2020年09月06日
なぜ、市長宛の内容証明郵便が放置されたのか?
市のイラスト無断使用問題の続きです。
私は8月31日、議決案件の質疑を行いました。
私は質疑に先立って、令和2年8月27日付で、イラストの無断使用による著作権侵害の損害賠償請求の報告に関わる資料請求を行いました。
報告第6号 専決処分事項の報告(和解及び損害賠償の額の決定)

しかし、その請求した資料が、私の手元に届いたのは、なんと本番当日(8月31日)本会議第1日の開催する20分前、本会議場で配布されたのです!!
しかも40ページ程もある。質疑の20分前に各議員に配られても、じっくり資料を読み込む時間は全くありません。
私は、仕方なく、他の議員が質疑をしている最中に、資料を読み込む作業を強いられました。
こんな役場のやり方、議会運営では、資料にもとづく質疑が出来ません。本当に不誠実です。
市は、そもそも議会に対して誠実に資料を明らかにして、しっかり原因究明をするという態度ではありません。
イラストの無断使用問題の資料を読むと、市の対応のマズさは明らかでした。
市の答弁は、当該の市職員が著作権など理解しないままイラストを使用したこと、また当時、当該市職員本人が郵便を受け取る「担当者」であったこと、さらに「内容証明郵便」まで机中にしまったために、市として分からなかったというものでした。
資料によれば、これら「内容証明郵便」は、①平成30年3月19日 ②平成30年5月17日 ③平成30年11月8日 ④令和2年2月10日の合計4回も新城市に届けられていました。
事案経過の資料

問題の宛先は、①②は福祉介護課宛。
しかし③④は市長宛となっていたのです!!
つまり相手方であるイラスト会社側は、市の福祉介護課から全く返事がないため、3回目の内容証明郵便は、穂積市長宛に送ったわけです。
本来なら、ようやく市は、この問題の深刻さを把握することになるわけです。
しかし市の資料「事案経過の整理」を読んでも、市が、どういう対応をしたのか、肝心なことが書かれていません。ですから、不思議なことですが、3回目の市長宛の「内容証明郵便」まで、当該市職員本人が机中へ入れてしまい、相手方に返事を書くこともなく、そのままになってしまったということのようです。(3回目の通知書の赤線)
なぜ、3回目の市長宛の「内容証明郵便」は、市も理解していたというのに、机中にしまいこまれたのか。
さすがに4回目は、相手方の弁護士が、穂積市長に対して「これまでの依頼について新城市から何らの回答がないため、吉田茂弁護士が本件を受任することとなった」として、市は、4件にわたる質問事項の回答を依頼することになる通知書を受領しました。
市は、令和2年2月18日に相手方の弁護士に、ようやく回答を送りました。その後、市の弁護士と相手方の弁護士とで話し合いが行われ、令和2年6月19日に「和解契約(案)」を作成しました。相手方からすると、約2年間に及ぶ時間を要したことになります。
なぜ、市長宛の「内容証明郵便」は当該市職員の机の中にしまわれたのか。
なぜ、この当事者は、繰り返される相手方の「当該文書を受付処理せず机中に保管。依頼に対する回答をしていない」という事態を引き起こしたのか。
私は、深刻にならざるをえません。
もし、市全体のシステムとして「担当者任せ」「問題を共有できない強権的な管理体質」、さらに、弁護士しか相手にしない市当局の傲慢な態度があるならば、より深刻です。
再発防止のためにも、市長が先頭に立ち、反省と徹底的な原因究明が必要です。
私は、引き続き、この問題の質疑と確認をしていきます。
私は8月31日、議決案件の質疑を行いました。
私は質疑に先立って、令和2年8月27日付で、イラストの無断使用による著作権侵害の損害賠償請求の報告に関わる資料請求を行いました。
報告第6号 専決処分事項の報告(和解及び損害賠償の額の決定)

しかし、その請求した資料が、私の手元に届いたのは、なんと本番当日(8月31日)本会議第1日の開催する20分前、本会議場で配布されたのです!!
しかも40ページ程もある。質疑の20分前に各議員に配られても、じっくり資料を読み込む時間は全くありません。
私は、仕方なく、他の議員が質疑をしている最中に、資料を読み込む作業を強いられました。
こんな役場のやり方、議会運営では、資料にもとづく質疑が出来ません。本当に不誠実です。
市は、そもそも議会に対して誠実に資料を明らかにして、しっかり原因究明をするという態度ではありません。
イラストの無断使用問題の資料を読むと、市の対応のマズさは明らかでした。
市の答弁は、当該の市職員が著作権など理解しないままイラストを使用したこと、また当時、当該市職員本人が郵便を受け取る「担当者」であったこと、さらに「内容証明郵便」まで机中にしまったために、市として分からなかったというものでした。
資料によれば、これら「内容証明郵便」は、①平成30年3月19日 ②平成30年5月17日 ③平成30年11月8日 ④令和2年2月10日の合計4回も新城市に届けられていました。
事案経過の資料

問題の宛先は、①②は福祉介護課宛。
しかし③④は市長宛となっていたのです!!
つまり相手方であるイラスト会社側は、市の福祉介護課から全く返事がないため、3回目の内容証明郵便は、穂積市長宛に送ったわけです。
本来なら、ようやく市は、この問題の深刻さを把握することになるわけです。
しかし市の資料「事案経過の整理」を読んでも、市が、どういう対応をしたのか、肝心なことが書かれていません。ですから、不思議なことですが、3回目の市長宛の「内容証明郵便」まで、当該市職員本人が机中へ入れてしまい、相手方に返事を書くこともなく、そのままになってしまったということのようです。(3回目の通知書の赤線)
なぜ、3回目の市長宛の「内容証明郵便」は、市も理解していたというのに、机中にしまいこまれたのか。
さすがに4回目は、相手方の弁護士が、穂積市長に対して「これまでの依頼について新城市から何らの回答がないため、吉田茂弁護士が本件を受任することとなった」として、市は、4件にわたる質問事項の回答を依頼することになる通知書を受領しました。
市は、令和2年2月18日に相手方の弁護士に、ようやく回答を送りました。その後、市の弁護士と相手方の弁護士とで話し合いが行われ、令和2年6月19日に「和解契約(案)」を作成しました。相手方からすると、約2年間に及ぶ時間を要したことになります。
なぜ、市長宛の「内容証明郵便」は当該市職員の机の中にしまわれたのか。
なぜ、この当事者は、繰り返される相手方の「当該文書を受付処理せず机中に保管。依頼に対する回答をしていない」という事態を引き起こしたのか。
私は、深刻にならざるをえません。
もし、市全体のシステムとして「担当者任せ」「問題を共有できない強権的な管理体質」、さらに、弁護士しか相手にしない市当局の傲慢な態度があるならば、より深刻です。
再発防止のためにも、市長が先頭に立ち、反省と徹底的な原因究明が必要です。
私は、引き続き、この問題の質疑と確認をしていきます。
最近また新城のスキャンダルが新聞にいろいろ出てますね。ちゃんと市民に説明してほしいです。表に出ないこともたくさんあるんじゃないでしょうか。
新城の閉塞感はコロナのせいだけじゃないです。
新城市はどうなるのか。市民の暮らしに直結することは新城市は東三河のほかの市より、できてない、やるときも遅い。市長選立候補者の討論会を条例化なんて、いまやるべきじゃない。そもそも条例化が必要だとは思わない。新城のコロナ感染者は7人でも、インフルの季節になったらどうなるか。市長の優先事項がおかしい。