2016年10月26日

全戸配布した「新城民報」第20号の反響

昨日、今日と、僕は、中日新聞や朝日新聞などに「新城民報」第20号を折り込み、全戸配布しました。





早速、市民のみなさんから声が寄せられました。

◎「民報」には、市や議会が出している「広報」では絶対に分からない「真実」がある。洋平議員、頑張れよ。

◎私たち市民が、日頃から行政や議員の疑惑について「おかしいな?」と疑問に思っていた事をよく拾って、内容にしてくれた。本当にありがとう。

◎市民が、陳情書など議会に声を届ける事は大事ですね。

◎議員が、議員の質問を封殺するのは異常だ。議員がチェックするのは、市長や行政という大原則が問われていると思う。

◎市長や「東愛知」の論説が、市議会の役割が、執行部と議会の合意形成とか議員提案の議案づくりとか言ってるが、「民報」を読むと、それ以前の実態だということが分かる。

など、市民の方々から励ましや、ご意見をいただきました。
本当に、勉強になります。ハイレベルな意見も多くて、僕は、日々、頑張らねば、と気合いを入れています。

何よりも市民目線を忘れることなく、市民の声をまっすぐ市政に届ける立場で頑張ります。

引き続き、御指導ご鞭撻よろしくお願いします。

今日も、ご訪問ありがとうございます。

2016年10月21日

新城市立東郷東小学校の老朽化施設の確認視察

平成28年 10月17日 雨 新城市立 東郷東小学校の要望書内容(地元から今年7月に議会に提出された)の確認視察に、厚生文教委員会の議員で行ってきました。初めに 区長会長、校長先生、関係者の皆さまには、この様な貴重な機会をつくって頂きありがとうございました。

参加者
校長先生 区長会長 議会事務局 1名 厚生文教委員会所属など6名の議員




目的
「東郷東小学校の施設に関する要望書」が、東郷東小学校の施設を考える会(代表 区長会長)から、平成28年7月13日に議長あてに提出。老朽化した体育館やトイレ・プールなどの早期改修の要望内容のため、厚生文教委員会として現地確認を行なった。

まず、トイレ・体育館(雨漏り)・プールの3ヶ所 老朽化した所を見て回った。その後、校長室で区長会代表・校長先生との意見交換を行う。

区長会長からのあいさつ(メモから)
前区長会長から、昨年度に東郷中学校の体育館やプール・給食室のコバエ問題など市と議会に要望書を提出。その後、東郷東小学校のトイレや体育館などの老朽化も進んでいる状況もわかり、地元12区長はトイレや体育館など実際に現場を見て回り、「これは、酷いね」という話になり、今年は、小学校について「要望書」を作って提出する事になり、市長・教育委員会・議会の3つに7月に提出した。

 そこで、市議会は「議長預かり」という扱いと言われて、それは「どういう意味か?」と聞いたら、全議員に要望書を資料として配布した。とのことで、それなら、一度 関係する議員さんに実際に現場を見てもらおうという事になり、今日の場となりました。特にトイレについては、子どもたちは「暗い」「怖い」「我慢する」という状態なので、地域としてもなんとかしてもらいたいと思ってます。

校長先生
トイレについても地元の方を含めて、なんとかしてもらいたい。アンケートなどもとっています。校長として、教育委員会にも毎年の要望についてはこれまでも、要望(トイレ・体育館・プールの改修要望)を毎年ずっとさせてもらっています。

また、各議員からいくつか質問や意見交換を行ないました。

僕が、意見を言わせてもらったのは、今日は、実際に現場を見させて頂き、「暗い」「怖い」という雰囲気のボロボロのトイレなど本当にヒドイ状況がよくわかった。こうした事態は、5年以上も前からあったとの事。雨漏りがする体育館などは、子どもの教育環境から考えれば一刻も待てない。やはり、早急に改修工事を行うべきだと現場を見て改めて実感した。

この件では、去年は中学校の要望書を地元の方が提出してもらったので、一般質問で早く直してほしいと追求しました。今回の小学校でも同じ事ですので、直すべきです。全力で改善に取り組みたい。
また、この小中学校の老朽化の問題は、東郷だけではなく、他の千郷・新城小中学校なども老朽化があるので、市長は、一気に直すべきだと思います。と訴えました。

トイレの状況




壁がボロボロにはがれており、先生がビニールテープで一時的に補修している。
全体的に暗く子どもたちや、地元の方まで「怖い」「利用したくない」という声がある。
トイレの扉が歪んでおり開け閉めがスムーズに出来ない。この視察時も閉じ込められた議員がいた。僕自身も、トイレのドアは開けにくかったです。夜や夕方については特にボロボロのトイレは「暗くて怖い」雰囲気でした。

体育館(雨漏り)
当日はちょうど雨であり、体育館には主に2ヶ所から雨漏りが確認できた。


1箇所はバケツで対応中。


もう1箇所の雨漏りは、少量なのでそのままの対応(しかし、雨漏りで床が剥がれてきている)。


子どもたちが雨漏りの所を避けながら体育の授業を受けていました。子どもたちにこれ以上我慢させていけないと実感。


プール
タイルが割れている場所があり。タイルの歪みが出ている。
転びやすく、タイルで足を切りやすい状況。



水はけが悪く側溝に水が溜まっていた。


この新城市立東郷東小学校の環境に、みんなさんは、どう思いますか?

どう感じましたか?

市は、「お金がない」「修繕の予算が無い」とよく言いますが、本当にそうでしょうか?

例えば、新城ー名古屋高速バスに年間維持費に3000万円。バスのラッピングに160万円。東庁舎の改修工事の音響設備などの費用に8400万円。カーペットや空調の更新などに、8600万円。合計で約2億円もの税金の投入する計画。
新庁舎建設に40億円。

道の駅もっくる新城の「うっかりミス」(外構費や足湯施設を入れ忘れたなど)には、2億3000万円の税金を追加予算。

僕は、市長の予算には税金のムダ使いがあると考えています。

人口減少・消滅可能性都市と言われている、この新城市で、子どもたちの教育を学ぶ場がこの様な環境でいいのでしょうか?

人口減少を食い止めて、希望あるまちづくりの最優課題は、老朽化した、危険な教育環境の改善だと考えます。
新城の未来を担う子どもたちがまず、安心して学ぶ学校環境を整える事が当たり前ではないでしょうか?予算を学校教育へ最優先にまわすべきです。

今日も、ご訪問ありがとうございます。

2016年10月04日

東庁舎改修工事費用に2億円以上?!

今日のブログは、9月29日に行われた「総合政策特別委員会」の「部会」の内容をお知らせします。
「部会」は、傍聴者を禁じる会議であり、正式な議事録を作成する義務もない会議なのですが、このような「密室」で、何が議論されたのか、僕のメモから明らかにしたいと思います。

前もって言っておくと、僕は、このような「部会」で議論された「予算要望」に強く反対しました。

当日の「部会」次第(レジメ)写真



東庁舎改修問題について

9月29日の新城市議会・総合政策特別委員会。市民の傍聴を禁じる「部会」仕様で東庁舎(議場)の具体的な改修を議論。傍聴が許されなかった市民のみなさんは「議員たちは何をコソコソ話しているのか?」と怒りでカンカン!今から報告します。

「部会」には、全議員(欠席者あり)・新城市契約検査課・議会事務局、そして何故か新庁舎にかかわる山下設計が同席。主な議題は、いきなり議場の音響設備!!僕は手元に資料がなく、今日調べると3ヶ月前の全員協議会で「議員止め」で渡された代物だった。

僕は「音響設備にいくらかかるのか」「どんな設備か」「結論は延期すべきだ」と訴える。

しかし市は「資料は前に渡してある」「そこに全て書いてある」「金額は今は言えない。10月中ぐらいなら」。傍聴者・議事録・資料のない「密室」で全てが決められようとしています。

いま「資料」を見ると「音響設備」等だけで6800万円なり! そして市は「部会」の最後に「議会の『見える化』も予算要望しておきます」とサラリと入れ込もうとしました。慌てた僕が「『見える化』って何?」と質問すると、とんでもない計画が分かりました。




僕の質問に、市議会事務局長は「議会の『見える化』とは、プロジェクターやスクリーン、映像デイスプレイなどの装備のこと」と答弁。僕「そんな議論はしてない。それらを見込んだ予算要望は反対だ!」。「資料」を見ると、音響設備と「見える化」費の総額8400万円なり!

「音響設備」や「見える化」の総予算の資料↓

会議室のイスだけでも790万円(1脚10万円以上)もする見積もり!

こちらはさらに、「空調」「カーペット」の見積もり総額8500万円(消費税・諸経費等は含まれてません)の資料↓


議決権のない「全協」で「議員止め」資料を渡し、3ヶ月後の「部会」(傍聴者・議事録なし)で「資料」に沿って予算要望する新城市議会! 過去の資料を引っ張り出すと改修計画は音響設備・議会の見える化、空調やカーペット張り替えなど諸々で約2億円!! 市民のみなさんに「資料」の公開をとどめておき、こんな議論を続けていいのでしょうか?

29日、傍聴者がいた午前の「全協」は整然とした議論でした。しかし、午後から始まった「密室」状態の総合政策特別委員会「部会」は、一転して議員たちの「放言大会」のような様相になりました。正式な議事録を作る必要がないのですから、自由討議のような状態です。その結果、議場のある東庁舎3階で2億円もの費用がかかり、さらに当局が検討している2階の改修費も含めると総額はいくらになるのか。市民不在の議会運営に驚くばかりです。

後日、僕が、議会事務局に確認すると、この約2億円近い「東庁舎改修事業費」は、来年3月の平成29年度予算の中に入れて議決を求めて進める計画である、とのこと。(しかし東庁舎改築工事の主な取りかかりは、平成31年の5月以降なのです)。僕は、平成28年度、しかも早くても3年も先の事業の予算計上を、なぜ、こんなに急ぐのか分かりません。新庁舎建設の契約とまったく同じです。急ぐ必要などないのです。
 
音響設備等(6800万円)も、もっと安いメーカーの選定の議論や、あるいはリースなどの検討も「部会」では行われていません。そもそも議会で「プロジェクター」「スクリーン」など、市民のみなさんは求めているのでしょうか。市民の税金は1円も無駄に使ってはいけません。来年は市長・市議会議員選挙もあります。今後、どうなるかわからないので、僕は「予算計上を急ぐ必要はない」と思います。

さらに、この改修事業費の約2億円ものお金は、新城市単独の自主財源から出るとのことです。
市は「お金がない」と言って、未だに中学校の老朽化したプールを直しません。

僕は、東庁舎の改修事業の立派すぎる音響整備費と「見える化」に8400万円をかけるお金(税金の自主財源)があるなら、それは最小限にし、ケガをした生徒も出ている危険な小中学校の設備改修にまわすべきだと提案します!

・・・

皆さんは、どのように考えますか?

今日も、ご訪問ありがとうございます。

Posted by浅尾洋平 at18:34Comments(1)政治議会

2016年10月03日

穂積市政の行き詰まり⑧ なぜ、産廃工場の汚水を問題にしないのか?

僕は、9月の一般質問で、タナカ興業の産廃工場による「悪臭」被害の深刻さと、工場の外へと流れ出している「汚水」についても大変深刻に考えて質問をしました。


9月議会では、汚水について具体的に写真や資料も示し、市の答弁を求めました。
実は、タナカ興業の社長は、産廃の「廃汁」「汚水」「水」について「一切外に水は出さない」と明確に答えているのです。新城市に提出した文書の中で答えています。(写真)




しかし、実際には、工場の様々な場所から「不明水」「汚水」が外に漏れ出しているのです。

その一部の水は垂れ流しとなり、工場内(企業団地の敷地)からの外の地面へと染み込んでいます。(写真)


地元のみなさんはご存知だと思いますが、南部企業団地のすぐ下には「黒田川」が流れており、この川は直接「豊川」につながっています。豊川用水のおおもとにあたります。

そして、この私の質問・指摘を傍聴したり、動画で見てくれた新城市外の方から「もはや新城だけの問題ではない」という感想をいただきました。

新城市当局、穂積市長は、この明らかな事実について、工場の現場に直接足を運んで確認し、タナカ興業社長が「一切でない」と回答した「汚水」がなぜ、工場の外に流れ出ているのか? その原因を突き止め公表し、そして、産廃工場の設計・操業について確認と許可を出した愛知県に対しても説明と責任を求めるべきではないか、と強く求めるものです。

もちろん僕は、実際の悪臭を嗅ぎ、黒田川から豊川に流れるルートを地元・市民の方々に案内をしてもらいながら、被害状況や生活影響の話を聞いてきました。
悪臭は想像をこえるものであり、汚水は、ウシガエルを遠ざけたのではないか、と思いました。

さらに今まさに不安の中で暮らしている地元のみなさんに対し、
「行政府の長」=市長として責任ある説明と対策を一刻も早く行うことが必要では無いでしょうか?

しかし穂積市長は、未だに、ただの一度も産廃工場の現場視察を行っていません。

本日から、市長は、各地域意見交換会をまわる予定です。
ぜひ、市民の声を届けるいい機会だと思います。

http://www.city.shinshiro.lg.jp/events/index.cfm/detail.1.43683.html

リンク先は、平成27年度の市民から出された市民のみなさんのご意見です。

http://www.city.shinshiro.lg.jp/handlers/printcontent.cfm?GroupID=7&ContentID=45384&ThisPageURL=http%3A%2F%2Fwww.city.shinshiro.lg.jp%2Findex.cfm%2F7%2C45384%2C120%2C583%2Chtml&EntryCode=6072


今日も、ご訪問ありがとうございます。



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プロフィール
浅尾洋平
浅尾洋平
浅尾洋平(あさお ようへい)

1977年生まれ。
千郷小・千郷中・豊川高校卒
豊橋市立看護専門学校卒
1998年〜2009年豊橋市民病院、育児休暇取得。救命センターICU・手術室を経験
2009年〜2012年新城市民病院で看護師として勤務し退職。JPTEC認定取得(外傷病院前救護処置)
2011年度 新城市省エネコンテスト 削減率部門第3位受賞。日本共産党新城市福祉・子育て対策室長 2013年 新城市議に初当選。2017年 新城市議に当選し現在2期目。
家族は妻、1男1女