2024年01月07日

テニスコート廃止に反対!市民の声を聞こう!

2024年のはじめのブログです。今年もよろしくお願いします。

新城中心部の運動場所が一つ無くなります。桜淵テニスコート廃止の議案に反対しました!(12月議会)

新城市の桜淵テニスコートが無くなります。豊川の人も利用しやすいテニスコートでした。市民の人口が多い新城地域で、身体を動かし健康作りの一つであったテニスコートを廃止していいのでしょうか?新城市の魅力がまた一つ無くなります。

新城市の市民体育館は、新庁舎建設で壊してからありません。市民が身体を動かし健康向上を取り組む市の姿勢が問われています。

しかし、桜淵のテニスコートは年間3000人以上の方が利用していたのに、急きょ廃止を決定した市の対応に冷たさを感じます。

市民から理解されないと思います。皆さんは、どうお考えでしょうか?
テニスコート廃止に反対!市民の声を聞こう!

・・・・・・・

第202号議案 新城市桜淵いこいの広場の設置及び管理に関する条例の一部改正について 反対の立場で討論します。
日本共産党の浅尾洋平です。桜淵公園は、市が管理する県立自然公園であり、桜の名所であり、そして、広いグラウンドを利用できる本市の主要なスポーツ・ イベント会場でもあり、実に、年間20万人以上の方々から利用されている大切な場所であります。この議案は、桜淵公園のあるテニスコートを廃止するという内容です。私は、常任委員会での質疑を終えて、こんなズサンな方針転換が許されていいのか、なぜ、利用者である市民の思いを裏切るのかと、怒りでいっぱいであります。反対する主な理由は、3点です。
まず、テニスコートの廃止が、『桜淵公園再整備計画』の内容と大きく異なり、こんなに安易に、唐突に、市の方針が180度変わることは、市民参加のワークショップでつくった「計画」を反故にする点で許されないという点です。桜淵再生計画では、テニスコートは、活かす方針でした。

市民ワークショップの様子→  https://www.city.shinshiro.lg.jp/shisei/machidukuri/workshop.html

しかも桜淵の再整備は、市の憲法と言っていい「第2次新城市総合計画」にもとづいており、その基本戦略の1つとして「市民スポーツ活動を応援します」と明記する、極めて重大な位置付けをされていたものを、ひっくり返すことになり、議員である私は、市長は、いったい、何を考えているのかと思うほどであります。

テニスコート廃止に反対!市民の声を聞こう!
テニスコート廃止に反対!市民の声を聞こう!
テニスコート廃止に反対!市民の声を聞こう!


次に、利用者の思いを裏切る市の計画変更は、許されないということです。

下江市長は、現在、テニスコートの利用者が、たくさんおられることを、どのように考えているのでしょうか。令和4年度、毎月200~300名もの利用者がいるのです。年間に換算すると、3230人にのぼるといいます。テニスコートは、市民から必要とされているスポース施設であることは、明らかです。かつて年間1万人以上の利用者がいた市の体育館を廃止した新城市は、ここで、ちょっと立ち止まるべきではないでしょうか。

テニスコート廃止に反対!市民の声を聞こう!


3つ目の反対理由は、そもそもテニスコート廃止の決定が、唐突、急すぎるという点です。私は、利用者への「廃止のお知らせ」の手紙が、令和5年10月27日付で出されていることにも驚きました。議員の私も、この議案が出てくるまで知らなかったのです。議会で決まる前に、先走って、利用者のみなさんに「廃止の方針」を出すことは、議会制民主主義を軽視する行為として、ぜったいに許されないと考えます。市民のみなさん、利用者のみなさんは、突然、信頼していた市によって、日頃から健康増進のために利用していた場所、テニスコートを急に奪われたことになります。

(質疑でわかったことは、①テニスコートの撤去費用は736万円・一方で、②テニスコートの管理費用は予算的には桜淵グランドに含まれており特になし、③お金がないわけではなく、2019年頃から、桜淵公園を右岸・左岸の両側で4億円以上かけて再整備しているのです。なぜ、その時にテニスコートも整備をしなかったのでしょうか?廃止ありきだったのでしょうか。)

・桜淵公園再整備費用の関係情報リンク
右岸整備費用は約2億円→ https://www.higashiaichi.co.jp/news/detail/7020
左岸側整備工事へ2億1670万円にものぼる工事費用の内訳→  https://asao.dosugoi.net/e1185577.html

こんなこと、市が、やることでしょうか。しかも、市内でも一番人口が多い、新城地域の貴重な施設を無くすのはおかしいという市民の声があがるのも当然であります。
新城市の魅力が一つなくなる。それも、利用者もあり、アクセスしやすい、人口の多い新城地域から無くす事に、市民は、怒っていると感じます。私は、下江市長に対して、行政サービスの進め方に反省や配慮はないのか、と強く抗議するものです。以上、反対討論とします。

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Posted by 浅尾洋平 at 13:48 │Comments(0)政治議会活動日誌消滅可能性都市の問題まちづくり
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プロフィール
浅尾洋平
浅尾洋平
浅尾洋平(あさお ようへい)

1977年生まれ。
千郷小・千郷中・豊川高校卒
豊橋市立看護専門学校卒
1998年〜2009年豊橋市民病院、育児休暇取得。救命センターICU・手術室を経験
2009年〜2012年新城市民病院で看護師として勤務し退職。JPTEC認定取得(外傷病院前救護処置)
2011年度 新城市省エネコンテスト 削減率部門第3位受賞。日本共産党新城市福祉・子育て対策室長 2013年 新城市議に初当選し 現在3期目。
家族は妻、1男1女