2015年08月26日
民意を裏切った市長の新庁舎案に反対します!
昨日25日、新城市議会の9月議会の招集告示がされました。
僕たち市議は、穂積市長と市側から「定例報告」を受けました。
報告は、平和都市宣言のパブコメ内容や新城市合併10周年記念式典など、いろいろありましたが、僕が、重大だと思った事項は「庁舎建設事業に係る情報提供等について」という報告でした。
これは、ざっくり言うと、①この間、新庁舎の案あるいは情報が、なぜ、二転三転するのか、②突然の、市長案4点の提示です。
この2点について、レジメに書かれていた、市の契約検査課が報告すると思っていましたが、穂積市長みずからが説明したのには、驚くとともに、当然かな、と思いました。
なぜなら、新庁舎に関わる情報が二転三転した責任を果たすのは、市の最高責任者・穂積市長だから、です。
しかし、さらに驚くことが、市長の口から飛び出しました。
上記①②の主論点である、自動車の誤進入を防ぐためのスイッチバックが出来るか出来ないかの一点にかかわって、またまた信頼できない報告をおこなったからです。
この間の経過を、市の文書で整理します。
1.8月6日の「臨時報告会」では、スイッチバック方式は「できる」。
↓
2.翌日7日の「臨時報告会資料の記載事項訂正のお願い」では「8月6日、スイッチバック方式による回転では、直接乗り入れは認められないとの警察の指導」とあり、「できない」。
↓
3.昨日8月25日、市から提案された新庁舎「敷地条件と配置パターン」4案(写真)によると、2案が「できる」、2案が「使わない」(そのうちC案は、3階建てで、スイッチバックのスペース自体を不要としている)。
驚くべきことに、B案D案では、この間の議論の積み重ねの中では、一度も検討されなかった「地下トンネル」案が、突然、出てきました。


スイッチバック方式は、はたして「できる」のか「できないのか」。
僕は、市長に対して、おおよそ「なんで、こんなに二転三転するのか」「どれを信じればいいのか分からない」と質問し、「今回の4案にいたる経過と(最終的な)訂正文書を出すべきだ」「確定した情報を文書で明らかにしないと市民は混乱する!」と迫りました。
それに対し、穂積市長は、おおよそ「情報の出し方に不備があったかもしれないが、時間がない中で、ありままの経過説明をしてきた」「決して情報操作でもないし、隠そうとしたわけでもない」とのべました。
しかも、ある議員が、市長に「スイッチバック方式ができるというのは、確定か?」と質問すると、市長は「そうではありません」「最終的には、愛知県警とつめなければならないが、大きな案のパターンは、この4案だ」とのべました。
僕は、この問答をきいて、スイッチバックが出来るのか出来ないのか、はっきりしないまま4案を市民のみなさんに、迫るようなやり方に、市長の不誠実さを感じざるを得ませんでした。
市長の4案なるものは、住民投票の民意を裏切るものではないでしょうか?
この間、市側が「ロータリーが必要だ」と、かたくなに主張してきたにもかかわらず、4案には、そのロータリー方式案すらありません(7日の文書「ロータリー方式を確保する必要がある」)。
このままでは、指導したという警察の問題にも発展しかねません!
いまだに、おおよその面積も事業費も判明していません。
こういう議論はやめにして、僕は、やはりゼロベースから時間をかけて考える時がきたと思います。

(今朝の中日新聞です)
みなさんは、どのようにお考えでしょうか?
今日も、ご訪問ありがとうございます。
僕たち市議は、穂積市長と市側から「定例報告」を受けました。
報告は、平和都市宣言のパブコメ内容や新城市合併10周年記念式典など、いろいろありましたが、僕が、重大だと思った事項は「庁舎建設事業に係る情報提供等について」という報告でした。
これは、ざっくり言うと、①この間、新庁舎の案あるいは情報が、なぜ、二転三転するのか、②突然の、市長案4点の提示です。
この2点について、レジメに書かれていた、市の契約検査課が報告すると思っていましたが、穂積市長みずからが説明したのには、驚くとともに、当然かな、と思いました。
なぜなら、新庁舎に関わる情報が二転三転した責任を果たすのは、市の最高責任者・穂積市長だから、です。
しかし、さらに驚くことが、市長の口から飛び出しました。
上記①②の主論点である、自動車の誤進入を防ぐためのスイッチバックが出来るか出来ないかの一点にかかわって、またまた信頼できない報告をおこなったからです。
この間の経過を、市の文書で整理します。
1.8月6日の「臨時報告会」では、スイッチバック方式は「できる」。
↓
2.翌日7日の「臨時報告会資料の記載事項訂正のお願い」では「8月6日、スイッチバック方式による回転では、直接乗り入れは認められないとの警察の指導」とあり、「できない」。
↓
3.昨日8月25日、市から提案された新庁舎「敷地条件と配置パターン」4案(写真)によると、2案が「できる」、2案が「使わない」(そのうちC案は、3階建てで、スイッチバックのスペース自体を不要としている)。
驚くべきことに、B案D案では、この間の議論の積み重ねの中では、一度も検討されなかった「地下トンネル」案が、突然、出てきました。


スイッチバック方式は、はたして「できる」のか「できないのか」。
僕は、市長に対して、おおよそ「なんで、こんなに二転三転するのか」「どれを信じればいいのか分からない」と質問し、「今回の4案にいたる経過と(最終的な)訂正文書を出すべきだ」「確定した情報を文書で明らかにしないと市民は混乱する!」と迫りました。
それに対し、穂積市長は、おおよそ「情報の出し方に不備があったかもしれないが、時間がない中で、ありままの経過説明をしてきた」「決して情報操作でもないし、隠そうとしたわけでもない」とのべました。
しかも、ある議員が、市長に「スイッチバック方式ができるというのは、確定か?」と質問すると、市長は「そうではありません」「最終的には、愛知県警とつめなければならないが、大きな案のパターンは、この4案だ」とのべました。
僕は、この問答をきいて、スイッチバックが出来るのか出来ないのか、はっきりしないまま4案を市民のみなさんに、迫るようなやり方に、市長の不誠実さを感じざるを得ませんでした。
市長の4案なるものは、住民投票の民意を裏切るものではないでしょうか?
この間、市側が「ロータリーが必要だ」と、かたくなに主張してきたにもかかわらず、4案には、そのロータリー方式案すらありません(7日の文書「ロータリー方式を確保する必要がある」)。
このままでは、指導したという警察の問題にも発展しかねません!
いまだに、おおよその面積も事業費も判明していません。
こういう議論はやめにして、僕は、やはりゼロベースから時間をかけて考える時がきたと思います。

(今朝の中日新聞です)
みなさんは、どのようにお考えでしょうか?
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