2017年01月30日
水道事業に関わる補正予算(第195号議案・第197号議案)の反対討論
今日は、第195号議案「平成28年度新城市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)」と第197号議案「平成28年度新城市水道事業会計補正予算(第1号)」という、水道事業に関わる2つの議案への反対討論をアップします。
・・・
第195号議案「平成28年度新城市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)」
日本共産党の浅尾洋平です。反対討論を行います。
この「簡易水道事業の特別会計補正予算」は、今後、本市が、進める「水道事業の統合」に備えて計上されるものです。
その点で、私は、合併して10年、本市の「水道事業の統合」にいたるプロセスの説明不足、そして市民生活への「水」というライフラインの影響などを考えますと、大きな「危ぐ」をもっております。
この議案で、私たちが問われていますのは、単なる「お金」の出し入れ・帳尻りを合わせる「補正予算」の是非というよりは、新城市で生きる私たちの「水道事業」(簡易水道を含みます)が、これまで、どうだったのか。そして、これからの人口減少時代に、どうなっていくのか、という課題であります。
私は、今議会を通して、本市の、市民に対する「説明責任」が果たされたとは思われません。今後の対策・見通しもはっきりしていないのではないか、と考えるため、反対いたします。
・・・
第197号議案「平成28年度新城市水道事業会計補正予算(第1号)」
日本共産党の浅尾洋平です。反対討論を行います。
この議案は、第195議案にも述べました通り、本市の水道事業の統合に関わるものであります。
「水道事業の統合」には、システムの変更をはじめ、さまざまな問題があることは、私は、理解をしているところです。
この議案は「補正予算」でありますから、今後の「水道事業の統合」に関わる新たな予算措置であります。その名目は「システム改修費」ということになっております。
しかし、さきほどから何度も指摘しておりますように、本議案の背景にある「水道事業の統合」にいたる本市の「説明責任」、そして「統合が抱える影響・問題」、さらに今後の水道事業に対する計画などの大枠や見通しを、しっかり、市民のみなさんに明らかにしない中での、この統合については、市民レベルでの議論がなく「補正予算」をつけるのはやはり問題ではないか、と考えまして反対討論といたします。
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今日も、ご訪問ありがとうございます。
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第195号議案「平成28年度新城市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)」
日本共産党の浅尾洋平です。反対討論を行います。
この「簡易水道事業の特別会計補正予算」は、今後、本市が、進める「水道事業の統合」に備えて計上されるものです。
その点で、私は、合併して10年、本市の「水道事業の統合」にいたるプロセスの説明不足、そして市民生活への「水」というライフラインの影響などを考えますと、大きな「危ぐ」をもっております。
この議案で、私たちが問われていますのは、単なる「お金」の出し入れ・帳尻りを合わせる「補正予算」の是非というよりは、新城市で生きる私たちの「水道事業」(簡易水道を含みます)が、これまで、どうだったのか。そして、これからの人口減少時代に、どうなっていくのか、という課題であります。
私は、今議会を通して、本市の、市民に対する「説明責任」が果たされたとは思われません。今後の対策・見通しもはっきりしていないのではないか、と考えるため、反対いたします。
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第197号議案「平成28年度新城市水道事業会計補正予算(第1号)」
日本共産党の浅尾洋平です。反対討論を行います。
この議案は、第195議案にも述べました通り、本市の水道事業の統合に関わるものであります。
「水道事業の統合」には、システムの変更をはじめ、さまざまな問題があることは、私は、理解をしているところです。
この議案は「補正予算」でありますから、今後の「水道事業の統合」に関わる新たな予算措置であります。その名目は「システム改修費」ということになっております。
しかし、さきほどから何度も指摘しておりますように、本議案の背景にある「水道事業の統合」にいたる本市の「説明責任」、そして「統合が抱える影響・問題」、さらに今後の水道事業に対する計画などの大枠や見通しを、しっかり、市民のみなさんに明らかにしない中での、この統合については、市民レベルでの議論がなく「補正予算」をつけるのはやはり問題ではないか、と考えまして反対討論といたします。
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2017年01月27日
第188号議案=水道料金変更等の条例改正に対する反対討論
今日は、引き続き、昨年12月議会の第188号議案=「簡易水道事業」を廃止し「水道事業」へ統合することによって、
利用者の水道料金変更等に関わる議案の反対討論の主な内容をアップします。
・・・
第188号議案「新城市水道事業給水条例の一部改正」への反対討論
この議案は、さきほど述べた通り「簡易水道」と「水道事業」とを統一するため、新たな水道料金の体系を定めるものだと理解しております。この議案もまた、本市の、市民生活・企業運営への影響が大きいと思われます。
今議会の質疑で明らかになったことは、いろいろありますが、主に「簡易水道」についてふれますと、
1つ、「簡易水道と水道事業との統合」によって、「簡易水道」を
「利用している方」の旧料金体系が、値上がりするのではないか、ということであります。
2つ、そのうち、一番高くなるのは、いわゆる「100ミリ」の料金帯で、なんと65%も増加するということであります。たしか「学校のプール」という答弁がございました。あと官公署、病院、工場なども大幅にあがる、と言われております。こういう場合、本市は、5年間の激変の緩和措置を取られるとのことで、まずはホッとしておりますが、その先は、いったいどうなっていくのか。当局のいう「適正価格」は分からないのであります。
3つ、最も下がるのは「13ミリ」に該当する方々で、25%ほど下がるとのことです。この方々は、主に「一般家庭の方が多い」という答弁であります。
4つめ、現在の「水道事業の方」は「料金は変わらない」ということでございます。
以上、こうした水道料金の話は、市民にとって、たいへんデリケートな問題であり、その点で、本市は、市民のみなさんに説明する責任があるのではないか。市民のみなさんからは「ほとんど説明されていない」という意見をいただきました。
(事前の資料請求・議員への説明のみ)

私は、こういう本市の「説明責任」のあり方に、疑問を持つものです。
水道事業の統合後の、おおよその料金の改定を知った、ある市民の方は「なぜ、そんな大切なことを今まで知らせてくれなかったの?」と、驚いていました。
さらに、今後の本市の水道料金は、東三河の自治体の中では、設楽町に次ぐ高さになる、という話も出ております。「水」は、私たちの暮らしに欠かせないものですし、今後、人口減少によって、その需要が減っていきますと、水道料金も上がり続けていくかもしれない、という市民から不安の声も聞いております。
(平成28年11月16日に開催の全員協議会で、当局が全議員へ説明した時の資料の一部)




市の職員のみなさんが、水道にかかわる現場で、たいへん頑張っている事は理解しています。
しかし私は、合併からこれまでの過去と、いま現在まで、新城市当局から、その都度の経過説明など「水」の問題、水道事業の統合の話など、もちろん難しい問題だと思いますが、本市が、その段階ごとで、市民のみなさんに説明責任を果たしてきたのかどうか疑問がありますので、反対といたします。
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今日も、ご訪問ありがとうございます。
利用者の水道料金変更等に関わる議案の反対討論の主な内容をアップします。
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第188号議案「新城市水道事業給水条例の一部改正」への反対討論
この議案は、さきほど述べた通り「簡易水道」と「水道事業」とを統一するため、新たな水道料金の体系を定めるものだと理解しております。この議案もまた、本市の、市民生活・企業運営への影響が大きいと思われます。
今議会の質疑で明らかになったことは、いろいろありますが、主に「簡易水道」についてふれますと、
1つ、「簡易水道と水道事業との統合」によって、「簡易水道」を
「利用している方」の旧料金体系が、値上がりするのではないか、ということであります。
2つ、そのうち、一番高くなるのは、いわゆる「100ミリ」の料金帯で、なんと65%も増加するということであります。たしか「学校のプール」という答弁がございました。あと官公署、病院、工場なども大幅にあがる、と言われております。こういう場合、本市は、5年間の激変の緩和措置を取られるとのことで、まずはホッとしておりますが、その先は、いったいどうなっていくのか。当局のいう「適正価格」は分からないのであります。
3つ、最も下がるのは「13ミリ」に該当する方々で、25%ほど下がるとのことです。この方々は、主に「一般家庭の方が多い」という答弁であります。
4つめ、現在の「水道事業の方」は「料金は変わらない」ということでございます。
以上、こうした水道料金の話は、市民にとって、たいへんデリケートな問題であり、その点で、本市は、市民のみなさんに説明する責任があるのではないか。市民のみなさんからは「ほとんど説明されていない」という意見をいただきました。
(事前の資料請求・議員への説明のみ)

私は、こういう本市の「説明責任」のあり方に、疑問を持つものです。
水道事業の統合後の、おおよその料金の改定を知った、ある市民の方は「なぜ、そんな大切なことを今まで知らせてくれなかったの?」と、驚いていました。
さらに、今後の本市の水道料金は、東三河の自治体の中では、設楽町に次ぐ高さになる、という話も出ております。「水」は、私たちの暮らしに欠かせないものですし、今後、人口減少によって、その需要が減っていきますと、水道料金も上がり続けていくかもしれない、という市民から不安の声も聞いております。
(平成28年11月16日に開催の全員協議会で、当局が全議員へ説明した時の資料の一部)




市の職員のみなさんが、水道にかかわる現場で、たいへん頑張っている事は理解しています。
しかし私は、合併からこれまでの過去と、いま現在まで、新城市当局から、その都度の経過説明など「水」の問題、水道事業の統合の話など、もちろん難しい問題だと思いますが、本市が、その段階ごとで、市民のみなさんに説明責任を果たしてきたのかどうか疑問がありますので、反対といたします。
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2017年01月24日
元自民市議、日本共産党の候補として当選!!
僕は、新年の最初のブログエントリー記事で、自分が想像しなかったような「新しい政治」の到来について書きました。→http://asao.dosugoi.net/e940695.html
それは日本共産党の党大会の感想でもありました。
ところが、早速、僕の気持ちにピタッと来るニュースを読みました。
それは22日投開票された静岡県菊川市議会議員選挙(定数17、立候補者24人)の記事です。なんと「元自民党市議」という経歴を持つ横山隆一さん(64)が、今回の市議選で日本共産党から立候補し、初当選を果たし、党の現議席を確保したというのです。
僕は、小沢一郎さんの挨拶にも驚きましたが、元自民党市議さんが日本共産党に入党し、党の立場から議員になられるという現情勢の変化にも驚きです。もちろん自民党の行き詰まり、安倍政権の悪政が、横山さんを変えたのです!!
今日は、日刊紙の「しんぶん赤旗」からの記事です。

横山さんは、1998年~2009年まで菊川市議を務めました。
当初は自民党会派に所属していましたが、“住民のため”ではなく、市長の言う事になんでも賛成の議会に疑問を抱き、浜岡原発のプルサーマル計画導入に反対して自民党を離党。市議を辞めたあと、戦争法強行など、安倍政権の暴走政治に「もう、黙っていられない」「市民と野党の共闘で今の政治を変えたい」と日本共産党に入党しました。
「住民のためにものが言える日本共産党の議席が必要」と勇退する田島市議のバトンを引き継いで、再び立候補の決意をしたとのことです。
22日の投開票で、横山さんが当選されました。おめでとうございます!!
・・・
今の、自民党・公明党の安倍政権が暴走している=民主主義を破壊しているということは、誰の目にも明らかになりつつあります。
日本の経済成長のために「カジノで良くする」とかいって国民の反対世論を無視して強行するなんて、ギャンブル依存症が増やし、まちを破壊するだけです。
安倍政権の存続は、国民の不幸が増えるだけではないでしょうか?
国会も地方もそうですが、首相や首長に何でも賛成の議会では良くなりません。
今こそ、市民の声に耳を傾ける政治が必要です。
子供からお年寄り、障がい者まで、優しいまちづくりの政治が求められています。
僕は、市民のみなさんと一緒に「政治は変えられる」「政治を変えたい」、この想いを共有してこれからも頑張っていきたいと思います。
今日も、ご訪問ありがとうございます。
それは日本共産党の党大会の感想でもありました。
ところが、早速、僕の気持ちにピタッと来るニュースを読みました。
それは22日投開票された静岡県菊川市議会議員選挙(定数17、立候補者24人)の記事です。なんと「元自民党市議」という経歴を持つ横山隆一さん(64)が、今回の市議選で日本共産党から立候補し、初当選を果たし、党の現議席を確保したというのです。
僕は、小沢一郎さんの挨拶にも驚きましたが、元自民党市議さんが日本共産党に入党し、党の立場から議員になられるという現情勢の変化にも驚きです。もちろん自民党の行き詰まり、安倍政権の悪政が、横山さんを変えたのです!!
今日は、日刊紙の「しんぶん赤旗」からの記事です。

横山さんは、1998年~2009年まで菊川市議を務めました。
当初は自民党会派に所属していましたが、“住民のため”ではなく、市長の言う事になんでも賛成の議会に疑問を抱き、浜岡原発のプルサーマル計画導入に反対して自民党を離党。市議を辞めたあと、戦争法強行など、安倍政権の暴走政治に「もう、黙っていられない」「市民と野党の共闘で今の政治を変えたい」と日本共産党に入党しました。
「住民のためにものが言える日本共産党の議席が必要」と勇退する田島市議のバトンを引き継いで、再び立候補の決意をしたとのことです。
22日の投開票で、横山さんが当選されました。おめでとうございます!!
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今の、自民党・公明党の安倍政権が暴走している=民主主義を破壊しているということは、誰の目にも明らかになりつつあります。
日本の経済成長のために「カジノで良くする」とかいって国民の反対世論を無視して強行するなんて、ギャンブル依存症が増やし、まちを破壊するだけです。
安倍政権の存続は、国民の不幸が増えるだけではないでしょうか?
国会も地方もそうですが、首相や首長に何でも賛成の議会では良くなりません。
今こそ、市民の声に耳を傾ける政治が必要です。
子供からお年寄り、障がい者まで、優しいまちづくりの政治が求められています。
僕は、市民のみなさんと一緒に「政治は変えられる」「政治を変えたい」、この想いを共有してこれからも頑張っていきたいと思います。
今日も、ご訪問ありがとうございます。
2017年01月22日
第187号議案=水道事業の統合・設置に対する反対討論。
今日は、新城市・鳳来町・作手村の合併による「簡易水道事業」と「水道事業」との統合に関する条例改正への主な反対討論です。
僕が反対したポイントは、穂積市政の説明責任でした。市民生活に直結する重大な問題を、なぜ、事前に広く市民や事業者に伝えなかったのか。人口減少が進むなか、この先の水道事業の経営・将来も大きな課題です。
・・・
第187号議案「新城市水道事業及び工業用水道事業の設置等に関する条例の一部改正」への反対討論です。
日本共産党の浅尾洋平です。反対討論を行います。
この議案は、提案された条例を読めば、簡易水道事業の廃止と新たな水道事業の統合・新設だということが分かります。しかし、統合・新設は、あまりにも規模が大きく、市民生活・企業運営への影響も大きいと思われます。
私の本会議質疑では、「この条例改正に至った経緯と主な内容を伺う」との質問に、市の主な答弁は、統合に至った経緯は、国の平成26年の補助制度の見直しを受けて、簡易水道は、合理化し、統合していくというものでした。
私はこうした内容等を、市民のみなさんに説明し、声を聞くと、
「この水道事業の統合によって、市民生活や企業などの大口の水道料金はどうなるのか?」
「上がるのか? 下がるのか?」
「この先、人口減少が進んでいく中で、水需要が減り、水道事業の経営状況はどうなるのか?」
(こんな反応が返ってきます)
そして、市民の生活にかかわる、水の、重大な問題を、市が、ほとんど周知・説明されていないことが分かりました。料金に関しては「簡易水道」利用者の大口のところ(例えば鳳来中学のプール、病院・事業所・工場など)が上がること、その中には最高65%もの増加の対象も出てくるため、激変の緩和措置をとらねばならない、そういうこともわかりました。
こうした、情報の内容も、今議会の中で質疑をすることによって明らかになった事です。私は、市民のみなさんの声、企業・経営者の方々の声、とりわけ、市民レベルの議論がなく進められていくことに危惧を感じております。
また、他にも市の答弁にありましたが、水道事業は、
・「水道事業は固定費の割合が大きく、給水量が減少してもコストがあまり減少しないという特性を持っている」こと。
・その一方で「人口の減少は、独立採算性を原則として経営の圧迫、施設稼働率の低下などさまざまな問題に対応すること」。そうした中で、特に「施設の計画インフラ整備等が重要課題であること」などの答弁がありました。
そういう意味では、水道事業の展望と言いますか、「見通し」と十分な「対策」が、本当に大切であります。この議案が通ったら「説明します」という答弁では、市民のみなさんは、困惑するのではないでしょうか?
合併から10年がたち、ほとんど、その観点からの周知・説明が(市民へ)少なかったこと、将来の展望も「交流人口を計画的に増やすこと」に対しては私も賛成しますが、これだけでは、市民は、たいへんな「危ぐ」と「不安」をもちます。
以上のことから、反対いたします。
・・・
今日も、ご訪問ありがとうございます。
僕が反対したポイントは、穂積市政の説明責任でした。市民生活に直結する重大な問題を、なぜ、事前に広く市民や事業者に伝えなかったのか。人口減少が進むなか、この先の水道事業の経営・将来も大きな課題です。
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第187号議案「新城市水道事業及び工業用水道事業の設置等に関する条例の一部改正」への反対討論です。
日本共産党の浅尾洋平です。反対討論を行います。
この議案は、提案された条例を読めば、簡易水道事業の廃止と新たな水道事業の統合・新設だということが分かります。しかし、統合・新設は、あまりにも規模が大きく、市民生活・企業運営への影響も大きいと思われます。
私の本会議質疑では、「この条例改正に至った経緯と主な内容を伺う」との質問に、市の主な答弁は、統合に至った経緯は、国の平成26年の補助制度の見直しを受けて、簡易水道は、合理化し、統合していくというものでした。
私はこうした内容等を、市民のみなさんに説明し、声を聞くと、
「この水道事業の統合によって、市民生活や企業などの大口の水道料金はどうなるのか?」
「上がるのか? 下がるのか?」
「この先、人口減少が進んでいく中で、水需要が減り、水道事業の経営状況はどうなるのか?」
(こんな反応が返ってきます)
そして、市民の生活にかかわる、水の、重大な問題を、市が、ほとんど周知・説明されていないことが分かりました。料金に関しては「簡易水道」利用者の大口のところ(例えば鳳来中学のプール、病院・事業所・工場など)が上がること、その中には最高65%もの増加の対象も出てくるため、激変の緩和措置をとらねばならない、そういうこともわかりました。
こうした、情報の内容も、今議会の中で質疑をすることによって明らかになった事です。私は、市民のみなさんの声、企業・経営者の方々の声、とりわけ、市民レベルの議論がなく進められていくことに危惧を感じております。
また、他にも市の答弁にありましたが、水道事業は、
・「水道事業は固定費の割合が大きく、給水量が減少してもコストがあまり減少しないという特性を持っている」こと。
・その一方で「人口の減少は、独立採算性を原則として経営の圧迫、施設稼働率の低下などさまざまな問題に対応すること」。そうした中で、特に「施設の計画インフラ整備等が重要課題であること」などの答弁がありました。
そういう意味では、水道事業の展望と言いますか、「見通し」と十分な「対策」が、本当に大切であります。この議案が通ったら「説明します」という答弁では、市民のみなさんは、困惑するのではないでしょうか?
合併から10年がたち、ほとんど、その観点からの周知・説明が(市民へ)少なかったこと、将来の展望も「交流人口を計画的に増やすこと」に対しては私も賛成しますが、これだけでは、市民は、たいへんな「危ぐ」と「不安」をもちます。
以上のことから、反対いたします。
・・・
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2017年01月20日
第176号議案「新城市個人番号に関する条例」に対する反対討論
12月議会での議案審議での反対討論の内容をブログにUPしていきます。
12月16日に本議会で、12月議会に提出された、各議案の反対討論・賛成討論が行われました。
今日は、個人番号における、マイナンバーに関する条例の改正についての反対討論の主な内容をアップします。
・・・
第176号議案 新城市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する
条例の一部改正
日本共産党の浅尾洋平です。反対の立場から討論を行います。
この議案は、国の、いわゆる「マイナンバー法」(正式名称は「行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号等に関する法律」)の一部改正にともなう、本市条例の改正であります。
その内容は、従来、国の個人番号にかかわるマイナンバー法の「第19条9号」にあった「地方公共団体の機関が、条例で定めるところにより、当該地方公共団体の他の機関に、その事務を処理するために必要な限度で特定個人情報を提供するとき。」という、条例の根拠が、今回の国の改正で「第10号」に整理されたため、市条例も改正するものと理解します。
これは、単に法番号の改正にともなうものと理解されますが、法律自体の問題点が解消されたわけでありません。
いわゆる「マイナンバー法」については、今年から、日本国内に住民登録している方々全員に12桁の番号を割り振り、国が一元管理する「マイナンバー制度」の運用が始まったところです。
本市の状況は、どうでしょうか。
個人番号カードの交付件数は、11月30日現在、2946件であり、交付率は全国を下回る6%です。果たして本格運用と言えるでしょうか。
「個人番号カード」については、多くの個人情報が集積されているため、紛失・盗難にあえば、詐欺や「なりすまし」などに悪用されかねない、と市民からの批判や不安が、まだ、ふっしょくされていないのではないでしょうか。事実、上司のカードを不正に入手した疑いで、マイナンバー法違反容疑で初逮捕という報道があったばかりです。
さらに今年11月、マイナンバー制度の運用を一手に担い、運営の不透明さが指摘されている総務省の法人「地方公共団体情報システム機構」に対し、全国20の政令市だけで124億円以上の負担金を同機構に支払ったこと報じられ、新たな公共事業ではないか、と市民から批判があがっております。
私は、このような不安と危険性が残るマイナンバー法に反対することをもって、本市の条例改正に反対いたします。
・・・
今日も、ご訪問ありがとうございます。
参考資料

12月16日に本議会で、12月議会に提出された、各議案の反対討論・賛成討論が行われました。
今日は、個人番号における、マイナンバーに関する条例の改正についての反対討論の主な内容をアップします。
・・・
第176号議案 新城市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する
条例の一部改正
日本共産党の浅尾洋平です。反対の立場から討論を行います。
この議案は、国の、いわゆる「マイナンバー法」(正式名称は「行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号等に関する法律」)の一部改正にともなう、本市条例の改正であります。
その内容は、従来、国の個人番号にかかわるマイナンバー法の「第19条9号」にあった「地方公共団体の機関が、条例で定めるところにより、当該地方公共団体の他の機関に、その事務を処理するために必要な限度で特定個人情報を提供するとき。」という、条例の根拠が、今回の国の改正で「第10号」に整理されたため、市条例も改正するものと理解します。
これは、単に法番号の改正にともなうものと理解されますが、法律自体の問題点が解消されたわけでありません。
いわゆる「マイナンバー法」については、今年から、日本国内に住民登録している方々全員に12桁の番号を割り振り、国が一元管理する「マイナンバー制度」の運用が始まったところです。
本市の状況は、どうでしょうか。
個人番号カードの交付件数は、11月30日現在、2946件であり、交付率は全国を下回る6%です。果たして本格運用と言えるでしょうか。
「個人番号カード」については、多くの個人情報が集積されているため、紛失・盗難にあえば、詐欺や「なりすまし」などに悪用されかねない、と市民からの批判や不安が、まだ、ふっしょくされていないのではないでしょうか。事実、上司のカードを不正に入手した疑いで、マイナンバー法違反容疑で初逮捕という報道があったばかりです。
さらに今年11月、マイナンバー制度の運用を一手に担い、運営の不透明さが指摘されている総務省の法人「地方公共団体情報システム機構」に対し、全国20の政令市だけで124億円以上の負担金を同機構に支払ったこと報じられ、新たな公共事業ではないか、と市民から批判があがっております。
私は、このような不安と危険性が残るマイナンバー法に反対することをもって、本市の条例改正に反対いたします。
・・・
今日も、ご訪問ありがとうございます。
参考資料

2017年01月18日
日本の政治の新しい時代を迎えて
みなさん、明けましておめでとうございます。
ことしも、よろしくお願います。
日本共産党は、今年1月15日から第27回党大会を静岡県熱海市内で開催しています。18日まで。
党大会は、今後の党の方針を、代議員みんなで話し合って決める会議です。
僕は前回の第26回党大会に参加し、暴走する安倍政権に対抗する日本共産党の存在を力強く感じ、全国津々浦々から集まった地方からの参加者の発言に大いに励まされました。
→ リンクhttp://asao.dosugoi.net/e604391.html
今回の第27回 党大会では、安倍政権の暴走阻止に奮闘する大きな共同・連帯がクローズアップされました。僕は、日本の政治の新しい時代の幕開けだと感じました。

日本共産党は創立して、今年で95年になりますが、党の歴史上はじめて、党大会で、野党の民進党・自由党・社民党・「沖縄の風」の3野党・1会派の代表が参加してあいさつされました。また野党と市民の共闘で勝利した沖縄県翁長知事、岩手県達増知事、新潟県米山知事からも心のこもったメッセージが寄せられました。
民進党の安住氏は「1日も早く体制を整えて、みなさんとともに来るべき決戦に備えたい」と表明。
自由党の小沢氏は「野党がより緊密な協力関係を構築して、政権交代を実現しよう」。
社民党の吉田氏は「野党4党が固く連携して安倍政権に対峙していこう」。
糸数氏は、沖縄がおかれている許されない状況と安倍政権のデタラメを告発し、「野党が力を合わせて、戦争できない国をつくるために頑張りたい」と語りました。
(4野党のムービー)
僕は、インターネット中継で、野党それぞれの代表のあいさつを聞き、「こんなことは、これまでなかったし、想像すらしなかった。すごい大会になったなあ」と思ったのです。一緒に見た年配の方は「野党共闘は、ほとんど常識になったのう」とおっしゃいました。
実は、自由党から小沢一郎さんが参加するとは思わなかったので驚きました。そして、いつもなら志位委員長の報告や参加者の発言を聞いて学んでいく大会なのですが、大会初日、4野党の代表のあいさつは、それぞれの立場から、いまの政治を、どのように考えるのか、どんな深刻な政治課題がのぼっているのか、よくわかり、勉強になりました。
そして僕は、3つのことを思いました。
第一に、野党と市民が共闘した選挙は勝てる、という確信です(昨年の参院選1人区)。しっかりした共通の政策があるからです。
第二に、「隠れ共産党宣言」(岡山大学の先生のコラム)という市民の方々が増えているという状況への確信です。実は、市民のみなさんは、日本共産党の綱領と政策を、偏見なく、まっすぐに見てくれているのです。
第三に、安倍政権が、ウソとルール破りで強権政治を推し進めるならば、こちらは、野党が連携し、真実と民主主義の尊重で対抗するという心構えです。
いよいよ今年は選挙の年です。国政選挙があるでしょうし、新城市のダブル選挙もあります。どうしても日本共産党の議席を増やさなければなりません!!
衆院愛知14区の予定候補者・金原のぶゆき候補(新城市在住)は「市町村合併で、周辺地域がさびれている。このままでは人口も増えない。国政の立場から改革していきたい」と決意表明し、選挙区の全域を、連日、宣伝しています。
いつでも、どこでも、お気軽にお声をかけてください。
市民のみなさん、今年もよろしくお願いします。
ことしも、よろしくお願います。
日本共産党は、今年1月15日から第27回党大会を静岡県熱海市内で開催しています。18日まで。
党大会は、今後の党の方針を、代議員みんなで話し合って決める会議です。
僕は前回の第26回党大会に参加し、暴走する安倍政権に対抗する日本共産党の存在を力強く感じ、全国津々浦々から集まった地方からの参加者の発言に大いに励まされました。
→ リンクhttp://asao.dosugoi.net/e604391.html
今回の第27回 党大会では、安倍政権の暴走阻止に奮闘する大きな共同・連帯がクローズアップされました。僕は、日本の政治の新しい時代の幕開けだと感じました。

日本共産党は創立して、今年で95年になりますが、党の歴史上はじめて、党大会で、野党の民進党・自由党・社民党・「沖縄の風」の3野党・1会派の代表が参加してあいさつされました。また野党と市民の共闘で勝利した沖縄県翁長知事、岩手県達増知事、新潟県米山知事からも心のこもったメッセージが寄せられました。
民進党の安住氏は「1日も早く体制を整えて、みなさんとともに来るべき決戦に備えたい」と表明。
自由党の小沢氏は「野党がより緊密な協力関係を構築して、政権交代を実現しよう」。
社民党の吉田氏は「野党4党が固く連携して安倍政権に対峙していこう」。
糸数氏は、沖縄がおかれている許されない状況と安倍政権のデタラメを告発し、「野党が力を合わせて、戦争できない国をつくるために頑張りたい」と語りました。
(4野党のムービー)
僕は、インターネット中継で、野党それぞれの代表のあいさつを聞き、「こんなことは、これまでなかったし、想像すらしなかった。すごい大会になったなあ」と思ったのです。一緒に見た年配の方は「野党共闘は、ほとんど常識になったのう」とおっしゃいました。
実は、自由党から小沢一郎さんが参加するとは思わなかったので驚きました。そして、いつもなら志位委員長の報告や参加者の発言を聞いて学んでいく大会なのですが、大会初日、4野党の代表のあいさつは、それぞれの立場から、いまの政治を、どのように考えるのか、どんな深刻な政治課題がのぼっているのか、よくわかり、勉強になりました。
そして僕は、3つのことを思いました。
第一に、野党と市民が共闘した選挙は勝てる、という確信です(昨年の参院選1人区)。しっかりした共通の政策があるからです。
第二に、「隠れ共産党宣言」(岡山大学の先生のコラム)という市民の方々が増えているという状況への確信です。実は、市民のみなさんは、日本共産党の綱領と政策を、偏見なく、まっすぐに見てくれているのです。
第三に、安倍政権が、ウソとルール破りで強権政治を推し進めるならば、こちらは、野党が連携し、真実と民主主義の尊重で対抗するという心構えです。
いよいよ今年は選挙の年です。国政選挙があるでしょうし、新城市のダブル選挙もあります。どうしても日本共産党の議席を増やさなければなりません!!
衆院愛知14区の予定候補者・金原のぶゆき候補(新城市在住)は「市町村合併で、周辺地域がさびれている。このままでは人口も増えない。国政の立場から改革していきたい」と決意表明し、選挙区の全域を、連日、宣伝しています。
いつでも、どこでも、お気軽にお声をかけてください。
市民のみなさん、今年もよろしくお願いします。