2024年01月13日
学校給食センター計画に疑念 第212号・第213号議案に反対討論
新城市において進められている学校給食センター計画に対し、第212号と第213号の議案に反対討論を行いました。(令和5年12月議会)
これらの議案は、調理器具および食器を新品に購入するものであり、それに伴う総額1億2千万円という莫大な予算と計画にお金がかかりすぎと考えます。
なぜ、今、各学校で使っている、箸やお椀の食器を再利用しないで処分し新品にする必要があるのでしょうか?使えるものは大事に使ってリサイクルすべきです。限りある物を大切につかう循環型社会を求める時代に大量処分では、子どもたちにも理解されないと考えます。
また、市は、使えるものは使って予算の経費削減に努力をしなかったのでしょうか?

給食センター計画が子どもたちや地域住民に与える影響や疑問点が多くあり、これらの計画に対する反対討論行いました。安心で安全な学校給食を提供するためには、計画の見直しや中止の立場で討論を行いました。
皆さんは、どうお考えでしょうか?詳しい討論内容は以下のとおりです。
*賛成多数で議案は通過しました。
・・・・・・・
第212号議案 財産の取得について 反対の立場で討論します
日本共産党の浅尾洋平です。この議案は、学校給食センター化にともない新しい調理器具を購入するため、4169万円の入札結果の承認を求める内容です。


現在の学校給食センター化建設計画については、市のズサンな運営のもと、二転三転しており、また学校給食の提供が揃って提供できるかどうか困難な状況に陥っています。さきの一般質問では、千郷中学校では、人力で、給食を2階・3階まで運ぶとか、東陽小学校の生徒は、鳳来中学校にバス4台で食べに行くとか、信じられない状況です。
この先、新城市では、子どもの人口が、極端に減っていきます。しかし市は、1日3500食分の学校給食センター化に40億円以上を投じる巨大ハコモノ事業の計画を急ぐあまり、ツギハギ、後付け、変更が積み重なって、生徒、保護者、先生方に迷惑をかける事態にいたっています。この事業に反対署名をした住民、約6000名の市民の心配ごとや、疑問が、現実のものとなりました。
私は、この議案の大前提には、安心安全の学校給食を提供できる施設が必要だと考えますが、そうなっていない状況をふまえ、この計画は、いったん中止するべきだと考えます。むしろ、安全面・衛生面で大問題が発生するおそれがあります。
以上、そもそもの事業の中止、見直しを求めて反対討論とします。
第213号議案 財産の取得について 反対の立場で討論します
日本共産党の浅尾洋平です。この議案は、箸やおわんの食器を新しくする為に、7777万円となる入札結果の承認を求める内容です。


この12月議会の質疑で明らかになりましたが、市当局によると、現在、各学校で使っている食器は、こども園で使えれば使ってもらう、そして、箸やスプーンなどサイズが合わないものも多くあるため、そういったものは大量に残るが処分する。との答弁でした。
私は、市の答弁を聞き、なぜ、十分な利活用を考えないのかと不思議に思いました。今回の給食センター方式によって、結局、国が進めるサステナブル社会とは反する状況になることが分かりました。新城市は、明確に、SGDSの持続可能な町づくりに反しているのです。
なぜ、市は、箸やスプーンや食器を使えるものは使わずに、すべてを新しくする必要があるのでしょうか?市は、新しく買う給食センターの食器洗い洗浄機に合わせるためと言いますが、箸やスプーンのサイズや形状に洗浄機に違いが生じるのでしょうか? そういう大問題を、なぜ、早くから、私たち議会に伝えないのでしょうか。
212号議案の調理器具購入費用とを併せると、器具類だけでも総額で約1億2千万円もの税金が使われることになります。さらに、教育委員会の計画の甘さで、東陽小学校、千郷中学校では、1学期の間、学校給食の提供が不可となるのです。東郷東小学校も、不可の可能性あり、という話も出ています。
私は、ほとんど教育行政のテイをなしていないと考えますが、みなさん、どう思われるでしょうか。私は、この議案の大前提となる、安心安全の学校給食を提供できる状況となっていないと考え、この計画は、子どもの為にも、いったん中止するべきだと訴えたいと思います。さらに衛生面でも問題が残っています。
以上、私は、これらの課題を整理し、解決するためにも、市に対し、ただちに本事業の中止・見直しを求めて、反対討論とする。
これらの議案は、調理器具および食器を新品に購入するものであり、それに伴う総額1億2千万円という莫大な予算と計画にお金がかかりすぎと考えます。
なぜ、今、各学校で使っている、箸やお椀の食器を再利用しないで処分し新品にする必要があるのでしょうか?使えるものは大事に使ってリサイクルすべきです。限りある物を大切につかう循環型社会を求める時代に大量処分では、子どもたちにも理解されないと考えます。
また、市は、使えるものは使って予算の経費削減に努力をしなかったのでしょうか?

給食センター計画が子どもたちや地域住民に与える影響や疑問点が多くあり、これらの計画に対する反対討論行いました。安心で安全な学校給食を提供するためには、計画の見直しや中止の立場で討論を行いました。
皆さんは、どうお考えでしょうか?詳しい討論内容は以下のとおりです。
*賛成多数で議案は通過しました。
・・・・・・・
第212号議案 財産の取得について 反対の立場で討論します
日本共産党の浅尾洋平です。この議案は、学校給食センター化にともない新しい調理器具を購入するため、4169万円の入札結果の承認を求める内容です。


現在の学校給食センター化建設計画については、市のズサンな運営のもと、二転三転しており、また学校給食の提供が揃って提供できるかどうか困難な状況に陥っています。さきの一般質問では、千郷中学校では、人力で、給食を2階・3階まで運ぶとか、東陽小学校の生徒は、鳳来中学校にバス4台で食べに行くとか、信じられない状況です。
この先、新城市では、子どもの人口が、極端に減っていきます。しかし市は、1日3500食分の学校給食センター化に40億円以上を投じる巨大ハコモノ事業の計画を急ぐあまり、ツギハギ、後付け、変更が積み重なって、生徒、保護者、先生方に迷惑をかける事態にいたっています。この事業に反対署名をした住民、約6000名の市民の心配ごとや、疑問が、現実のものとなりました。
私は、この議案の大前提には、安心安全の学校給食を提供できる施設が必要だと考えますが、そうなっていない状況をふまえ、この計画は、いったん中止するべきだと考えます。むしろ、安全面・衛生面で大問題が発生するおそれがあります。
以上、そもそもの事業の中止、見直しを求めて反対討論とします。
第213号議案 財産の取得について 反対の立場で討論します
日本共産党の浅尾洋平です。この議案は、箸やおわんの食器を新しくする為に、7777万円となる入札結果の承認を求める内容です。


この12月議会の質疑で明らかになりましたが、市当局によると、現在、各学校で使っている食器は、こども園で使えれば使ってもらう、そして、箸やスプーンなどサイズが合わないものも多くあるため、そういったものは大量に残るが処分する。との答弁でした。
私は、市の答弁を聞き、なぜ、十分な利活用を考えないのかと不思議に思いました。今回の給食センター方式によって、結局、国が進めるサステナブル社会とは反する状況になることが分かりました。新城市は、明確に、SGDSの持続可能な町づくりに反しているのです。
なぜ、市は、箸やスプーンや食器を使えるものは使わずに、すべてを新しくする必要があるのでしょうか?市は、新しく買う給食センターの食器洗い洗浄機に合わせるためと言いますが、箸やスプーンのサイズや形状に洗浄機に違いが生じるのでしょうか? そういう大問題を、なぜ、早くから、私たち議会に伝えないのでしょうか。
212号議案の調理器具購入費用とを併せると、器具類だけでも総額で約1億2千万円もの税金が使われることになります。さらに、教育委員会の計画の甘さで、東陽小学校、千郷中学校では、1学期の間、学校給食の提供が不可となるのです。東郷東小学校も、不可の可能性あり、という話も出ています。
私は、ほとんど教育行政のテイをなしていないと考えますが、みなさん、どう思われるでしょうか。私は、この議案の大前提となる、安心安全の学校給食を提供できる状況となっていないと考え、この計画は、子どもの為にも、いったん中止するべきだと訴えたいと思います。さらに衛生面でも問題が残っています。
以上、私は、これらの課題を整理し、解決するためにも、市に対し、ただちに本事業の中止・見直しを求めて、反対討論とする。
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