2021年04月25日

コロナ禍での桜淵公園再整備工事の議案に反対しました!

4月20日に4月臨時議会が行われました。(小野田議員は欠席)
上程された議案としては、公用車の交通事故やひとり親世帯へのコロナ支援策などの審議を行いました。

「第70号議案 工事請負契約の締結」の議案について18名の議員の中で、私1人しか質疑を行いませんでした。
コロナ禍での桜淵公園再整備工事の議案に反対しました!
写真は、桜淵公園の木かげプラザです。

この事業は、さかのぼること12月議会の補正予算案で計上された事業になります。詳しくは↓
https://asao.dosugoi.net/e1168692.html

私は質疑の中で、桜淵再整備豊川左岸側整備工事へ2億1670万円にものぼる工事費用の内訳を聞きました。

市は、事業費の内訳は9割以上が市債や合併特例債(借金)などで事業費をまかなうという答弁が有り。また、入札経過を質問すると、市は、3月議会に間に合うために、入札を2月に一度行ったが、事業設計内容に、公園の児童遊具の単価に誤りがあり入札が取りやめ・中止となり、3月議会に間に合わなくなった事。

設計見直し再度入札を行い、落札企業が決まったので、今回の4月臨時議会での上程となったことが、明らかになりました。

私は、市の借金を作って2億円もかけて桜淵公園の再整備事業を今早急にやらなくても、いいと考えます。 

今、市がやるべき仕事は、市民の命と健康を守ることが最優先だと考えています。
2億円も使うお金があるなら、新城市内の医療や介護、定期的なPCR検査、ワクチン接種事業への充実に優先的に使うべきです。

公園再整備はコロナが収束した後、又は、ほとんどの新城市民へのワクチン接種が完了した時に、桜淵公園をどうするのか再検討しても遅くないと思います。

皆さんは、どうお考えでしょうか?

私が本会議で行った主な反対討論の内容です↓

第70号議案 工事請請負契約の締結に反対の立場で討論をします。

この議案の内容は、桜淵公園再整備豊川左岸側整備工事に2億1670万円の一般競争入札で請負企業が決まったという内容です。私は、入札が決まった市内の共同企業体や経緯などに疑義などはありません。私が反対する理由は、市がやるべき事業の優先順位を考えた時に今は、桜淵公園の整備事業よりも、コロナ対策をするべきだと考えるからです。

今回の公園再整備事業費用は2億1670万円になります。この金額は、市債(借金)などで殆どをまかなうということが質疑であきらかになりました。新型コロナウイルス感染拡大の大変な中、市がおこなう事業の優先順位として、市が2億円以上も借金をして今、急いでやるべき公園整備ではないと思うからです。

現在、新型コロナが全国で変異株が急拡大している状況です。大阪府では一日感染者数は6日連続で1000人を超えており、政府の感染症対策の尾身会長は「第4波と言って差し支えない」「緊急事態宣言を出す可能性について十分に検討する必要がある」 。と14日の国会で発言しています。

今やるべき新城市の政治課題は、新型コロナ対策に全力を尽くし市民の命と健康を守ること、厳しい市民生活や自営業者の支援を最優先にすべきだと考えます。
市民から不安の声が聞こえています。

例えば、ワクチン接種が、東京の八王子などでは、市民向けの予約が始まっているみたいだが、新城市は未だにワクチン接種の接種券が配布されていない。とか、新城の詳しいワクチン接種のスケジュールもまだ発表されていない。蒲郡市はすでにわかりやすいワクチン接種スケジュールをホームページに発表されている。豊根。設楽町、東栄町も含めた奥三河の北部医療圏で暮らしている住民の命を守る砦である新城市民病院のコロナ専用ベッドが5床だけでは少なすぎる。もう少し、増やすべきではないか、など不安の声が市民から出ている。こうした新城市民の不安の声を応える政策やコロナで厳しい生活支援策の充実の整備を優先することが大事だと思います。

今、市が借金をして2億円も使えるお金があれば、医師や看護師などのスタッフの充実や、コロナ感染専用の医療体制の充実整備、介護・医療施設などの定期的なPCR検査体制の整備や、ワクチン接種整備の高齢者一人暮らし対象のワクチン会場までの足の確保整備などに使うことが、今やる優先事業だと考えます。

桜淵公園再整備事業は、新型ワクチン接種が市内の住民の殆どに行き渡り、全国の緊急事態宣言やまん延防止等重点措置がすべて解除され、みんなが安心して外に出歩けるようになった時に、公園再整備事業を行う事を考えても遅くないと思います。以上の理由から、反対とします。


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Posted by 浅尾洋平 at 22:37 │Comments(0)政治議会
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プロフィール
浅尾洋平
浅尾洋平
浅尾洋平(あさお ようへい)

1977年生まれ。
千郷小・千郷中・豊川高校卒
豊橋市立看護専門学校卒
1998年〜2009年豊橋市民病院、育児休暇取得。救命センターICU・手術室を経験
2009年〜2012年新城市民病院で看護師として勤務し退職。JPTEC認定取得(外傷病院前救護処置)
2011年度 新城市省エネコンテスト 削減率部門第3位受賞。日本共産党新城市福祉・子育て対策室長 2013年 新城市議に初当選し 現在3期目。
家族は妻、1男1女