論を重ねて、下した「措置」に、反対するのか。これは、たいへん深刻な問題です。

柴田議員には柴田議員の考え方があるのはわかります。それは、わかりますが、
私たちは議員です。やはり、審査会の委員を信頼し、議会のルールを守り、「市民感覚」を持つべきです。最低でも、議長から繰り返し注意を受けるような、議会の品位を落とす言葉は使うべきではないと思います。

改めて、本請願項目にはこの様に書かれています。

12月議会において政治倫理審査会・審査委員を冒涜し、「市民感覚」から離れて、政治倫理条例否定ともとれる発言は、反対討論とはいえ、議会ルールを無視した懲罰に値する大問題です。議会として今後の議会改革のためにも。議員である本人の為にも。柴田賢治郎議員に対して、猛省を促す具体的な要請をします。という請願は理解できるため賛成します。

以上で、賛成討論といたします。

・・・

柴田議員の討論内容は、12月議会の討論後の全員協議会にて、私たちにコピーして渡されて、全議員で確認されると思っていましたが、いまにいたるも明らかになっていません。私は、市民のみなさんの怒り、議会への失望・不信感がよくわかります。


今日も、ご訪問ありがとうございます。

Posted by浅尾洋平 at17:00Comments(0)政治議会

2017年04月18日

「新城市政を考える会」が3月議会に提出した「請願書」

「新城市政を考える会」のみなさんは、この3月議会に、4人の紹介議員(加藤議員、菊地議員、白井議員、浅尾議員)とともに「請願書」を提出しました。
さらに、この「請願書」は、内容に賛同する市民の署名(賛同署名)488名分とともに下江議長に提出されました。

今日は「請願書」をアップします。

・・・

「請願書」




「請願書の賛同署名追加提出について」

・・・

「請願書」提出の主なきっかけは、昨年12月議会での柴田賢治郎議員の討論です。
私も柴田議員の討論を聞き、その内容にビックリしたのを覚えています。もちろん下江議長の柴田議員に対する「注意」も何度も行われました。傍聴席からは驚きの声があがりました。

しかし柴田議員は、議長の制止(?)を無視して討論を続行しました。

市民のみなさんは、この問題を放置せずに、市民目線から、もう一度、柴田議員の討論について、市議会に考えてほしいと「請願書」を出されたのだと思います。
私は、頭が下がる思いでした。

こうして今年の3月議会では「新城市政を考える会」の「請願書」が本会議に上程されまして、質疑と討論が行われました。
私は、もちろん「請願書」に賛成の立場で討論に立ちました。4人の紹介議員というのも、おそらく初めてだと思います。

私が賛成討論で強調したのは、市民のみなさんの考えや感情です。市民目線です。

市会議員は、有権者である市民の代表として、市民の意見と声に耳を傾けなくてはなりません。それが政治倫理条例の基本にあり、「審査会」の「報告」にも貫かれていると思います。

このことを忘れず、私も、市民のみなさんと一緒に、新城市をより良くするために頑張っていきますので、よろしくお願いします。

今日も、ご訪問ありがとうございます。

2017年04月17日

「新城市政を考える会」の「要請書」と議長の「回答」

今、新城市民の方々が、市政と市議会について深い関心を向けてくれています。

そして、市議や市議会に対して具体的な疑問や改善してほしい点など、市民の目線から声を寄せてくれています。

3月議会では、「新城市政を考える会」(市民4名が共同代表)が提出された「請願書」が議論されました。
すでに議会に先立つ2月、「会」は「要請書」を議長に提出しています。

「新城市政を考える会」の「要請書」(平成29年2月15日付)で、以下の2つです。

要請事項1
① 打桐議員に早急に公の場を設定し説明会を開催するよう勧告すること。

要請事項2
② 本人ができないようであれば、議長・議会が公の場を準備すること。


このような「要請」に対し、新城市議会の下江議長は、3月6日、正式に回答しました。
市民からの文書での訴えや要望に、議長が、分かる範囲で、答えることは、とてもいいことだと思います。




①の下江議長の回答は、以下の通り、勧告に従わない打桐議員に対し「遺憾」を表明しています。

12月16日の12月定例会最終日に新城市議会議員政治倫理条例に基づく措置を議決し、当該議員にその内容を勧告しました。その後、複数回にわたって議長及び副議長から当該議員に対して速やかに議決した措置に基づく行動を起こしていただく必要があることを強く伝えてまいりました。

本人自らが新城市議会政治倫理条例お趣旨に則って、議会人としての主体的な行動をとっていただけるものと考えてまいりましたが、未だその行動がみられないことは遺憾に思っています。

②の下江議長の回答は、以下の通り、「議員の主体的な行動」に重きを置き、議長・議会が「公の場」を準備することは政治倫理条例の趣旨ではない、としています。

新城市議会議員政治倫理条例は、新城市議会の内部的自律権に基づく自主規制として、平成25年3月定例会に議員提案され、全会一致で議決し制定に至りました。
 新城市議会議員政治倫理条例は、その目的に「議員の政治倫理の確立と向上を図り、もって民主的な市政の発展に寄与すること」を謳い、議員の責務として「議員は、市民全体の代表者として市政に携わり、公共の利益を追求する自覚を持って、その使命の達成に努めなければならないこと」「議員自ら誠実な態度を持って当該疑惑を解明するよう務めなければならないこと」など、議員の主体的な行動により、その政治倫理を律していくことを定めています。

こうしたことから、議長・議会が公の場を準備することは本条例の趣旨ではないと考えます。議員全員が賛同して定めたこの条例趣旨を、改めて当該議員に伝えてまいります。

・・・

僕は、市民のみなさんの「要請書」と議長の「回答」を読んで、初めて、下江議長自身が、打桐議員の政治倫理審査会の措置を議決したあと、複数回にわたって「速やかに議決した措置に基づく行動を起こしていただく必要がある」と、強く伝えていた事実を知りました。このような議長の行為や「遺憾」表明は、市議会内で簡単に分るようで、実は、全然わからないことだったのです。

今回の「要請書」をきっかけに、こうした市民から直接、議長や市議会に「疑問」や「要請」を出して頂くと、議員である僕自身も勉強になります。
 また、議長の「回答」の中で、はじめて知る大切な情報もあり、今後の議会活動にも反映することが出来ます。

市民のみなさんの勇気ある行動が、市政と市議会を変えていく原動力になる、と実感しました。

僕自身も、市民のみなさんと一緒に、新城市をより良くするために頑張っていきますので、よろしくお願いします。

今日も、ご訪問ありがとうございます。

Posted by浅尾洋平 at17:02Comments(0)政治活動日誌議会

2017年04月07日

4月9日・産廃問題の座談会が開催します!

南部企業団地産廃問題

「輪を広げよう座談会」
日時 4月9日(日)10:00〜
場所 富岡ふるさと会館

主催 子どもと環境を守るママの会



産廃問題や悪臭問題についてみんなで考える、声を聞く、学習する機会になります。
僕は、平成29年 3月議会の一般質問でも「悪臭」「産廃問題」を取り上げて市長・市に以下の質問をしました。

・・・
産廃施設の悪臭問題について

2016年2月8日に明らかになった、タナカ興業の産廃処理施設(新城工場)の試運転(経済建設委員会の報告より)からおよそ1年を迎えます。その後、悪臭・汚水の発生、地域住民や企業団地の企業からの被害報告、市職員の対応など、さまざまな問題が発生しました。私は、その度に市民のみなさんの声を議会に届け、市当局と質疑してきました。以下、伺う。

(1)タナカ興業の産廃施設が操業(試運転含む)する前と後で、本市に住民から寄せられた、新城工場周辺の悪臭の苦情・被害件数の総数は、それぞれ何件(2016年2月8日前後1年間の比較で)なのか伺う。

(2)「子どもと環境を守るママの会」や地元の人々は、穂積市長に対し、学校・教育施設から1キロ圏内の臭気規制を求めています。この要望に対する本市の認識と進捗状況を伺う。

(3)2017年2月20日、新城市民は、愛知県の条例に基づき、穂積市長に対し「調査請求書」が提出されたとの事ですが、「調査請求書」の内容について伺う。

・・・

市の答弁から、悪臭で困っている子どもたちや住民の方が実際にいる事が、明らかになりました。

多くの方に、現場の声を聞いて頂きたいと思います。
苦しんでいる子どもや市民の方を救うために市長・議会・市役所、そして、
政治があるのではないでしょうか?

大好きな、新城市!
自然豊かな新城! 

もっともっと、みんなが納得出来る。自然環境を守り、住みやすいまちづくりをするために、みなさんの声を聞いて、これからも議会に届けて、変えていきたいと思います。

今日も、ご訪問ありがとうございます。



2017年04月04日

第22号議案「平成29年度新城市一般会計予算案」に対する反対討論

今日は、第22号議案「平成29年度新城市一般会計予算案」に対する反対討論です。
3月議会は、「予算議会」と言われるように、その年度の市行政の主な事業と予算、そして、何よりも首長が、どのような方針のもとで納税者のみなさんの暮らしに向き合うのかを明らかにし、議会のチェックと承認を求めることになります。

新城市の議会は、市長の「予算大綱説明」があるにもかかわらず、条例によって「会派制」を廃止したため、他の自治体で行われている会派別による「代表質問」が出来ません。その代わりに委員会の代表が、委員会を代表して質問するという「ネジレ」というか、歪み・矛盾も起きています。

例えば、僕が所属する厚生文教委員会の代表が、なぜか、市長の次期選挙への思いを質問したいと主張する、という矛盾です。

会派別の「代表質問」なら当然の質問が、新城市議会では、それぞれの各委員会に所属する、考え方も党派も異なる市議のコンセンサスを前提にするため、「その質問は、厚生文教にはそぐわないのでは?」という疑問や異議が生まれるのです。

僕は、3月議会では、日本共産党の「代表質問」という位置付けで、この予算案の質疑を行い、また、市長の「予算大綱説明」という文書とセットで討論しています。最初に総論、次に各論(主な予算)で討論します。



・・・

第22号議案「平成29年度新城市一般会計予算案」に反対する立場から討論を行います。

日本共産党の浅尾洋平です。

本予算案は、穂積市長の「予算大綱説明」を読みますと、

「人口減少時代に待ち受ける前人未到の諸課題に果敢に取り組む(2ページ)」ため、「自分たちの地域は自分たちの力で守り、育てる」という立場で、
まちづくりを展望する、という位置づけで、まとめられました。

しかし「自分たちの地域を自分たちの力で」と言いながら、
1ページ目には、

「限られた人口、雇用、資源などを地方が奪い合ったり、流出抑止の名のもとに囲い込んだりする立場を斥け」、
「まち・ひと・しごと」の流動化・交流化・交流人口を加速する、とも位置づけています。

みなさん、ご承知の通り、本市の人口は、合併10年で、約5000人も減少し、
当初の5万人(現在、有権者4万人)を大きく割り込み、今後も、少子高齢化は進み、愛知県下の「市」で唯一「消滅可能性都市」との、烙印を押される始末です。

つまり、自然増減をうわまわるペースで、どんどん人口流出する可能性があるのです。

また、実際に、内閣府の「東京圏への一極集中に関する論点」の資料でも明らかですが、若者や人口流出は、東京や、名古屋、大阪の大都市へ流出しており、実際は、地方同士の(人口の奪い合いとか囲い込みという)問題ではなく、大都会が一人勝ちのように、地方の若者や人口を吸い取っている。奪っている、というのが実際の大問題なんです。

問題は、東京への若者流出、東京への一極集中。ここが問題なのです。

そうなると、本市の「人口ビジョン」や「総合政策」は、根本のところで、大きな矛盾を抱えるのではないか、と思います。
すなわち、新城市の市民のみなさんに対する、納税者に対する、本市の独自の施策は、いったいどうなるのか。

例えば、予算のついた、ある政策があるとして、それは誰のための施策なのか、という、問いかけが、常に生じるのではありませんか?

他の自治体は、自分のまちの人口流出を食い止めるために、懸命に、独自の政策を次々と打ち出しています。例えば、

豊川市の小中学校(全ての普通教室)へのクーラー設置や「ワンコインのがん検診」しかり、
東栄町・設楽町の18歳までの医療費無料化しかり、子育て世代や若者を対象とした定住促進の諸政策しかり、

田原市の学校給食費の部分的無料化の検討、医学生への奨学金制度しかり、であります。
市に税金を払っている「納税者」に対し、その福祉と暮らしを向上させるための、独自の施策で応えているのです。

他の市町村では、少子高齢化・人口減少時代の中で、生き残りをかけて、
子育て、福祉、医療の充実にしっかり目を向けているのです。
本市も、ようやく県下1、2位を争う高さの国保税を下げましたが、このような、市民のくらしを守る政策を行って頂きたいと思います。

さて、本市の平成29年度予算では、アベノミクスによる税収の大幅増や、
新東名開通による人・モノの、巨大な流動化による「特需」の期待も、残念ながら裏切られたかたちであります。

予算では、地方交付税も前年度比で1億3,000万円もの減額、この数年間減り続けています。今後さらに人口も減少し、納税者も減り、高齢化が進み、このままでは、本市の未来は、どうなるのか?という不安と危ぐの声が市民からよせられています。

私は、予算案の質疑で、

例えば、
◎6400万円にのぼる、議場等改修事業は必要なのか、と質問しました。

それに対し、市の答弁は、「音響設備」などの見積もり比較・複数(業者)の見積もりを行っていないことがわかりました。
これでは、6400万円もの税金投入の適正さが分かりません。

また、◎3700万円もの高速バス運行事業は必要なのか、と質問しました。

当局は、続ける、とのことですが、
いま1台あたり4人しか乗車しておらず、
今期の見積もりは目標で、バス1台あたり8.3人というバス事業に、
3700万円もの税金を投入する、その適正な根拠は、あるのでしょうか。採算ベースは24人なんです。

◎今回の予算案では、東郷東小学校の運動場の雨漏りなどの修繕する予定であり、私は評価しますが、市内には、他に、同じような大規模修繕が必要な学校施設があり、一気に行うべきではないでしょうか?

再三、私は、要望していますが、千郷中学校のプールはボロボロで、生徒がケガをしています。

市当局は「順次やっていく」とのことですが、市民のみなさんの我慢は、かなり限界のところまできています。

市民からは「学校の修繕の順番に不公平感を感じる」(地域間の格差)という声まで聞こえてきます。

やはり危険が及んでいる施設は、一刻も早く整備する必要があると思います

私は、新城市政は、
もっと、市民のみなさんの暮らし、福祉、医療、子どもたちの教育向上によりそった、本市独自の施策があってもいいのではないか、と思いました。

私の一般質問では、
本市の「子どもの貧困」にかかわって、世帯年収の落ち込み・引きこもり(不登校)の深刻さ、

新城市民病院の診療科の後退、
そして環境を悪化させている産廃の悪臭問題などが、数値とデータで浮き彫りになったと思います。

穂積市長の「予算大綱説明」、平成29年度予算案には、
私が、問いかけた、格差・貧困の是正、医療・福祉の充実、環境・教育を守るという観点からの具体的な施策が乏しいのであります。

「世界新城アライアンス会議」「高速バス事業」など、はなばなしいイベントを行っているが、もっと市内の小中学校の老朽化施設の問題や子どもの貧困問題を見てほしい。もっと、人口流出を止める市独自の政策が欲しいという声も、私のところには寄せられています。

以上、本市の市民のみなさんが、苦しい経済状況納税者中で、必死で納めている税金は、
もっと、もっと、市民のみなさんの暮らし向上に直結するかたちで、投じられるべきだと強調しまして、反対討論といたします。

・・・

反対討論 浅尾洋平議員 加藤芳夫議員 
賛成討論 山口洋一議員 山崎祐一議員 
(※事前に討論通告を提出して討論した議員) 





今日も、ご訪問ありがとうございます。



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プロフィール
浅尾洋平
浅尾洋平
浅尾洋平(あさお ようへい)

1977年生まれ。
千郷小・千郷中・豊川高校卒
豊橋市立看護専門学校卒
1998年〜2009年豊橋市民病院、育児休暇取得。救命センターICU・手術室を経験
2009年〜2012年新城市民病院で看護師として勤務し退職。JPTEC認定取得(外傷病院前救護処置)
2011年度 新城市省エネコンテスト 削減率部門第3位受賞。日本共産党新城市福祉・子育て対策室長 2013年 新城市議に初当選し 現在3期目。
家族は妻、1男1女