2014年01月30日

産業廃棄物問題 説明会 市民の声!

新城市で、住民の目線で地方政治にとりくみ、日本共産党の浅尾洋平市議会議員です。自民党VS共産党。秘密保護法反対!原発ゼロで、自然エネルギーの日本・まちづくりを目指します。

1月29日午後7時より、産業廃棄物の説明会に参加してきました。
実は、新城市黒田の新城南部地区工業団地で、
タナカ興業(産業廃棄物処理業者)という会社経営する産業廃棄物処理施設の建設計画が明らかになり、
予定地の住民説明会が、28・29日、黒田公民館と一鍬田公民館でありました。

私は、一鍬田公民館の説明会に参加しました。
前日の説明会に参加した市民の方から「自分の意見がブロックされた」と聞いたので、とても心配でした。
はじめに、区長会長さんからのあいさつがありました。
私は、いつもの説明会のように粛々と進むのかなと心配でした。
でも、本当に驚き、感動することになりました。
なぜなら、あいさつの直後から、区民の発言が相次いだからです。

「これまでに、みんなの(区民・住民)意見を聞いたのか!」
「地元の声を聞かずに、結論ありきで進めているのがおかしい」
「住民説明会といいながら、住民を動員して既成事実をつくっているように思える」
「なぜ これまで、市と区長会だけで進めていくのはおかしい」
「区長ばかりを責めてはダメです。市が去年の6月から今日までなぜ、住民に産廃の経過説明や、産廃がこないように市がどれだけ頑張って行動したのかが、全然わからないから 私たちは怒っているんです!」

産業廃棄物問題 説明会 市民の声!


「市民の声は聞かずに進めるなんて ここは法治国家ではないのか?」

「この国には、民主主義はないの?」
そして、若いお母さんからは、
「通学路に産廃の車が通る。新城市の安全・安心のまちづくり・はどうなるの?」
「こども園・小中学校近くで 子どもの育つ環境として、空気・水・土地が汚れるのは困ります。産廃業者は来てほしくないです」
「市長も県議も来ない タナカ興業の社長も病気で来れないこの状況で、住民への住民説明会を開くのはおかしいです。誠実さがみられない!」
結局、
参加者からの相次ぐ、不安・心配・反対・見直し・行政への意見と不信に対し、説明会は開けず。

解散となりました。
やはり、現場の地元住民の声をしっかり聞かないで、ここまで進んでいることへの矛盾や怒りが沸騰してきているのではないかと感じます。

去年の6月から、状況説明も含めて経過報告・説明を市から地元・区民の方々伝えて意見交換してくる事が必要だったと言う区民の意見が大半でした。区長だけが産廃問題を抱えないで、なぜ、私たち住民に聞いてくれなかったのか、という意見が心に残りました。

さらに、市民のみなさんの声を聞きますと、
八名・黒田地区のある方は「中日の記事で初めて知ったが、市がやる順序はアベコベじゃないか」と憤っています。

きちんとした説明がないというのです。
そして、
この問題が、議会の全員協議会で議員に市から詳しい経過報告されたのが12月25日なんです。
不思議なことに、
それに先立つ20日、市が提案した「産廃条例」が可決し、

同条例は、住民はもちろん、私たち議員にも内実が知らされないまま「抜き打ち」的だったと振り返ります。 

 後日、環境課が明らかにした経過によれば、

立地課はタナカ興業に対し「企業団地進出は賛同できない」と文書で回答(平成24年6月)。

同じ頃、設楽町は産廃施設計画を撤回させており、富岡在住のAさんは「なぜ新城市は許可したのか。子や孫に新城の自然を残したい。断固反対だ」と県への嘆願署名を始めました。日本共産党も反対の立場で問題・責任のあり方を究明します。

今日も、訪問してくれてありがとうございました。

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Posted by 浅尾洋平 at 23:02 │Comments(0)まちづくり新城市の問題産廃問題
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プロフィール
浅尾洋平
浅尾洋平
浅尾洋平(あさお ようへい)

1977年生まれ。
千郷小・千郷中・豊川高校卒
豊橋市立看護専門学校卒
1998年〜2009年豊橋市民病院、育児休暇取得。救命センターICU・手術室を経験
2009年〜2012年新城市民病院で看護師として勤務し退職。JPTEC認定取得(外傷病院前救護処置)
2011年度 新城市省エネコンテスト 削減率部門第3位受賞。日本共産党新城市福祉・子育て対策室長 2013年 新城市議に初当選し 現在3期目。
家族は妻、1男1女