2013年05月27日

改憲論者も怒った!(憲法96条問題)

こんにちは。
住民の目線で地方政治にとりくむ、政治家(新城市議)を目指して活動しています。
浅尾 ようへい です。

安倍首相が、夏の参議院選挙の争点に、憲法96条を改定の是非を問う。と明言しました。そこで、憲法改正の憲法学者 慶応大学教授 小林 節さん から疑問。怒りの声が上がっています。
改憲論者も怒った!(憲法96条問題)
初めにお断りをしておきます。ぼくは自衛戦争を認める立場で、憲法改正論者です。

しかし、今 問題になっている憲法96条改正は、それ以前の問題・憲法を憲法でなくしてしまう問題なんです。

憲法改正の国会の発議を、「3分の2」以上の賛成から「過半数」にしようという96条改正は、憲法を一般の法律のようにしてしまう。憲法は権力者たちを縛るものです。変えるには、法律よりも厳格な手続きが必要だからこそ、憲法なんです。

その時々の政治の多数派によってクルクル変えさせてはいけない。一般の法律以上に改正ハードルが高いのは当然です。権力者たちが、憲法を法律のように軽く変えようというのは、ぼくの言葉で言えば「邪道」です。大学で言うと「裏口入学」。ルール以前の問題。「憲法改正」ではなく「憲法破壊」。論外です。
憲法を基本に国を統治していくという立憲主義の否定だと、ぼくは驚き怒っているのです。

日本の憲法だけが「改憲のハードルが異常に厳しい」などと言うのも間違いです。
改憲論者も怒った!(憲法96条問題)
例えば、アメリカは上下両院それぞれ3分の2以上の賛成(→ここは96条の日本と同じ)さらに、50州の4分の3から各州別に同意を取り付けて、はじめてアメリカでは改正が可能になります。つまり、憲法改正は日本以上の厳しさです。それでも、これまで、アメリカでは30回弱の憲法改正を行ってきました。世界では「3分の2」の条件が普通です。諸外国では、改憲要件を変える憲法改正が行われた例は聞いたことがありません。

自民党が憲法を変えたいと言うなら、正々堂々と国会の「3分の2」の多数で改憲を目指すべきです。
それをしないで、まずは、改憲案の緩和からと言うのは自分たちの改憲案が国民を説得出来ないからです。
安倍首相の支持率は高いが、96条問題が命取りになる可能性もある。私と同じ人が増えてきました。これから、常識の大反響を受け、ボディーブローのように効いてくると思います。
(一部、省略 部分もありますが、以上が記事です)

僕もこの記事を読んで、共感したのは、自民党が憲法を変えたいのならば、正々堂々と今の、「3分の2」の日本憲法のルールで改憲をすればいいと思います。
それで、国会が変えた方がいいとなれば次の手続きに入ればいいのです。ぼくは、未熟ですが、日々こつこつと学びながらみんなに、伝えていこうと思います。

今日も訪問してくれてありがとうございます。

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Posted by 浅尾洋平 at 12:46 │Comments(0)政治平和憲法守りたいじゃんね♡
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プロフィール
浅尾洋平
浅尾洋平
浅尾洋平(あさお ようへい)

1977年生まれ。
千郷小・千郷中・豊川高校卒
豊橋市立看護専門学校卒
1998年〜2009年豊橋市民病院、育児休暇取得。救命センターICU・手術室を経験
2009年〜2012年新城市民病院で看護師として勤務し退職。JPTEC認定取得(外傷病院前救護処置)
2011年度 新城市省エネコンテスト 削減率部門第3位受賞。日本共産党新城市福祉・子育て対策室長 2013年 新城市議に初当選し 現在3期目。
家族は妻、1男1女