2016年11月29日

議会運営委員会の「補正」とは何か? 明日の議運の傍聴お願いします。

本日、僕は、12月の定例会(議会)の一般質問の通告書を、議会事務局に無事、提出しました。

今回から、厳密な通告の書式が決められたため、ある議員は、事務局員に指摘される度に「控え室」に戻り、
マスを空けたり、印刷し直したり、また「控え室」に戻ったり、大変だったそうです。

(書式の写真)
議会運営委員会の「補正」とは何か? 明日の議運の傍聴お願いします。

僕は、議会事務局に対し、
「手書きの議員の場合はどうするのですか?」
「このような厳密な書式に従わなければならない法的根拠はありますか?」
「そもそも、これまでのやり方で、市民から苦情や問題は起きたのですか?」
と質問しました。

しかし事務局の回答は、
「手書きの方の場合は、また運用を話し合うことになる」
「法的根拠はありません」
「従来の通告書で、大きな問題はありませんでした」
というものでした。

僕は、9月議会の各議員の「通告書」の大小の違いを示しながら、
「なんら質問内容、議会の運営に支障はなかった」ということを訴えました。

新城市議会では、さらに明日午前9時〜、議会運営員会が委員会室で開かれて、
各議員の質問内容を検討し、「補正(通告者に確認)」という作業を行うようです。
市民のみなさん、議運の傍聴をお願いします。

もし「補正」に従わなかったら、質問者の質問中止もあり得る、とのことです。

(補正の写真)
議会運営委員会の「補正」とは何か? 明日の議運の傍聴お願いします。

市民のみなさんは、なぜ、こんなことになったのか、不思議に思うかもしれません。
実は、11月16日の新城市議会全員協議会(全協)で、とつぜん、報告されたことなのです。
議会運営員会で、もう、決めたこと、というのです。
僕は、驚きました。なぜなら、私が事前にもらった「全員協議会の招集について(通知)」(↓写真)には、
協議事項として書かれてなかったからです。

議会運営委員会の「補正」とは何か? 明日の議運の傍聴お願いします。

当日、委員会室で手渡されたものが、これです(↓写真)。

議会運営委員会の「補正」とは何か? 明日の議運の傍聴お願いします。

こんな大問題が、当日、とつぜん、既に決められた新たなルールとして「全協」に報告されるなんて、
僕は、これは抜き打ちだ、議会のルールとはいったい何だろう?と怒りを感じました。

この日、たまたま傍聴してくれた市民がおり、
その人いわく「こんなことを許すと、議長の考えひとつで、議員の質問権を奪っちゃえるね」「いよいよ議長らの独裁議会だね」とおっしゃいました。
また、この事実を知ったある人は「来年11月に選挙があるが、新人の候補や高齢の候補は潰されちゃうかもね」「議会運営委員会には、こんな法的権限はないはずだ!」と言いました。

僕が、市会議員に当選して3年がたちました。
しかし3年間を振り返っただけで、新城市議会では、その信頼を失墜させる事件が相次いでいます。

1つ、議員の「穴空き避妊具配布」質問と、当局の答弁。
2つ、それをブログで告発した僕に対する、SNS・ブログ規制問題。
3つ、打桐議員の政治倫理条例違反。

ここに、議員の自由な質問権の剥奪、という不名誉な事件が追加されないように、僕は、堂々と、自分の考えを訴えていきたいと思います。



同じカテゴリー(政治)の記事画像
【議会報告できました!】3月議会の報告です!
新城市の個人情報、どう守る? 除外申請の新しい一歩
新城市の国保税値上げ予算に反対する理由
市民の声が届かない予算!令和7年度当初予算の問題点と私の反対討論
物価高の中で負担増!国保税の値上げに反対します
市民に国保税値上げを押しつけ、市長の手当アップは納得できない
同じカテゴリー(政治)の記事
 【議会報告できました!】3月議会の報告です! (2025-05-03 11:03)
 新城市の個人情報、どう守る? 除外申請の新しい一歩 (2025-04-17 22:55)
 新城市の国保税値上げ予算に反対する理由 (2025-04-10 19:02)
 市民の声が届かない予算!令和7年度当初予算の問題点と私の反対討論 (2025-04-02 12:24)
 物価高の中で負担増!国保税の値上げに反対します (2025-03-27 22:34)
 市民に国保税値上げを押しつけ、市長の手当アップは納得できない (2025-03-24 16:52)
Posted by 浅尾洋平 at 17:02 │Comments(1)政治議会
この記事へのコメント
だいじなのは、書式より中身。これも浅尾さんや他のまともな議員の質問を阻止する工作でしょう。

くだらんことに税金と時間を使うのは止めてもらいたい。市議会便りにも、議長が議員の発言を辞めさせる権利があるとかわざわざ書いて、保身を図ったりして、本当にやることがせこい。

。多数派議員の都合のいいようにやたら決まりを作って、追及されると困る質問をする議員を抑え込む。新城議会は、独裁議長による独裁市議会と名乗っているのと同じ。

これだけ発言制限したいなら、皇室の会見みたいに、あらかじめ質問と回答を検閲して、質問者も回答者も検閲済みの原稿を読み上げさせたらどうですか。下江議長がやろうとしていることは、それです。

新城に民主主義はないんですか。
Posted by 桜淵 at 2016年11月29日 21:34
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。


< 2025年05月 >
S M T W T F S
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
過去記事
QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 26人
プロフィール
浅尾洋平
浅尾洋平
浅尾洋平(あさお ようへい)

1977年生まれ。
千郷小・千郷中・豊川高校卒
豊橋市立看護専門学校卒
1998年〜2009年豊橋市民病院、育児休暇取得。救命センターICU・手術室を経験
2009年〜2012年新城市民病院で看護師として勤務し退職。JPTEC認定取得(外傷病院前救護処置)
2011年度 新城市省エネコンテスト 削減率部門第3位受賞。日本共産党新城市福祉・子育て対策室長 2013年 新城市議に初当選し 現在3期目。
家族は妻、1男1女