2014年03月23日
道の駅 もっくる新城の議案の討論
新城市で、住民の目線で地方政治にとりくむ日本共産党の浅尾洋平市議会議員です。自民党VS共産党。秘密保護法反対!原発ゼロで、自然エネルギーの日本・まちづくりを目指します。
豊川高校の甲子園の戦いぶりに感動しました。豊川高校は僕の出身校です ちょっと宣伝 笑)27日の試合も応援しています。

さて、先日 3月議会で討論を行った内容全文を順次・UPしていきます。
まず、第89号議案 工事請負契約の締結です。
いわゆる、道の駅「もっくる新城」の工事請負が入札で決まったので、入札した、その建築業者と市との間の契約すると言う議案に対しての討論です。
第89号議案 工事請負契約の締結(道の駅 もっくる新城)
私は、反対する立場から討論を行います。
日本共産党は、「道の駅」施設について否定しません。また、地元経済がうるおう、地元の建設業者が入札したことは喜ばしいと思っています。しかし今回の「もっくる新城」の事業計画規模、その過程については、多くの市民のみなさんから疑問と、「あまりにずさんな計画ではないか」という批判が消えていません。
本来、「もっくる新城」は、地元の声を聞き、地元の経済効果を最大限に引き出す施設にすべきだったと思います。しかし、議会で明らかになったことは、本市が、それらの調査すらしていなかったことであります。
また、「もっくる新城」の計画自体、たとえば、年間100万人の立ち寄り者数という、過大と言われかねない「見積もり」も明らかになりました。
もし、仮に、100万人の立ち寄り者数が来訪したとしても、単純計算で1日2700〜3000人の方が来場することになります。しかし、今回の計画では、駐車場は88台しかありません。これでは、新城市の大動脈であるバイパスに「渋滞」が起こる可能性があります。「交通渋滞が起きる」「企業団地周辺の市民の生活道路である第二東名のインターチェンジ出入口付近に混乱をひき起こしかねない」。そういう指摘が、市民のなかから出ています。
さらに、補正予算で出された「足湯」施設も問題です。本市が、マーケティング調査を委託した業者が「採算が取れない」との結論を公表しているにもかかわらず、1000万円以上の設備費を追加しています。市民の生活が、本当に苦しくなっているなかで、実に6億円もの総事業費が必要だったのか、いまも多くの市民から「無駄遣いではないか?」という声が、私のところへ寄せられているのです。
最後に、「もっくる新城」の予算計上プロセスにおいて、職員の「うっかりミス」で、外構費を計上するのを忘れていたという問題も指摘しておきます。また、災害時の対応施設になるという役割をもった「もっくる新城」でありながら「防災設備費」である「特殊設備費」が初めから入っていなかった、「忘れていた」という問題、設計事務所に基本設計を委託した後に、設計事務所のいい値で、坪単価を引き上げられても本市が指摘できないプロポーザル方式をとったために2億3000万円も増額補正となったという問題。これらは、すべて議会で明らかになったにもかかわらず、未だ誰も責任をとっていません。こうしたミスが二度と起こらないような対策も掲示されていない状況です。
以上のような理由から、私は「もっくる新城」の建設プロセスに対して納得ができません。本議案には、断固、反対いたします。
この、議案に反対した議員は、加藤芳夫議員 白井倫啓議員 浅尾洋平議員の3人です。
みなさんは、どうお考えでしょうか?市民の声を聞きながら、税金の使い方をしっかり考えていきたいと思います。
今日も、訪問してくれてありがとうございます。
豊川高校の甲子園の戦いぶりに感動しました。豊川高校は僕の出身校です ちょっと宣伝 笑)27日の試合も応援しています。

さて、先日 3月議会で討論を行った内容全文を順次・UPしていきます。
まず、第89号議案 工事請負契約の締結です。
いわゆる、道の駅「もっくる新城」の工事請負が入札で決まったので、入札した、その建築業者と市との間の契約すると言う議案に対しての討論です。
第89号議案 工事請負契約の締結(道の駅 もっくる新城)
私は、反対する立場から討論を行います。
日本共産党は、「道の駅」施設について否定しません。また、地元経済がうるおう、地元の建設業者が入札したことは喜ばしいと思っています。しかし今回の「もっくる新城」の事業計画規模、その過程については、多くの市民のみなさんから疑問と、「あまりにずさんな計画ではないか」という批判が消えていません。
本来、「もっくる新城」は、地元の声を聞き、地元の経済効果を最大限に引き出す施設にすべきだったと思います。しかし、議会で明らかになったことは、本市が、それらの調査すらしていなかったことであります。
また、「もっくる新城」の計画自体、たとえば、年間100万人の立ち寄り者数という、過大と言われかねない「見積もり」も明らかになりました。
もし、仮に、100万人の立ち寄り者数が来訪したとしても、単純計算で1日2700〜3000人の方が来場することになります。しかし、今回の計画では、駐車場は88台しかありません。これでは、新城市の大動脈であるバイパスに「渋滞」が起こる可能性があります。「交通渋滞が起きる」「企業団地周辺の市民の生活道路である第二東名のインターチェンジ出入口付近に混乱をひき起こしかねない」。そういう指摘が、市民のなかから出ています。
さらに、補正予算で出された「足湯」施設も問題です。本市が、マーケティング調査を委託した業者が「採算が取れない」との結論を公表しているにもかかわらず、1000万円以上の設備費を追加しています。市民の生活が、本当に苦しくなっているなかで、実に6億円もの総事業費が必要だったのか、いまも多くの市民から「無駄遣いではないか?」という声が、私のところへ寄せられているのです。
最後に、「もっくる新城」の予算計上プロセスにおいて、職員の「うっかりミス」で、外構費を計上するのを忘れていたという問題も指摘しておきます。また、災害時の対応施設になるという役割をもった「もっくる新城」でありながら「防災設備費」である「特殊設備費」が初めから入っていなかった、「忘れていた」という問題、設計事務所に基本設計を委託した後に、設計事務所のいい値で、坪単価を引き上げられても本市が指摘できないプロポーザル方式をとったために2億3000万円も増額補正となったという問題。これらは、すべて議会で明らかになったにもかかわらず、未だ誰も責任をとっていません。こうしたミスが二度と起こらないような対策も掲示されていない状況です。
以上のような理由から、私は「もっくる新城」の建設プロセスに対して納得ができません。本議案には、断固、反対いたします。
この、議案に反対した議員は、加藤芳夫議員 白井倫啓議員 浅尾洋平議員の3人です。
みなさんは、どうお考えでしょうか?市民の声を聞きながら、税金の使い方をしっかり考えていきたいと思います。
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