2024年06月08日
5%値上げへ国保税!私は反対討論しました。
3月議会の反対討論(主な内容)を掲載します。
今日は、第11号議案 新城市国民健康保険税条例の一部改正と
第21号議案 令和6年度新城市国民健康保険事業特別会計予算です。
この2つの議案は、国保税を値上げする内容と、その予算内容ということで関連があり2つ同時に反対討論を掲載します。
私は、物価高騰や円安など市民の生活が大変な中で、協議会の議会だけで5%値上げを決めてしまうのは、公平性に欠く、市民や加入者への説明や意見表明の機会をもうけるべきでありこのままでは、値上げの理解は得られないと発言し反対しました。
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第11号議案 新城市国民健康保険税条例の一部改正 反対討論の主な内容は以下のとおりです。
市民生活が苦しい中で、国保税の5%の値上げをする議案内容です。国保税の値上げは市民にとって非常に負担が大きいものとなります。現在の社会情勢を考慮するとこの様な追加の負担は市民にとって容認できるものではありません。
まず、国保税の値上げが行われる主な、理由として、人口減少や高齢化による医療費の増加があげられています。保険料の運営が厳しくなる。愛知県は国保を段階的に各市町村で一律にしていく方向での値上げとのことです。
また、この値上げを承認したのは、国民健康保険運営協議会において、協議され、引き上げもやむを得ないと判断された経過とのこと。
人口減少の中で、運営が立ち行かない措置とのことも理解するが、協議会だけで判断しており、市民や被保険者(加入者)への説明に対しては、市は一度も説明会や意見集約など行って来ていません。市民は、いきなりの値上げを通告によりびっくりされると思われます。今回の課税による影響する市民の数は、約5700人もいます。(一人当たり 平均5143円の年間の値上げ)
最も重要なのは、市民への説明と意見の収集が不十分であるという点です。これらの市民が値上げの理由や必要性を理解し、意見を述べる機会が与えられるべきです。透明性や公平性を欠いた決定は、市民の不信感や不満を招くだけでなく、社会の不安定化につながりかねません。
今現在、国保の状況や値上げに対する十分な説明が果たされていない中では、市民に理解が得られないと考え反対します。
反対したのは、浅尾議員 滝川議員 今泉議員の3人だけでした。
賛成議員と反対議員

第21号議案 令和6年度新城市国民健康保険事業特別会計予算の主な反対討論は以下の内容です。
日本共産党の浅尾洋平です。この議案は、第11号議案 新城市国民健康保険税条例の一部改正に関連した内容になっています。
国保税の5%の値上げをする予算内容です。
国保税の値上げは、国民健康保険に加入する市民にとって、非常に負担が大きいものとなります。
主な加入者は、自営業者、農業などの従事者、退職した人、パートやアルバイトなど非正規ワーカーであり、私たち議員も国保であります。高齢化、非正規労働者の比率が高まるなか、市職員や正規労働者が加入する社会保険と異なり、国保の負担感は、極めて高いものになっています。
なぜ、市は、今回、国保税の値上げが行うのでしょうか。
主な理由として、人口減少や高齢化による医療費の増加をあげています。
このままでは、国保の運営が厳しくなると言い、今後、愛知県の国保の段階的な統一化……各市町村一律にしていく方向のなかで値上げするとのことです。
また、この値上げを承認したのは、国民健康保険運営協議会です。
協議会において、議論し、「引き上げもやむを得ない」と判断されたとのことです。
私は、深刻な高齢化のなかで、加入者のみなさんの医療費が高くなるのは当然だと思いますし、その分をカバーするだけの保険税が確保できないと運営が立ち行かないということも理解いたします。しかし、だからといって値上げ、というのは、あまりに拙速だと思います。
愛知県下の自治体のなかでは、一般会計から国保特別会計に必要な予算を繰り入れることで、値上げしないで保険税を維持するところもあります。
また制度とはいえ、協議会だけで判断してよいとも思われません。
私は、市が、被保険者(加入者)に対して説明責任を果たしていないと考えます。一度も説明会や意見集約など行っていないからです。今回の負担増で影響する市民の数は、約5700人もいます。(一人当たり 平均5143円の年間の値上げ)対象の方はびっくりすると思います。
今現在、国保の状況や値上げに対する十分な説明が果たされていない中では、市民に理解が得られないと考え反対します。
反対したのは、浅尾議員 今泉議員の2人だけでした。
賛成議員と反対議員

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