2015年04月18日
「住民投票に関する緊急の申し入れ」
今、住民投票のパンフレットづくりや、条例に基づく「まちづくり集会」の準備が進んでいます。
しかし、重大な問題が山積しています。
第一に、これらは行政(市当局)と市議会の「共催」とのことですが、
穂積市長と市当局の、新庁舎建設における説明が、市議会にほとんどありません。
第二に、議会だけでなく市民のみなさんにも説明がありません。一部の方だけに伝わっているのが現状だと思います。

↑(現在このような、立派な議場が計画中です)
実は、これまで「市長案」「現行案」と呼ばれてきた、新庁舎建設計画(5階建て、9000m2、50億円 付け替え道路あり)が、ここに来て、規模の見直しに入っている、と言うのです。しかし、その内容が、ほとんど明らかにされていないのです。
私は、この間、現在の新庁舎建設規模=「現行案」が、はっきりと分からない、決まっていないのに、住民投票は出来ないと考えています。
ただでさえ、投票用紙の内容は、選択は、わかりにくい設問になっていますし、市民のみなさんは、混乱すると思います。
このような状況の中、先日4月17日に「議会報告会の打合せ」(非公開)が開かれました。そこで突如、私たち議員は、住民投票のパンフレットの「たたき台」を(行政と)作ったので確認してほしいと言われて、配布物をいただきました。
パンフレットの作成者は、滝川議員と鈴木達雄議員。さらにパンフレットのデザイン担当は、小野田議員。彼らと市当局が協力して作成した、との説明がありました。
私は、新庁舎に関わる問題は、これまで通り、総合政策特別委員会を開き、傍聴者の前で、とことん議論と検討を行うべきだと考えます。
いきなり渡されたパンフレットの内容は、議員である私の知らなかったことが書かれており、また、税金がかかっている見直しの範囲について、行政側に確認しなければならないことも、たくさんありました。
住民投票にかかる税金は2000万円です。住民投票をしっかりしたものにしなくてはなりません。
市民の目が届かない「非公開」「議員の打合せ」「当局不在」の場所で、どんどん決めるべきではないと考えます。
そこで、本日、私は、夏目議長に対し、住民投票に関する運営について、緊急の申し入れを行いましたので、以下に全文をアップします。
新城市議会議長 夏目勝吾様
2015年 4月18日
新城市新庁舎建設における現計画の見直しを問う住民投票に関する申し入れ
日本共産党 新城市議会議員 浅尾洋平
さる4月17日に開かれた「議会報告会に関する事前打合せ」にて、新城市新庁舎建設における現計画の見直しを問う住民投票のパンフレット「たたき台」が提出され、全議員出席(1名病欠)のもと議論しました。「たたき台」の議論は、本来、「議会報告会の打合せ」にはなじまない事項でした。
パンフレットは、市民のみなさんに住民投票の内容をわかりやすく伝えるためにつくる、とのことですが、税金2000万円が投じられます。
私は、議論を終えた後、このままでは重大な問題が市民のみなさんに明らかにされないまま、なし崩し的に新庁舎建設が強行されると考え、よりよい住民投票を行うためにも、以下、3点について緊急に申し入れます。
記
1. 住民投票に関する、パンフレットづくりの会議は、傍聴者に公開すること。
(4月17日の会議は、非公開となったため、傍聴に駆けつけた市民のみなさんから批判があがりました。議会は、公開の原則をつらぬくこと)
2. 4月17日の会議の内容は、正式な名称が「議会報告会に関する事前打合せ」となっており、住民投票に関わるパンフレットづくりの議論はなじまないと考える。今後は、これまで新庁舎建設問題を議論してきた総合政策特別委員会で行うこと。
3. 4月17日の会議で、議員のみに提出されたパンフレット「たたき台」の内容は、一部の提出議員と行政(市当局)が「合意した」と言うが、会議には行政側の出席者がいないため「たたき台」の真偽がわからないという大問題が残った。
例えば、これまでの市議会で全く議論されなかった見直し「木製ルーバー取り止め」「ソーラーパネル・・・取り止め」「免震装置など構造合理化」などが「たたき台」に盛り込まれており、本来ならば、臨時議会を開いて具体的に議論するべきではないか。今後は、市長ならびに、行政側の担当者出席のもとパンフレットづくりを進めること。 以上
みなさんは、どう考えますか?
明日からは、後半戦の地方選挙です。応援にがんばります!
今日も、ご訪問ありがとうございます。
しかし、重大な問題が山積しています。
第一に、これらは行政(市当局)と市議会の「共催」とのことですが、
穂積市長と市当局の、新庁舎建設における説明が、市議会にほとんどありません。
第二に、議会だけでなく市民のみなさんにも説明がありません。一部の方だけに伝わっているのが現状だと思います。

↑(現在このような、立派な議場が計画中です)
実は、これまで「市長案」「現行案」と呼ばれてきた、新庁舎建設計画(5階建て、9000m2、50億円 付け替え道路あり)が、ここに来て、規模の見直しに入っている、と言うのです。しかし、その内容が、ほとんど明らかにされていないのです。
私は、この間、現在の新庁舎建設規模=「現行案」が、はっきりと分からない、決まっていないのに、住民投票は出来ないと考えています。
ただでさえ、投票用紙の内容は、選択は、わかりにくい設問になっていますし、市民のみなさんは、混乱すると思います。
このような状況の中、先日4月17日に「議会報告会の打合せ」(非公開)が開かれました。そこで突如、私たち議員は、住民投票のパンフレットの「たたき台」を(行政と)作ったので確認してほしいと言われて、配布物をいただきました。
パンフレットの作成者は、滝川議員と鈴木達雄議員。さらにパンフレットのデザイン担当は、小野田議員。彼らと市当局が協力して作成した、との説明がありました。
私は、新庁舎に関わる問題は、これまで通り、総合政策特別委員会を開き、傍聴者の前で、とことん議論と検討を行うべきだと考えます。
いきなり渡されたパンフレットの内容は、議員である私の知らなかったことが書かれており、また、税金がかかっている見直しの範囲について、行政側に確認しなければならないことも、たくさんありました。
住民投票にかかる税金は2000万円です。住民投票をしっかりしたものにしなくてはなりません。
市民の目が届かない「非公開」「議員の打合せ」「当局不在」の場所で、どんどん決めるべきではないと考えます。
そこで、本日、私は、夏目議長に対し、住民投票に関する運営について、緊急の申し入れを行いましたので、以下に全文をアップします。
新城市議会議長 夏目勝吾様
2015年 4月18日
新城市新庁舎建設における現計画の見直しを問う住民投票に関する申し入れ
日本共産党 新城市議会議員 浅尾洋平
さる4月17日に開かれた「議会報告会に関する事前打合せ」にて、新城市新庁舎建設における現計画の見直しを問う住民投票のパンフレット「たたき台」が提出され、全議員出席(1名病欠)のもと議論しました。「たたき台」の議論は、本来、「議会報告会の打合せ」にはなじまない事項でした。
パンフレットは、市民のみなさんに住民投票の内容をわかりやすく伝えるためにつくる、とのことですが、税金2000万円が投じられます。
私は、議論を終えた後、このままでは重大な問題が市民のみなさんに明らかにされないまま、なし崩し的に新庁舎建設が強行されると考え、よりよい住民投票を行うためにも、以下、3点について緊急に申し入れます。
記
1. 住民投票に関する、パンフレットづくりの会議は、傍聴者に公開すること。
(4月17日の会議は、非公開となったため、傍聴に駆けつけた市民のみなさんから批判があがりました。議会は、公開の原則をつらぬくこと)
2. 4月17日の会議の内容は、正式な名称が「議会報告会に関する事前打合せ」となっており、住民投票に関わるパンフレットづくりの議論はなじまないと考える。今後は、これまで新庁舎建設問題を議論してきた総合政策特別委員会で行うこと。
3. 4月17日の会議で、議員のみに提出されたパンフレット「たたき台」の内容は、一部の提出議員と行政(市当局)が「合意した」と言うが、会議には行政側の出席者がいないため「たたき台」の真偽がわからないという大問題が残った。
例えば、これまでの市議会で全く議論されなかった見直し「木製ルーバー取り止め」「ソーラーパネル・・・取り止め」「免震装置など構造合理化」などが「たたき台」に盛り込まれており、本来ならば、臨時議会を開いて具体的に議論するべきではないか。今後は、市長ならびに、行政側の担当者出席のもとパンフレットづくりを進めること。 以上
みなさんは、どう考えますか?
明日からは、後半戦の地方選挙です。応援にがんばります!
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