2016年11月21日
赤旗が報じる「電通」社員の「過労自殺」
新城市は、なぜか、「まちおこし」や若者の企画などで大手広告代理店「電通」(東京都港区)に委託しています。
僕個人は、東京の大手企業に大金(税金)を払ってピーアールしてもらうやり方は好きではありません。
また「電通」の委託の実態も、極めて少人数の市民だけに「恩恵」がわたるやり方なので、もっと多くの市民のみなさんの豊かな感性が活かされるピーアールの方法があるのでは、と思います(新城市内にも優れた広告センスを持った方はおられます)。
電通の側も、地方自治体に働きかけて、僕らの税金を「利益」に変えようと必死な感じもします。
そんな時、「電通」の過労死事件が大きな社会的問題化しました。
「電通」は、日本を代表する広告大企業です。今度の東京オリンピックの誘致や、さまざまな商品コマーシャル、あるいは流行そのものをゼロからプロデュースする大きな力ももっています。厚生労働省は、同社に「子育てを応援する働きやすい企業」として過去3回もお墨付きを与えていましたし、多くの大学生の憧れの企業でもあります。
そんな企業が、新入社員・高橋まつりさん(24)を「過労自殺」に追い込んでいたのです。
東京労働局などが強制捜査に入りました。社員らに違法な長時間労働をさせていた疑いです。
高橋まつりさんの時間外の労働時間の合計は130時間56分にもなるそうです。
上司のパワハラも横行しており、残業時間の「過少申告の指示」まで行っていることもわかりました。
91年に自殺した社員は、新人いじめの「伝統芸」として、革靴にビールを注いで飲まされていました。
僕は、たいへんショックを受けました。
優秀な若者が、「優秀な」企業で働くことに絶望して亡くなられたこと。その苦しい叫び。
さらに、新城市が「まちづくり支援」をお願いした企業であったこと。
実は、役所に貼られているポスターや、ホームページなどインターネットを活用したピーアールが、僕のまわりでは評判がイマイチよくなくて、一言でいうと、「ありきたり」「大げさ」「新城らしくない」だったので、電通の担当者も、もしかしたら苦しんでいたのではないか、と勘ぐったほどです。
高橋まつりさんのお母さんは、「命より大切な仕事はない。過労死を繰り返さないよう強く希望します」と、娘の労災認定を報告した会見で訴えました。
ブラック企業の根絶は、本当に急務です。日本共産党の国会議員が、先頭に立ち、安倍政権を追及し、労働条件の劣悪な会社の是正が進んでいますが、まだまだです。
安倍首相は、TPPの強行採決や南スーダンへの駆けつけ警護、さらには労働法制の規制緩和ばかり議論し、国会で優先させてきました。
自民党・公明党政権が進める国づくりが、ブラック企業・ブラックバイトを放置し、もしかしたら助長させているのではないではないか?とさえ思います。
僕は、改めて思います。
若者を使い捨てにする社会・政治を、市民のみなさんとともに変えていきたい、と。
今日も、ご訪問ありがとうございます。
僕個人は、東京の大手企業に大金(税金)を払ってピーアールしてもらうやり方は好きではありません。
また「電通」の委託の実態も、極めて少人数の市民だけに「恩恵」がわたるやり方なので、もっと多くの市民のみなさんの豊かな感性が活かされるピーアールの方法があるのでは、と思います(新城市内にも優れた広告センスを持った方はおられます)。
電通の側も、地方自治体に働きかけて、僕らの税金を「利益」に変えようと必死な感じもします。
そんな時、「電通」の過労死事件が大きな社会的問題化しました。
「電通」は、日本を代表する広告大企業です。今度の東京オリンピックの誘致や、さまざまな商品コマーシャル、あるいは流行そのものをゼロからプロデュースする大きな力ももっています。厚生労働省は、同社に「子育てを応援する働きやすい企業」として過去3回もお墨付きを与えていましたし、多くの大学生の憧れの企業でもあります。
そんな企業が、新入社員・高橋まつりさん(24)を「過労自殺」に追い込んでいたのです。
東京労働局などが強制捜査に入りました。社員らに違法な長時間労働をさせていた疑いです。
高橋まつりさんの時間外の労働時間の合計は130時間56分にもなるそうです。
上司のパワハラも横行しており、残業時間の「過少申告の指示」まで行っていることもわかりました。
91年に自殺した社員は、新人いじめの「伝統芸」として、革靴にビールを注いで飲まされていました。
僕は、たいへんショックを受けました。
優秀な若者が、「優秀な」企業で働くことに絶望して亡くなられたこと。その苦しい叫び。
さらに、新城市が「まちづくり支援」をお願いした企業であったこと。
実は、役所に貼られているポスターや、ホームページなどインターネットを活用したピーアールが、僕のまわりでは評判がイマイチよくなくて、一言でいうと、「ありきたり」「大げさ」「新城らしくない」だったので、電通の担当者も、もしかしたら苦しんでいたのではないか、と勘ぐったほどです。
高橋まつりさんのお母さんは、「命より大切な仕事はない。過労死を繰り返さないよう強く希望します」と、娘の労災認定を報告した会見で訴えました。
ブラック企業の根絶は、本当に急務です。日本共産党の国会議員が、先頭に立ち、安倍政権を追及し、労働条件の劣悪な会社の是正が進んでいますが、まだまだです。
安倍首相は、TPPの強行採決や南スーダンへの駆けつけ警護、さらには労働法制の規制緩和ばかり議論し、国会で優先させてきました。
自民党・公明党政権が進める国づくりが、ブラック企業・ブラックバイトを放置し、もしかしたら助長させているのではないではないか?とさえ思います。
僕は、改めて思います。
若者を使い捨てにする社会・政治を、市民のみなさんとともに変えていきたい、と。
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