2015年03月30日
私は、新城市民9200名の思いを訴え続けます!
新城市議会は3月26日の本会議で、「住民投票条例」を賛成多数で可決しました。私は、本条例が、市民の思いとかけ離れていることを質疑で明らかにし、本条例に反対し、反対討論を行ないました。
本条例案は、わざわざ会期延長までおこない、4人の市会議員が共同で提案しました。
しかし、最終日の採決の時には、共同提案者4人の中2名が、採決に加わらずに退席するという異常な市議会となりました。また質疑では、穂積市長の関与が疑われる具体的な事実も明らかになりました。
市民からは「何をやっとるだか、わからん」「市長と一部の議員が、談合・秘密会議やってきたからおかしくなっとる」という声が寄せられました。

(写真は、3月26日の中日新聞の朝刊)
以下、僕の反対討論(本会議)を全文載せます。
日本共産党の浅尾洋平です。私は、議員提出第5号議案「新城市新庁舎建設における現計画の見直しを問う住民投票条例」の、4人の議員が提出した「議案」に反対する立場で、討論を行います。
私は、この条例案は、住民投票を求める9200人の市民のみなさんの思いをまっすぐ反映していない、むしろ、市民のみなさんの心を迷わせ、とまどわせ、さらに誤解させる恐れがあるもので、断固、反対するべきだと考えます。
きのうの委員会の採決で、この議案の提出者と賛同者の2名が「退席」「棄権」すると言う、前代未聞の事態が起こりました。4人の共同提案であるはずの本議案は、すでにこの「事実」によって政策的な「破綻」が明らかになり、採決の「効果」すら疑うのであります。
それでは、この議案の問題点を一つひとつ考えていきたいと思います。
ひとつは、市道東新町桜淵線の路線の変更をともなわない現計画の見直し
もうひとつは、市道東新町桜淵線の路線の変更をともなう現計画の見直し
この2つのどちらかを問う、選択肢では、市民は、絶対に納得しないでしょう。
この間、委員会の質疑で明らかになった事は、大きくいって3つありました。議案の、投票の内容が、①市民にとってわかりにくいこと、②住民投票を求める署名内容に応えていないこと、さらに③市長案(現行案)の選択肢が入っていないこと、などです。
質疑では、このような3つの重大な欠陥があることがわかりました。
その象徴が、議案のいう「投票用紙」の、選択の文言に、どちらも、「現計画の見直し」となっていることです。市民のみなさんは、このような市議会のやり方に、驚きと怒りを隠せないと思います。
さらに質疑の中では、提案者の4人の議員の間で、大きな意見の違いがあることも分かりました。提案者の4人の議員からの発言が、たくさん出てきました。例えば、「投票内容は4人の間でも相違がある」、「市議会最終日の朝までまとまらず、昼にまとまった条例案、それを出した」とか「4人の議員の間で投票内容を、わかりやすい投票内容の変更もすると内々で約束したはずだったのに反故された」など。
この議案は、共同提案とは、かたちばかりで、一部議員による、談合・すりあわせの産物ではありませんか!
それだけではありません。
この議案の質疑を通して、この条例作りに、穂積市長が関与していることも分かりました。こんな発言もありました。「これまでの住民投票の条例をつくる経過の中で、市長との懇談会も経ている」。市長の「指摘」「修正」も受けながら、この議案は作られてきたのであります。
事実、白井・加藤両議員は、次のように文書「議員のみなさまへ」の中で、書いています。「事前に市長との懇談会での指摘もうけ、修正を行いました」(3月17日)。 このプロセスは、公開・透明性や、9200名の署名内容とは、ほど遠くなっていきます。
そして、議会最終日の昼にまとまったという、修正を前提にした、不完全な条例案として議会に提出されたのであります。
私は、市民のみなさんから「これは市民不在、議会軽視ではないか」「議員が、市長に取り込まれたらおしまいだよ」「なぜ、市長がかかわっているのか」という声を聞きました。
また、原案第15条では、新城市民に対し、開票の確約がなされていません。開票自体を「規則で定める」とすると、開票の基準について、ふたたび議論をしなければならないでしょう。私は、原案第1条「住民の意思を確認することを目的とする。」とある以上、必ず開票しなければならないと考えます。しかし、このままでは、投票しても、開票しないという選択肢も出てきます。
こうした、問題のある条例案に対して、私は、9200名の住民投票署名を集めた市民団体のメンバーの方々に意見を聞きました。すると、みなさんが口々に、今の住民投票条例案の投票内容のままでは「ダメだ」「わかりにくい」「市民に不誠実だ」「開票も必ず行うという文も入っていないしダメだ」と、厳しく言われました。
私は、3月25日に、修正案をまとめて、委員会に、提出させて頂きました。小野田議員も、修正案を提案しましたが、いずれも、否決となりました。
会派がない新城市議会は、私の印象では、一人ひとりの議員の、勇気ある決断が、問われています。決断の基準は、市民の意見と、思いに、まっすぐに応えるかどうか、です。
私たちは、新城市の、まちを、よりよくする方法を知っております。
少なくとも私は、市民のみなさんの大きな運動にかかわる中で、まちを、よくする方法を教えていただきました。
それは、市民の代表として、恥ずかしくない条例をつくることです。市民のくらしを応援する、予算をつくることです。
今回の場合、9200名の思いがまっすぐ届く、住民投票条例に作り上げることが、私たち議員の仕事として、求められているのではないでしょうか?
いずれにしても、実現したら、新城市 初の住民投票になります。
このまま「市民不在」の住民投票条例をつくってしまっては、そのプロセスを含め、今後の市政に禍根を残すことになると思います。
市民からは「この投票内容では住民投票が骨抜きにされる」「新たな運動が必要だ」と言う、切実な声をききました。
大切な問題点なので、繰り返しになりますが、昨日を含め、議員のみなさんとの2日間の質疑の中で、不足している所や、改善点がわかりました。
質疑の中では、ほとんどの議員のみなさんが、この投票内容では「市民にとって、わかりにくい」と、口々に指摘されました。
みなさん、実際に指摘されたではありませんか?
なぜ、修正をしないのですか?
私は、繰り返して言います。
今回の議案の、投票内容には、選択肢の2つ、どちらとも「見直し」「見直し」なのです。しかし「見直し」を比較する、「市長案」「現計画」が入っていないのです。だから、投票する市民は混乱するのです。唯一の、条件である「市道東新町桜淵線の路線の変更」と言う文章も、市民の方々にはよくわからない、そういう声も寄せられました。
多くの議員が、市民が混乱するのではなないかと現時点で危惧をしているのに、この問題を、本当に、そのままにしていいのでしょうか? 原案のまま、可決してよいのでしょうか?
合併から新城市は、10年で5000人も人口が減少しています。私たちは、議員として、この愛する新城市をより良くして、人口減に歯止めをかけなくてはなりません。そこには、思想信条の違いは関係ないと思います。
住民投票が18才から出来るようになる以上、だれでも、シンプルで、わかりやすい投票内容にすることが、基本中の基本ではないでしょうか。
3月議会の私の一般質問でも、市長・当局は「5階建て9000m2、約50億円」の、市長案の見直しという答弁は一切していません。3月23日の委員会での部長や課長の説明でも「見直し」とは言っていませんでした。今でも、「市長案」はしっかりと存在しているのです。
いま、私たちの、民主主義が、問われています。
昨日の議論を踏まえて、私は、市長や議員のために住民投票があるのではない、と言いたいです。
この条例の原点は、5日間に集まった9200人の署名の力です。
しかし条例案は、9200人の市民の思いが、反映されていないのです。
私は、9200名の署名内容の原点に立ち返り、9200名の想いに限りなく近づけるための修正がなされていない、現条例案には反対します。
最後に、署名の最後の文章を読み上げます。
「新庁舎建設は、後世(こうせい)の市民に責任を持ってバトンタッチすべき事業と考えます。」
「市民の直接市政参加で「5階建て、50億円の新庁舎建設基本計画の見直し(規模縮小及び付け替え道路なし)」を問う住民投票条例を請求するものです」
以上です。平成27年3月26日 浅尾洋平
みなさんは、どう考えましたか?
今日も、ご訪問ありがとうございます。
本条例案は、わざわざ会期延長までおこない、4人の市会議員が共同で提案しました。
しかし、最終日の採決の時には、共同提案者4人の中2名が、採決に加わらずに退席するという異常な市議会となりました。また質疑では、穂積市長の関与が疑われる具体的な事実も明らかになりました。
市民からは「何をやっとるだか、わからん」「市長と一部の議員が、談合・秘密会議やってきたからおかしくなっとる」という声が寄せられました。

(写真は、3月26日の中日新聞の朝刊)
以下、僕の反対討論(本会議)を全文載せます。
日本共産党の浅尾洋平です。私は、議員提出第5号議案「新城市新庁舎建設における現計画の見直しを問う住民投票条例」の、4人の議員が提出した「議案」に反対する立場で、討論を行います。
私は、この条例案は、住民投票を求める9200人の市民のみなさんの思いをまっすぐ反映していない、むしろ、市民のみなさんの心を迷わせ、とまどわせ、さらに誤解させる恐れがあるもので、断固、反対するべきだと考えます。
きのうの委員会の採決で、この議案の提出者と賛同者の2名が「退席」「棄権」すると言う、前代未聞の事態が起こりました。4人の共同提案であるはずの本議案は、すでにこの「事実」によって政策的な「破綻」が明らかになり、採決の「効果」すら疑うのであります。
それでは、この議案の問題点を一つひとつ考えていきたいと思います。
ひとつは、市道東新町桜淵線の路線の変更をともなわない現計画の見直し
もうひとつは、市道東新町桜淵線の路線の変更をともなう現計画の見直し
この2つのどちらかを問う、選択肢では、市民は、絶対に納得しないでしょう。
この間、委員会の質疑で明らかになった事は、大きくいって3つありました。議案の、投票の内容が、①市民にとってわかりにくいこと、②住民投票を求める署名内容に応えていないこと、さらに③市長案(現行案)の選択肢が入っていないこと、などです。
質疑では、このような3つの重大な欠陥があることがわかりました。
その象徴が、議案のいう「投票用紙」の、選択の文言に、どちらも、「現計画の見直し」となっていることです。市民のみなさんは、このような市議会のやり方に、驚きと怒りを隠せないと思います。
さらに質疑の中では、提案者の4人の議員の間で、大きな意見の違いがあることも分かりました。提案者の4人の議員からの発言が、たくさん出てきました。例えば、「投票内容は4人の間でも相違がある」、「市議会最終日の朝までまとまらず、昼にまとまった条例案、それを出した」とか「4人の議員の間で投票内容を、わかりやすい投票内容の変更もすると内々で約束したはずだったのに反故された」など。
この議案は、共同提案とは、かたちばかりで、一部議員による、談合・すりあわせの産物ではありませんか!
それだけではありません。
この議案の質疑を通して、この条例作りに、穂積市長が関与していることも分かりました。こんな発言もありました。「これまでの住民投票の条例をつくる経過の中で、市長との懇談会も経ている」。市長の「指摘」「修正」も受けながら、この議案は作られてきたのであります。
事実、白井・加藤両議員は、次のように文書「議員のみなさまへ」の中で、書いています。「事前に市長との懇談会での指摘もうけ、修正を行いました」(3月17日)。 このプロセスは、公開・透明性や、9200名の署名内容とは、ほど遠くなっていきます。
そして、議会最終日の昼にまとまったという、修正を前提にした、不完全な条例案として議会に提出されたのであります。
私は、市民のみなさんから「これは市民不在、議会軽視ではないか」「議員が、市長に取り込まれたらおしまいだよ」「なぜ、市長がかかわっているのか」という声を聞きました。
また、原案第15条では、新城市民に対し、開票の確約がなされていません。開票自体を「規則で定める」とすると、開票の基準について、ふたたび議論をしなければならないでしょう。私は、原案第1条「住民の意思を確認することを目的とする。」とある以上、必ず開票しなければならないと考えます。しかし、このままでは、投票しても、開票しないという選択肢も出てきます。
こうした、問題のある条例案に対して、私は、9200名の住民投票署名を集めた市民団体のメンバーの方々に意見を聞きました。すると、みなさんが口々に、今の住民投票条例案の投票内容のままでは「ダメだ」「わかりにくい」「市民に不誠実だ」「開票も必ず行うという文も入っていないしダメだ」と、厳しく言われました。
私は、3月25日に、修正案をまとめて、委員会に、提出させて頂きました。小野田議員も、修正案を提案しましたが、いずれも、否決となりました。
会派がない新城市議会は、私の印象では、一人ひとりの議員の、勇気ある決断が、問われています。決断の基準は、市民の意見と、思いに、まっすぐに応えるかどうか、です。
私たちは、新城市の、まちを、よりよくする方法を知っております。
少なくとも私は、市民のみなさんの大きな運動にかかわる中で、まちを、よくする方法を教えていただきました。
それは、市民の代表として、恥ずかしくない条例をつくることです。市民のくらしを応援する、予算をつくることです。
今回の場合、9200名の思いがまっすぐ届く、住民投票条例に作り上げることが、私たち議員の仕事として、求められているのではないでしょうか?
いずれにしても、実現したら、新城市 初の住民投票になります。
このまま「市民不在」の住民投票条例をつくってしまっては、そのプロセスを含め、今後の市政に禍根を残すことになると思います。
市民からは「この投票内容では住民投票が骨抜きにされる」「新たな運動が必要だ」と言う、切実な声をききました。
大切な問題点なので、繰り返しになりますが、昨日を含め、議員のみなさんとの2日間の質疑の中で、不足している所や、改善点がわかりました。
質疑の中では、ほとんどの議員のみなさんが、この投票内容では「市民にとって、わかりにくい」と、口々に指摘されました。
みなさん、実際に指摘されたではありませんか?
なぜ、修正をしないのですか?
私は、繰り返して言います。
今回の議案の、投票内容には、選択肢の2つ、どちらとも「見直し」「見直し」なのです。しかし「見直し」を比較する、「市長案」「現計画」が入っていないのです。だから、投票する市民は混乱するのです。唯一の、条件である「市道東新町桜淵線の路線の変更」と言う文章も、市民の方々にはよくわからない、そういう声も寄せられました。
多くの議員が、市民が混乱するのではなないかと現時点で危惧をしているのに、この問題を、本当に、そのままにしていいのでしょうか? 原案のまま、可決してよいのでしょうか?
合併から新城市は、10年で5000人も人口が減少しています。私たちは、議員として、この愛する新城市をより良くして、人口減に歯止めをかけなくてはなりません。そこには、思想信条の違いは関係ないと思います。
住民投票が18才から出来るようになる以上、だれでも、シンプルで、わかりやすい投票内容にすることが、基本中の基本ではないでしょうか。
3月議会の私の一般質問でも、市長・当局は「5階建て9000m2、約50億円」の、市長案の見直しという答弁は一切していません。3月23日の委員会での部長や課長の説明でも「見直し」とは言っていませんでした。今でも、「市長案」はしっかりと存在しているのです。
いま、私たちの、民主主義が、問われています。
昨日の議論を踏まえて、私は、市長や議員のために住民投票があるのではない、と言いたいです。
この条例の原点は、5日間に集まった9200人の署名の力です。
しかし条例案は、9200人の市民の思いが、反映されていないのです。
私は、9200名の署名内容の原点に立ち返り、9200名の想いに限りなく近づけるための修正がなされていない、現条例案には反対します。
最後に、署名の最後の文章を読み上げます。
「新庁舎建設は、後世(こうせい)の市民に責任を持ってバトンタッチすべき事業と考えます。」
「市民の直接市政参加で「5階建て、50億円の新庁舎建設基本計画の見直し(規模縮小及び付け替え道路なし)」を問う住民投票条例を請求するものです」
以上です。平成27年3月26日 浅尾洋平
みなさんは、どう考えましたか?
今日も、ご訪問ありがとうございます。
この記事へのコメント
素直に浅尾議員の言われている事はとても良くわかりますが、他の議員の方々の言っている事、やっている事は全く理解できず、一般常識からも逸脱しています。こんな学力の素養も無い常識知らずの人たちが議員では市民はたまりません。この人達を選んだ市民は騙されたのです。市民を騙すような議員は市長も含めてはやく辞めて欲しいし、二度と行政に関わってこないで欲しい。
Posted by 今泉吉孝 at 2015年03月30日 21:26
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