2015年08月21日
新庁舎はゼロベースで考えるべきだ!
さる8月6日、穂積市長は、急きょ、全市会議員に向けて、市民グループとの「実務協議」を終えた、として「臨時報告会」を開きました。
僕は、東京での用事があったため、欠席せざるを得ませんでした。
そして「急きょ」、しかも「臨時」の報告会とは、民主的ではないな、と残念に思いました。
のちほど、
僕は、議会事務局から「資料」をいただき、説明を受けました。
そして「資料」を読んだところ、不可解な点がありましたので、市民のみなさんにお知らせします。不可解な点とは、市当局も説明してくれたのですが、「臨時報告会」の翌日(!)に訂正されたという事項について、です(写真↓)。

まず、8月6日の報告です。
穂積市長の報告内容は、「実務協議」の「まとめ」資料にもとづいていました。
とくに、以下の3点です。
・実務協議の報告
・新庁舎及び、東庁舎への機能配置について
・新庁舎へのアプローチについて
僕が、「まとめ」資料を読みますと、「実務協議」の議論の土台にもとづき、いわゆるスイッチバック方式でのアプローチ(進入口)では、面積1700m2が必要となり、見直し方針で示した規模(7000m2程度)から4階建て、となること。
しかし、交差点からの直接乗り入れをしない場合は、3階建ても可能となる、と示されていました。この「まとめ」は、協議を傍聴していた僕の認識と一致するものです。また、新聞報道とも一致します。
ところが、不思議な、不可解な点は、ここからです。
「臨時報告会」の翌日8月7日、「議員への臨時報告会資料の記載事項訂正のお願い」が配られたのです。僕は、報告の翌日に訂正する、というやり方が、はたして民間で通用するのか?と、首をひねりました。市民にお詫びするレベルの問題ではないでしょうか?
訂正内容は、下記の通りで、重大な変更でした。
・警察からの指導があり、体育館前の交差点から乗り入れをする場合、8月6日に報告した、スイッチバック方式によるアプローチは認められない。
・(新)庁舎敷地の西側にロータリー方式による「回転スペース」なるものが必要となるため、庁舎の建築に有効活用できる敷地面積は全体の約半分となる。
以上の訂正・変更点を読んだ時、僕は、市民グループとの1カ月間にわたる「実務協議」とは何だったのか?と思いました。傍聴者が見守る中、市と市民グループが積み重ねた議論の土台が、たった1日で、ひっくり返されていたからです。
「実務協議」は、すでに終了しています。
しかも「臨時報告会」までに十分な時間もありました。
なぜ、今になって、こんな重大な変更情報が明らかになったのか?
前日に、議員報告をした内容を、翌日には、一転して、まったく別の訂正・変更内容に差し替えるという政治手法は、信じられません。
結局、訂正・変更点から、透けて見えるのは、ロータリー方式による「回転スペース」なるものが必要になるため、全体の半分となった敷地面積に、4階以上の庁舎が建つという「見直し案」強行のシナリオです。
穂積市長は、この重大な訂正・変更「見直し案」を、記者会見で、広く明らかにしたのでしょうか?
また「報告会」に出席した、他の議員は、それぞれ、このような訂正・変更点について、疑問を持たないのでしょうか?
このようなデタラメな「臨時報告会」や「訂正」を許していたら、何が、真実なのか、本当に分からなくなるのではないでしょうか?
穂積市長の本心は、
総建設費49億700万円に出来るだけ近づける見直しをすること。
発注先は、大手ゼネコンの山下設計・鹿島建設にする。
国民の税金である「合併特例債」を絶対に使うこと。
この方向に、どんな手を使っても合わせていく。
こういうことだと思います。
僕は、新庁舎はゼロベースで考えるべきだと思います。
市民のみなさんが、文字通り、心から納得するように、時間をかけて考えるべきだと思います。
安倍首相は、国民の批判を受けて、新国立競技場の建設案を白紙撤回しました。
みなさんは、どのようにお考えでしょうか?
今日も、ご訪問、ありがとうございます。
僕は、東京での用事があったため、欠席せざるを得ませんでした。
そして「急きょ」、しかも「臨時」の報告会とは、民主的ではないな、と残念に思いました。
のちほど、
僕は、議会事務局から「資料」をいただき、説明を受けました。
そして「資料」を読んだところ、不可解な点がありましたので、市民のみなさんにお知らせします。不可解な点とは、市当局も説明してくれたのですが、「臨時報告会」の翌日(!)に訂正されたという事項について、です(写真↓)。

まず、8月6日の報告です。
穂積市長の報告内容は、「実務協議」の「まとめ」資料にもとづいていました。
とくに、以下の3点です。
・実務協議の報告
・新庁舎及び、東庁舎への機能配置について
・新庁舎へのアプローチについて
僕が、「まとめ」資料を読みますと、「実務協議」の議論の土台にもとづき、いわゆるスイッチバック方式でのアプローチ(進入口)では、面積1700m2が必要となり、見直し方針で示した規模(7000m2程度)から4階建て、となること。
しかし、交差点からの直接乗り入れをしない場合は、3階建ても可能となる、と示されていました。この「まとめ」は、協議を傍聴していた僕の認識と一致するものです。また、新聞報道とも一致します。
ところが、不思議な、不可解な点は、ここからです。
「臨時報告会」の翌日8月7日、「議員への臨時報告会資料の記載事項訂正のお願い」が配られたのです。僕は、報告の翌日に訂正する、というやり方が、はたして民間で通用するのか?と、首をひねりました。市民にお詫びするレベルの問題ではないでしょうか?
訂正内容は、下記の通りで、重大な変更でした。
・警察からの指導があり、体育館前の交差点から乗り入れをする場合、8月6日に報告した、スイッチバック方式によるアプローチは認められない。
・(新)庁舎敷地の西側にロータリー方式による「回転スペース」なるものが必要となるため、庁舎の建築に有効活用できる敷地面積は全体の約半分となる。
以上の訂正・変更点を読んだ時、僕は、市民グループとの1カ月間にわたる「実務協議」とは何だったのか?と思いました。傍聴者が見守る中、市と市民グループが積み重ねた議論の土台が、たった1日で、ひっくり返されていたからです。
「実務協議」は、すでに終了しています。
しかも「臨時報告会」までに十分な時間もありました。
なぜ、今になって、こんな重大な変更情報が明らかになったのか?
前日に、議員報告をした内容を、翌日には、一転して、まったく別の訂正・変更内容に差し替えるという政治手法は、信じられません。
結局、訂正・変更点から、透けて見えるのは、ロータリー方式による「回転スペース」なるものが必要になるため、全体の半分となった敷地面積に、4階以上の庁舎が建つという「見直し案」強行のシナリオです。
穂積市長は、この重大な訂正・変更「見直し案」を、記者会見で、広く明らかにしたのでしょうか?
また「報告会」に出席した、他の議員は、それぞれ、このような訂正・変更点について、疑問を持たないのでしょうか?
このようなデタラメな「臨時報告会」や「訂正」を許していたら、何が、真実なのか、本当に分からなくなるのではないでしょうか?
穂積市長の本心は、
総建設費49億700万円に出来るだけ近づける見直しをすること。
発注先は、大手ゼネコンの山下設計・鹿島建設にする。
国民の税金である「合併特例債」を絶対に使うこと。
この方向に、どんな手を使っても合わせていく。
こういうことだと思います。
僕は、新庁舎はゼロベースで考えるべきだと思います。
市民のみなさんが、文字通り、心から納得するように、時間をかけて考えるべきだと思います。
安倍首相は、国民の批判を受けて、新国立競技場の建設案を白紙撤回しました。
みなさんは、どのようにお考えでしょうか?
今日も、ご訪問、ありがとうございます。
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