2016年09月30日
穂積市政の行き詰まり⑦なぜ市長は産廃の悪臭の現場に行かないのか?
今日のブログは、9月議会での僕の一般質問とパネルなどを掲載します。
その前に一言、産廃問題について。
いま新城市は、市民の生活環境をおびやかす、悪臭問題と汚水の垂れ流しという産廃問題があります。これは、市民団体や地元のみなさんが予想していたものです。
市は、タナカ興業の社長と何十回も「懇談会」を行い、タナカ社長が倉庫用の土地を求める意見に応じかねない話し合いをし、議会の一部には「悪臭は出ない」「大丈夫」論もありましたが、結局、市民団体と地元のみなさんの毅然とした反対運動と認識が正しかったのです。
穂積市長は「タナカ興業の企業団地進出には同意しかねる」と言っていますが、未だに悪臭の現場には一度も足を運んでいません。タナカ興業の悪臭で健康被害まで訴えている地元のみなさん、企業団地の経営者のみなさんの苦しみに、なぜ、寄り添えないのか。
本当に情けない事です。
タナカ興業の新城工場のダクトから汚水が漏れ出し、地面に染み込んでいる写真

市民のみなさんは、とうとう9月9日に「被害者の会」結成しました。
署名の内容を読むと胸が痛みます。
しかし市の答弁は「臭気指数は問題ない」の繰り返し。答弁と現状との乖離を埋めるためにも、穂積市長は、タナカ興業の産廃工場の中に入り、何が起きているのか、どんな臭いなのか、みずから視察し、悪臭・汚水を一掃する対策を講じるべきではないでしょうか。
以下、一般質問の全文(第1問)とパネル・資料をアップします。
副市長からの文書

1 市会議員の質問権の自由について
今年6月23日、広瀬安信・副市長は、6月議会における私=浅尾洋平の質問内容に対し、文書「6月議会における議員発言等について」を下江洋行議長に提出しました。文書の内容は、私の質疑・反対討論(「議会だより」46号に要約掲載)に「疑義」を示しつつ、結論的には「議案に係る質疑は、議案内容に限定し、それ以外は一般質問でお願いしたい」という、市会議員の質問権を制限する、驚くべきものでした。
議員の質問権の自由は「その議案全体に及んで行うことができ、また、提出者の説明で述べられなかったことでもよい」(『議員必携』)として幅広く認められています。それを法律を守るべき行政サイドの最高責任者の一人が「公開質問」というかたちで議会に「是正依頼」しようとしたことに強く抗議します。そのうえで、以下、伺う。
(1)なぜ、広瀬副市長は、「疑義」への「回答」を求めるだけでなく、市会議員の質問権を制限する「是正」を議長に「依頼」したのか。私は、論理の飛躍があると考えているが、副市長の「疑義」と「是正依頼」との間にある整合性を伺う。
2 新城市の人口減少問題と、「東三河北部構想区域」(新城市、設楽町、東栄町、豊根村)の病床ベッド削減問題について
愛知県は、今年8月3日、「愛知県地域医療構想(案)」を発表し、13日からパブリックコメントを募集しています。県の「構想(案)」は、人口減少・少子高齢化の中で、平成37年(2025年)における新たな地域医療提供体制を明らかにしています。それは、平成26年現在537床ある病床ベッドを267床へ大削減する方針です。
本市が属する「東三河北部構想区域」では、
①平成37年までに人口5万人に減少(現在から1万人減少)すること、
②患者(主にがん患者)が、豊川・豊橋などに流出していること、
③医師・看護師が慢性的に不足していること、
④救急搬送体制・周産期医療・精神病床の確保の必要性などが課題となっています。
私は、県の「構想(案)」を読んで、一刻も早く本市の人口減少に歯止めをかけて、市民の福祉増進のための具体策を打たなくてはならないと考えます。そこで、以下、伺う。
(1)本市の人口は、合併後10年間で約5000人も減っていますが、何が原因なのか、新城市がまとめた「人口ビジョン」「新城市まちひとしごと総合戦略」にそって伺う。
(2)人口減少が引き起こす大問題として、愛知県の「構想(案)」の通り、奥三河の深刻な医療問題があります。患者さんが豊川・豊橋へ流出し、救急医療・産科・精神科(病床)などの不足が指摘されているにもかかわらず、愛知県は、平成37年には病床ベッドを半減する計画を進めようとしています。この計画に対する、市の認識を伺う。
新庁舎建設問題の提案!


3 新庁舎建設の契約問題について
この9月議会において、市は第163号議案「工事請負契約の締結」を提出しています。これは、本市の新庁舎建設工事の一式を費用30億円で鹿島建設と契約する内容です。
しかし、今年8月10日の「総合政策特別委員会(部会)」での市との質疑応答で、
①新庁舎建設の一番大事な設計見積金額の妥当性・基準 が曖昧だと思われること(『検証結果報告書』「県、市に査定率の決まりはない」「(山下設計は)自社の実績を考慮した」)
②大震災に耐えうる免震構造の構造認定が終了していないこという大問題
が明らかになりました。
これは、私たちが家をリフォームする時、見積もり金額の明確な基準も無ければ、耐震検査の結果も出ないうちにお金だけ建築会社に支払うことを決める事であり、到底、常識では考えられません。
そこで以下伺う。
(1)構造認定が決まらないまま、9月議会での本契約は、社会通念上・市民感情から言ってありえないと考えるが、市の認識を伺う。
(2)いま、市民独自の運動として「新城希望都市を目指す若者の会」の皆さんが、新城東・新城高校の統廃合後の高校跡地に新庁舎を建設する見直しを提案しています。防災上・財政上・政治上、まったく新しい角度からの提案について、私は、今こそ真剣に考えるべきではないかと思うが、市の認識を伺う。
4 市内八名地区の産廃施設から漏れる悪臭・汚水被害について
私の6月議会一般質問に対し、市当局は、タナカ興業の産廃処理施設(今年4月操業)の悪臭と思われる苦情や被害届が24件あること、ただし「(悪臭)規制基準に適合している以上操業停止の勧告は出来ない」と答弁しました。さらに穂積市長は1度も悪臭の現場に駆けつけていない事も判明しました。
しかしタナカ興業の工場付近の悪臭は、6月以降も続いており、市民から「抗議文」や悪臭防止の対策を求める声が相次いでいます。また、「新城の環境を考える市民の会」は、建屋からの「茶色い廃汁」を発見しています。そこで以下伺う。

タナカ興業の工場に隣接する企業さんのキンモクセイが今年になって枯れてしまった。


(1)穂積市長は、「産業廃棄物中間処理施設の臭気苦情対応に対する抗議文への回答」(7月1日付)の中で、「市民の皆さまに対し環境部職員が失礼な対応をしたこと、大変申し訳ございませんでした。謹んでお詫び申し上げます」と述べたあと、今年6月21日に発生した悪臭のレベルが「0~2程度」(規制基準は2.5~)であること、さらに、「においを確認する頻度は増えている」との認識を示しました。
また、7月26日付の「回答」では、産廃建屋の完成で、「臭気強度は0~1程度の範囲」「効果は出ている」と述べています。
果たして産廃の悪臭・汚水の被害は無くなったのか伺う。
・・・
きょうも、ご訪問ありがとうございます。
その前に一言、産廃問題について。
いま新城市は、市民の生活環境をおびやかす、悪臭問題と汚水の垂れ流しという産廃問題があります。これは、市民団体や地元のみなさんが予想していたものです。
市は、タナカ興業の社長と何十回も「懇談会」を行い、タナカ社長が倉庫用の土地を求める意見に応じかねない話し合いをし、議会の一部には「悪臭は出ない」「大丈夫」論もありましたが、結局、市民団体と地元のみなさんの毅然とした反対運動と認識が正しかったのです。
穂積市長は「タナカ興業の企業団地進出には同意しかねる」と言っていますが、未だに悪臭の現場には一度も足を運んでいません。タナカ興業の悪臭で健康被害まで訴えている地元のみなさん、企業団地の経営者のみなさんの苦しみに、なぜ、寄り添えないのか。
本当に情けない事です。
タナカ興業の新城工場のダクトから汚水が漏れ出し、地面に染み込んでいる写真

市民のみなさんは、とうとう9月9日に「被害者の会」結成しました。
署名の内容を読むと胸が痛みます。
しかし市の答弁は「臭気指数は問題ない」の繰り返し。答弁と現状との乖離を埋めるためにも、穂積市長は、タナカ興業の産廃工場の中に入り、何が起きているのか、どんな臭いなのか、みずから視察し、悪臭・汚水を一掃する対策を講じるべきではないでしょうか。
以下、一般質問の全文(第1問)とパネル・資料をアップします。
副市長からの文書

1 市会議員の質問権の自由について
今年6月23日、広瀬安信・副市長は、6月議会における私=浅尾洋平の質問内容に対し、文書「6月議会における議員発言等について」を下江洋行議長に提出しました。文書の内容は、私の質疑・反対討論(「議会だより」46号に要約掲載)に「疑義」を示しつつ、結論的には「議案に係る質疑は、議案内容に限定し、それ以外は一般質問でお願いしたい」という、市会議員の質問権を制限する、驚くべきものでした。
議員の質問権の自由は「その議案全体に及んで行うことができ、また、提出者の説明で述べられなかったことでもよい」(『議員必携』)として幅広く認められています。それを法律を守るべき行政サイドの最高責任者の一人が「公開質問」というかたちで議会に「是正依頼」しようとしたことに強く抗議します。そのうえで、以下、伺う。
(1)なぜ、広瀬副市長は、「疑義」への「回答」を求めるだけでなく、市会議員の質問権を制限する「是正」を議長に「依頼」したのか。私は、論理の飛躍があると考えているが、副市長の「疑義」と「是正依頼」との間にある整合性を伺う。
2 新城市の人口減少問題と、「東三河北部構想区域」(新城市、設楽町、東栄町、豊根村)の病床ベッド削減問題について
愛知県は、今年8月3日、「愛知県地域医療構想(案)」を発表し、13日からパブリックコメントを募集しています。県の「構想(案)」は、人口減少・少子高齢化の中で、平成37年(2025年)における新たな地域医療提供体制を明らかにしています。それは、平成26年現在537床ある病床ベッドを267床へ大削減する方針です。
本市が属する「東三河北部構想区域」では、
①平成37年までに人口5万人に減少(現在から1万人減少)すること、
②患者(主にがん患者)が、豊川・豊橋などに流出していること、
③医師・看護師が慢性的に不足していること、
④救急搬送体制・周産期医療・精神病床の確保の必要性などが課題となっています。
私は、県の「構想(案)」を読んで、一刻も早く本市の人口減少に歯止めをかけて、市民の福祉増進のための具体策を打たなくてはならないと考えます。そこで、以下、伺う。
(1)本市の人口は、合併後10年間で約5000人も減っていますが、何が原因なのか、新城市がまとめた「人口ビジョン」「新城市まちひとしごと総合戦略」にそって伺う。
(2)人口減少が引き起こす大問題として、愛知県の「構想(案)」の通り、奥三河の深刻な医療問題があります。患者さんが豊川・豊橋へ流出し、救急医療・産科・精神科(病床)などの不足が指摘されているにもかかわらず、愛知県は、平成37年には病床ベッドを半減する計画を進めようとしています。この計画に対する、市の認識を伺う。
新庁舎建設問題の提案!


3 新庁舎建設の契約問題について
この9月議会において、市は第163号議案「工事請負契約の締結」を提出しています。これは、本市の新庁舎建設工事の一式を費用30億円で鹿島建設と契約する内容です。
しかし、今年8月10日の「総合政策特別委員会(部会)」での市との質疑応答で、
①新庁舎建設の一番大事な設計見積金額の妥当性・基準 が曖昧だと思われること(『検証結果報告書』「県、市に査定率の決まりはない」「(山下設計は)自社の実績を考慮した」)
②大震災に耐えうる免震構造の構造認定が終了していないこという大問題
が明らかになりました。
これは、私たちが家をリフォームする時、見積もり金額の明確な基準も無ければ、耐震検査の結果も出ないうちにお金だけ建築会社に支払うことを決める事であり、到底、常識では考えられません。
そこで以下伺う。
(1)構造認定が決まらないまま、9月議会での本契約は、社会通念上・市民感情から言ってありえないと考えるが、市の認識を伺う。
(2)いま、市民独自の運動として「新城希望都市を目指す若者の会」の皆さんが、新城東・新城高校の統廃合後の高校跡地に新庁舎を建設する見直しを提案しています。防災上・財政上・政治上、まったく新しい角度からの提案について、私は、今こそ真剣に考えるべきではないかと思うが、市の認識を伺う。
4 市内八名地区の産廃施設から漏れる悪臭・汚水被害について
私の6月議会一般質問に対し、市当局は、タナカ興業の産廃処理施設(今年4月操業)の悪臭と思われる苦情や被害届が24件あること、ただし「(悪臭)規制基準に適合している以上操業停止の勧告は出来ない」と答弁しました。さらに穂積市長は1度も悪臭の現場に駆けつけていない事も判明しました。
しかしタナカ興業の工場付近の悪臭は、6月以降も続いており、市民から「抗議文」や悪臭防止の対策を求める声が相次いでいます。また、「新城の環境を考える市民の会」は、建屋からの「茶色い廃汁」を発見しています。そこで以下伺う。

タナカ興業の工場に隣接する企業さんのキンモクセイが今年になって枯れてしまった。


(1)穂積市長は、「産業廃棄物中間処理施設の臭気苦情対応に対する抗議文への回答」(7月1日付)の中で、「市民の皆さまに対し環境部職員が失礼な対応をしたこと、大変申し訳ございませんでした。謹んでお詫び申し上げます」と述べたあと、今年6月21日に発生した悪臭のレベルが「0~2程度」(規制基準は2.5~)であること、さらに、「においを確認する頻度は増えている」との認識を示しました。
また、7月26日付の「回答」では、産廃建屋の完成で、「臭気強度は0~1程度の範囲」「効果は出ている」と述べています。
果たして産廃の悪臭・汚水の被害は無くなったのか伺う。
・・・
きょうも、ご訪問ありがとうございます。
2016年09月29日
穂積市政の行き詰まり⑥新庁舎工事契約を国の認定前に結ぶとは!
今日のブログは、新庁舎建設の本体工事30億5000万円の事業費について、新城市と鹿島建設との間に工事請負契約を締結する議案への反対討論です。
ポイントは、
①国の免震構造認定前に契約するという安全性軽視、
②設計見積もりの基準がないこと(工事費は、山下設計側の「経験」によるもの)、
③市民のみなさんから新城東高校の跡地への移転という新しい提案が出ており、もう少し時間をかけて議論する余地がある、の3点です。
僕は、市独自の見積もり基準がないまま、鹿島建設や山下設計に丸投げ(いわゆるプロポーザル方式を採用)してきた穂積市政の税金の使い方に改めて驚きます。

(見積もり査定率なし 資料写真↓)


・・・
第163号議案「工事請負契約の締結」について、反対の立場で討論を行ないます。
日本共産党の浅尾洋平です。
新庁舎建設の工事請負契約問題については、この間の質疑で、大震災に耐えうる国の免震構造の認定が、終了しないままに行われようとしていることが、わかりました。
また、私の質問に対し、設計見積り金額の基準について、市の答弁は第三者の検証結果があるとか、物品の値段が刊行物(業界雑誌)をもとにしていると述べ、私は、一定の理解をしました。
しかし、根本のところでは、新城市に査定率の決まりがないこと、見積金額は、山下設計が自社の実績を考慮したこと、ひいては、プロポーザル方式自体が建設工事費用など、すべて相手方に丸投げするものなので、私は、この間の質疑をへても安全面の点で、そして、適切な費用かどうかについて、大きな疑問を持っていますので反対します。
その一方で、庁舎については、市民のみなさんから新城東高校の跡地利活用についての独自の提案が議会に出されたところでもあり、それを議論しながら、もう少し契約を先に伸ばしてもいいのではないかと思います。
「ゴールデンウィークの引っ越し」を主な理由に建設計画を急ぐのではなく、市民の命を守る・安全性を最優先に考えるならば、契約の形態として、通常通り国の認定(構造計算)がおりる12月まで待ってから契約を行うことが大切だと思います。
以上、反対討論といたします。
・・・
今日の、NHKの7時のニュースで、東京都の築地移転の問題を報道していました。
その時に、移転先の豊洲新市場で、検証チームが、豊洲市場の建物の構造計算が違っており、耐震性に疑問が生じる可能性があると報じていました。
総額2253億円もかけて作った豊洲新市場(施工業者は、鹿島建設 清水建設 大成建設のJV)の、床の厚さが構造計算の15倍だったと判明。
重量が増し耐震性に疑問が生じる可能性とのこと。
プロジェクトチームの座長は「構造計算の話は基本のところなので ここがぐらつくと議論の土台が揺らぐ」と述べていました。



新城市の新庁舎建設問題で、国の「構造計算」の認定がおりていない中で、
鹿島建設との工事請負契約を市が行なった事を思い出しました。
やはり、市民の安全性を最優先に考えるならば、市長・市は通常通り国の構造計算の認定がおりる12月まで待ってから、契約をしてほしかったと実感しました。
みなさんは、どのように考えますか?
ご訪問ありがとうございます。
ポイントは、
①国の免震構造認定前に契約するという安全性軽視、
②設計見積もりの基準がないこと(工事費は、山下設計側の「経験」によるもの)、
③市民のみなさんから新城東高校の跡地への移転という新しい提案が出ており、もう少し時間をかけて議論する余地がある、の3点です。
僕は、市独自の見積もり基準がないまま、鹿島建設や山下設計に丸投げ(いわゆるプロポーザル方式を採用)してきた穂積市政の税金の使い方に改めて驚きます。

(見積もり査定率なし 資料写真↓)


・・・
第163号議案「工事請負契約の締結」について、反対の立場で討論を行ないます。
日本共産党の浅尾洋平です。
新庁舎建設の工事請負契約問題については、この間の質疑で、大震災に耐えうる国の免震構造の認定が、終了しないままに行われようとしていることが、わかりました。
また、私の質問に対し、設計見積り金額の基準について、市の答弁は第三者の検証結果があるとか、物品の値段が刊行物(業界雑誌)をもとにしていると述べ、私は、一定の理解をしました。
しかし、根本のところでは、新城市に査定率の決まりがないこと、見積金額は、山下設計が自社の実績を考慮したこと、ひいては、プロポーザル方式自体が建設工事費用など、すべて相手方に丸投げするものなので、私は、この間の質疑をへても安全面の点で、そして、適切な費用かどうかについて、大きな疑問を持っていますので反対します。
その一方で、庁舎については、市民のみなさんから新城東高校の跡地利活用についての独自の提案が議会に出されたところでもあり、それを議論しながら、もう少し契約を先に伸ばしてもいいのではないかと思います。
「ゴールデンウィークの引っ越し」を主な理由に建設計画を急ぐのではなく、市民の命を守る・安全性を最優先に考えるならば、契約の形態として、通常通り国の認定(構造計算)がおりる12月まで待ってから契約を行うことが大切だと思います。
以上、反対討論といたします。
・・・
今日の、NHKの7時のニュースで、東京都の築地移転の問題を報道していました。
その時に、移転先の豊洲新市場で、検証チームが、豊洲市場の建物の構造計算が違っており、耐震性に疑問が生じる可能性があると報じていました。
総額2253億円もかけて作った豊洲新市場(施工業者は、鹿島建設 清水建設 大成建設のJV)の、床の厚さが構造計算の15倍だったと判明。
重量が増し耐震性に疑問が生じる可能性とのこと。
プロジェクトチームの座長は「構造計算の話は基本のところなので ここがぐらつくと議論の土台が揺らぐ」と述べていました。



新城市の新庁舎建設問題で、国の「構造計算」の認定がおりていない中で、
鹿島建設との工事請負契約を市が行なった事を思い出しました。
やはり、市民の安全性を最優先に考えるならば、市長・市は通常通り国の構造計算の認定がおりる12月まで待ってから、契約をしてほしかったと実感しました。
みなさんは、どのように考えますか?
ご訪問ありがとうございます。
2016年09月28日
穂積市政の行き詰まり⑤第166号議案「財産の取得」に対する反対討論
今日のブログは、新しくなった作手小学校の校舎に搬入される、什器(机や棚や椅子など)の納入(いわゆる財産の取得)議案に対する質疑と反対討論を全文アップします。
・・・
第166号議案「財産の取得」について

質疑内容
厚生文教委員会 第166号議案「財産の取得」に対する質疑
★僕が事前に行った、収納棚・椅子・実験台や作業台など、それぞれの金額や明細を求めた「資料請求」の結果(写真)をもとに質疑しました。


(1)当初の作手小学校建設事業費の(全体)予算の中に、これら財産(什器)についての予算を入れていなかったのか、伺う。
(2)資料を請求してわかったのですが、作手小学校に納入する収納棚・椅子・実験台や作業台など、それぞれの金額・明細書を求めたところ、
市の答弁(資料結果)は、「総額による入札のため不明」とのことでした(つまり、市の答弁では、什器一つ一つの単価見積もりが無いとのこと)。
そこで私は「資料請求」を使って、什器数の総数が231個であること、入札金額が2365万円であることから、単純計算すると什器1個あたり10万2395円になることを突き止めました。
今どき、椅子・机など、10万円を超える物を買うというのは、市民感覚から言うと、なかなかないのではないか。もしかして市当局は、机・椅子・案内ボード・金庫など全て、1個10万円で見積もったということではないですか?伺います。
・・・
反対討論
第166号議案「財産の取得」について
反対する立場から討論したします。日本共産党の浅尾洋平です。
私は、新城市に行った「資料請求」で、初めて、分かったのですが、このほど作手小学校に設置する新しい什器は、収納棚・椅子・実験台や作業台、案内ボードなど、総数で231個、総額2365万円におよびます。
たいへん大きな税金の支出です。
また、それぞれ個々の什器の金額と、詳しい明細を求めたところ、市の答弁は「総額による入札のため不明」とのことでした。
私は、たいへん驚きました。
本市は、総額2365万円で、一括して什器の入札を行ったのです。
落札したのは、市内の家具店であります。
そこで2365万円の総額を、什器の個数231で割ると、単純計算しますと、什器1個あたり10万2395円になります。
すなわち、棚も椅子も案内ボードも机も10万円をこえる品物であります。委員会の質疑では、市の答弁は「個々の値段は不明」とのことでした。私は、思わず、一個一律10万円で見積もったのではないか、と疑ったほどです。
個々の値段が分からないまま、市は、総額発注しているわけです。
今どき、椅子・机など10万円を超える物を買うというのは、市民感覚から言うと、なかなかないのではないでしょうか。使えるものは古くても使う、必要なものから買い足していく。買う場合も、きちんと現物を見て、予算の範囲で、本当に見合うものを買う。それが、市民常識ではありませんか。
私は、市当局の部内で、什器一つ一つの見積もりも無いまま、学校全体の什器2300万円分を、一括購入で買うという、この電子入札の方法が、新城市民の生活感覚や常識に合うかどうか、たいへん疑問であります。
また、せっかく購入したものが、現場で、使い勝手がうまくなかったり、現品を見た時の値段との関係で、良い物かどうか、わからないという場合もあるでしょうし、本市の、今回の購入の仕方は、市民のみなさんに対して、私は、説得的な説明責任が果たせないと考えまして、反対いたします。
・・・
みなさんは、どう思いますか。
ご訪問ありがとうございます。
・・・
第166号議案「財産の取得」について

質疑内容
厚生文教委員会 第166号議案「財産の取得」に対する質疑
★僕が事前に行った、収納棚・椅子・実験台や作業台など、それぞれの金額や明細を求めた「資料請求」の結果(写真)をもとに質疑しました。


(1)当初の作手小学校建設事業費の(全体)予算の中に、これら財産(什器)についての予算を入れていなかったのか、伺う。
(2)資料を請求してわかったのですが、作手小学校に納入する収納棚・椅子・実験台や作業台など、それぞれの金額・明細書を求めたところ、
市の答弁(資料結果)は、「総額による入札のため不明」とのことでした(つまり、市の答弁では、什器一つ一つの単価見積もりが無いとのこと)。
そこで私は「資料請求」を使って、什器数の総数が231個であること、入札金額が2365万円であることから、単純計算すると什器1個あたり10万2395円になることを突き止めました。
今どき、椅子・机など、10万円を超える物を買うというのは、市民感覚から言うと、なかなかないのではないか。もしかして市当局は、机・椅子・案内ボード・金庫など全て、1個10万円で見積もったということではないですか?伺います。
・・・
反対討論
第166号議案「財産の取得」について
反対する立場から討論したします。日本共産党の浅尾洋平です。
私は、新城市に行った「資料請求」で、初めて、分かったのですが、このほど作手小学校に設置する新しい什器は、収納棚・椅子・実験台や作業台、案内ボードなど、総数で231個、総額2365万円におよびます。
たいへん大きな税金の支出です。
また、それぞれ個々の什器の金額と、詳しい明細を求めたところ、市の答弁は「総額による入札のため不明」とのことでした。
私は、たいへん驚きました。
本市は、総額2365万円で、一括して什器の入札を行ったのです。
落札したのは、市内の家具店であります。
そこで2365万円の総額を、什器の個数231で割ると、単純計算しますと、什器1個あたり10万2395円になります。
すなわち、棚も椅子も案内ボードも机も10万円をこえる品物であります。委員会の質疑では、市の答弁は「個々の値段は不明」とのことでした。私は、思わず、一個一律10万円で見積もったのではないか、と疑ったほどです。
個々の値段が分からないまま、市は、総額発注しているわけです。
今どき、椅子・机など10万円を超える物を買うというのは、市民感覚から言うと、なかなかないのではないでしょうか。使えるものは古くても使う、必要なものから買い足していく。買う場合も、きちんと現物を見て、予算の範囲で、本当に見合うものを買う。それが、市民常識ではありませんか。
私は、市当局の部内で、什器一つ一つの見積もりも無いまま、学校全体の什器2300万円分を、一括購入で買うという、この電子入札の方法が、新城市民の生活感覚や常識に合うかどうか、たいへん疑問であります。
また、せっかく購入したものが、現場で、使い勝手がうまくなかったり、現品を見た時の値段との関係で、良い物かどうか、わからないという場合もあるでしょうし、本市の、今回の購入の仕方は、市民のみなさんに対して、私は、説得的な説明責任が果たせないと考えまして、反対いたします。
・・・
みなさんは、どう思いますか。
ご訪問ありがとうございます。
2016年09月26日
ある市民の方から以下のようなメールが届きました。
平成24年 9月議会の議事録より


今朝、ある市民の方から昨日のブログを読んで、以下のようなメールが届きました。
穂積市政の行き詰まり④ 教育委員会委員の任命に対する反対討論(http://asao.dosugoi.net/e901818.html)を読んでの市民の方からのコメントです↓↓
・・・
新城市教育委員会のサイトで教育長と6名の教育委員の名前と任期が書いてあるが、経歴リンクはなく、素性がわからない。
中立性・多様性があるのかすらわからない。 ここにある議案資料は議事録サイトで見つかりません。どこで見ることができるか教えてください。
「民間からの起用とはいえ、異例な任命の状況だと考える」ということは、教育委員は本来、広く民間から起用することになっているのですか。教えてください。
議事録検索で花田香織と入れると、2件あり。 1件は、滝川市議の質問への回答として、夏目教育部長が花田氏を最初に任命した経緯説明≪2012年9月定例会) http://www.db-search.com/shinshiro-c/index.php/3628483?Template=doc-one-frame&VoiceType=OneHit&DocumentID=639 あまりの手際の悪さ、情けない弁明。選んだ状況が不可解過ぎる。
「子育て中の女性に選任したい」と差別的発言。子供がいなくても教育問題に熱心な人はいる。 花田氏は日本文化専攻(広義過ぎて何だかわからない)、博士課程を途中でやめて大学の臨時職員を1年。3か月空白期間の後、専攻とは無関係の豊橋のデザイン会社に1か月だけ勤務。そして1か月の空白後、穂積市長が理事をする「奥三河ビジョンフォーラム」に雇われ、その後次々と穂積市政の協議会や審議会のメンバーとなった。
そのあとずっと穂積市政で兼職を続けた。 もう一つは、同定例会で穂積市長が花田氏を任命したい、議会の承認がほしいという短い発言。何の説明もなし。 http://www.db-search.com/shinshiro-c/index.php/3628483?Template=doc-one-frame&VoiceType=OneHit&DocumentID=637 教育委員会にも問題はないか。
・・・
みなさんは、どう思いますか。私は、たいへん鋭い意見だと思います。
確かに過去の議事録を読みますと、夏目部長は、教育委員会の委員の任命ルールはない、とのべています。
また、花田氏は、長期間にわたり市の行政にかかわってきたにも関わらず、それを把握していない。
子育てしているか、していないかを任命基準にするのも大問題です。
ご訪問ありがとうございます。


今朝、ある市民の方から昨日のブログを読んで、以下のようなメールが届きました。
穂積市政の行き詰まり④ 教育委員会委員の任命に対する反対討論(http://asao.dosugoi.net/e901818.html)を読んでの市民の方からのコメントです↓↓
・・・
新城市教育委員会のサイトで教育長と6名の教育委員の名前と任期が書いてあるが、経歴リンクはなく、素性がわからない。
中立性・多様性があるのかすらわからない。 ここにある議案資料は議事録サイトで見つかりません。どこで見ることができるか教えてください。
「民間からの起用とはいえ、異例な任命の状況だと考える」ということは、教育委員は本来、広く民間から起用することになっているのですか。教えてください。
議事録検索で花田香織と入れると、2件あり。 1件は、滝川市議の質問への回答として、夏目教育部長が花田氏を最初に任命した経緯説明≪2012年9月定例会) http://www.db-search.com/shinshiro-c/index.php/3628483?Template=doc-one-frame&VoiceType=OneHit&DocumentID=639 あまりの手際の悪さ、情けない弁明。選んだ状況が不可解過ぎる。
「子育て中の女性に選任したい」と差別的発言。子供がいなくても教育問題に熱心な人はいる。 花田氏は日本文化専攻(広義過ぎて何だかわからない)、博士課程を途中でやめて大学の臨時職員を1年。3か月空白期間の後、専攻とは無関係の豊橋のデザイン会社に1か月だけ勤務。そして1か月の空白後、穂積市長が理事をする「奥三河ビジョンフォーラム」に雇われ、その後次々と穂積市政の協議会や審議会のメンバーとなった。
そのあとずっと穂積市政で兼職を続けた。 もう一つは、同定例会で穂積市長が花田氏を任命したい、議会の承認がほしいという短い発言。何の説明もなし。 http://www.db-search.com/shinshiro-c/index.php/3628483?Template=doc-one-frame&VoiceType=OneHit&DocumentID=637 教育委員会にも問題はないか。
・・・
みなさんは、どう思いますか。私は、たいへん鋭い意見だと思います。
確かに過去の議事録を読みますと、夏目部長は、教育委員会の委員の任命ルールはない、とのべています。
また、花田氏は、長期間にわたり市の行政にかかわってきたにも関わらず、それを把握していない。
子育てしているか、していないかを任命基準にするのも大問題です。
ご訪問ありがとうございます。
2016年09月25日
穂積市政の行き詰まり④ 教育委員会委員の任命に対する反対討論

文部科学省の教育委員会についての考え方


・・・
第169号議案「新城市教育委員会委員の任命についての議案」に反対する立場から討論を行います。
日本共産党の浅尾洋平です。
この議案は、新城市の教育委員会の委員を任命する議案です。
穂積市長に任命されているのは、花田香織氏です。
この方は、平成24年11月に任命されていますから、今回、2期目の教育委員会(任期4年間)の委員の審議となります。
しかし、私は9月7日の本会議質疑において「民間からの起用とはいえ、異例な任命の状況だと考える」と述べました。
その理由は、花田氏の「略歴」で明らかです。
花田氏は、
◯平成18年の「新城市指定管理者選定審議会」の委員を皮切りに、
◯平成22年、市民編集委員
◯平成23年、新城市自治基本条例検討会議・委員
◯同じく平成23年、新城市指定管理者選定審議会・委員
◯平成24年には、日本青年会議所が委託した「新庁舎・建設・デザイン・ワークショップ」にかかわり、
◯同じく平成24年、道の駅ワーキンググループ、
◯平成25年、鳳来東部地域協議会・委員、
さらに、◯平成26年には、新城市の総合計画審議会・委員に任命されています。
私は、市民の常識、あるいは生活感覚から考えると、花田氏は、市の任務に、たくさん関わり過ぎていること、かつ、長く関わっている「異常な任命状況」だと思います。本来、教育委員であろうと、選定審議会の委員であろうと、市は、さまざまな立場の人たちの意見を反映するべきではないでしょうか。
反対する、もう1つの理由は、花田氏が所属する「一般社団法人・奥三河ビジョンフォーラム」という団体の「理事」に、なんと、穂積市長自身が、(2015年7月現在、ホームページに公表されている)、名を連ねていることであります。
(一般社団法人・奥三河ビジョンフォーラム 役員名簿→http://www.tcp-ip.or.jp/~ovf/jyouhoukoukai.html)
この団体は「奥三河のよりよい将来像を提案」し「調査研究等を行う」ことを業務としていますが、教育委員会の委員は、何よりも中立・公平を重んじられなくてはならず、かつ教育委員会の条例改正で、市長の任命下に置かれたものです。
当然のことながら、国の文部科学省は、教育委員会は、「教育の中立性の確保のための仕組み」で、「首長からの独立制」を一番に訴えています。
それにもかかわらず、穂積市長が役員をしている団体の、その一職員を教育委員会の委員に任命することは、いらぬ「疑念」を生じさせはしないか、と深く危ぐするものです。
花田氏を、私は、悪いと言っているのではありません。
任命権者である穂積市長が「役員」に名を連ねる団体の職員を、この間、さまざまな公的な任務に、長期間にわたり任用してきたことが、たいへん問題ではないか、と考えるわけです。
私の質疑では、市当局が、私の納得のいく、花田氏でなければならない、任命する確たる根拠を示されませんでしたので、反対といたします。
以 上
今日も、ご訪問ありがとうございます。
2016年09月24日
穂積市政の行き詰まり③平成27年度の国保会計決算認定への反対討論
9月16日、僕は、穂積市長が議会に提出した第130号議案「平成27年度新城市国民健康保険事業特別会計決算認定」に対する反対討論を行いました。
今日は、この反対討論を全文アップします。
・・・
第130号議案
平成27年度の「新城市国民健康保険事業特別会計決算認定」について、反対の立場で討論を行います。
日本共産党の浅尾洋平です。
今回の決算に対する、私の質疑は、おおよそ、次の3点でした。
(1)加入者一人当たりの調定額(保険税)はいくらか。
市の答弁は、10万3127円(一人あたり)でした。
(2)東三河・近隣の自治体と比べて新城市の保険税は、高いかどうか。
市の答弁は、平成27年度版で、本市は、東三河の中で2番目に高い、というものでした。
そして、
(3)平成28年度の新城市国民健康保険事業特別会計予算において、国保税が1人当たり平均で1万900円引き下げられたが、今期の決算から評価したものか。
ところが、市当局は、3つ目の質問は「平成28年度の質問であって、平成27年度の決算認定の質疑にはそぐわない」として、答弁を拒否しました。私は納得せず、抗議しましたが、丸山たかひろ委員長に、質疑を止められてしまいました。
私は、このような前代未聞のやり方に、改めて、強く抗議いたします。
なぜ、私が、3番目の質問、今期の国保税引き下げとの関連を質問したのかといえば、「今期の決算から今後につながる評価・改善点」として、市当局ならびに穂積市長が、どんなふうに工夫されたのか、市役所内で、どのように検討したのか、その関連性がたいへん重要だと思ったからです。
いままで、ずっと、本市の国保税は、上がり続けてきたのです(議会は黙認し続けてきました!!)。
その結果、東三河はもちろん県下でもワーストに入るほど高くなってしまいました。それなのに、今年28年度の保険税は、一気に1万900円も引き下げられました。ある市民の方は「昨年、市に、資産割を廃止してくれませんか」と提案したものの、市の職員は「検討しません、と言った。いったい何があったのか」との話もうかがいましたので、私の質疑は、当然の質問ではないでしょうか。
国保税の大幅引き下げは、なにより、穂積市長の大きな「政策転換」であり、私は、たいへん評価しているのです。その理由を、市当局みずから答弁拒否すること、丸山委員長が、私の質疑を止めることは、文字通り、議会制民主主義を破壊するもの以外、何ものでもありません。
本市の平成28年度の国保予算は、これまで行われていた「資産割」が主に廃止されました。そこに国の「支援金」活用もあいまって、1万900円もの保険税引き下げという、驚くべき金額となったわけです。
私は、このことを、改めて、評価するものです。
しかし、これは、平成28年度のことであります。
私は、3年前の市会議員選挙の選挙公約、その後の一般質問で、「新城市の国保税は高すぎる」、「一人あたり1万円の値下げを」と、市当局に対し、繰り返し訴えてきましたが、まったく応えていただけませんでした。この平成27年度の「決算」の質疑を通しても、市当局の答弁拒否もあり、市当局の認識は従来と同じだと、判断せざるを得ません。
以上、反対討論といたします。
・・・
皆さんは、どのように考えますか?
私は議員になって3年目の「新人」かもしれませんが、市当局に答弁拒否され、委員長に質疑中止を強行されたのは、今回が初めてです。傍聴した方も言っていましたが、絶対に許されないことです。
答弁拒否された1問目は「入札権の要件」の一般的な確認の質問です。2問目は、国保の質問でした。
1問目は「入札権の要件」に基準はあるのか?と、一般的な要件の有無を確認する質問をしただけなのです。
しかし丸山たかひろ委員長に中断させられ、さらに小野田なおみ議員に「動議」を出され、その後「議運」が開かれ、とうとう質問が出来なくなってしまいました。
議員活動の手引き書である『議員必携』では、「質疑とは」その議案全体に及んで行うこと(質疑)ができる、と書かれていますし、また、「説明で述べられなかったものでもよい。」と書いてあります。私は、その旨を、丸山委員長と議運のメンバーに対し繰り返し主張しましたが、質問は許されませんでした。


私は、市と市議会に対して断固抗議をしました。
白井議員は、本会議上で、私=浅尾議員への質問拒否の態度と滝川議員の質問答弁の内容・態度との比較において、市当局のあり方がおかしい、あまりに差がありすぎると、丸山たかひろ委員長に抗議をしてくれました。私も滝川議員の質問と市当局の答弁の態度は、あまりにも私と異なっていると思いました。
会議には、公平・中立性・議会制民主主義が求められると思います。こんな恣意的な運営は絶対に許されません。
市民のみなさんの議会傍聴が、市長と市議会・議員を追い詰めています。正しいのは、どちらか、と問うています。
そして、議会を傍聴された市民の声を聞きますと、打桐議員と市当局との「疑惑」に市民のみなさんは怒っています。また、「議会と市当局が、議事運営で馴れ合っているのは明らかではないか」。と言っています。
私は、ひどいことをされたと思っていますが、実は、市民の方々の声に耳を傾けると、希望を感じています。
今日も、ご訪問ありがとうございます。
今日は、この反対討論を全文アップします。
・・・
第130号議案
平成27年度の「新城市国民健康保険事業特別会計決算認定」について、反対の立場で討論を行います。
日本共産党の浅尾洋平です。
今回の決算に対する、私の質疑は、おおよそ、次の3点でした。
(1)加入者一人当たりの調定額(保険税)はいくらか。
市の答弁は、10万3127円(一人あたり)でした。
(2)東三河・近隣の自治体と比べて新城市の保険税は、高いかどうか。
市の答弁は、平成27年度版で、本市は、東三河の中で2番目に高い、というものでした。
そして、
(3)平成28年度の新城市国民健康保険事業特別会計予算において、国保税が1人当たり平均で1万900円引き下げられたが、今期の決算から評価したものか。
ところが、市当局は、3つ目の質問は「平成28年度の質問であって、平成27年度の決算認定の質疑にはそぐわない」として、答弁を拒否しました。私は納得せず、抗議しましたが、丸山たかひろ委員長に、質疑を止められてしまいました。
私は、このような前代未聞のやり方に、改めて、強く抗議いたします。
なぜ、私が、3番目の質問、今期の国保税引き下げとの関連を質問したのかといえば、「今期の決算から今後につながる評価・改善点」として、市当局ならびに穂積市長が、どんなふうに工夫されたのか、市役所内で、どのように検討したのか、その関連性がたいへん重要だと思ったからです。
いままで、ずっと、本市の国保税は、上がり続けてきたのです(議会は黙認し続けてきました!!)。
その結果、東三河はもちろん県下でもワーストに入るほど高くなってしまいました。それなのに、今年28年度の保険税は、一気に1万900円も引き下げられました。ある市民の方は「昨年、市に、資産割を廃止してくれませんか」と提案したものの、市の職員は「検討しません、と言った。いったい何があったのか」との話もうかがいましたので、私の質疑は、当然の質問ではないでしょうか。
国保税の大幅引き下げは、なにより、穂積市長の大きな「政策転換」であり、私は、たいへん評価しているのです。その理由を、市当局みずから答弁拒否すること、丸山委員長が、私の質疑を止めることは、文字通り、議会制民主主義を破壊するもの以外、何ものでもありません。
本市の平成28年度の国保予算は、これまで行われていた「資産割」が主に廃止されました。そこに国の「支援金」活用もあいまって、1万900円もの保険税引き下げという、驚くべき金額となったわけです。
私は、このことを、改めて、評価するものです。
しかし、これは、平成28年度のことであります。
私は、3年前の市会議員選挙の選挙公約、その後の一般質問で、「新城市の国保税は高すぎる」、「一人あたり1万円の値下げを」と、市当局に対し、繰り返し訴えてきましたが、まったく応えていただけませんでした。この平成27年度の「決算」の質疑を通しても、市当局の答弁拒否もあり、市当局の認識は従来と同じだと、判断せざるを得ません。
以上、反対討論といたします。
・・・
皆さんは、どのように考えますか?
私は議員になって3年目の「新人」かもしれませんが、市当局に答弁拒否され、委員長に質疑中止を強行されたのは、今回が初めてです。傍聴した方も言っていましたが、絶対に許されないことです。
答弁拒否された1問目は「入札権の要件」の一般的な確認の質問です。2問目は、国保の質問でした。
1問目は「入札権の要件」に基準はあるのか?と、一般的な要件の有無を確認する質問をしただけなのです。
しかし丸山たかひろ委員長に中断させられ、さらに小野田なおみ議員に「動議」を出され、その後「議運」が開かれ、とうとう質問が出来なくなってしまいました。
議員活動の手引き書である『議員必携』では、「質疑とは」その議案全体に及んで行うこと(質疑)ができる、と書かれていますし、また、「説明で述べられなかったものでもよい。」と書いてあります。私は、その旨を、丸山委員長と議運のメンバーに対し繰り返し主張しましたが、質問は許されませんでした。


私は、市と市議会に対して断固抗議をしました。
白井議員は、本会議上で、私=浅尾議員への質問拒否の態度と滝川議員の質問答弁の内容・態度との比較において、市当局のあり方がおかしい、あまりに差がありすぎると、丸山たかひろ委員長に抗議をしてくれました。私も滝川議員の質問と市当局の答弁の態度は、あまりにも私と異なっていると思いました。
会議には、公平・中立性・議会制民主主義が求められると思います。こんな恣意的な運営は絶対に許されません。
市民のみなさんの議会傍聴が、市長と市議会・議員を追い詰めています。正しいのは、どちらか、と問うています。
そして、議会を傍聴された市民の声を聞きますと、打桐議員と市当局との「疑惑」に市民のみなさんは怒っています。また、「議会と市当局が、議事運営で馴れ合っているのは明らかではないか」。と言っています。
私は、ひどいことをされたと思っていますが、実は、市民の方々の声に耳を傾けると、希望を感じています。
今日も、ご訪問ありがとうございます。
2016年09月23日
穂積市政の行き詰まり②平成27年度一般会計予算決算認定の反対討論
9月16日、僕は、穂積市長が議会に提出した第129号議案「平成27年度新城市一般会計予算決算認定」に対する反対討論を行いました。
この議案は、平成27年度の穂積市政に対する評価であり、新城市は、本当に良くなっているのかどうかを、様々な角度から「決算」するものです。
僕は、残念ながら、市長が予算時に胸を張ったようには良くなってはいない、と考えます。
(新城市の世帯数・人口推移の資料)

第129号議案「平成27年度新城市一般会計予算決算認定」に対する反対討論を全文アップします。
・・・
第129号議案 平成27年度新城市一般会計予算決算認定の討論
(平成28年9月議会)
日本共産党の浅尾洋平です。反対する立場から、討論を行います。
私は、決算の評価のポイントは、予算の正確な支出とともに、
予算の支出によって、新城市の「まち」はどうなったのか、よくなったのか、悪くなったのか、という点だと考えています。
穂積市長は、この、平成27年度の予算案の特徴について、昨年3月の「予算大綱説明」の中で、合併10年の「歩み」を評価しつつ、「地域創生元年」と呼びました。
そして地域が活性化する、すなわち「ひとが、まちが輝く」予算だと胸を張りました。
しかし、私は、決算の金額表と合わせて、市の職員が作成した「成果書」を読んだところ、市長が言った「ひとが、まちが輝く」決算だとは、とうてい、思われませんでした。
まず、この決算から、市長が言う「ひと」が、輝いたのか、どうか、という点です。
「地域意見交換会」への参加者は、市の目標に届かず、2年連続で500人に届きませんでした。
「新庁舎建設」をめぐっては、昨年5月に「住民投票」が行われ、市長の、当初の建設案は、市民に否決されたかたちとなり、見直しをせざるを得ませんでした。
この時の見直し案の「住民説明会」は、たった1回であります。
また「市民まちづくり集会」の参加人数は103人へと激減しており、
穂積市長の言う「条例の実効性を担保する役割」を担っているとは思われない厳しい段階にあると考えます。
さらに私は、予算の審議時に、「イベント中心」の町づくりは、市民のみなさんの要求にもとづくものではない、と批判しました。
この決算では、25歳成人式は69名、どやばい村は29名、若者1Tチャレンジ講習には10名であります。この10名は、若者ではない人も含まれている、とのことです。果たして、この数字が、私たちの新城市の「まちづくり」に、何をもたらしたのか、その成果が、はっきりとは見えないのであります。
他方、
「地域自治区」の「事業決算」の内容を見てみますと、予算7000万円に対して決算額5600万円にのぼりますが、見方を変えれば、予算を使い残したとも考えられるわけです。
各自治区でどんな事業が展開されたのか。
具体的に見ますと、だいたい区民の防犯と安全面に支出されており、区の独自性は、見られません。今後、横並び、一律化・画一化していくのではないか、区長さんは過大な責任に苦しむのではないか、と危ぐします。
むしろ、市民のみなさんは「きちんと教育予算に回してほしい」と言っております。
例えば、千郷小中学校の老朽化・改修工事を求める声、八名・新城・東郷など、これは全市的な声であります。この時、市当局の言う「予算がない」「カネがない」という言い訳は、もう通用いたしません。
しかし、一方では、「悪臭」に苦しむ地域については「(臭気測定器の購入費用について)地域自治区費はそぐわない」と言う答弁もありました。そうしますと自治区の事業予算の支出基準が、どんどんわからなくなる、曖昧になる可能性があります。今後、新たな自治区費の基準をめぐるトラブルが、各地域・市民の中で生じてくると心配します。
私は、市長の主張である「ひとが輝く」ことの重要性は理解しますが、この決算を見ますと、市民のみなさんの、市民発の、主体的な、多彩な「まちづくり」への士気は、どんどん低下してきているのではないかな、と感じます。
第2に、「まち」は、輝いたでしょうか。
まず、新城市の人口減少に歯止めはかかっておりません。
自然減と社会減と合わせて、合併後10年で5000人も減りました。
私は、一般質問でも紹介しましたが、本市の「人口ビジョン」「戦略」の中の「定住人口の流出抑制」「市内にしごとをつくる」「子育ての負担軽減・安心サポート」という重要政策が、決算の中に、具体的にあらわれていないのです。
市の作成した「成果書」には、実は、昨年、「成果」として書かれていた「企業立地推進事業」の具体的なPR活動がありません。また市内の中小企業を応援する「融資事業」が、昨年の決算にもとづき、どのように工夫・発展したのかも、書かれていません。
むしろ、この1年間で南部企業団地で起こったことは、産廃施設の建設であり、稼働であり、現在の悪臭・汚水の問題であります。
市民はもちろん、企業団地の経営者・労働者のみなさんが「被害」を訴えており、その苦しみに寄り添うこと、そして今後につながる「決算」になったかどうかを考えると、本市の「悪臭の観測地点と回数」は、あまりにも少ないのであります。
さらに「プレミアム商品券」の事業は、地域活性化に一役買ったとも言えないと思います。本市の換金総額は、半分以上が大型店に流れていました。
私は、「まち」も輝いていない。「まち」は苦しんでいる、「ひと」は悩んでいる、と、率直に思います。
以上、反対討論といたします。
・・・
皆さんは、どのように考えますか?
新城市の人口は、合併から10年で約5000人も減り、今後も加速度的に減っていきます。
鳳来の4つの小学校も1つに統廃合されました。
今度は、県立高校の新城東高校と新城高校が統合が検討中です。
子どもの園の統廃合も進んだ10年だったのではないでしょうか?
いろんな理由をつけて「東三河広域連合」が発足しました。
ある市民の方は「新城は合併してから人口減少が止まっていない。学校も統廃合が進むと、結局また大合併をする時が来るのではないかと思う」「このままでは、本当に消滅してしまうのではないかと感じる」
「市長も、市議会も、議員も真剣に市民の声を聞いて人口減少に歯止めをかけた政策をしてもらいたい」という声を寄せてくれました。同感です。
穂積市長の人口政策は、高速バスを走らせることであります。
東三河広域連合が作成した「東三河人口ビジョン(案)」の中には、新城市・設楽町・東栄町・豊根村の中山地域の人口は、2040年には、4市町村合わせても4万人となり、2060年には、約2万人台となると推移結果を出しています。老年人口は増え続け1,7万人となるそうです。
(東三河広域連合から検討した 新城市・奥三河の人口推移の資料)


今、市と市議会に問われているのは、新城市が「消滅都市」にならないようにすること。第二の、新たな大合併という安易な方法をとらせてはなりません。
僕たちは、新城市で暮らす市民のみなさんのため、暮らしやすいまちを取り戻すため、今、出来る事は何か?と真剣に考えて、市民のみなさんが共感してくれる具体策を打っていく事だと思います。
今日も、ご訪問ありがとうございます。
この議案は、平成27年度の穂積市政に対する評価であり、新城市は、本当に良くなっているのかどうかを、様々な角度から「決算」するものです。
僕は、残念ながら、市長が予算時に胸を張ったようには良くなってはいない、と考えます。
(新城市の世帯数・人口推移の資料)

第129号議案「平成27年度新城市一般会計予算決算認定」に対する反対討論を全文アップします。
・・・
第129号議案 平成27年度新城市一般会計予算決算認定の討論
(平成28年9月議会)
日本共産党の浅尾洋平です。反対する立場から、討論を行います。
私は、決算の評価のポイントは、予算の正確な支出とともに、
予算の支出によって、新城市の「まち」はどうなったのか、よくなったのか、悪くなったのか、という点だと考えています。
穂積市長は、この、平成27年度の予算案の特徴について、昨年3月の「予算大綱説明」の中で、合併10年の「歩み」を評価しつつ、「地域創生元年」と呼びました。
そして地域が活性化する、すなわち「ひとが、まちが輝く」予算だと胸を張りました。
しかし、私は、決算の金額表と合わせて、市の職員が作成した「成果書」を読んだところ、市長が言った「ひとが、まちが輝く」決算だとは、とうてい、思われませんでした。
まず、この決算から、市長が言う「ひと」が、輝いたのか、どうか、という点です。
「地域意見交換会」への参加者は、市の目標に届かず、2年連続で500人に届きませんでした。
「新庁舎建設」をめぐっては、昨年5月に「住民投票」が行われ、市長の、当初の建設案は、市民に否決されたかたちとなり、見直しをせざるを得ませんでした。
この時の見直し案の「住民説明会」は、たった1回であります。
また「市民まちづくり集会」の参加人数は103人へと激減しており、
穂積市長の言う「条例の実効性を担保する役割」を担っているとは思われない厳しい段階にあると考えます。
さらに私は、予算の審議時に、「イベント中心」の町づくりは、市民のみなさんの要求にもとづくものではない、と批判しました。
この決算では、25歳成人式は69名、どやばい村は29名、若者1Tチャレンジ講習には10名であります。この10名は、若者ではない人も含まれている、とのことです。果たして、この数字が、私たちの新城市の「まちづくり」に、何をもたらしたのか、その成果が、はっきりとは見えないのであります。
他方、
「地域自治区」の「事業決算」の内容を見てみますと、予算7000万円に対して決算額5600万円にのぼりますが、見方を変えれば、予算を使い残したとも考えられるわけです。
各自治区でどんな事業が展開されたのか。
具体的に見ますと、だいたい区民の防犯と安全面に支出されており、区の独自性は、見られません。今後、横並び、一律化・画一化していくのではないか、区長さんは過大な責任に苦しむのではないか、と危ぐします。
むしろ、市民のみなさんは「きちんと教育予算に回してほしい」と言っております。
例えば、千郷小中学校の老朽化・改修工事を求める声、八名・新城・東郷など、これは全市的な声であります。この時、市当局の言う「予算がない」「カネがない」という言い訳は、もう通用いたしません。
しかし、一方では、「悪臭」に苦しむ地域については「(臭気測定器の購入費用について)地域自治区費はそぐわない」と言う答弁もありました。そうしますと自治区の事業予算の支出基準が、どんどんわからなくなる、曖昧になる可能性があります。今後、新たな自治区費の基準をめぐるトラブルが、各地域・市民の中で生じてくると心配します。
私は、市長の主張である「ひとが輝く」ことの重要性は理解しますが、この決算を見ますと、市民のみなさんの、市民発の、主体的な、多彩な「まちづくり」への士気は、どんどん低下してきているのではないかな、と感じます。
第2に、「まち」は、輝いたでしょうか。
まず、新城市の人口減少に歯止めはかかっておりません。
自然減と社会減と合わせて、合併後10年で5000人も減りました。
私は、一般質問でも紹介しましたが、本市の「人口ビジョン」「戦略」の中の「定住人口の流出抑制」「市内にしごとをつくる」「子育ての負担軽減・安心サポート」という重要政策が、決算の中に、具体的にあらわれていないのです。
市の作成した「成果書」には、実は、昨年、「成果」として書かれていた「企業立地推進事業」の具体的なPR活動がありません。また市内の中小企業を応援する「融資事業」が、昨年の決算にもとづき、どのように工夫・発展したのかも、書かれていません。
むしろ、この1年間で南部企業団地で起こったことは、産廃施設の建設であり、稼働であり、現在の悪臭・汚水の問題であります。
市民はもちろん、企業団地の経営者・労働者のみなさんが「被害」を訴えており、その苦しみに寄り添うこと、そして今後につながる「決算」になったかどうかを考えると、本市の「悪臭の観測地点と回数」は、あまりにも少ないのであります。
さらに「プレミアム商品券」の事業は、地域活性化に一役買ったとも言えないと思います。本市の換金総額は、半分以上が大型店に流れていました。
私は、「まち」も輝いていない。「まち」は苦しんでいる、「ひと」は悩んでいる、と、率直に思います。
以上、反対討論といたします。
・・・
皆さんは、どのように考えますか?
新城市の人口は、合併から10年で約5000人も減り、今後も加速度的に減っていきます。
鳳来の4つの小学校も1つに統廃合されました。
今度は、県立高校の新城東高校と新城高校が統合が検討中です。
子どもの園の統廃合も進んだ10年だったのではないでしょうか?
いろんな理由をつけて「東三河広域連合」が発足しました。
ある市民の方は「新城は合併してから人口減少が止まっていない。学校も統廃合が進むと、結局また大合併をする時が来るのではないかと思う」「このままでは、本当に消滅してしまうのではないかと感じる」
「市長も、市議会も、議員も真剣に市民の声を聞いて人口減少に歯止めをかけた政策をしてもらいたい」という声を寄せてくれました。同感です。
穂積市長の人口政策は、高速バスを走らせることであります。
東三河広域連合が作成した「東三河人口ビジョン(案)」の中には、新城市・設楽町・東栄町・豊根村の中山地域の人口は、2040年には、4市町村合わせても4万人となり、2060年には、約2万人台となると推移結果を出しています。老年人口は増え続け1,7万人となるそうです。
(東三河広域連合から検討した 新城市・奥三河の人口推移の資料)


今、市と市議会に問われているのは、新城市が「消滅都市」にならないようにすること。第二の、新たな大合併という安易な方法をとらせてはなりません。
僕たちは、新城市で暮らす市民のみなさんのため、暮らしやすいまちを取り戻すため、今、出来る事は何か?と真剣に考えて、市民のみなさんが共感してくれる具体策を打っていく事だと思います。
今日も、ご訪問ありがとうございます。
2016年09月22日
穂積市政の行き詰まり① 農業委員会の改正条例の反対討論
9月16日、僕は「新城市農業委員会の委員及び新城市農地利用最適化推進委員の定数を定める条例の制定」に反対する立場から討論を行ないました。
今日は、穂積市長が議会に提出した「新城市農業委員会の委員及び新城市農地利用最適化推進委員の定数を定める条例の制定」に対する反対討論を全文アップします。

・・・
第123号議案 新城市農業委員会の委員及び新城市農地利用最適化推進委員の定数を定める条例の制定について、反対する立場から討論を行います。
日本共産党の浅尾洋平です。
この議案は、国の「農業委員会等に関する法律の『改正』」にともなう条例改正で、その主な内容は、9月7日の新城市議会・本会議質疑において、2つの重大な改革が含まれていることが分かりました。
1つは、「農業委員」の選出方法が、これまでの「選挙」から「市町村長による任命制」となったことです。これまで、農業委員会は、「農民の代表」機関としての性格を、農地の所有者や農家の「選挙」によって確保されてきましたが、国の法改正によって、選挙は廃止され、首長が、議会の同意を得て任命することになります。
実は、国の法改正で、法の目的から「農民の地位の向上」が削除されており、本市の条例改正は、これまでの制度の根幹を変えていく一歩であり、それは、農業を支えてきた「選挙民主主義」を破壊すること、です。
2つは、「農業委員」とは別個に、「農地利用最適化推進委員」が新設されたことです。
この「推進委員」は、農家でなくてもよいとされ、担当区域において、農地利用の集積・集約化を進めるアドバイザー的な役割を担う、とされています。
しかし、農家の現場からは「農業委員とアドバイザーは、うまく連携できるのか」という声が寄せられています。
この推進委員の任務の1つとして、農林水産省は、耕作放棄地の発生防止・解消を推進する、としていますが、農家ではない人物が多数・参入することも可能となり、安倍政権が進める「大規模化」(農業の法人化・企業の参入・耕作放棄地の転用など)に協力していく恐れがあると思います。
これは、必ずしも、本市の農家のみなさん、特に家族的な農家のみなさんの希望にそった改革になるとは思われません。
しかしながら、法律では、農業委員の任命には、議会の同意が必要とされており、私は、産廃業者や不動産業者など、農業振興とは無縁な人たちなどが、市町村長によって恣意的に任命されることのないように、厳しくチェックする構えでおります。
以上のことから、反対討論といたします。
・・・
皆さんは、どのように考えますか?
いま新城市は人口減少で「耕作放棄地」が増えるばかりと聞きますし、産廃業者のつくる「肥料問題」も抱えています。
こうした状況の背景を考えると、僕は、自民党・公明党が進めてきた農業政策は、単に大規模農業化、農地を集積し他業種に転換させ、株式会社が参入することだと思います。この農業委員会の大改革によって、本市の農業はよくなるのか。今後、農業委員や推進委員が、農業振興とは無縁の人になるかもしれない。
今こそ、市民の声が求められています。農家さんが声を上げて「おかしいことはおかしい」と言わなければ、自分たちの生業すら守れない時代になったのではないかと実感します。
僕も、市民の立場で、ブレずに、市民のみなさんと一緒に、その声をまっすぐ届けます!
今日も、ご訪問ありがとうございます。
今日は、穂積市長が議会に提出した「新城市農業委員会の委員及び新城市農地利用最適化推進委員の定数を定める条例の制定」に対する反対討論を全文アップします。

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第123号議案 新城市農業委員会の委員及び新城市農地利用最適化推進委員の定数を定める条例の制定について、反対する立場から討論を行います。
日本共産党の浅尾洋平です。
この議案は、国の「農業委員会等に関する法律の『改正』」にともなう条例改正で、その主な内容は、9月7日の新城市議会・本会議質疑において、2つの重大な改革が含まれていることが分かりました。
1つは、「農業委員」の選出方法が、これまでの「選挙」から「市町村長による任命制」となったことです。これまで、農業委員会は、「農民の代表」機関としての性格を、農地の所有者や農家の「選挙」によって確保されてきましたが、国の法改正によって、選挙は廃止され、首長が、議会の同意を得て任命することになります。
実は、国の法改正で、法の目的から「農民の地位の向上」が削除されており、本市の条例改正は、これまでの制度の根幹を変えていく一歩であり、それは、農業を支えてきた「選挙民主主義」を破壊すること、です。
2つは、「農業委員」とは別個に、「農地利用最適化推進委員」が新設されたことです。
この「推進委員」は、農家でなくてもよいとされ、担当区域において、農地利用の集積・集約化を進めるアドバイザー的な役割を担う、とされています。
しかし、農家の現場からは「農業委員とアドバイザーは、うまく連携できるのか」という声が寄せられています。
この推進委員の任務の1つとして、農林水産省は、耕作放棄地の発生防止・解消を推進する、としていますが、農家ではない人物が多数・参入することも可能となり、安倍政権が進める「大規模化」(農業の法人化・企業の参入・耕作放棄地の転用など)に協力していく恐れがあると思います。
これは、必ずしも、本市の農家のみなさん、特に家族的な農家のみなさんの希望にそった改革になるとは思われません。
しかしながら、法律では、農業委員の任命には、議会の同意が必要とされており、私は、産廃業者や不動産業者など、農業振興とは無縁な人たちなどが、市町村長によって恣意的に任命されることのないように、厳しくチェックする構えでおります。
以上のことから、反対討論といたします。
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皆さんは、どのように考えますか?
いま新城市は人口減少で「耕作放棄地」が増えるばかりと聞きますし、産廃業者のつくる「肥料問題」も抱えています。
こうした状況の背景を考えると、僕は、自民党・公明党が進めてきた農業政策は、単に大規模農業化、農地を集積し他業種に転換させ、株式会社が参入することだと思います。この農業委員会の大改革によって、本市の農業はよくなるのか。今後、農業委員や推進委員が、農業振興とは無縁の人になるかもしれない。
今こそ、市民の声が求められています。農家さんが声を上げて「おかしいことはおかしい」と言わなければ、自分たちの生業すら守れない時代になったのではないかと実感します。
僕も、市民の立場で、ブレずに、市民のみなさんと一緒に、その声をまっすぐ届けます!
今日も、ご訪問ありがとうございます。
2016年09月21日
新城東高校の統合による跡地の利活用に関する請願書の賛成討論
今日は、「愛知県立新城東高等学校と同新城高校の統合による跡地の利活用に関する請願書」に賛成する立場で討論した内容を全文アップします。
・・・
平成28年、請願第1号(請願書の内容を知りたい方は→http://asao.dosugoi.net/e895895.html)
愛知県新城東高等学校と同新城高校の統合による跡地の、利活用に、関する請願書に賛成する立場から、討論を行います。
浅尾洋平です。
まず、市民から出された、この請願書は、法律で認められ、日本国憲法で保証された正当な権利と手続きで提出されたものです(請願権)。ですから、こうして本議会で議論され討論されるという運びとなっています。
それでは、賛成討論に入りますが、
この請願の主な内容は、
1.両校どちらかの移転の決定を待たず、事前に、まずは利点の多い、新城東高校の跡地への市役所の移転と、公共施設をも含めた検討・審議していただくと同時に、現在、進行している新庁舎建設計画を一時凍結し、将来の市民負担を最大限軽減し、必要最小限になるように聖域なき検討をしていただきたい。
2.移転が決まった場合、新城市議会として、施設管理者である愛知県知事に対し、施設跡地の有効利用をできるよう措置し、推進していただきたい。
の2点であります。
私は、紹介議員として、この請願の質疑に応じました。本会議で2時間弱、総務・消防委員会で1時間半、今泉さんと伊藤さんと共に、質疑を行いました。
私が、そこで強調したことは、
第1に、市民のみなさんが、独自に、この提案を考え、大変な労力を使って「請願書」としてまとめたことの重要性です。これこそ、住民自治の基本ではないでしょうか?
賛同署名も、短期間に544人も集まりました。現在も集まっており1000人を越えて、1316名と言うことです。この方々は「新城の将来に希望都市を目指す」という想いで提案してくれました。
第2に、全く新しい検討課題として、2つの高校の統合後の利活用が出てきたことです。請願には、東高校の跡地への市役所の移転や、プールや体育館などの公共施設をも利活用の検討・審議を求めています。
第3に、国の、新庁舎建設をめぐる構造認定が12月末までおりないため、本体工事も来年にならないと始まらないことです。急ぐことは、まったくないのです。逆に、国のお墨付きがない中、鹿島建設と契約することは、安全軽視でもあり、市民の、議会や市政に対する怒りや不信感も大きくなるのではないか、ということです。市民の生活感覚では、国の認定が下りていない中での契約はありえないでしょう。
国の認定がおりるまで、まだ、時間があります。その間を使って、この内容をしっかり検討するべきではないでしょうか?
第4に、「合併特例債はどうするのか」や「市街化調整区域には新庁舎は建てられない」など、細かい詰めの内容は、責任ある市役所と議会の役割だという点です。いまは、市民のみなさんの「請願」という提案の段階なんです。大事なことは、提案を受け止めることです。
最後に、私の意見をのべさせていただくならば、
この請願は、新城の人口減少に歯止めをかける、たいへん有効な考え方です。少子高齢化の新城市で、消防センター横のバイパス通りは、災害時に、市民を守る拠点となり、ここに市役所があるのは、ピカイチの案であります。
また財政上、政治上も、まったく新しく、今後も、これからの子どもたちのためにも、あらゆる負債について負担軽減につながり、豊かな地域活性化のアイデアが出て来る提案だと思います。
ぜひ、これからの子どもたちのためにも、多くの責任ある議員として、賛同をしてもらいたいと思います。よろしくお願いします。
以上で、賛成討論といたします。
・・・
新城希望をめざす若者の会の方々が、今回の庁舎移転での高校跡地利用について素晴らしい提案をチラシにしています。(写真)


市民が自分の考えをしっかり発信して、まちを少しでも良くしようと動きはじめています。
議員や議会はその声に真摯に耳を傾けて、向き合って議論を尽くすべきではないでしょうか?
今日も、ご訪問ありがとうございます。
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平成28年、請願第1号(請願書の内容を知りたい方は→http://asao.dosugoi.net/e895895.html)
愛知県新城東高等学校と同新城高校の統合による跡地の、利活用に、関する請願書に賛成する立場から、討論を行います。
浅尾洋平です。
まず、市民から出された、この請願書は、法律で認められ、日本国憲法で保証された正当な権利と手続きで提出されたものです(請願権)。ですから、こうして本議会で議論され討論されるという運びとなっています。
それでは、賛成討論に入りますが、
この請願の主な内容は、
1.両校どちらかの移転の決定を待たず、事前に、まずは利点の多い、新城東高校の跡地への市役所の移転と、公共施設をも含めた検討・審議していただくと同時に、現在、進行している新庁舎建設計画を一時凍結し、将来の市民負担を最大限軽減し、必要最小限になるように聖域なき検討をしていただきたい。
2.移転が決まった場合、新城市議会として、施設管理者である愛知県知事に対し、施設跡地の有効利用をできるよう措置し、推進していただきたい。
の2点であります。
私は、紹介議員として、この請願の質疑に応じました。本会議で2時間弱、総務・消防委員会で1時間半、今泉さんと伊藤さんと共に、質疑を行いました。
私が、そこで強調したことは、
第1に、市民のみなさんが、独自に、この提案を考え、大変な労力を使って「請願書」としてまとめたことの重要性です。これこそ、住民自治の基本ではないでしょうか?
賛同署名も、短期間に544人も集まりました。現在も集まっており1000人を越えて、1316名と言うことです。この方々は「新城の将来に希望都市を目指す」という想いで提案してくれました。
第2に、全く新しい検討課題として、2つの高校の統合後の利活用が出てきたことです。請願には、東高校の跡地への市役所の移転や、プールや体育館などの公共施設をも利活用の検討・審議を求めています。
第3に、国の、新庁舎建設をめぐる構造認定が12月末までおりないため、本体工事も来年にならないと始まらないことです。急ぐことは、まったくないのです。逆に、国のお墨付きがない中、鹿島建設と契約することは、安全軽視でもあり、市民の、議会や市政に対する怒りや不信感も大きくなるのではないか、ということです。市民の生活感覚では、国の認定が下りていない中での契約はありえないでしょう。
国の認定がおりるまで、まだ、時間があります。その間を使って、この内容をしっかり検討するべきではないでしょうか?
第4に、「合併特例債はどうするのか」や「市街化調整区域には新庁舎は建てられない」など、細かい詰めの内容は、責任ある市役所と議会の役割だという点です。いまは、市民のみなさんの「請願」という提案の段階なんです。大事なことは、提案を受け止めることです。
最後に、私の意見をのべさせていただくならば、
この請願は、新城の人口減少に歯止めをかける、たいへん有効な考え方です。少子高齢化の新城市で、消防センター横のバイパス通りは、災害時に、市民を守る拠点となり、ここに市役所があるのは、ピカイチの案であります。
また財政上、政治上も、まったく新しく、今後も、これからの子どもたちのためにも、あらゆる負債について負担軽減につながり、豊かな地域活性化のアイデアが出て来る提案だと思います。
ぜひ、これからの子どもたちのためにも、多くの責任ある議員として、賛同をしてもらいたいと思います。よろしくお願いします。
以上で、賛成討論といたします。
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新城希望をめざす若者の会の方々が、今回の庁舎移転での高校跡地利用について素晴らしい提案をチラシにしています。(写真)


市民が自分の考えをしっかり発信して、まちを少しでも良くしようと動きはじめています。
議員や議会はその声に真摯に耳を傾けて、向き合って議論を尽くすべきではないでしょうか?
今日も、ご訪問ありがとうございます。
2016年09月19日
9月12日の新城市議会・予算決算委員会の出来事。
9月12日の新城市議会にて、私の予算委員会で質疑の一部が、丸山たかひろ委員長の下で出来なかった。
特に公共事業の入札資格要件をぶつけた時の、市当局の答弁拒否。
小野田なおみ議員の動議、議会運営委員会の「質疑無効」は示し合わせたかのよう。
次は、国保会計決算に反対した私に対し、賛成討論者なしで採決へ。
前代未聞!
9月12日に、議会事務局からわざわざ、各議員に配布された「議員必携」の予算審査の着眼点です。(写真)


その日の長丁場の市議会で、傍聴された市民の方から声(感想)が届いています。全文公開します。
16/9/12 太田恒久
本日予算決算委員会の傍聴に行ってきました。
午前9時~午後7時半までの長丁場で、傍聴者も最後までいたのは3人でした。
議員さんも相当疲れた様子でしたが、決算という今後の政策にかかわる重要な議案なので、多くの質問がなされたのはいいことであると思います。
本来なら明日の予備日もあるので2日に分けるのが良かったのではないかと思います。
時間外手当が膨らんでいるとの問題も質問されましたが、今回の延長で28年度の時間外手当も増えることでしょう。
それはともかく、予算・決算審議は今後の政策立案にかかわるので重要です。印象としては議員の質問に対して行政の担当者の答弁は「今後検討する、努力する」とのその場しのぎの対応のような感じでした。
消滅可能性都市から脱却するための希望都市新城市の町づくりにつなげる積極的な政策提示はありませんでした。各担当ごとに一生懸命やっていると思いましたが、ばらばらで明日につなげる町づくり構想は見えてきませんでした。
<特に驚いたこと:行政の答弁拒否と丸山委員長の強権発動>
新庁舎問題が起こってから、この6年間議会傍聴にをしてきましたが、今回初めて遭遇した事例です。それは浅尾洋平議員の質問の時起こりました。
第129号議案 平成27年度一般会計決算認定に関連し、2-1-1 一般管理費 契約検査一般事務経費(P.72)に関連して、「電子入札についての参加資格(入札権)の要件を伺う。」との浅尾議員の質問に対して、行政担当者は決算に関係ないから答弁しかねると拒否しました。
やり取りがありましたが、丸山委員長は「質問をやめなければ、会議規則109条により議長権限でこの質問を禁止する。」と強権発動をにおわせました。
傍聴者は何が起こったのかわかりませんでした。
浅尾議員は市民の要請もあり、関連しているので入札権の要件があれば示していただきたいと食い下がりました。
市民を代表する議員として当然のことだと思われましたが、議長はあくまで関連していないと認めようとせず強権発動寸前でした。
突如小野田議員が議運を開いて検討すべきとの動議を出し、申し合わせたように賛同議員が多数たって、議運が急きょ開かれることになりました
(後の情報から申し合わせていたことが分かりました)。
傍聴者は事態を理解できずどうなっているのか困惑しました。
結局議運は浅尾議員の質問は決算議案の質問に適さずとの結論を出し、議運副委員長の小野田議員がその結果を説明し、浅尾議員は市民の要望を受けての入札権要件の質問の答弁を得ることはできませんでした。
第2幕がありました。
浅尾議員の第130号議案 平成27年度新城市国民健康保険事業特別会計決算認定に関する議案で(3)平成28年度新城市国民健康保険特別会計予算において、国保税が1人当たり平均で1万900円引き下げられたが、今期(27年度)の決算から評価したものか、伺う。との質問に対して、行政担当は答弁拒否をしました。
この件でも丸山委員長は議会規則109条に基づき議長権限で質問を撤回させました。関連した質問なのになぜ議長は強権を発動するのか傍聴者には全く理解できないことでした。
浅尾議員は議員必携を引用しありえないことと抗議しましたが、丸山委員長は理由も示さず浅尾議員の質問を封殺しました。
傍聴していてありえないことであると思いました。何故なら市民の代表である質問権を封殺する行為だからです。民主主義の原則を踏みにじる行為だからです。
国会の予算委員会の論議を見れば、幅広い論議がなされていることがわかります。
新城市議会の議会規則はそれなりの理由があると思いますが、これを盾に議員の関連質問を議長権限によって封殺するのは大問題ではないでしょうか?
こんな事態は初めてなので理解に苦しみますが、FBにアップし全国の皆さんのご意見を伺いたいと思います。
議長の判断による権限で議員の質問を理由も示さず封殺するのは大問題であると思いますがいかがでしょうか?
白井議員が問題ありと抗議しましたが、無視されたことを付け加えておきます。 以上
僕は、いつも、市民の方の傍聴者のみなさんの存在に励まされています。
たとえ、傍聴者が少人数でも、現在の市議会の有り様、市長や市の幹部の答弁の様子が、市民のみなさんの常識や生活感覚といかにかけ離れているかわかってもらえる、それが大切だと思うからです。
12日の予算委員会の議会終了時間は午後7時30分を過ぎていましたね。市民のみなさんが傍聴できる時間ではありませんでした。
それでも、市民の方が3人おられ本当にありがとうございました。
市民のみなさんが、問題意識を持って市当局と市議会を監視して頂けるなら僕は、新城市の未来を前向きに切り開くことが出来ると信じています。
みなさんは、どう考えますか?
今日も、ご訪問ありがとうございます。
特に公共事業の入札資格要件をぶつけた時の、市当局の答弁拒否。
小野田なおみ議員の動議、議会運営委員会の「質疑無効」は示し合わせたかのよう。
次は、国保会計決算に反対した私に対し、賛成討論者なしで採決へ。
前代未聞!
9月12日に、議会事務局からわざわざ、各議員に配布された「議員必携」の予算審査の着眼点です。(写真)


その日の長丁場の市議会で、傍聴された市民の方から声(感想)が届いています。全文公開します。
16/9/12 太田恒久
本日予算決算委員会の傍聴に行ってきました。
午前9時~午後7時半までの長丁場で、傍聴者も最後までいたのは3人でした。
議員さんも相当疲れた様子でしたが、決算という今後の政策にかかわる重要な議案なので、多くの質問がなされたのはいいことであると思います。
本来なら明日の予備日もあるので2日に分けるのが良かったのではないかと思います。
時間外手当が膨らんでいるとの問題も質問されましたが、今回の延長で28年度の時間外手当も増えることでしょう。
それはともかく、予算・決算審議は今後の政策立案にかかわるので重要です。印象としては議員の質問に対して行政の担当者の答弁は「今後検討する、努力する」とのその場しのぎの対応のような感じでした。
消滅可能性都市から脱却するための希望都市新城市の町づくりにつなげる積極的な政策提示はありませんでした。各担当ごとに一生懸命やっていると思いましたが、ばらばらで明日につなげる町づくり構想は見えてきませんでした。
<特に驚いたこと:行政の答弁拒否と丸山委員長の強権発動>
新庁舎問題が起こってから、この6年間議会傍聴にをしてきましたが、今回初めて遭遇した事例です。それは浅尾洋平議員の質問の時起こりました。
第129号議案 平成27年度一般会計決算認定に関連し、2-1-1 一般管理費 契約検査一般事務経費(P.72)に関連して、「電子入札についての参加資格(入札権)の要件を伺う。」との浅尾議員の質問に対して、行政担当者は決算に関係ないから答弁しかねると拒否しました。
やり取りがありましたが、丸山委員長は「質問をやめなければ、会議規則109条により議長権限でこの質問を禁止する。」と強権発動をにおわせました。
傍聴者は何が起こったのかわかりませんでした。
浅尾議員は市民の要請もあり、関連しているので入札権の要件があれば示していただきたいと食い下がりました。
市民を代表する議員として当然のことだと思われましたが、議長はあくまで関連していないと認めようとせず強権発動寸前でした。
突如小野田議員が議運を開いて検討すべきとの動議を出し、申し合わせたように賛同議員が多数たって、議運が急きょ開かれることになりました
(後の情報から申し合わせていたことが分かりました)。
傍聴者は事態を理解できずどうなっているのか困惑しました。
結局議運は浅尾議員の質問は決算議案の質問に適さずとの結論を出し、議運副委員長の小野田議員がその結果を説明し、浅尾議員は市民の要望を受けての入札権要件の質問の答弁を得ることはできませんでした。
第2幕がありました。
浅尾議員の第130号議案 平成27年度新城市国民健康保険事業特別会計決算認定に関する議案で(3)平成28年度新城市国民健康保険特別会計予算において、国保税が1人当たり平均で1万900円引き下げられたが、今期(27年度)の決算から評価したものか、伺う。との質問に対して、行政担当は答弁拒否をしました。
この件でも丸山委員長は議会規則109条に基づき議長権限で質問を撤回させました。関連した質問なのになぜ議長は強権を発動するのか傍聴者には全く理解できないことでした。
浅尾議員は議員必携を引用しありえないことと抗議しましたが、丸山委員長は理由も示さず浅尾議員の質問を封殺しました。
傍聴していてありえないことであると思いました。何故なら市民の代表である質問権を封殺する行為だからです。民主主義の原則を踏みにじる行為だからです。
国会の予算委員会の論議を見れば、幅広い論議がなされていることがわかります。
新城市議会の議会規則はそれなりの理由があると思いますが、これを盾に議員の関連質問を議長権限によって封殺するのは大問題ではないでしょうか?
こんな事態は初めてなので理解に苦しみますが、FBにアップし全国の皆さんのご意見を伺いたいと思います。
議長の判断による権限で議員の質問を理由も示さず封殺するのは大問題であると思いますがいかがでしょうか?
白井議員が問題ありと抗議しましたが、無視されたことを付け加えておきます。 以上
僕は、いつも、市民の方の傍聴者のみなさんの存在に励まされています。
たとえ、傍聴者が少人数でも、現在の市議会の有り様、市長や市の幹部の答弁の様子が、市民のみなさんの常識や生活感覚といかにかけ離れているかわかってもらえる、それが大切だと思うからです。
12日の予算委員会の議会終了時間は午後7時30分を過ぎていましたね。市民のみなさんが傍聴できる時間ではありませんでした。
それでも、市民の方が3人おられ本当にありがとうございました。
市民のみなさんが、問題意識を持って市当局と市議会を監視して頂けるなら僕は、新城市の未来を前向きに切り開くことが出来ると信じています。
みなさんは、どう考えますか?
今日も、ご訪問ありがとうございます。
2016年09月12日
打桐厚史市議の辞任などを求める「陳情書」を全文アップします。
今日は、平成27年度の予算決算をめぐり約10時間にわたる質疑を行ないました。
僕は、穂積市政と市議会の様々な問題点が浮かび上がったと思います。
本日は、「新城市情報公開を求める会代表」の川村和司さんの、打桐厚史市議の辞任などを求める「陳情書」を全文アップ(写真)します。
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今日も、ご訪問ありがとうございます。
僕は、穂積市政と市議会の様々な問題点が浮かび上がったと思います。
本日は、「新城市情報公開を求める会代表」の川村和司さんの、打桐厚史市議の辞任などを求める「陳情書」を全文アップ(写真)します。
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今日も、ご訪問ありがとうございます。
2016年09月11日
「タナカ新城工場 悪臭被害者の会」発足。
9月9日、「タナカ新城工場 悪臭被害者の会」発足。新城文化会館104号室で記者会見。その後、市に生活環境悪化を感じた方々392人 の請願署名を市に提出。
記者会見では、共同代表の岡本さん「こんな臭いが続くと大変な事になる」「孫の為に何年もかかっても頑張りたい」。

記者会見趣意書には、以下のように訴えています。

本日は、ご多忙中にもかかわらずお集まり頂きまして、誠にありがと うございます。私たちは、有限会社タナカ興業新城工場が操業してから、 この工場からと思われる悪臭によって、日常の生活環境が悪くなったと の被害を訴える者です。
具体的には、悪臭を伴う刺激性のガスによって、不快感、吐き気、頭 痛、目・鼻・喉の痛み、食欲減退、憂鬱感を感じる等、いやな思いをす ることが頻繁にございます。このように生活環境の悪化を感じている人 は、今回の署名のとおり392名もいらっしゃいます。
私たちは、毎日普通に生活している一般の市民ですが、そのような私 たちが、なぜ今回、このような記者発表という大それたことを行うかと 申しますと、最初の悪臭被害届けが平成 28 年 2 月 8 日にあってから既に 半年以上が経ち、被害は広がる一方であるばかりか、改善のきざしすら 見えて来ない状況であるからです。
もっとも悲しいのが、平成 28 年 4 月 29 日の中日新聞に「新城市、タ ナカ施設、現況確認『産廃悪臭問題なし』」とあったように、新城市役所 としては一方的にこの悪臭には問題がないとの姿勢であることです。そうなると、悪臭に苦しんでいると言う私たちに非があるということ なのでしょうか。
そして私たちは勿論、子ども達や孫達も子々孫々この悪臭にまみれた環境に住まわなければならないのでしょうか。 すでに、子どもや孫に、こんな臭いところになるなら、おじいちゃん、 おばあちゃんと一緒に住みたくないと言われて、気落ちしている方々も います。子どもや孫に見放されることは、事実上ふるさとの消滅を意味します。
それだけは命をかけて阻止しなければならないという覚悟です。 さらに、現在の「産廃悪臭問題なし」という言葉がひとり歩きして、 直接被害を受けていない新城市民がそのように思い、被害者の声が抑えられ小さくなり消えてしまうことも大変に恐れています。
私たちの目的は、ただひとつで「タナカ興業新城工場が操業する前の 悪臭のない、よい環境に戻して頂きたい。」ということです。
私たちには、この原状復帰を求める権利があります。なぜなら、タナ カ興業が建物を建てる前から、地元区長様を始め多くの支援者とともに、 操業すれば必ず悪臭被害が出るからダメだといい続けてきたからです。 警鐘を無視して操業し被害を出したのですから、即座の撤退を求めます。
本日、記者発表する目的は、前述の思いの中で、タナカ興業新城工場 からの悪臭被害を感じている者が、こんなにも大勢いるのだということ をまずは知ってほしいことです。「産廃悪臭に被害者多数あり」なのです。
タナカ新城工場悪臭被害者としての最初の行動として、新城市長様あ てにこの悪臭被害から救済していただきたい旨の請願署名という形で被 害者を募りましたが、署名はできない隠れた被害者を含め、これからさ らに被害者の結束を強めていきたいと思います。
本会の今後の活動は、本趣意のもと皆さんとよく話し合って、支援の 輪を広め、所期の目的を達成するまで頑張って行きたいと思いますので、 皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。 本日は、ありがとうございました。
以上
市民の苦しみや被害をこれ以上広げさせてはいけない、改めて市民と共にスクラムを組んで、市民の声をまっすぐ市政に届けて頑張りたいと思います!
以下は、各新聞記事が取り上げて頂きました。


これからも、皆さまの応援よろしくお願いします!
きょうも、ご訪問ありがとうございます。
記者会見では、共同代表の岡本さん「こんな臭いが続くと大変な事になる」「孫の為に何年もかかっても頑張りたい」。

記者会見趣意書には、以下のように訴えています。

本日は、ご多忙中にもかかわらずお集まり頂きまして、誠にありがと うございます。私たちは、有限会社タナカ興業新城工場が操業してから、 この工場からと思われる悪臭によって、日常の生活環境が悪くなったと の被害を訴える者です。
具体的には、悪臭を伴う刺激性のガスによって、不快感、吐き気、頭 痛、目・鼻・喉の痛み、食欲減退、憂鬱感を感じる等、いやな思いをす ることが頻繁にございます。このように生活環境の悪化を感じている人 は、今回の署名のとおり392名もいらっしゃいます。
私たちは、毎日普通に生活している一般の市民ですが、そのような私 たちが、なぜ今回、このような記者発表という大それたことを行うかと 申しますと、最初の悪臭被害届けが平成 28 年 2 月 8 日にあってから既に 半年以上が経ち、被害は広がる一方であるばかりか、改善のきざしすら 見えて来ない状況であるからです。
もっとも悲しいのが、平成 28 年 4 月 29 日の中日新聞に「新城市、タ ナカ施設、現況確認『産廃悪臭問題なし』」とあったように、新城市役所 としては一方的にこの悪臭には問題がないとの姿勢であることです。そうなると、悪臭に苦しんでいると言う私たちに非があるということ なのでしょうか。
そして私たちは勿論、子ども達や孫達も子々孫々この悪臭にまみれた環境に住まわなければならないのでしょうか。 すでに、子どもや孫に、こんな臭いところになるなら、おじいちゃん、 おばあちゃんと一緒に住みたくないと言われて、気落ちしている方々も います。子どもや孫に見放されることは、事実上ふるさとの消滅を意味します。
それだけは命をかけて阻止しなければならないという覚悟です。 さらに、現在の「産廃悪臭問題なし」という言葉がひとり歩きして、 直接被害を受けていない新城市民がそのように思い、被害者の声が抑えられ小さくなり消えてしまうことも大変に恐れています。
私たちの目的は、ただひとつで「タナカ興業新城工場が操業する前の 悪臭のない、よい環境に戻して頂きたい。」ということです。
私たちには、この原状復帰を求める権利があります。なぜなら、タナ カ興業が建物を建てる前から、地元区長様を始め多くの支援者とともに、 操業すれば必ず悪臭被害が出るからダメだといい続けてきたからです。 警鐘を無視して操業し被害を出したのですから、即座の撤退を求めます。
本日、記者発表する目的は、前述の思いの中で、タナカ興業新城工場 からの悪臭被害を感じている者が、こんなにも大勢いるのだということ をまずは知ってほしいことです。「産廃悪臭に被害者多数あり」なのです。
タナカ新城工場悪臭被害者としての最初の行動として、新城市長様あ てにこの悪臭被害から救済していただきたい旨の請願署名という形で被 害者を募りましたが、署名はできない隠れた被害者を含め、これからさ らに被害者の結束を強めていきたいと思います。
本会の今後の活動は、本趣意のもと皆さんとよく話し合って、支援の 輪を広め、所期の目的を達成するまで頑張って行きたいと思いますので、 皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。 本日は、ありがとうございました。
以上
市民の苦しみや被害をこれ以上広げさせてはいけない、改めて市民と共にスクラムを組んで、市民の声をまっすぐ市政に届けて頑張りたいと思います!
以下は、各新聞記事が取り上げて頂きました。


これからも、皆さまの応援よろしくお願いします!
きょうも、ご訪問ありがとうございます。
2016年09月10日
「横川・追分地区」の簡易水道施設についての「要望書」
今議会には、新城市内横川・追分地区から「要望書」が提出されています。
横川・追分地区に住んでいる市民のみなさんは、未だに水道が整備されていないので、山水をパイプで通し貯水し、各世帯のみなさんが当番制で管理しています。貯水タンクの管理、パイプに落ち葉や泥が詰まらないよう、必死に掃除をしています。(以前に一般質問で使った写真↓)


横川・追分のみなさんによると、「雨の時、家に出る水は濁っている」と言います。
僕が地元の方々から頂いた写真もアップしますが、雨の日や山の取口水付近での市の伐採後などでお風呂が、この様に濁るそうです。
写真

地元のみなさんは、高齢化もあり「早急に水道整備をして頂きたい」と言っています。しかし過去の経緯や、予算の事などがあり、市と地元との話し合いが行われていますが、なかなか進んでいません。
新城市の第一の役割は、住民の福祉増進です。今後とも地元との話し合いを定期的に行い、前向きな検討をして頂きたいと思います。
僕は、横川・追分の市民のみなさんの要求実現のため、粘り強く頑張ります。
この切実な「要望書」には、みなさんの魂が宿っています。軽くあしらうことは絶対に出来ません。
「簡易水道施設についての要望」


きょうも、ご訪問ありがとうございます。
横川・追分地区に住んでいる市民のみなさんは、未だに水道が整備されていないので、山水をパイプで通し貯水し、各世帯のみなさんが当番制で管理しています。貯水タンクの管理、パイプに落ち葉や泥が詰まらないよう、必死に掃除をしています。(以前に一般質問で使った写真↓)


横川・追分のみなさんによると、「雨の時、家に出る水は濁っている」と言います。
僕が地元の方々から頂いた写真もアップしますが、雨の日や山の取口水付近での市の伐採後などでお風呂が、この様に濁るそうです。
写真

地元のみなさんは、高齢化もあり「早急に水道整備をして頂きたい」と言っています。しかし過去の経緯や、予算の事などがあり、市と地元との話し合いが行われていますが、なかなか進んでいません。
新城市の第一の役割は、住民の福祉増進です。今後とも地元との話し合いを定期的に行い、前向きな検討をして頂きたいと思います。
僕は、横川・追分の市民のみなさんの要求実現のため、粘り強く頑張ります。
この切実な「要望書」には、みなさんの魂が宿っています。軽くあしらうことは絶対に出来ません。
「簡易水道施設についての要望」


きょうも、ご訪問ありがとうございます。
2016年09月09日
東郷東小学校の施設に関する「要望書」
本日の予算委員会での質疑で、僕は、学校管理費の使い方について質問しました。
実は、僕は、パネルを掲げて、何度も一般質問に取り上げていますが、市内の老朽化した学校施設の修繕費、そして改修施設の選定方法など疑問になったので、しつこく当局を追及しました。
僕は「新城市の中で、学校の老朽化した修繕施設のリストは、どうやって決めているのか?」と切り込みました。
なぜなら、僕の地元である千郷地区の学校は、いち早く、区長さんとともに、市長と市当局に対しプールなどの改修を要望しているというのに、いまだに返事もないからです。市長は、文書回答を約束したというのに、です!!
(参考・http://asao.dosugoi.net/e881836.html)
僕は、一般質問で、学校施設の修繕は一気に、全面的に行わなくてはならない、あるいは全市的な計画を立てて公表しなければならない、と強調しました。
その理由は、市民のみなさんから「鳳来・作手は、新しい学校になる。しかし一番子どもが多い、マンモス校の千郷は、生徒の中にけが人が出ているボロボロのプールはそのまま。学校間で格差があると感じる」という声が寄せられているからです。
僕は、今日の質疑で「市当局は、どう考えているのか?」と追及しました。
本日の予算委員会を傍聴をして頂いた方に感想を聞いたら、「まだ、千郷のプールを直していないと聞いてビックリした」
「市はケガをしている生徒の事を考えて早く修繕するべき」と言っていました。
今、市民のみなさん、地元のみなさんが、勇気をもって声をあげています。
今日のブログには、今議会で、東郷東小学校の施設に関する「要望書」をアップします。
しかし「要望書」に「各施設の記録写真P4~P5参照」と書いてあるものの、僕たち議員に配られた「要望書」には、なぜか、記録写真は入っていません。
陳情書の「議長預かり」といい、各公団の「報告書」が公開されなかったり、各議員の「質疑通告書」の公開が遅れたり、これが、意図的なものでないことを願いたいです。
僕は、議会に対し、記録写真の公開を求めます。せっかく各区長・PTA・財産区・体育振興会等の方々がつくられた「要望書」は、記録写真も含め、すべてを全議員に配布すべきです。




ぼくは、高速バス事業に3000万円も使うお金があるならば、小中学校の生徒がケガをしている、老朽化した危険な教育施設の修繕に最優先で予算を使うべきではないでしょうか?
みなさんは、どうお考えでしょうか?
きょうも、ご訪問ありがとうございます。
実は、僕は、パネルを掲げて、何度も一般質問に取り上げていますが、市内の老朽化した学校施設の修繕費、そして改修施設の選定方法など疑問になったので、しつこく当局を追及しました。
僕は「新城市の中で、学校の老朽化した修繕施設のリストは、どうやって決めているのか?」と切り込みました。
なぜなら、僕の地元である千郷地区の学校は、いち早く、区長さんとともに、市長と市当局に対しプールなどの改修を要望しているというのに、いまだに返事もないからです。市長は、文書回答を約束したというのに、です!!
(参考・http://asao.dosugoi.net/e881836.html)
僕は、一般質問で、学校施設の修繕は一気に、全面的に行わなくてはならない、あるいは全市的な計画を立てて公表しなければならない、と強調しました。
その理由は、市民のみなさんから「鳳来・作手は、新しい学校になる。しかし一番子どもが多い、マンモス校の千郷は、生徒の中にけが人が出ているボロボロのプールはそのまま。学校間で格差があると感じる」という声が寄せられているからです。
僕は、今日の質疑で「市当局は、どう考えているのか?」と追及しました。
本日の予算委員会を傍聴をして頂いた方に感想を聞いたら、「まだ、千郷のプールを直していないと聞いてビックリした」
「市はケガをしている生徒の事を考えて早く修繕するべき」と言っていました。
今、市民のみなさん、地元のみなさんが、勇気をもって声をあげています。
今日のブログには、今議会で、東郷東小学校の施設に関する「要望書」をアップします。
しかし「要望書」に「各施設の記録写真P4~P5参照」と書いてあるものの、僕たち議員に配られた「要望書」には、なぜか、記録写真は入っていません。
陳情書の「議長預かり」といい、各公団の「報告書」が公開されなかったり、各議員の「質疑通告書」の公開が遅れたり、これが、意図的なものでないことを願いたいです。
僕は、議会に対し、記録写真の公開を求めます。せっかく各区長・PTA・財産区・体育振興会等の方々がつくられた「要望書」は、記録写真も含め、すべてを全議員に配布すべきです。




ぼくは、高速バス事業に3000万円も使うお金があるならば、小中学校の生徒がケガをしている、老朽化した危険な教育施設の修繕に最優先で予算を使うべきではないでしょうか?
みなさんは、どうお考えでしょうか?
きょうも、ご訪問ありがとうございます。
2016年09月08日
明日は予算委員会・質疑通告内容
議会中は連日の、会議、議案審議、質問、質疑など考える事が多いです。
ぼくは議員として、市の予算(税金)の使い方には、1円でも無駄にしてはダメだという思いで市行政をチェックしています。
不明瞭な事業内容や裏付けのある単価・見積もりがあるのかなど確認しています。
民主的な市政運営には、情報公開が一番大切な事だと実感します。
さて、明日の9日、午後1:30から予算決算委員会(予算)の質疑が行われます。
9月12日の9時からは、予算決算委員会(決算)の質疑が行われます。
ぜひ、傍聴をよろしくお願いします。

今日は、予算委員会での予算と決算の質疑の全文をアップします。(長いです)
・・・予算・・・
第124号議案 平成28年度新城市一般会計補正予算(第2号)
市債
なぜ、一般会計予算や財政調整基金からではなく、市債(借金)を使って教育(舟着小・作手小・鳳来寺小・東郷東小)施設へお金をだすのか伺う。
歳出 3-1-1 社会福祉総務費 生活困窮者自立支援事業 P.21
事業で使えきれなかった主な理由を伺う。
3-1-2 障害者福祉費 P.21
介護給付事業・補装具給付事業・高額障害福祉サービス費給付事業・障害児通所給付事業での使えきれなかった主な理由を伺う。
4-1-7 訪問看護費 訪問看護事業 P.27
軽自動車を89万円で購入すると聞くが、この事業の規模の大きさを考慮にいれると、軽自動車ではなく、普通車または小型普通車の方がよいのではないかと考えるが伺う。
10-2-1 学校管理費 小学校管理事業 P.37
東郷東小学校・東陽小学校が優先される根拠を伺う。
・・・決算・・・
第129号議案 平成27年度新城市一般会計決算認定
歳出 2-1-1 一般管理費 市・市長対外経費 P.68
市政報告懇談会は、目標550人に実績442人にとどまっている。2年連続500人に届かなかったこの理由を伺う。
2-1-1 一般管理費 国際交流事業 P.68
様々な海外派遣事業が行われているが、それぞれの報告会や報告集の作成は行われているのか伺う。
2-1-1 一般管理費 庁舎建設事業 P.72
見直し案の住民説明会は、1回のみであった。しかし、もともとの(見直し前の)説明会は市職員を多数動員し市内各地域・地区単位で説明会を何回も行なった。それゆえ、見直し案も同程度の回数で住民説明会を各地域で開くべきだったのではないか、市の認識を伺う。
2-1-1 一般管理費 契約検査一般事務経費 P.72
電子入札についての参加資格(入札権)の要件を伺う。
2-1-1 一般管理費 行政改革推進事業 P.74
行政改革推進事業の委員会では、今現在、どのようなテーマで議論が進んでいるのか伺う。
2-1-3 広報広聴費 市政番組編成事業 P.76
市政番組「いいじゃん新城」が年間約2,000万円以上の予算をかけて放送しているが、昨年に引き続き市民への浸透度は高いとはいえない。思い切って中止するか、従来型ではない大改革が必要ではないか伺う。
2-1-9 企画費 自治基本条例運用事業 P.82
市民自治会議の回数が昨年の13回から5回に減っており、市民まちづくり集会の参加人数も103人と激減し市長の言う条例の実効性を担保する役割を担っているとは思われない段階にあると考える。市の認識を伺う。
2-1-16 地域自治区費 各地域自治区予算事業 P.90
事業費は7,000万円にのぼり、決算額も約5,600万円にのぼる。私は平成26年度予算の質疑で「ある自治区では、教育・保育・幼稚園などの管理予算に使うと言う。本来なら一般予算のきちんとした項目をたてて支出しなければならないものがあるが、こう言う使い方で、良いのか伺う」と質問したが、当局は「自由に使える財源だ」「問題はない」と答弁した。その認識に変わりはないのか、改めて伺う。
2-1-18 地域住民生活等緊急支援事業費 プレミアム付商品券事業 P.96
本市では、換金総額に対して大規模店の換金総額が半分を占め、はたしてこの事業が「地域経済の活性化」につながったのか、市の評価を伺う。
2-1-18 地域住民生活等緊急支援事業費 地域プランニング事業P.96
税金で視察した以上、視察報告書を発行するべきだと思うがその有無を確認し、報告会を行なったのか伺う。
2-2-2 賦課徴収費 市税等収納強化事業 P.102
市は「迅速な徴収事務を行うことができた」と評価しているが、市民と徴収嘱託員との間にトラブルはなかったかどうか、伺う。
2-3-1 戸籍住基本台帳費 個人番号カード交付事業 P.104
本市の人口に対する申請割合は6.8%との実績だが、あまりに低いのではないか。私は、議会で再三中止を求めてきたが、現時点での、市の評価を伺う。
4-1-7 訪問看護費 訪問看護事業 P.144
訪問回数が、約4000件に到達しつつあり、目標値2,700を大きく上回っている。職員の増員や自動車など現場の行動範囲を考慮すると設備のグレードを上げていく必要性があるのではないかう認識を伺う。
4-1-9 環境衛生費 自動車用充電設備管理事業 P.148
目標値に対する実績値が約10倍になっている。市は、この傾向をどのように分析し、高速充電器の設置について今後、どのように考えるか、伺う。
4-3-1 公害対策費 一般公害対策事業 P.156
住民自治の発展の立場から、悪臭及び水質汚濁の調査に、市民の立会、また市民が取得した器具による調査を加えるべきだと考えるが、伺う(市の測定地点と回数が少ないため)。
9-1-3 災害対策費 孤立可能性集落対策事業 P.200
「議会報告会」にて、「市川のヘリポートを建設したのはいいが、アクセスする道が狭く大型車両や救急車両が利用しにくい」との声が寄せられた。建設段階で確認できなかったのか、伺う。
10-1-3 教育指導費 スクールバス等運営事業 P.206
鳳来中学校や東陽小学校の下校時間と飯田線のダイヤが合わない案件について、今回の「報告書」では解決されている。大きく評価するとともに、この結果は、中学生議会などの要求に応えたものとして理解してよいのか、伺う。
第130号議案 平成27年度新城市国民健康保険事業特別会計決算認定 総括
(1)加入者一人当たりの調定額(保険税)はいくらか、伺う。
(2)東三河・近隣の自治体と比べて新城市の保険税は高いかどうか、伺う。
(3)平成28年度新城市国民健康保険事業特別会計予算において、国保税が1人当たり平均で1万900円引き下げられたが、今期の決算から評価したものか、伺う。
以上
・・・
今日も、ご訪問ありがとうございます。
ぼくは議員として、市の予算(税金)の使い方には、1円でも無駄にしてはダメだという思いで市行政をチェックしています。
不明瞭な事業内容や裏付けのある単価・見積もりがあるのかなど確認しています。
民主的な市政運営には、情報公開が一番大切な事だと実感します。
さて、明日の9日、午後1:30から予算決算委員会(予算)の質疑が行われます。
9月12日の9時からは、予算決算委員会(決算)の質疑が行われます。
ぜひ、傍聴をよろしくお願いします。

今日は、予算委員会での予算と決算の質疑の全文をアップします。(長いです)
・・・予算・・・
第124号議案 平成28年度新城市一般会計補正予算(第2号)
市債
なぜ、一般会計予算や財政調整基金からではなく、市債(借金)を使って教育(舟着小・作手小・鳳来寺小・東郷東小)施設へお金をだすのか伺う。
歳出 3-1-1 社会福祉総務費 生活困窮者自立支援事業 P.21
事業で使えきれなかった主な理由を伺う。
3-1-2 障害者福祉費 P.21
介護給付事業・補装具給付事業・高額障害福祉サービス費給付事業・障害児通所給付事業での使えきれなかった主な理由を伺う。
4-1-7 訪問看護費 訪問看護事業 P.27
軽自動車を89万円で購入すると聞くが、この事業の規模の大きさを考慮にいれると、軽自動車ではなく、普通車または小型普通車の方がよいのではないかと考えるが伺う。
10-2-1 学校管理費 小学校管理事業 P.37
東郷東小学校・東陽小学校が優先される根拠を伺う。
・・・決算・・・
第129号議案 平成27年度新城市一般会計決算認定
歳出 2-1-1 一般管理費 市・市長対外経費 P.68
市政報告懇談会は、目標550人に実績442人にとどまっている。2年連続500人に届かなかったこの理由を伺う。
2-1-1 一般管理費 国際交流事業 P.68
様々な海外派遣事業が行われているが、それぞれの報告会や報告集の作成は行われているのか伺う。
2-1-1 一般管理費 庁舎建設事業 P.72
見直し案の住民説明会は、1回のみであった。しかし、もともとの(見直し前の)説明会は市職員を多数動員し市内各地域・地区単位で説明会を何回も行なった。それゆえ、見直し案も同程度の回数で住民説明会を各地域で開くべきだったのではないか、市の認識を伺う。
2-1-1 一般管理費 契約検査一般事務経費 P.72
電子入札についての参加資格(入札権)の要件を伺う。
2-1-1 一般管理費 行政改革推進事業 P.74
行政改革推進事業の委員会では、今現在、どのようなテーマで議論が進んでいるのか伺う。
2-1-3 広報広聴費 市政番組編成事業 P.76
市政番組「いいじゃん新城」が年間約2,000万円以上の予算をかけて放送しているが、昨年に引き続き市民への浸透度は高いとはいえない。思い切って中止するか、従来型ではない大改革が必要ではないか伺う。
2-1-9 企画費 自治基本条例運用事業 P.82
市民自治会議の回数が昨年の13回から5回に減っており、市民まちづくり集会の参加人数も103人と激減し市長の言う条例の実効性を担保する役割を担っているとは思われない段階にあると考える。市の認識を伺う。
2-1-16 地域自治区費 各地域自治区予算事業 P.90
事業費は7,000万円にのぼり、決算額も約5,600万円にのぼる。私は平成26年度予算の質疑で「ある自治区では、教育・保育・幼稚園などの管理予算に使うと言う。本来なら一般予算のきちんとした項目をたてて支出しなければならないものがあるが、こう言う使い方で、良いのか伺う」と質問したが、当局は「自由に使える財源だ」「問題はない」と答弁した。その認識に変わりはないのか、改めて伺う。
2-1-18 地域住民生活等緊急支援事業費 プレミアム付商品券事業 P.96
本市では、換金総額に対して大規模店の換金総額が半分を占め、はたしてこの事業が「地域経済の活性化」につながったのか、市の評価を伺う。
2-1-18 地域住民生活等緊急支援事業費 地域プランニング事業P.96
税金で視察した以上、視察報告書を発行するべきだと思うがその有無を確認し、報告会を行なったのか伺う。
2-2-2 賦課徴収費 市税等収納強化事業 P.102
市は「迅速な徴収事務を行うことができた」と評価しているが、市民と徴収嘱託員との間にトラブルはなかったかどうか、伺う。
2-3-1 戸籍住基本台帳費 個人番号カード交付事業 P.104
本市の人口に対する申請割合は6.8%との実績だが、あまりに低いのではないか。私は、議会で再三中止を求めてきたが、現時点での、市の評価を伺う。
4-1-7 訪問看護費 訪問看護事業 P.144
訪問回数が、約4000件に到達しつつあり、目標値2,700を大きく上回っている。職員の増員や自動車など現場の行動範囲を考慮すると設備のグレードを上げていく必要性があるのではないかう認識を伺う。
4-1-9 環境衛生費 自動車用充電設備管理事業 P.148
目標値に対する実績値が約10倍になっている。市は、この傾向をどのように分析し、高速充電器の設置について今後、どのように考えるか、伺う。
4-3-1 公害対策費 一般公害対策事業 P.156
住民自治の発展の立場から、悪臭及び水質汚濁の調査に、市民の立会、また市民が取得した器具による調査を加えるべきだと考えるが、伺う(市の測定地点と回数が少ないため)。
9-1-3 災害対策費 孤立可能性集落対策事業 P.200
「議会報告会」にて、「市川のヘリポートを建設したのはいいが、アクセスする道が狭く大型車両や救急車両が利用しにくい」との声が寄せられた。建設段階で確認できなかったのか、伺う。
10-1-3 教育指導費 スクールバス等運営事業 P.206
鳳来中学校や東陽小学校の下校時間と飯田線のダイヤが合わない案件について、今回の「報告書」では解決されている。大きく評価するとともに、この結果は、中学生議会などの要求に応えたものとして理解してよいのか、伺う。
第130号議案 平成27年度新城市国民健康保険事業特別会計決算認定 総括
(1)加入者一人当たりの調定額(保険税)はいくらか、伺う。
(2)東三河・近隣の自治体と比べて新城市の保険税は高いかどうか、伺う。
(3)平成28年度新城市国民健康保険事業特別会計予算において、国保税が1人当たり平均で1万900円引き下げられたが、今期の決算から評価したものか、伺う。
以上
・・・
今日も、ご訪問ありがとうございます。
2016年09月07日
「新城希望都市をめざす若者の会」請願書
9月議会には、市民のみなさんの勇気ある請願・陳情・公開質問状が寄せられています。
各議員に請願・陳情一覧表と内容文書が配られています。


議長預かり 「福祉・保育人材確保対策に関する陳情」↓

今日は、「新城希望都市をめざす若者の会」の請願書をめぐり、紹介議員として、白井議員と共に、本会議場で説明後、約2時間弱の質疑を行ないました。
僕は、紹介議員の一人として「大切なのは、市民のみなさんが考えて、大変な労力を使って請願書として文書にまとめていただいた事です」「市民からの新しい提案として賛同署名も544名もあります」「市民の代表として真摯に疑問点など向き合い検討していきましょう」と訴えました。

(8月22日 代表の皆さんと請願書を議長に申し入れた時の写真です↓)

各議員からの質問は、「合併特例債はどうなのか?」「プール・体育館・グランドなどの公共施設利活用は大賛成」などなど多岐にわたる質疑がありました。
やはり、委員会として東高校の跡地利活用の可能性について、各行政の担当課(専門家)を呼び、今日の疑問点をクリアにする必要性が深まったと思います。
明日の、9時から総務消防委員会で「愛知県立新城東高等学校と同新城高校の統合による跡地の利活用に関する請願書」について審議をします。
代表の今泉さん・伊藤さん・白井議員と共に僕も同席し再度説明し質疑に対応しますので、ぜひみなさんの傍聴よろしくお願いします。
また、明日の1:30からは、僕の所属する 厚生文教委員会があり、質疑・討論など行う予定ですのでそちらも、傍聴お願いします。
以下に、請願内容を全文アップします。
件名
愛知県立新城東高等学校と同新城高校の統合による跡地の利活用に関する請願書
請願趣旨)
愛知県立新城東高等学校と同新城高等学校の統合に関して、現在、新城地区高等学校構 想策定委員会において話し合いが継続中であります。
つきましては、両校は地元の高等学校として多くの卒業生を輩出し新城市はもとより愛 知県、日本国の発展のために貢献をしています。また両高校の用地についても長年、単に 高校の用地にとどまらず、次世代を担う若人の集う場として地域活性化の拠り所であり、 新城市の貴重な財産であります。
今後の統合に当たって、その用地が荒廃する恐れのある ことはこの上なく残念であります。
新城東高校と新城高校が統合され両校どちらかの移転が決まった場合、その校舎、体育館、 プール、駐車場など跡地の利活用は将来の新城市の発展につながり、逆に機を逸し、現時 点で検討しない事により市民が多大な不利益・損失をこうむる可能性があると思われます。
新城市議会の叡智をもって、この青天の霹靂ともいうべき統合問題を、跡地を利活用す ることにより新城市の将来の発展につなげるチャンスに変えて頂きたいと強く願うもので す。それが両校を母校とする同窓生、並びに市民である請願者の思いであります。
そこで、ここに統合後のあり方、及び跡地の適切な利活用に関する次の請願事項を新城 市議会の審議に上げて頂きますようお願いします。
請願者 新城希望都市をめざす若者の会
共同代表 今泉吉孝 伊藤暢克 平成28年8月22日
(請願事項)
一、 両校どちらかの移転の決定を待たず事前に、まずは利点の多い新城東高校から、市 役所の移転と公共施設をも含め検討・審議していただくと同時に、現在進行してい る新庁舎建設計画を一時凍結し、将来の市民負担を最大限軽減し必要最小限になる ように聖域なき検討をしていただきたい。
一、 移転が決まった場合、新城市議会として施設管理者である愛知県知事に対し、施設 跡地の有効利用を出来るよう措置し推進していただきたい。 尚、この件に関しては市民にとっても喫緊の課題なので早急に審議していただきたい。 以上
紹介議員氏名 浅尾洋平 白井倫啓
付託委員会 総務消防委員会
・・・
みなさんはどうお考えでしょうか?
今日も、ご訪問ありがとうございます。
各議員に請願・陳情一覧表と内容文書が配られています。


議長預かり 「福祉・保育人材確保対策に関する陳情」↓

今日は、「新城希望都市をめざす若者の会」の請願書をめぐり、紹介議員として、白井議員と共に、本会議場で説明後、約2時間弱の質疑を行ないました。
僕は、紹介議員の一人として「大切なのは、市民のみなさんが考えて、大変な労力を使って請願書として文書にまとめていただいた事です」「市民からの新しい提案として賛同署名も544名もあります」「市民の代表として真摯に疑問点など向き合い検討していきましょう」と訴えました。

(8月22日 代表の皆さんと請願書を議長に申し入れた時の写真です↓)

各議員からの質問は、「合併特例債はどうなのか?」「プール・体育館・グランドなどの公共施設利活用は大賛成」などなど多岐にわたる質疑がありました。
やはり、委員会として東高校の跡地利活用の可能性について、各行政の担当課(専門家)を呼び、今日の疑問点をクリアにする必要性が深まったと思います。
明日の、9時から総務消防委員会で「愛知県立新城東高等学校と同新城高校の統合による跡地の利活用に関する請願書」について審議をします。
代表の今泉さん・伊藤さん・白井議員と共に僕も同席し再度説明し質疑に対応しますので、ぜひみなさんの傍聴よろしくお願いします。
また、明日の1:30からは、僕の所属する 厚生文教委員会があり、質疑・討論など行う予定ですのでそちらも、傍聴お願いします。
以下に、請願内容を全文アップします。
件名
愛知県立新城東高等学校と同新城高校の統合による跡地の利活用に関する請願書
請願趣旨)
愛知県立新城東高等学校と同新城高等学校の統合に関して、現在、新城地区高等学校構 想策定委員会において話し合いが継続中であります。
つきましては、両校は地元の高等学校として多くの卒業生を輩出し新城市はもとより愛 知県、日本国の発展のために貢献をしています。また両高校の用地についても長年、単に 高校の用地にとどまらず、次世代を担う若人の集う場として地域活性化の拠り所であり、 新城市の貴重な財産であります。
今後の統合に当たって、その用地が荒廃する恐れのある ことはこの上なく残念であります。
新城東高校と新城高校が統合され両校どちらかの移転が決まった場合、その校舎、体育館、 プール、駐車場など跡地の利活用は将来の新城市の発展につながり、逆に機を逸し、現時 点で検討しない事により市民が多大な不利益・損失をこうむる可能性があると思われます。
新城市議会の叡智をもって、この青天の霹靂ともいうべき統合問題を、跡地を利活用す ることにより新城市の将来の発展につなげるチャンスに変えて頂きたいと強く願うもので す。それが両校を母校とする同窓生、並びに市民である請願者の思いであります。
そこで、ここに統合後のあり方、及び跡地の適切な利活用に関する次の請願事項を新城 市議会の審議に上げて頂きますようお願いします。
請願者 新城希望都市をめざす若者の会
共同代表 今泉吉孝 伊藤暢克 平成28年8月22日
(請願事項)
一、 両校どちらかの移転の決定を待たず事前に、まずは利点の多い新城東高校から、市 役所の移転と公共施設をも含め検討・審議していただくと同時に、現在進行してい る新庁舎建設計画を一時凍結し、将来の市民負担を最大限軽減し必要最小限になる ように聖域なき検討をしていただきたい。
一、 移転が決まった場合、新城市議会として施設管理者である愛知県知事に対し、施設 跡地の有効利用を出来るよう措置し推進していただきたい。 尚、この件に関しては市民にとっても喫緊の課題なので早急に審議していただきたい。 以上
紹介議員氏名 浅尾洋平 白井倫啓
付託委員会 総務消防委員会
・・・
みなさんはどうお考えでしょうか?
今日も、ご訪問ありがとうございます。
2016年09月06日
明日7日、僕の本会議質疑をアップします。
市民のみなさん、傍聴よろしくお願いします。
市民のみなさん、今日の僕の一般質問の傍聴にたくさん駆けつけて頂き、本当にありがとうございました。
みなさんの応援のおかげで、僕は最後まで質問をやり遂げることが出来ました。
これからも、市民のみなさんの声をドンドン市当局にぶつけていきます。
それでは、明日7日の僕の本会議質疑の全文をアップします。
議会は、午前10時からです。
・・・

第123号議案 新城市農業委員会の委員及び新城市農地利用最適化推進委員の定数を定める条例の制定
(1) 附則第2項第1号には「新城市農業委員の選挙による委員の定数条例」の廃止が決められているが、今後、農業委員または推進委員は、どのように選ばれるのか、また、これまでの公選制はどうなるのか伺う。
(2) 条文にある「農地利用最適化推進委員」とは何か、その主な任務を伺う。

第163号議案 工事請負契約の締結
(1) この議案は、市と鹿島建設株式会社と約30億円で新庁舎建設費として契約を結ぶものであります。この契約書・書類一式等の中に「国の構造認定」が無いとのことですが、なぜが伺う。
(2) 本契約後、本体工事の着手はいつ頃になるのか伺う。
(3) 「国の審査・認定」が出るまで、鹿島建設との契約を延期するという考えはないのか、伺う。
(4) この議案の採択後、万が一「もっくる新城」の事例のように「うっかりミス」や「追加工事」などで予算が増える可能性はないのか、伺う。
(5) 万が一、様々な要因(物価高騰・人材不足)等で「契約破棄」となった場合違約金はおよそどのぐらいになるのか、伺う。

第169号議案 新城市教育委員会委員の任命
花田氏の経歴を見ると、民間からの起用と考えられる。しかし教育委員会に所属する以前は、平成18年の「新城市指定管理者選定審議会」を振り出しに、さまざまな市行政の委員を歴任しており、たとえ民間からの起用とはいえ、異例な任命状況だと考えるが、市の認識を伺う。

第172号議案 東三河広域連合規約の変更
(1) 東三河広域連合の任務は、6事業に限定されてスタートしたが、いま、なぜ「まち・ひと・しごと創生法」第10条を加える必要があるのか伺う。
(2) この議案を実行することになると、広域連合の「戦略」「計画」と、東三河のそれぞれの自治体の「戦略」「計画」とが相反する事態になると想像できるが、市の認識を伺う。例えば、「人口」の定義など、本市と他の自治体とは大きく異なっている。
以上
詳しい議案はここから→http://www.city.shinshiro.lg.jp/index.cfm/7,48714,122,938,html
きょうも、ご訪問ありがとうございます。
市民のみなさん、今日の僕の一般質問の傍聴にたくさん駆けつけて頂き、本当にありがとうございました。
みなさんの応援のおかげで、僕は最後まで質問をやり遂げることが出来ました。
これからも、市民のみなさんの声をドンドン市当局にぶつけていきます。
それでは、明日7日の僕の本会議質疑の全文をアップします。
議会は、午前10時からです。
・・・

第123号議案 新城市農業委員会の委員及び新城市農地利用最適化推進委員の定数を定める条例の制定
(1) 附則第2項第1号には「新城市農業委員の選挙による委員の定数条例」の廃止が決められているが、今後、農業委員または推進委員は、どのように選ばれるのか、また、これまでの公選制はどうなるのか伺う。
(2) 条文にある「農地利用最適化推進委員」とは何か、その主な任務を伺う。

第163号議案 工事請負契約の締結
(1) この議案は、市と鹿島建設株式会社と約30億円で新庁舎建設費として契約を結ぶものであります。この契約書・書類一式等の中に「国の構造認定」が無いとのことですが、なぜが伺う。
(2) 本契約後、本体工事の着手はいつ頃になるのか伺う。
(3) 「国の審査・認定」が出るまで、鹿島建設との契約を延期するという考えはないのか、伺う。
(4) この議案の採択後、万が一「もっくる新城」の事例のように「うっかりミス」や「追加工事」などで予算が増える可能性はないのか、伺う。
(5) 万が一、様々な要因(物価高騰・人材不足)等で「契約破棄」となった場合違約金はおよそどのぐらいになるのか、伺う。

第169号議案 新城市教育委員会委員の任命
花田氏の経歴を見ると、民間からの起用と考えられる。しかし教育委員会に所属する以前は、平成18年の「新城市指定管理者選定審議会」を振り出しに、さまざまな市行政の委員を歴任しており、たとえ民間からの起用とはいえ、異例な任命状況だと考えるが、市の認識を伺う。

第172号議案 東三河広域連合規約の変更
(1) 東三河広域連合の任務は、6事業に限定されてスタートしたが、いま、なぜ「まち・ひと・しごと創生法」第10条を加える必要があるのか伺う。
(2) この議案を実行することになると、広域連合の「戦略」「計画」と、東三河のそれぞれの自治体の「戦略」「計画」とが相反する事態になると想像できるが、市の認識を伺う。例えば、「人口」の定義など、本市と他の自治体とは大きく異なっている。
以上
詳しい議案はここから→http://www.city.shinshiro.lg.jp/index.cfm/7,48714,122,938,html
きょうも、ご訪問ありがとうございます。
2016年09月05日
下江議長からの「依頼」と僕の「回答書」
先週9月2日、下江議長は、僕=浅尾洋平に文書「通告書の補正について(依頼)」を送ってきました。
さらに、この文書の他に、僕が提出した「質疑通告書」に色々と「添削」した文書ファイルもあり、要するに「このように直しなさい!」という「依頼」でした。
僕は、議会人として、こんなことしていいのかなあ、と信じられない気持ちでした。

僕は、14年間はたらいた看護師を辞めて、市会議員選挙ではトップ当選させていただきました。
しかし新城市議会では、たった1人の日本共産党の市会議員です。
新人議員となり、この3年間、いろんなことがありました。
いよいよ穂積市政の議案に何でも賛成の議員が多数を占める中、議会と行政が、日本共産党の市議である僕の質疑自体に対し、様々な「注文」「添削」を入れてくるようになりました。

僕は、議員同士しか分からない「専門用語」や、いわゆる「役人言葉」を拒否します。
自分の意見を、自分の言葉で、きちんと、主張できる議員でありたいです。
議長ともあろう人が、文書の中の「質疑とは」の定義(議員必携)を、わざと前段部分の文書だけで解釈しているのでは?と思われましたので、今日、きちんと「回答書」を提出してきました。
市民のみなさん、明日の一般質問にお越し下さい。
ちなみに、明日6日、午後2時から日本共産党・浅尾洋平の一般質問です。傍聴をよろしくお願いします。
そして、今後の予算委員会等の質疑も傍聴して下さい。
みなさんの目で、市長以下、市の幹部、議員が、どのような発言をしているのか(ヤジを含め)確認して下さい。
最後に、僕の「回答書」を全文アップします↓
・・・・・・・・
2016年9月5日
新城市議会議長
下江洋行 様
日本共産党 新城市議会議員 浅尾洋平
9月2日付の文書「通告書の補正について(依頼)」を拝読しました。
そして同日開催された、議会運営委員会にて指摘されたという、私の「質疑及び内容」の具体的事項について、私なりに検討した結果、以下の通り、補正を行い、再提出いたします。
1.決算質疑通告書について
歳出2-1-7財産管理費 公共施設マネジメント推進事業 P.78
「公共施設マネジメント推進事業」では、この1年間で、どんな議論をしてきたのか、その内容と進捗状況を伺う(会議自体が目標値6回に届かず、3回しか開かれていないため)。
2.誤字・脱字について
・「船着」→「舟着小」
・「鳳来小」→「鳳来寺小」
・「東郷東」→「東郷東小」
以上、2点です。
なお、下江議長は、上記の文書の中で、『議員必携』の「質疑とは」(P.137)から「質疑は、議題になっている事件に対して行われるものであるから、現に議題になっている事件に対して疑問点を質すものでなければならない。また、自己の意見を述べることができない。」の部分を引用しています。
しかし、この引用は、後段に「この場合の意見とは、討論の段階で述べるような賛成、反対の意見であって、自己の見解を述べないと質疑の意味をなさないようなものについてまで禁止しているものではない。」と続くのであり、禁止されているのは、質疑で、いきなり反対討論などを始めることであって、議員の意見一般を禁止しているわけではありません。これは当然のことです。
ですから、わざわざ「添削」までしていただいた「指摘事項」は、執行部側の答弁に関わる内容も一部含まれている事から、実際の質疑時に──傍聴者のみなさんがおられる議場で、改めて指摘していただければ、大変勉強になります。よろしくお願いします。
以上
今日も、ご訪問ありがとうございます。
さらに、この文書の他に、僕が提出した「質疑通告書」に色々と「添削」した文書ファイルもあり、要するに「このように直しなさい!」という「依頼」でした。
僕は、議会人として、こんなことしていいのかなあ、と信じられない気持ちでした。

僕は、14年間はたらいた看護師を辞めて、市会議員選挙ではトップ当選させていただきました。
しかし新城市議会では、たった1人の日本共産党の市会議員です。
新人議員となり、この3年間、いろんなことがありました。
いよいよ穂積市政の議案に何でも賛成の議員が多数を占める中、議会と行政が、日本共産党の市議である僕の質疑自体に対し、様々な「注文」「添削」を入れてくるようになりました。

僕は、議員同士しか分からない「専門用語」や、いわゆる「役人言葉」を拒否します。
自分の意見を、自分の言葉で、きちんと、主張できる議員でありたいです。
議長ともあろう人が、文書の中の「質疑とは」の定義(議員必携)を、わざと前段部分の文書だけで解釈しているのでは?と思われましたので、今日、きちんと「回答書」を提出してきました。
市民のみなさん、明日の一般質問にお越し下さい。
ちなみに、明日6日、午後2時から日本共産党・浅尾洋平の一般質問です。傍聴をよろしくお願いします。
そして、今後の予算委員会等の質疑も傍聴して下さい。
みなさんの目で、市長以下、市の幹部、議員が、どのような発言をしているのか(ヤジを含め)確認して下さい。
最後に、僕の「回答書」を全文アップします↓
・・・・・・・・
2016年9月5日
新城市議会議長
下江洋行 様
日本共産党 新城市議会議員 浅尾洋平
9月2日付の文書「通告書の補正について(依頼)」を拝読しました。
そして同日開催された、議会運営委員会にて指摘されたという、私の「質疑及び内容」の具体的事項について、私なりに検討した結果、以下の通り、補正を行い、再提出いたします。
1.決算質疑通告書について
歳出2-1-7財産管理費 公共施設マネジメント推進事業 P.78
「公共施設マネジメント推進事業」では、この1年間で、どんな議論をしてきたのか、その内容と進捗状況を伺う(会議自体が目標値6回に届かず、3回しか開かれていないため)。
2.誤字・脱字について
・「船着」→「舟着小」
・「鳳来小」→「鳳来寺小」
・「東郷東」→「東郷東小」
以上、2点です。
なお、下江議長は、上記の文書の中で、『議員必携』の「質疑とは」(P.137)から「質疑は、議題になっている事件に対して行われるものであるから、現に議題になっている事件に対して疑問点を質すものでなければならない。また、自己の意見を述べることができない。」の部分を引用しています。
しかし、この引用は、後段に「この場合の意見とは、討論の段階で述べるような賛成、反対の意見であって、自己の見解を述べないと質疑の意味をなさないようなものについてまで禁止しているものではない。」と続くのであり、禁止されているのは、質疑で、いきなり反対討論などを始めることであって、議員の意見一般を禁止しているわけではありません。これは当然のことです。
ですから、わざわざ「添削」までしていただいた「指摘事項」は、執行部側の答弁に関わる内容も一部含まれている事から、実際の質疑時に──傍聴者のみなさんがおられる議場で、改めて指摘していただければ、大変勉強になります。よろしくお願いします。
以上
今日も、ご訪問ありがとうございます。
2016年09月02日
私の9月議会の一般質問の「発言通告」全文です。
今日のブログは、私の9月議会の一般質問の「発言通告」の全文を載せます。
本文は、私の一般質問は、9月6日(火)時間は未定です。4問の質問を予定しています。傍聴をお願いします。
1.議員の質問権の自由について、
2、本市の人口減少問題と愛知県の入院ベッド削減問題について、
3、新庁舎建設問題について、
4、市内八名地区の産廃施設からの悪臭・汚水対策について

以下、全文をアップします。
1 市会議員の質問権の自由について
今年6月23日、広瀬安信・副市長は、6月議会における私=浅尾洋平の質問内容に対し、文書「6月議会における議員発言等について」を下江洋行議長に提出しました。文書の内容は、私の質疑・反対討論(「議会だより」46号に要約掲載)に「疑義」を示しつつ、結論的には「議案に係る質疑は、議案内容に限定し、それ以外は一般質問でお願いしたい」という、市会議員の質問権を制限する、驚くべきものでした。
議員の質問権の自由は「その議案全体に及んで行うことができ、また、提出者の説明で述べられなかったことでもよい」(『議員必携』)として幅広く認められています。それを法律を守るべき行政サイドの最高責任者の一人が「公開質問」というかたちで議会に「是正依頼」しようとしたことに強く抗議します。そのうえで、以下、伺う。
(1)なぜ、広瀬副市長は、「疑義」への「回答」を求めるだけでなく、市会議員の質問権を制限する「是正」を議長に「依頼」したのか。私は、論理の飛躍があると考えているが、副市長の「疑義」と「是正依頼」との間にある整合性を伺う。
2 新城市の人口減少問題と、「東三河北部構想区域」(新城市、設楽町、東栄町、豊根村)の病床ベッド削減問題について
愛知県は、今年8月3日、「愛知県地域医療構想(案)」を発表し、13日からパブリックコメントを募集しています。県の「構想(案)」は、人口減少・少子高齢化の中で、平成37年(2025年)における新たな地域医療提供体制を明らかにしています。それは、平成26年現在537床ある病床ベッドを
267床へ大削減する方針です。
本市が属する「東三河北部構想区域」では、①平成37年までに人口5万人に減少(現在から1万人減少)すること、②患者(主にがん患者)が、豊川・豊橋などに流出していること、③医師・看護師が慢性的に不足していること、④救急搬送体制・周産期医療・精神病床の確保の必要性などが課題となっています。私は、県の「構想(案)」を読んで、一刻も早く本市の人口減少に歯止めをかけて、市民の福祉増進のための具体策を打たなくてはならないと考えます。そこで、以下、伺う。
(1)本市の人口は、合併後10年間で約5000人も減っていますが、何が原因なのか、新城市がまとめた「人口ビジョン」「新城市まちひとしごと総合戦略」にそって伺う。
(2)人口減少が引き起こす大問題として、愛知県の「構想(案)」の通り、奥三河の深刻な医療問題があります。患者さんが豊川・豊橋へ流出し、救急医療・産科・精神科(病床)などの不足が指摘されているにもかかわらず、愛知県は、平成37年には病床ベッドを半減する計画を進めようとしています。この計画に対する、市の認識を伺う。
3 新庁舎建設の契約問題について
この9月議会において、市は第163号議案「工事請負契約の締結」を提出しています。これは、本市の新庁舎建設工事の一式を費用30億円で鹿島建設と契約する内容です。
しかし、今年8月10日の「総合政策特別委員会(部会)」での市との質疑応答で、①新庁舎建設の一番大事な設計見積金額の妥当性・基準 が曖昧だと思われること(『検証結果報告書』「県、市に査定率の決まりはない」「(山下設計は)自社の実績を考慮した」)②大震災に耐えうる免震構造の構造認定が終了していないこという大問題が明らかになりました。これは、私たちが家をリフォームする時、見積もり金額の明確な基準も無ければ、耐震検査の結果も出ないうちにお金だけ建築会社に支払うことを決める事であり、到底、常識では考えられません。そこで以下伺う。
(1)構造認定が決まらないまま、9月議会での本契約は、社会通念上・市民感情から言ってありえないと考えるが、市の認識を伺う。
(2)いま、市民独自の運動として「新城希望都市を目指す若者の会」の皆さんが、新城東・新城高校の統廃合後の高校跡地に新庁舎を建設する見直しを提案しています。防災上・財政上・政治上、まったく新しい角度からの提案について、私は、今こそ真剣に考えるべきではないかと思うが、市の認識を伺う。
4 市内八名地区の産廃施設から漏れる悪臭・汚水被害について
私の6月議会一般質問に対し、市当局は、タナカ興業の産廃処理施設(今年4月操業)の悪臭と思われる苦情や被害届が24件あること、ただし「(悪臭)規制基準に適合している以上操業停止の勧告は出来ない」と答弁しました。さらに穂積市長は1度も悪臭の現場に駆けつけていない事も判明しました。
しかしタナカ興業の工場付近の悪臭は、6月以降も続いており、市民から「抗議文」や悪臭防止の対策を求める声が相次いでいます。また、「新城の環境を考える市民の会」は、建屋からの「茶色い廃汁」を発見しています。そこで以下伺う。
(1)穂積市長は、「産業廃棄物中間処理施設の臭気苦情対応に対する抗議文への回答」(7月1日付)の中で、「市民の皆さまに対し環境部職員が失礼な対応をしたこと、大変申し訳ございませんでした。謹んでお詫び申し上げます」と述べたあと、今年6月21日に発生した悪臭のレベルが「0〜2程度」(規制基準は2.5〜)であること、さらに、「においを確認する頻度は増えている」との認識を示しました。また、7月26日付の「回答」では、産廃建屋の完成で、「臭気強度は0〜1程度の範囲」「効果は出ている」と述べています。産廃の悪臭・汚水の被害は無くなったのか伺う。
きょうも、ご訪問ありがとうございます。
本文は、私の一般質問は、9月6日(火)時間は未定です。4問の質問を予定しています。傍聴をお願いします。
1.議員の質問権の自由について、
2、本市の人口減少問題と愛知県の入院ベッド削減問題について、
3、新庁舎建設問題について、
4、市内八名地区の産廃施設からの悪臭・汚水対策について

以下、全文をアップします。
1 市会議員の質問権の自由について
今年6月23日、広瀬安信・副市長は、6月議会における私=浅尾洋平の質問内容に対し、文書「6月議会における議員発言等について」を下江洋行議長に提出しました。文書の内容は、私の質疑・反対討論(「議会だより」46号に要約掲載)に「疑義」を示しつつ、結論的には「議案に係る質疑は、議案内容に限定し、それ以外は一般質問でお願いしたい」という、市会議員の質問権を制限する、驚くべきものでした。
議員の質問権の自由は「その議案全体に及んで行うことができ、また、提出者の説明で述べられなかったことでもよい」(『議員必携』)として幅広く認められています。それを法律を守るべき行政サイドの最高責任者の一人が「公開質問」というかたちで議会に「是正依頼」しようとしたことに強く抗議します。そのうえで、以下、伺う。
(1)なぜ、広瀬副市長は、「疑義」への「回答」を求めるだけでなく、市会議員の質問権を制限する「是正」を議長に「依頼」したのか。私は、論理の飛躍があると考えているが、副市長の「疑義」と「是正依頼」との間にある整合性を伺う。
2 新城市の人口減少問題と、「東三河北部構想区域」(新城市、設楽町、東栄町、豊根村)の病床ベッド削減問題について
愛知県は、今年8月3日、「愛知県地域医療構想(案)」を発表し、13日からパブリックコメントを募集しています。県の「構想(案)」は、人口減少・少子高齢化の中で、平成37年(2025年)における新たな地域医療提供体制を明らかにしています。それは、平成26年現在537床ある病床ベッドを
267床へ大削減する方針です。
本市が属する「東三河北部構想区域」では、①平成37年までに人口5万人に減少(現在から1万人減少)すること、②患者(主にがん患者)が、豊川・豊橋などに流出していること、③医師・看護師が慢性的に不足していること、④救急搬送体制・周産期医療・精神病床の確保の必要性などが課題となっています。私は、県の「構想(案)」を読んで、一刻も早く本市の人口減少に歯止めをかけて、市民の福祉増進のための具体策を打たなくてはならないと考えます。そこで、以下、伺う。
(1)本市の人口は、合併後10年間で約5000人も減っていますが、何が原因なのか、新城市がまとめた「人口ビジョン」「新城市まちひとしごと総合戦略」にそって伺う。
(2)人口減少が引き起こす大問題として、愛知県の「構想(案)」の通り、奥三河の深刻な医療問題があります。患者さんが豊川・豊橋へ流出し、救急医療・産科・精神科(病床)などの不足が指摘されているにもかかわらず、愛知県は、平成37年には病床ベッドを半減する計画を進めようとしています。この計画に対する、市の認識を伺う。
3 新庁舎建設の契約問題について
この9月議会において、市は第163号議案「工事請負契約の締結」を提出しています。これは、本市の新庁舎建設工事の一式を費用30億円で鹿島建設と契約する内容です。
しかし、今年8月10日の「総合政策特別委員会(部会)」での市との質疑応答で、①新庁舎建設の一番大事な設計見積金額の妥当性・基準 が曖昧だと思われること(『検証結果報告書』「県、市に査定率の決まりはない」「(山下設計は)自社の実績を考慮した」)②大震災に耐えうる免震構造の構造認定が終了していないこという大問題が明らかになりました。これは、私たちが家をリフォームする時、見積もり金額の明確な基準も無ければ、耐震検査の結果も出ないうちにお金だけ建築会社に支払うことを決める事であり、到底、常識では考えられません。そこで以下伺う。
(1)構造認定が決まらないまま、9月議会での本契約は、社会通念上・市民感情から言ってありえないと考えるが、市の認識を伺う。
(2)いま、市民独自の運動として「新城希望都市を目指す若者の会」の皆さんが、新城東・新城高校の統廃合後の高校跡地に新庁舎を建設する見直しを提案しています。防災上・財政上・政治上、まったく新しい角度からの提案について、私は、今こそ真剣に考えるべきではないかと思うが、市の認識を伺う。
4 市内八名地区の産廃施設から漏れる悪臭・汚水被害について
私の6月議会一般質問に対し、市当局は、タナカ興業の産廃処理施設(今年4月操業)の悪臭と思われる苦情や被害届が24件あること、ただし「(悪臭)規制基準に適合している以上操業停止の勧告は出来ない」と答弁しました。さらに穂積市長は1度も悪臭の現場に駆けつけていない事も判明しました。
しかしタナカ興業の工場付近の悪臭は、6月以降も続いており、市民から「抗議文」や悪臭防止の対策を求める声が相次いでいます。また、「新城の環境を考える市民の会」は、建屋からの「茶色い廃汁」を発見しています。そこで以下伺う。
(1)穂積市長は、「産業廃棄物中間処理施設の臭気苦情対応に対する抗議文への回答」(7月1日付)の中で、「市民の皆さまに対し環境部職員が失礼な対応をしたこと、大変申し訳ございませんでした。謹んでお詫び申し上げます」と述べたあと、今年6月21日に発生した悪臭のレベルが「0〜2程度」(規制基準は2.5〜)であること、さらに、「においを確認する頻度は増えている」との認識を示しました。また、7月26日付の「回答」では、産廃建屋の完成で、「臭気強度は0〜1程度の範囲」「効果は出ている」と述べています。産廃の悪臭・汚水の被害は無くなったのか伺う。
きょうも、ご訪問ありがとうございます。