2023年01月10日

市町村対抗駅伝競走大会! 新城市全力応援!!

令和4年12月25日市役所で第15回愛知県市町村対抗駅伝競走大会に出場される、新城市選手団壮行会に厚生文教委員長として参加させて頂きました。

第15回愛知県市町村対抗駅伝競走大会は、令和5年1月14日(日)愛・地球博記念公園内12:30〜スタートです。




選手・監督・コーチの皆さん




東海テレビ(生中継あり)


ぜひ、観れる方や応援される方は、新城市の選手をぜひ応援してください。

壮行会では、出場される選手、監督、コーチの皆さんに集まって頂いて、関係者の皆さんで激励の言葉を贈りました。


未来と実力ある若い選手ばかりです。

厚生文教委員長として私から一言、「当日はケガの無いように、十分に気をつけて頂き、力いっぱい頑張って来て下さい。応援をしています!」と激励の言葉を伝えさせて頂きました。

当日、自分自身、スマホを家に忘れてしまい。写真が撮れない痛恨のミス。鳳来中学校のHPには壮行会の写真があるので、見て下さい。ごめんなさい。
https://horaijh.dosugoi.net/e1254567.html

Posted by浅尾洋平 at20:42Comments(0)子ども活動日誌

2022年10月31日

アイスランドが大好きな高校生の娘

今日の『しんぶん赤旗』日刊紙を広げて読んでいるのは、アイスランドが大好きな高校生の娘です。

今日の赤旗の1面記事はアイスランドの首相と赤旗新聞との会見記事です



アイスランドはジェンダーギャップ指数2022において世界1位です。政治分野においても1位。

アイスランドは世界で最も男女格差の少ない国なのです。
そして、政治分野でも国会議員63人のうち30人が女性。閣僚も11人中5人を女性が占めています。



こういったジェンダー平等が進んでいたり、世界の幸福度ランキングの上位に入るアイスランドに娘は小学生の頃から憧れているようです。(小学校の頃に夏休みの自由研究でアイスランドについて研究し、それを発表したらクラスのお友達もみんなアイスランドに住みたいって!と笑顔で話してくれた事を思い出します)

ちなみに日本はジェンダーギャップ指数2022総合順位116位。
政治分野においては139位。

日本でも、もっとジェンダーが平等になり男女の格差がなくなって、政治の世界も女性進出が進んでいくべきです。

2018年08月03日

6月議会の反対討論をアップします

6月議会では、穂積市長が提出した21議案中3議案に反対しました。
今日は、放課後児童支援員の資格要件を拡大する内容の条例への反対討論をアップします。

・・・
               
第71号議案 新城市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてです。
反対の立場で討論を行います。日本共産党の浅尾洋平です。

本議案は放課後児童支援員の資格要件を拡大するとして、新たに「5年以上放課後児童健全育成事業に従事した者であって、市長が適当と認めたもの」が加わります。

これは、従来の厚生労働省令で、高い専門性と技術を有するものとした資格要件に、無資格者の要件が加わった、というものです。市内の保護者や全国の指導員からは、放課後児童支援員の基礎資格をゆるめる、規制を緩和することについて、質の低下につながるのではないか、と心配する声があがっています。

(これまでの資格要件)



いま、全国的に、放課後児童の支援員が、減少しているとのことです。なぜ、減っているのでしょうか。

全国の事例によると、中堅支援員が退職するのは「経済的理由」から、だそうです。つまり、支援員の労働条件・待遇が低いことが原因です。事例では、結婚して、子どもができた時点で、将来への不安からの転職する、または、子どもの小学校入学に合わせ、生活のために給与の高い民間企業が経営する学童に転職するケースもあり、いま、人口減少・少子高齢化の中で、それまで、やりがいを感じ、情熱を持って働いていた支援員さんを失うことは、子どもたちや保護者にとって大きな痛手となっています。

放課後児童の支援員さんの現場は、どうなっているのでしょうか。慢性的な人員不足によって、支援員の勤務実態は、長時間労働に加え、休暇もとれないような多忙さが生じ、さらに低賃金という悪循環におちいっています。支援員さんを増やすためには、これまでの処遇改善策では、不十分だと考えます。また要件の緩和でもない、と思います。

今やるべきことは、本市独自でもいいので、放課後児童健全育成事業の人件費を増額し、支援員さんが、安定して長く働けるようにする。この処遇改善こそが急務です。

人手不足の最大の原因は賃金の低さや、労働条件の悪さであり。専門職にふさわしい処遇に引き上げることこそが、人手不足解消、ひいては制度の充実につながると考えています。

今回の緩和により、子供の安全や子供の成長を見る、専門的視点が弱まる可能性も指摘されています。よって、私は、子どもの安心安全の質が担保されないおそれがあると考えまして、反対いたします。

・・・

今日も、ご訪問ありがとうございます。

Posted by浅尾洋平 at16:15Comments(1)子ども活動日誌

2017年12月12日

12月議会の一般質問の通告書

新城市議会12月議会の一般質問が、12月13・14・15日の3日間の日程で、行われます。
今回は、さきの市議選で選ばれた新人議員を含め、16人が登壇します。

僕の質問の日時(予定)は、15日(金)の午前10時~です。
15日のトップバッターなので、時間が前後することは無いと思いますが、いちおう予定です。

僕の一般質問の通告内容は、

1 市長選挙の結果をふまえて、穂積市長の公約実現の可能性について
2 人口減少時代における重要な政策課題について
3 市内八名地区の産廃施設の悪臭問題について
4 千郷中こども園の建て替え問題について

今回の質問は、さきの市長・市議会議員選挙での公約の実現見通しや、新城市の深刻な人口減少に本気で歯止めをかける姿勢、具体策を問うものです。僕は、新城市に下された「消滅可能性都市」というレッテルをはねのけるため、第一に、選挙で受け止めた市民のみなさんの切実な声と要求を、市政と市議会に、まっすぐ届けたいと思います。よろしくお願いします。

市民のみなさんには、ぜひ、傍聴していただきたいです。来られない方は、
ネット中継もありますので、ぜひ、見て下さい。

質問内容の詳しくは、以下の質問通告書をご覧ください。市議会のホームページでもご覧になれます。




今日も、ご訪問ありがとうございます。

2017年09月13日

僕の4年間の議会活動(まとめ)

いま新城市議会は9月議会中です(最終日は15日)。
僕たち市会議員は、連日、穂積市政の議案、平成28年度一般会計予算の決算、補正予算などの質疑をしています。

先日、傍聴された方から「浅尾議員の4年間の質問内容を知りたい」「これまで、どういう質問をしてきたの?」と言われましたので、新城市議会のホームページからまとめたもの(写真)をお渡ししました。




僕自身、4年間の議員活動を振り返ると、毎回、市民のみなさんから寄せられた要求をもとに、現地調査をし、他市の取材も行い、まっすぐ市政に訴えることが出来たと確信しています。9月議会では、具体的な政策の提案まで行なうことが出来ました。僕は、市民のみなさんの支え、多くの傍聴者の応援があったから頑張れたと思います。

質疑のテーマは、市内八名地区の産廃(悪臭)問題、人口減少「消滅可能性都市」問題、住民投票となった新庁舎問題をはじめ、国保税の1万円引き下げ問題、さらに国保制度の「都道府県単位化」、生活インフラ(水道、橋)、教育施設の老朽化、奥三河の病院ベッド数の削減問題(愛知県「東三河北部構想区域」問題)、教育・子育て(18歳までの医療費・給食費の無料化、エアコン設置、「子どもの貧困」など)まで、本当にたくさん取り上げることが出来ました。

市議会のホームページでは、僕の一般質問の動画を視聴できますので、ぜひ、ご覧ください。
http://www.shinshiro-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=speaker_result&speaker_id=18

今議会も、最終日まで、全力でがんばります。

2017年08月13日

子どもと環境を考えるママの会主催の勉強会が開催!!

市民のみなさん、「ママの会」主催の勉強会が、各地で開かれます。
ぜひ、こぞって参加していただきたいです。

日時
8月19日(土) 
14:30~16:00 川田原公民館 (新城市川田本宮道104−1)

同日 
16:30~18:00 中市場公民館 (新城市野田西郷36−1)

「ママの会」のみなさんは、子どもたちや住民の健康や自然環境が、産廃の悪臭で破壊されるのを黙ってみていられない、と立ち上がりました。

これまで、弁護士や科学者といった専門家をお呼びして、粘り強く勉強会を重ねています。産廃問題は、実は、黒田・一鍬田・八名地域だけの問題ではありません。タナカ興業の進出、企業団地の土地の取得過程、産廃の処理の仕方、悪臭、流通のあり方など、新城市全体の問題として考えなくてはなりません。

僕は、これまで「ふるさと会館」「庭野公民館」の勉強会に参加させていただきましたが、改めて、悪臭の深刻な実態や解決に向けた考え方を学ぶことが出来ました。

7月23日、弁護士と環境の専門家(博士)を呼んでの勉強会(写真↓) 


7月29日 庭野公民館でのママの会主催の勉強会(写真↓)


学習会で、私の印象に強く残ったのは、参加者と講師との質疑応答です。
私のメモからまとめます。

参加者「産廃問題を解決するには、どうしたらいいのか」

籠橋弁護士は、市民運動や学習会、さらには裁判など、出来ること・あらゆる手段で「解決方法」を見つけていくことが大事だとのべました。さらに、主権者として選挙や政治にも参加することの重要性にもふれました。

また籠橋弁護士は、市長や議員を選ぶ場合も、「ふるさとを守る」という一点で共同することの大切さも話されました。すなわち「政党」とか「イデオロギー(特定の考え方)」で人を差別するのではなく、実際に、産廃問題や悪臭防止策で働く・働いてくれた人を、市長や議員に選ぶことだと思います。

また同席された、都筑弁護士は、事実の裏付けのない「噂」や実行がともなわない「言葉」に騙されないことも必要です。との話もされました。

大変、勉強になりました。

産廃問題は、きたる10月の市長選・市議選の大きな争点の1つです。
今、全国で、多くの市民が声を上げて立ち上がっています。

僕たちは、政治家として、一人ひとり、市民の声にどう向き合うのか問われていると思います。

新城 子どもと環境を守るママの会 ブログはこちら→ https://ameblo.jp/yana-mamanokai/

今日も、ご訪問ありがとうございます。

2017年05月15日

新城市内野田の「魔のカーブ」改善を求める「要望書」

今年4月28日、新城市内野田に住む市民の方々から「危険な道路があるので対策をしてほしい」との声が寄せられました。僕は、すぐに現場に駆けつけ、調査し、新城市当局に「要望書」を提出いたしました。

とうとう事故が起きてしまったのです。

野田の「魔のカーブ」(現場写真)


要望書



実は、今年4月の市民の方々の通報から、さかのぼること約一年前、同じ場所=危険な道路の対策をしてほしい、という「要望書」を新城市当局に行なっていました。

1年前の要望書





2つの「要望書」の通り、この市内野田の「魔のカーブ」は、子どもたちの通学路になっております。それにもかかわらず、ガードレールも無い。車がカーブに沿って走る時、車体とタイヤが、歩道まで侵入してきます。過去に何回か、交通事故が起きています。例えば、車が民家に突っ込んだという話しも聞いています。

1年前、僕は「子どもや住民が、侵入車の巻き添えにならないうちに何とかしてほしい」という、道路沿いの住民の方々の声を、なんとか根本的な改善につなげたいと思い、調査・対策を提示し、市の地域自治振興課にお願いしました。

その時の様子は、ブログで報告しています↓
http://asao.dosugoi.net/e861454.html

市は「カラー舗装」を行いました。しかし、とうとう「魔のカーブ」で交通事故が起きてしまいました。
自動車が、民家の塀にぶつかり、その後、ガードレールにも突っ込んだ模様です。

住民のみなさんは、とにかく根本的な対策を求めています。「カラー塗装」にとどまらず、道路のラインを車のタイヤが踏むと「ブー」と音がなるようにしてほしい、との要望です。

僕は、一年前の「要望書」でも、音のなる「ランブルストリップス」の舗装をお願いしています。

これは、自動車の路外逸脱や正面衝突を防止するため運転者に注意喚起するため、路肩などに凹凸をつけ、この部分を通過する際には音と振動を運転者に伝えるという仕組みです。この対策で、北海道では、事故が40~60%も軽減したといいます。

当初、カーブのところを全部、ガードレールで保全すればいいのではないか、と考えましたが、カーブの距離が長いことと、歩道と道路との幅の長さや、法律的な関係で、無理だということでした。ぜひ、効果のある対策を早急に行なってほしいと思います。


今日も、ご訪問ありがとうございます。

2017年04月07日

4月9日・産廃問題の座談会が開催します!

南部企業団地産廃問題

「輪を広げよう座談会」
日時 4月9日(日)10:00〜
場所 富岡ふるさと会館

主催 子どもと環境を守るママの会



産廃問題や悪臭問題についてみんなで考える、声を聞く、学習する機会になります。
僕は、平成29年 3月議会の一般質問でも「悪臭」「産廃問題」を取り上げて市長・市に以下の質問をしました。

・・・
産廃施設の悪臭問題について

2016年2月8日に明らかになった、タナカ興業の産廃処理施設(新城工場)の試運転(経済建設委員会の報告より)からおよそ1年を迎えます。その後、悪臭・汚水の発生、地域住民や企業団地の企業からの被害報告、市職員の対応など、さまざまな問題が発生しました。私は、その度に市民のみなさんの声を議会に届け、市当局と質疑してきました。以下、伺う。

(1)タナカ興業の産廃施設が操業(試運転含む)する前と後で、本市に住民から寄せられた、新城工場周辺の悪臭の苦情・被害件数の総数は、それぞれ何件(2016年2月8日前後1年間の比較で)なのか伺う。

(2)「子どもと環境を守るママの会」や地元の人々は、穂積市長に対し、学校・教育施設から1キロ圏内の臭気規制を求めています。この要望に対する本市の認識と進捗状況を伺う。

(3)2017年2月20日、新城市民は、愛知県の条例に基づき、穂積市長に対し「調査請求書」が提出されたとの事ですが、「調査請求書」の内容について伺う。

・・・

市の答弁から、悪臭で困っている子どもたちや住民の方が実際にいる事が、明らかになりました。

多くの方に、現場の声を聞いて頂きたいと思います。
苦しんでいる子どもや市民の方を救うために市長・議会・市役所、そして、
政治があるのではないでしょうか?

大好きな、新城市!
自然豊かな新城! 

もっともっと、みんなが納得出来る。自然環境を守り、住みやすいまちづくりをするために、みなさんの声を聞いて、これからも議会に届けて、変えていきたいと思います。

今日も、ご訪問ありがとうございます。



2016年11月09日

豊橋市長選の争点は、18歳まで医療費無料化か「第2アリーナ」整備か

いま豊橋市長選挙の真っ最中。告示11月6日(日)、投票日は11月13日(日)です。

無所属・日本共産党推薦

くしだ真吾 豊橋市長候補(40歳)
  


くしだ候補は、連日、宣伝カーや個人演説会などで、市民に公約を訴えています。

豊橋市のまちづくり、どのように変えていくのか。
くしだ候補は、市民の暮らし・若者の未来にこそ税金を使う市政に転換する!
そして、子育て・若者の支援に税金を使う。

くしだ候補の政策を見てみると、僕は、東三河それぞれの自治体が抱える共通の課題も見えてきます。


(今朝の東愛知新聞より)

まずは、
・子ども医療費を18歳まで通院、入院ともに無料化。医療費の心配なく子育て出来る環境をつくる。

・小中学校の給食費無料化を目指す。

・学校教室にはエアコンを設置。


さらに、市政が、国政とも密接に関係しているのが、現在の自治体行政の特徴でもあります。

・TPPは豊橋市の盛んな農業を守るために反対する。

・原発再稼働は反対。浜岡原発も廃炉を目指す。

・安保法制の発動を許さず廃案を求める。豊橋から子ども、若者を戦場に送らない。


僕は、個人的にも、くしだ候補の「若者が安心して学び働くために」とした政策を実現してほしい。

・豊橋市独自の給付型奨学金制度の創設。
・雇用相談窓口の創設で、ブラックバイト・ブラック企業から守る。
・国民健康保険税の1人当たり1万円の引き下げ。

「国保税の引き下げ」は、新城市で実現しました!!

他方、
・不足している特養老人ホームの増設。

・コミュニティーバス路線の充実。(若者・通勤・通学・高齢者の通院、買い物など)

・ユニチカの跡地利用については、全容解明に全力。

くしだ候補のキャッチフレーズは「若者の未来を脅かす安倍暴走政権の防波堤となり、市民生活優先の新しい市政をつくる」かな。

ぜひ、くしだ真吾候補の当選、新しい豊橋市政の誕生で、
・子どもの医療費を18歳まで無料化。
・小中学校の学校給食費の無料化。
・脱原発のまちづくり。
・税金はみんなの暮らしの為に使う。



そんな当たり前の市政にチェンジしよう!

今日も、ご訪問ありがとうございます。


2016年09月28日

穂積市政の行き詰まり⑤第166号議案「財産の取得」に対する反対討論

今日のブログは、新しくなった作手小学校の校舎に搬入される、什器(机や棚や椅子など)の納入(いわゆる財産の取得)議案に対する質疑と反対討論を全文アップします。

・・・

第166号議案「財産の取得」について


質疑内容

厚生文教委員会 第166号議案「財産の取得」に対する質疑

★僕が事前に行った、収納棚・椅子・実験台や作業台など、それぞれの金額や明細を求めた「資料請求」の結果(写真)をもとに質疑しました。



 
(1)当初の作手小学校建設事業費の(全体)予算の中に、これら財産(什器)についての予算を入れていなかったのか、伺う。

(2)資料を請求してわかったのですが、作手小学校に納入する収納棚・椅子・実験台や作業台など、それぞれの金額・明細書を求めたところ、
市の答弁(資料結果)は、「総額による入札のため不明」とのことでした(つまり、市の答弁では、什器一つ一つの単価見積もりが無いとのこと)。

そこで私は「資料請求」を使って、什器数の総数が231個であること、入札金額が2365万円であることから、単純計算すると什器1個あたり10万2395円になることを突き止めました。

今どき、椅子・机など、10万円を超える物を買うというのは、市民感覚から言うと、なかなかないのではないか。もしかして市当局は、机・椅子・案内ボード・金庫など全て、1個10万円で見積もったということではないですか?伺います。

・・・
反対討論

第166号議案「財産の取得」について
反対する立場から討論したします。日本共産党の浅尾洋平です。

私は、新城市に行った「資料請求」で、初めて、分かったのですが、このほど作手小学校に設置する新しい什器は、収納棚・椅子・実験台や作業台、案内ボードなど、総数で231個、総額2365万円におよびます。

たいへん大きな税金の支出です。
また、それぞれ個々の什器の金額と、詳しい明細を求めたところ、市の答弁は「総額による入札のため不明」とのことでした。

私は、たいへん驚きました。

本市は、総額2365万円で、一括して什器の入札を行ったのです。
落札したのは、市内の家具店であります。
そこで2365万円の総額を、什器の個数231で割ると、単純計算しますと、什器1個あたり10万2395円になります。

すなわち、棚も椅子も案内ボードも机も10万円をこえる品物であります。委員会の質疑では、市の答弁は「個々の値段は不明」とのことでした。私は、思わず、一個一律10万円で見積もったのではないか、と疑ったほどです。
個々の値段が分からないまま、市は、総額発注しているわけです。

今どき、椅子・机など10万円を超える物を買うというのは、市民感覚から言うと、なかなかないのではないでしょうか。使えるものは古くても使う、必要なものから買い足していく。買う場合も、きちんと現物を見て、予算の範囲で、本当に見合うものを買う。それが、市民常識ではありませんか。

私は、市当局の部内で、什器一つ一つの見積もりも無いまま、学校全体の什器2300万円分を、一括購入で買うという、この電子入札の方法が、新城市民の生活感覚や常識に合うかどうか、たいへん疑問であります。

また、せっかく購入したものが、現場で、使い勝手がうまくなかったり、現品を見た時の値段との関係で、良い物かどうか、わからないという場合もあるでしょうし、本市の、今回の購入の仕方は、市民のみなさんに対して、私は、説得的な説明責任が果たせないと考えまして、反対いたします。

・・・

みなさんは、どう思いますか。

ご訪問ありがとうございます。

Posted by浅尾洋平 at15:34Comments(5)子ども議会

2016年08月04日

新城市の出生率が東三河の中で「最低」!?

7月の市長定例報告会。新城市の出生率が東三河「最低」との事実が判明。



議員からの質問では、「なぜ、東三河で新城市が出生率が一番低いのか?」、
「深刻だと思うがなぜ、出生率が1.41の最低なのか原因はわかっているのか?」

しかし、原因については、市の答弁「わからない」。

穂積市政で合併後10年で5千人も人口が減った原因不明(無策)のまま、新たな大合併の予感が。まさに新城市は消滅の危機だ!

ちなみに、東三河広域の中で、一番出生率が高いまちは、なんと第一位は設楽町(1.76)である。 二位は、田原市(1.66) 三位は豊川市(1.62)

新城市長は、人口減少に歯止めをかける政策を「地域に囲い込む」「奏功しない」と槍玉に。では高速バス事業(初年度6千万円)は人口増につながるのか。納税者たる市民は「?」またはカンカンに怒ってる。


記事は「東海日日」7月1日付。

市の転出入の資料からも、豊川市への移動が最も大きくなっている。市民からは「すでに人口流失・奪い合いが起こっているのではないか」。という声も聞いています。




少子高齢化社会・人口減少の中でも、東三河の他の市町でも、調べてみてみると 小さくてもキラリと光る、独自の施策をドンドン進めています。

例えば、設楽町・東栄町では、18歳までの医療費無料化・若者定住促進住宅補助金の実施。


田原市は各種がん検診の完全無料化。



豊川市は、小・中学校の普通教室にエアコン設置。


ぼくは、こうした施策は、まちの地域経済活性化にもつながると考えています。

人口減少への歯止めは、やはり、納税者の健康や福祉向上のためにまず、税金を使う事ではないでしょうか?

新城市には、市民体育館も取り壊してしまいました。ぼくは、検診の受診率も低いので働きざかりの市民の健康状態が非常に心配です。

ぜひとも、新城市民の一人ひとりの、命と健康を守る事を優先的に考える、新城市のまちづくりを皆さんと一緒に、作って行きたいと思います。

皆さんは、どのようにお考えでしょうか?
ご意見を下さい。

今日も、ご訪問ありがとうございます。

2016年07月13日

千郷地区の要望書

本日、僕の地元・千郷地区の小中学校での諸問題を解決してほしいと、区長さんや学校の先生などと協議してまとめた「要望書」を、穂積市長と教育長に提出。僕も同席しました。






      
「要望書」には、僕が一般質問で取り上げた「千郷中学校のプールの改修」も入ってます。僕は「生徒にケガ人が出ている」「多忙な先生も施設管理を網羅するのは大変」「最優先的に検討してほしい」と申し添えました。

(参考・去年の12月議会の一般質問で取り上げました→http://asao.dosugoi.net/e826238.html









新城市と教育委員会への「要望書」提出には、区長さんなども同席。「市は、要望事項のどこまで検討し、出来るか出来ないのかフィードバックしてほしい」。

市長は「検討した上で、文書で今回の要望書について回答します」と約束。市・市議・区長の役割、そして市民の要求との関係が可視化された「要望書」提出です。

穂積市長に手渡した、無所属の加藤市議は「千郷地区は、子どもの数が市全体の1/4ほど集中し、千郷小中学校はマンモス校である。是非とも生徒の安全確保の観点からも早急に手立てを検討してもらいたい」と発言し、参加者一同うなずきました。

これからも、みなさんと一緒に、地元地域の声を市政に届けてより良いまちづくりをつくっていきたいと思います。

今後とも、よろしくお願いします。

今日も、ご訪問ありがとうございます。

2016年01月13日

今年も国政と市政を変えるため、頑張ります。

新春、お喜び申し上げます。今年も、どうぞ、よろしくお願いします。

私が、日本共産党の市議として元気に仕事・活動を続けてこられたのは、市民のみなさんのお陰です。日々、寄せられる声や意見、要求が、私を元気にします。
ありがとうございます。

今年も、市民のみなさんの声を聞き、まっすぐに市政に届けます。
「市民が主役」のまちづくりに向けて、1つでも2つでも私が訴えた要求が実現できるように頑張ります。ご支援・ご協力、よろしくおねがいします。


今月もドンドン宣伝を各地域で行なっています!

タスキをつけた私の姿を見たら、お気軽に、声をかけてください。

今、新城市・穂積市政の前には、深刻な問題が山積しています。

新庁舎・産廃問題、人口減少、長引く不況、高すぎる国保税、子どもの医療費・給食費の無料化、クーラー問題、各小中学校の施設老朽化の改修、鳳来地区の交通環境(通学バス)の改善など、今すぐに具体的な政策を打たねばならない時です。

新庁舎問題では、建設費45億円以上が東京の大企業に流出することになり、新城の地元経済は活性化しません。

リコールに反対する「新友会」のビラには、「なんと7割キャッシュバック 合併特例債!」「次世代への素晴らしいプレゼント」などと書いています。まるで携帯ショップの宣伝のようですが、国民・市民をバカにしてはいけません。

私たちは「合併特例債」が、あくまで期限付きの「借金」であることを見抜いています。さらに「7割キャッシュバック」と言っても、いわゆる「普通交付税」(国のお金)であり、私たち=国民全体の税金であります。

すでに安倍政権になって国の借金残高は、いよいよ1000兆円を超えつつあり、「次世代への素晴らしいプレゼント」などと喜んでいる場合ではありません!

今日も、ご訪問ありがとうございます。

2015年12月26日

穂積市長の「大企業」「お上」言いなり市政の転換を!(一般質問の報告)

12月議会が終わりました。これから行政報告・一般質問・議案質疑・反対討論など順次ブログにアップしていきます。

今日のブログは、一般質問です。一般質問で使ったパネルも掲載します。



動画もありますのでぜひ見て下さい→http://www.shinshiro-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=301

最初に一般質問を終えた感想を言っておくと、穂積市政は、市民の心配事より「大企業」「お上」言いなりだ、ということです。

産廃問題では、反対しない、情報も「出さない」、市民に報告すべき情報も「文書作成してない」。タナカ興業の産廃施設のニオイや企業としての体質に心配、不安をもつ市民の思いにまったくよりそわず、「お上」愛知県の判断を受け入れています。

また、子ども達の危険な教育施設老朽化の修繕に使うお金は無いと答弁する一方で、新庁舎建設には既に7億円を投入し、東庁舎の改修も含めると総額45億円を軽く超えそうです。もっくる新城「道の駅」の外構費を忘れた「うっかりミス」には2億3000万円をポンと出す。市長提案の「市立産科診療所」(お産施設)計画には10年間で30~40億円もの税金を使おうとしています。

人口減少時代に、この「大企業」「お上」優先行政をいつまで続けるのか!
僕は、新城市が、豊かな独自財政をもっていること、その使用目的は、市民の暮らし最優先にすることが大切だと学びました。

新庁舎は、今こそ地元業者に元請けになってもらい、身の丈にあった規模でつくり、地元経済が最大限還元できる事業にできますし、未来ある子どもたちのために、18歳までの医療費の無料化と小中学校の危険な教育施設の全面修繕に使えます。改修計画すら立てられないとは情けない話です。やはり、市長の考え一つで出来ることなのです。いま市長が向いている相手は、鹿島建設とか愛知県ではないですか!

通告内容は以下のとおりです。

1 南部企業団地の産業廃棄物処理施設問題について
(1)平成27年11月5日、愛知県環境部は、タナカ興業の産業廃棄物処理施設
の操業申請を認可したが、地元住民の反対の声や疑問や不安の声はいっそう広がっている。新城市は、愛知県の「許可」表明と「説明」をうけて、今後、どのような姿勢でのぞむのか伺う。
(2)11月27日、愛知県環境部は「産廃対策会議」で「許可」表明の説明を行った。私も地元のみなさんと共に傍聴したが、その質疑のなかで「消化不良もあったと思う」(穂積市長の言葉)事項のうち、以下の3点について、市の見解を伺う。

(ア)臭いについて(産廃施設から漏れる臭気の指数が18という発言について)
(イ)タナカ興業が未だに回答していない質問書
(産廃対策会議が平成26年11月10日に提出した質問)の扱いについて
(ウ)ヒ素の問題を棚上げした愛知県の「許可」表明について



2,新庁舎建設について 

(1)住民投票の結果を受けて、市長の見直し「成案」が11月に発表された。
以下3点について、市長の認識を伺う。

(ア)災害対策・駐車場について
(イ)想定人口について
(ウ)新庁舎建設と地域経済活性化の関係について


3.教育施設の老朽化問題と子育て支援について

 12月議会において、市内の小・中学校施設の修繕費が部分的に計上されていますが、厚生文教委員会の管内視察で確認した限りでは、まだまだ不十分だと考えます。義務教育は、行政が平等・公正・恒常的に責任を持ち、子供たちに安全な環境を整えなくてはなりません。学生生活は限られており、私は、新城市内の教育施設の老朽化の是正は一気に行う必要性を感じます。
 一方、新城市の人口減少の「将来シュミレーション」は深刻です。本市が、国の指導のもとに明らかにした資料によれば、2060年の人口は約2万4千人となり、2010年と比較して48%の減少、さらに90歳以上は200%を超える可能性があるという結果です(国立人口問題研究所)。私たちは、早急に「子育て支援」を具体化し、新城市の将来に希望の灯をともさなくてはなりません。そこで、以下、市の認識を伺う。

(1)教育施設の老朽化のうち、中学校施設の現状と対策を伺う。










(2)本市の「子育て支援」について、以下3点の具体化の有無を伺う。

(ア)学校給食費の無料化について
(イ)18歳までの医療費の無料化について
(ウ)小・中学校の全教室へのエアコン設置について

(3)千郷地区・放課後児童クラブ建設予定地に関わる、「市」と「惣代」との不可解
な賃貸借契約書(教育委員会が保管)について、教育委員会の見解を伺う。

みなさんは、どうお考えでしょうか?

今日も、ご訪問ありがとうございます。

2015年12月09日

12月議会の一般質問の通告書。ぜひ傍聴にお越しください!

12月議会が始まっています。
僕の一般質問の内容と、質問に立つ日時が決まりましたので報告します。

一般質問の順番の日時は、

12月11日(金)13:10頃〜(時間は早まる事がよくあります)。

ぜひ、傍聴に来てください。

質問内容は以下の通りです。


一般質問 発言通告書

1.南部企業団地の産業廃棄物処理施設問題について

(1)平成27年11月5日、愛知県環境部は、タナカ興業の産業廃棄物処理施設の操業申請を認可したが、地元住民の反対の声や疑問や不安の声はいっそう広がっている。新城市は、愛知県の「許可」表明と「説明」をうけて、今後、どのような姿勢でのぞむのか伺う。

(2)11月27日、愛知県環境部は「産廃対策会議」で「許可」表明の説明を行った。私も地元のみなさんと共に傍聴したが、その質疑のなかで「消化不良もあったと思う」(穂積市長の言葉)事項のうち、以下の3点について、市の見解を伺う。

(ア)臭いについて(産廃施設から漏れる臭気の指数が18という発言について)
(イ)タナカ興業が未だに回答していない質問書(産廃対策会議が平成26年11月10日に提出した質問)の扱いについて
(ウ)ヒ素の問題を棚上げした愛知県の「許可」表明について

2. 新庁舎建設について 

(1)住民投票の結果を受けて、市長の見直し「成案」が11月に発表された。以下3点について、市長の認識を伺う。

(ア)災害対策・駐車場について
(イ)想定人口について
(ウ)新庁舎建設と地域経済活性化の関係について

3.教育施設の老朽化問題と「子育て支援」について
12月議会において、市内の小・中学校施設の修繕費が部分的に計上されていますが、厚生文教委員会の管内視察で確認した限りでは、まだまだ不十分だと考えます。義務教育は、行政が平等・公正・恒常的に責任を持ち、子供たちに安全な環境を整えなくてはなりません。学生生活は限られており、私は、新城市内の教育施設の老朽化の是正は一気に行う必要性を感じます。

一方、新城市の人口減少の「将来シュミレーション」は深刻です。本市が、国の指導のもとに明らかにした資料によれば、2060年の人口は約2万4千人となり、2010年と比較して48%の減少、さらに90歳以上は200%を超える可能性があるという結果です(国立人口問題研究所)。

私たちは、早急に「子育て支援」を具体化し、新城市の将来に希望の灯をともさなくてはなりません。そこで、以下、市の認識を伺う。

(1)教育施設の老朽化のうち、中学校施設の現状と対策を伺う。

(2)本市の「子育て支援」について、以下3点の具体化の有無を伺う。

(ア)学校給食費の無料化について
(イ)18歳までの医療費の無料化について
(ウ)小・中学校の全教室へのエアコン設置について

(3)千郷地区・放課後児童クラブ建設予定地に関わる、「市」と「檀徒惣代」との不可解な賃貸借契約書(教育委員会が保管)について、教育委員会の見解を伺う。

全力でがんばります。ぜひ、傍聴よろしくお願いします。

市民の声をまっすぐ市政に届けて、穂積市政と市議会を変えていきます!

今日も、ご訪問ありがとうございます。

2015年12月07日

PTA役員さんが望む「子育て支援」「子どもを産む環境」

今週の10日と11日が一般質問が行われます。僕は、おそらく11日になると思いますが、質問順番がまだ決まっていないのでわかりません。詳細が決まったら報告します。

今日のブログは、今年の7月に厚生文教委員会として、市内のPTA役員の方を中心に集まって頂き、新城の「子育て支援」や「子どもを産む環境」についてのご意見をお聞きしました。その、報告内容をアップします。



子育て世代の意見を聞くため、平成27年 7月13日 消防防災センター会議室 午後7時〜 
PTA(小中学校の保護者)役員との意見交換会(30~40人) 
報告・浅尾 洋平(厚生文教委員会)  
                                
テーマ
①新城で産み育てる、
②子どもの病気で頼ったり、困ったり不安に感じた事、
③急な病気になった場合

主な意見
◆ 小児科・救急医療の充実を

○新城市民病院の小児科で入院できない。
○自分の子どもが乳児の時に、夜の時間外で乳児の診察はできないと言われた→「豊川市民病院に行ってください」
○子どもが骨折したが、休日のため市内の整形外科が休診→豊川市内の整形外科の当番医に診てもらった。
○いつも、(当番医は)ホームページを見てくださいと言われるが、豊川や豊橋の病院の位置などなかなか分からないし、
ナビを車内で使うが子どもが、泣いているため、車の運転は大変。
○喘息発作がある子ども、夜の発作の場合、新城市民病院の病院では診てもらえない。市内の当番医ですら小児医療ができない。
○いざという時、夜間 休日の時に安心して診察してもらえる、病院が新城市内にない。まず、新城市民病院に電話をするが、救急外来が充実していないため、電話中のやり取り中に、あきらめてしまい、豊川市民病院に行く気持ちになる。
○新城市民病院の小児科を、もっと充実してほしい。
○自分の子どもが、救急外来で豊川市民病院にかかった時、診察券を作る事になり様々な手続きを終えるまで、5時間もかかった。(一刻を争う、治療と時間のかかる手続きが、同時進行するのは大変)

◆出産・婦人科について「約10年前から市内で出産が出来ない。困った事はありますか?」

○私は、豊川市民病院で産んだ、流産しかかっており、病院まで大変遠かった。
○産婦人科の医師が、良い先生かどうか、これが大切なポイントです。
○30代で、豊橋市民病院で出産したが、出産前破水を起こし大変だった。
○出産は、何が起こるかわからないので、そのリスクに対応できるように遠かったが、豊橋市民病院を選んだ。豊橋市民病院の先生も大変良い先生だった。
○出産は10年以上前だったが、新城市民病院で産む事ができた、その後お産できなくなったので、私はギリギリ新城市民病院で出産できた。一番のメリットは自宅から近くだったこと。助産師さんがとても良かった。
○新城市民病院では、土日の検診を行っていない。理解できるが、仕事を持っている女性にとっては、土日の検診ができるとうれしい。
○総合病院で、出産することのメリットは、産婦人科と小児科をセットで診察してもらえること。さらに、他の診療科との連携もあり妊婦さんは安心できる。
○しんしろ助産所のメリットは、布団の上で自然出産できること、家族に見守れれながら出産できること。
○妊婦さんは、それぞれのバースプランを持っている。安心安全の出産ストーリーを持つ方は、豊川・豊橋の総合病院を選ぶし、こじんまりとした雰囲気の中で、自然分娩を選ぶ方はしんしろ助産所にお願いする。今や、必ずしも新城で産まなければならないという理由もない。

感想
皆さんの話を聞きながら、穂積市長が進める「市立産科診療所」構想は、必要ないと強く感じた。市内の、保護者の皆さんが求めているのは、新城市民病院の小児科・時間外救急医療の充実だったからです。また、お産をめぐる様々なニーズがある事もわかり、私の6月議会の質問が立証された形になり安心しました。

◆子育て支援について

●就学前
○子ども園に入る場合、必ずしも学区内とは限らない、そのため「すくすく園」などを利用し同じ学区内の保護者と友達になる事ができる。そこで、医療の事などが話合える。
○私は「地域のサロンを利用した」保育園は土日やっていないため大変だと思うが、やってくれると嬉しいし、助かる。また、仕事を持っている保護者の場合、平日7時まで、やっていただきたい。
○週2回の、「ならし保育」がとても良かった。仕事の都合に合わせて、時間を長くしてくれた時もあり助かった。
○電車やバスを利用して、学校や学童に子どもを預ける保護者の悩みは、ダイヤです。都合良くしてほしい。そうしないと、子どもの睡眠、朝食との関係で困る。

●就学後
○私の地域では、学童も、学校内でやってくれるようになったので良かった。
○中学生まで医療費が無料になったので良かった。
○ある学校では、徒歩10分先の児童館で学童クラブでやっている。離れているため、とても危険だと思う。長期の休みの時ぐらいは、児童クラブは学校内でやってほしい。

感想
意見交換の最後に、中西議員から保護者のみなさんに「18歳まで医療費を無料にするという施策について賛成か反対か」との問いかけがありました。それに対して、圧倒的多数の保護者の方々が、賛成の挙手をされました。やはり、「子育て支援」は、掛け声だけではなく具体的でなくてはなりません。その一つとして、私は選挙公約として「18歳までの医療費無料化」を訴えていますが、図らずもこの施策の必要性が裏づけられたと思いました。
お忙しい中、委員会の意見交換会に参加された皆さんに感謝するとともに、それぞれの出産・子育ての経験を率直に話していただいた事に大変感動しました。本当にありがとうございました。

以 上

このような、貴重なご意見を一般質問でも取り上げて、リアルなパパ・ママの子育て中の声を、市長に伝えていきます。

みなさんの声を聞いて、子育て支援のまちづくりに生かしていきたいと思います。よろしくお願いします。

みなさんは、どのように考えますか? ご意見下さい。

今日も、ご訪問ありがとうございます。

2015年09月16日

市こども未来課から「千郷地区・放課後児童クラブ建設」の口頭報告

昨日15日、決算予算委員会が終わった後、市こども未来課より、急きょ、口頭での報告がありました。内容は、私が何度も求めていた「千郷地区・放課後児童クラブ建設」について、です。

こども未来課は、なぜか、市民自治推進課の職員も同伴していました。
口頭の報告を受けた議員は、私のほか、加藤・山崎・白井・打桐の各議員です。

主な報告内容は、まず、①経過報告です。
去年9月、ある子育てグループとの「話し合い」の中で、千郷地区・放課後児童クラブの建設を求める意見が出たとのこと。
そして、市の方向性は「新城市子ども・子育て支援事業計画」(平成27年3月策定)の中に示されており、平成31年度に千郷東・千郷中の施設の改修(新設移転)と書いてある、とのこと。
つまり、市こども未来課は、子育てグループの意見と事業計画にそって「千郷地区の放課後児童クラブ建設」に責任をもつ立場を明確にしました。

次に、②建設場所の予定地と駐車場の予定地をめぐる問題点の報告です。
これは、これまでの「千郷地区連絡協議会」では、まったく明らかにされなかった重大な事項を含みます。

現在、「千郷地区連絡協議会」の議論では、放課後児童クラブの駐車場予定地を、ある寺の「墓地」にしようとしているのですが、墓地から更地にするには「改葬」費用が発生することになり、すでに交渉に走ってきたK氏からは「見積もり書」まで出ているという事態に加えて、新城市が、初めて「墓地」の登記簿を確認したところ、土地の名義が「新城市」になっている新事実が判明しました。しかし日頃の管理は「地元」だとのこと。

また、ちさと館の体育館の土地所有者も「新城市」ということも併せて判明し、土地の賃貸借を長らく続けてきたという相手方の「お寺」と「新城市」の関係を、改めて検討しなければならない事態となりました。

私は、児童クラブの建設予定地や駐車場の予定地について、買い取りか賃貸かといった議論もある中で、そもそも土地の権利義務関係がわからない!!と気づきました。

それで、私は、「千郷地区連絡協議会」での拙速な決定は中止し、早く、市の顧問弁護士に相談するように求めました。

そもそも土地の交渉をしているというK氏からは、登記簿の件について報告がなかったからです。にもかかわらず、大事なご先祖様の「お墓」を掘り返し、檀家さんの承諾をとり、別の場所に移設するという「改葬」等の提案があったり、まとまった額の見積もりが「協議会」に提出されているのは、守るべき順序が逆ではないでしょうか。

最後に、③建設にかかわるお金の問題です。
「千郷地区連絡協議会」の役員は、一部、財産区から支出すればよい、と考えているようですが、こども未来課に同伴した市民自治推進課の職員によると、財産区のお金というのは、原則、山林などの物(財産)の管理を行うためのもの、財産区費であると説明されました。
これは、当然のことです。

私は、例外を認めれば、何でもアリではないか、と危ぐします。私のブログを読まれた地域の方からは「一部の偉い様たちで、勝手に進めないで」とか「地域にアンケートを取ってほしい」という声が寄せられています。

おおまかですが、①②③の報告・説明を受けました。

これを踏まえて17日、千郷地区連絡協議会(臨時)が開催されます。(写真)


私は、役員のみなさんと、一緒に情報共有しながら、話し合いたいと思います。

僕は、新庁舎問題のような拙速な進め方は避けて、保護者やPTAの方々にもアンケートや放課後児童クラブ・こども園建設についての意見や声を広く聞く時間を取って欲しい、ということを提案しようと思っています。

ある地元議員が、地区連絡協議会は「いわば千郷校区(西部地区)の最高意思決定機関です」と言われているようですが会則にはそのような事は書かれていません。(写真↓)


みなさんは、どう思われますか?

今日も、ご訪問ありがとうございます。

2015年09月04日

千郷地区の放課後児童クラブ建設は、子育て世代の声に基づいてこそ

僕が暮らしている「千郷地区」には「千郷地区連絡協議会」という地域組織があります。
千郷地区連絡協議会では、協議会顧問(元市会議員2名)、市議会議員(現・市会議員5人)、財産区の役員、区長、小中学校の校長または副校長などで、主に教育振興について話し合う団体です。

しかしメンバーの構成は、「協議会会則」によると「役員は、会員の互選」とのことです。彼らは、千郷地区に暮らす市民の選挙で選ばれた人びとではありません。

今年7月末のことです。
 
突然、「千郷地区連絡協議会」で、「放課後児童クラブ」建設について、正式に話し合うことを知らされました。これは、加藤市議からいただいた文書「お知らせ」で知りました。

 千郷地区の「放課後児童クラブ」は、現在、4か所に分かれて児童100名前後が利用しています。僕の家族も、夏休みなど、子どもを児童クラブにあずけており、たいへんお世話になっています。その一方で、いろいろな不便な点も感じておりました。今回の、新たな児童クラブ建設の話し合いは、4か所ある施設を1か所に統合するという出発点があったと思います。

僕は、今より、よりよい環境になる一棟集約型の児童クラブの建設は、よいことだと思います。
ところが、千郷地区の児童クラブ建設については、これまで新城市議会の厚生文教委員会で市当局から全く報告がありませんでした(いま現在もありません)。ですから、僕は、今回の、加藤市議の「お知らせ」について、たいへん唐突な感じがしました。

 今年8月3日、「千郷地区連絡協議会」で、役員でもなんでもない「Kさん」を中心に、顧問のFさんとAさんが、「放課後児童クラブ」の建設予定地の選定から様々な交渉まで、かなり具体的な話をされたので、本当に、びっくりしました。

僕自身は、建設自体について賛成なのですが、千郷地区の市民のみなさん、特に利用される子育て世代のみなさんが、知らないうちに、どんどん建設の話を進めていくことには、正直、反対です。

僕は、協議会に参加したうえ、質問時間では、おおよそ以下の質疑内容をしました。

「Kさんは、誰に頼まれて、児童クラブ建設の案や土地の交渉までされたのですか?」
「市から、権限を委託されましたか?」
「建設の案は、一案しか示されていませんが、他の候補地や方法も含めて、これから、考えてていく予定はありませんか?」
「何かあった時の責任は市ですか? 協議会ですか? 誰ですか? このままではKさんになっちゃいますよ」

 僕は、協議会の役員の回答に不安を感じました。

しかも「協議会」の最後の最後で、突然、顧問のAさん(元市会議員)が、議題にもなっていない「中保育園の建て替え」問題を提案し、さらに建設予定地の具体的な地名を出すにいたっては、このままでは、大変なことになると確信しました。市会議員の僕は、まったく知らない情報でしたので、「あなたは、どこで、その情報を得たのですか?」と質問したほどです。

このままでは、クラブを利用する当事者である子育て世代のみなさんの声・要求や、土地の利用をめぐる関係者の声が届かなくなるような気がしました。
第一に、市の責任もはっきりしません。
 
協議会にさきだって、下記のようなメールを、あらかじめ7月31日付で、市当局(子ども未来課)に送りましたので、ここに、掲載しておきます。




未だに文書での回答はありませんが、口頭では、ありました。
 市当局としては「まだ、千郷の放課後児童クラブ建設については、何も決まっていない状況です」。「市として、Kさんに、建設のもろもろを委託した覚えはありません」とのことでした。

 繰り返しになりますが、僕は、放課後児童クラブの建設には反対ではありません。

 最近の新庁舎建設見直し問題や新国立競技場の白紙撤回にいたる経過を見ると、やはり、多くの税金を使う公共事業というものは、一番最初に、はば広く国民・市民の声を聞いておくこと、そしてガラス張りの「情報公開」を行うこと、が大切だと思います。とくに当事者の声や要求が大切です。そして地域で暮らしている人びとの「合意」を固めながら、進めていくことが大事だと思います。

皆さんは、どのようにお考えでしょうか?

今日も、ご訪問ありがとうございます。


2015年07月08日

「新城教育憲章」の反対討論

新城市の教育憲章が6月議会で制定されました。
今日は、新城市教育憲章についての討論内容をアップしたいと思います。

僕自身は、教育憲章と「共育12」は、さきの侵略戦争につながる「教育勅語」と、深いところでつながっている気がして、警戒しています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー



第125号議案「新城市教育憲章」の反対討論

日本共産党の浅尾洋平です。私は、反対の立場で述べさせていただきます。

私は、質疑でも、多くのことを確認しましたが、この「新城教育憲章」は、「創設の趣意説明」のある「教育の中立性を守る」という目的とは裏腹に、教育の価値を一方的に定め、それを、教員と市民、子どもたちに押し付けるものだと思います。

そのため、「教育の中立性」は守られるかもしれませんが、この憲章が、時の権力者の、絶対的な価値観として固定化するおそれがあり、私は、大幅な見直しを求めるものであります。

たん的に3点だけ、申し上げます。
1つ目は、「憲章」は「行動規範」でありますから、主語は「わたしたち新城市民は」ではなく、本市の「教育委員会」にしていただき、その責務を具体的にかいていただきたいのです。

2つ目は、教育憲章の「新城教育」とは、いわゆる「共育(ともいく)12(いいに)」という、「造語」による、「道徳」「しつけ」を主な内容としており、「教育憲章は、強制ではない」と言うのなら、それを「市民総ぐるみで進めます」という構成は、削除するべきではありませんか。

このままでは、一方的な価値観を、さまざまな思想・信条をもった市民、子どもたちに押し付けることになりますので、やめるべきだと思います。

3つ目は、質疑でも明らかになりましたが、この「共育」が、古代中国の「徳」をベースにしながら「日本人が築いてきた」「世界においても共通する」と言われるものの、私には、戦前の「教育勅語」の再評価にもつながるように感じました。

また、現代の社会や教育問題が、あたかも「家族」の「しつけ」不足を原因にして起こっているような印象ももちますので、私は、ことさら強調するべきではないと考えます。

以上、反対討論といたします。

皆さんは、どうお考えでしょうか?

今日も、ご訪問ありがとうございました。

2015年07月07日

「新城教育憲章」の質疑

新城市の教育憲章が6月議会で制定されました。その、教育憲章についての質疑内容をアップしたいと思います。

教育に関わる問題なので、とてもデリケートな事柄だと考えています。その為、討論を掲載する前に、厚生文教委員会で質疑した内容を掲載します。

僕は、新城市の教育や現場の先生方は、大変熱心に教えていただいていると思っています。

当局の答弁は、後日、議事録になるので、ここでは割愛させていただきます。
(写真↓ 新城市教育憲章)



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

質疑内容

最近では、安保法制が国会で議論されています。そうした中で、徴兵制が苦役になるか、ならないかなども一部で議論に上がっている今、そうした、大きな世の中の流れの全体を見ながら、新城市教育憲章の質疑をさせていただきたいと思います。

「趣意説明書」にかかわって

「新城教育憲章」を創設する理由は、教育委員会制度が変わることをきっかけに、大きな権限をもつ首長の教育介入を防止するため=「教育の中立性を守る防波堤」として策定する、としている。

 ・しかし、「憲章」とは、根本的な原則に関する「きまり」「規範」であり、「教育の中立性を守る」という目的で、「新城教育」という、特別な規範をつくり、未来永劫(みらいえいごう)、これを、絶対的な教育価値・一方的な価値観として、市民に押し付ける、というのは、本末転倒ではないか。伺います。

・「教育」とは、そもそも、自由と個性豊かな環境によって発展するもの。ひとりひとりが、主体的に、つかみとっていくものです。これまでも「憲章」なしで、新城の教育は発展してきたわけですから、わざわざ、いま、教育という、さまざまな個性をもつ人間の育成・形成について、「グローバル社会で生き抜く秘訣」のもと「資源は人材」「人材を育てる教育」という、一方的な価値観を定めることは、よくないと考えます。当局の認識を、伺います。

・パブリックコメントを読むと、現場の先生の声が多く、「憲章」に対する認識の高さを感じる。とくに251番目の意見は、傾聴に値すると思う。

251 子供たちの多様性を見る限り、少数であっても様々な恵まれない環境や障害の中で生きなくてはならない子供たちがいることを思うと、そうした子供たちに目を向け、手を差し伸べる志の言葉も教育憲章の中にあってほしい。また「新城教育」「市民総ぐるみ」という言葉をスローガンの中に入れたいということですが、そのことで教職員の学校教育活動全般や地域住民全体の生活にしばりが生じたり、窮屈な思いをしたり、忙しくなりすぎないよう願っています。更に、決して教育の同一性、同質性を強く追究するものではなく、現状に即した多様な子供達を受容し、多様性の中で生きられる子供達の資質を伸ばすものになることを信じます。

また、「前文」と「本文」にかかわって

・パブリックコメントを読みますと、現場の先生が、
「私たちの目指すべき指針」
「方向性が定められるのは大変ありがたい」
「子どもたちの目指す姿を見据えて目の前の子どもたちに指導することができる」「全ての教員のバイブル」と、おおむね歓迎している声がある。
 
 しかし、これは、教師にとって「バイブル」になるが、子どもにとっては、どうか、という問題がある。ふたたび、戦前・戦中のような、モノ言わない教師が生まれるおそれを感じるが、どうか。

186の意見にあるように、「その時代により合うものに変化させていけばよいと考えます。(例)新城共育12など、今あるものをもとに、5年から10年後に見直しをする」。このことを、しっかり強調してほしいと思うが、どうか。伺います。

・「憲章」の「主語」が、「わたしたち新城市民は」となっている。やはり、これでは、市民への押し付けになっている。さまざまな考え方や、信条をもつ市民をまきこむことは、よくないと考えるか、どうか。伺います。

・和田教育長は「新城更生保護だより ぬくもり」(2015年1月1日号)で、「共育12(ともいく いいに)」の講演で、おおよそ次のように言っております。

「共育12」では、日本人が築いてきた躾(しつけ)・習慣やマナー・社会規範などを大切にする、由来は、古代中国の「大学」「中庸(ちゅうよう)」の五徳、八徳、十徳にあるものだ、と。教育長は言っています。

さらに、続けて、教育長は、
戦前の家父長制、「いえ」制度の時代の「年長者の言うことを聞き兄弟姉妹仲良くする」を「大切な徳目」とし、今、現在 一般化して「世界においても共通する」とのべています。

私は、これは「教育勅語にもよいところがある」という議論と同じではありませんか。戦前、この徳目は、事実の問題として「いったん緩急(かんきゅう)あれば」という言葉に接続され、公=絶対主義的天皇制への奉仕・服従につながったものであります。

和田教育長は、その象徴的な例として、日本の離婚率にふれて「子の親として仲良くする努力を願いたい」と、個人の家族生活に介入するようなことをのべております。

離婚は、憲法上、民法上、権利を認められております。また離婚にいたる理由は貧困、働き方、同居の形態など、様々であり、離婚した親御さんの子どもについて、教育長があれこれ言うべきではないと思います。結局のところ、「共育」とは、社会や教育の様々な問題を「家族」の「しつけ」不足として考えている、のではありませんか。当局の認識を伺います。

皆さんは、どうお考えでしょうか?

今日も、ご訪問ありがとうございました。

Posted by浅尾洋平 at22:03Comments(0)子ども活動日誌議会


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プロフィール
浅尾洋平
浅尾洋平
浅尾洋平(あさお ようへい)

1977年生まれ。
千郷小・千郷中・豊川高校卒
豊橋市立看護専門学校卒
1998年〜2009年豊橋市民病院、育児休暇取得。救命センターICU・手術室を経験
2009年〜2012年新城市民病院で看護師として勤務し退職。JPTEC認定取得(外傷病院前救護処置)
2011年度 新城市省エネコンテスト 削減率部門第3位受賞。日本共産党新城市福祉・子育て対策室長 2013年 新城市議に初当選。2017年 新城市議に当選し現在2期目。
家族は妻、1男1女