2020年01月21日
12月議会の報告①議員の「期末手当」の引き上げ議案に反対!
遅くなりましたが、12月議会の私の反対討論をアップしていきます。
今日は、議員の「期末手当(ボーナス)」を引き上げる議案です。
私は、市民の信頼を失っている市議会の現状では、市民の理解は得られないと主張しました。
第83号議案 新城市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正
私は、反対する立場で討論します。
この議案は、市会議員の「期末手当(ボーナス)」を引き上げる内容です。
反対する理由は、主に2点です。
1つは、市の提案理由に合理性がないからです。
市は「人事院勧告と報酬等審議会の答申をもとに期末手当を上げる」と答弁しましたが、しかし「人事院勧告」は、労働基本権がない一般職の公務員を対象にした「勧告」です。
私たち議員は、市民の選挙で選ばれる「特別職」にあたり、一般職員ではないため、一律に適応する理由はありません。また「報酬等審議会」の「答申書」を読んでも「人事院勧告」を特別職へ適応する、細かな議事録や議論の経過も見当たりません。
しかも、公文書である、この答申書は「複写厳禁」「取扱注意」と判が押された物を渡され、私たち議員が公の場に出すことが出来ないという扱いの資料でした。こんな(公にしない)態度で、本当に市民に理解が得られるのでしょうか?
私は、議員の報酬・期末手当は、市民の税金なのですから、堂々と「答申書」や「議事録」を公にした上で、市民に理解を得られるような努力をするべきだと思います。その情報公開がオープンでない中での、今回の「期末手当」を引き上げる議論は、行うべきではないと考えます。
2つ目の理由は、いまの市議会が、市民の信頼を失っているからです。
市政はじまって以来、私たち議会は、はじめて「辞職勧告」を全会一致で、山崎議員に対して出すことになりました。それにもかかわらず、経済建設委員会では、竹下委員長のもとで、その、辞職勧告を受けた議員が今回、副委員長の役職に立候補し役員選挙などを経て、役職につくことになり、その後、1週間ほどで、急に辞任をしてしましました。各議員、各関係者に大変な混乱を招きました。
当然、市民の苦情が出ます。大きなシコリを残したまま、未だにその経過をめぐる問題が、議会内で解決したとは思えません。
市民からは「抗議文・意見書」が市議会に提出されました。市民は「今の議員は条例で定められたルールもわかっていないのか?」と厳しく批判しています。
「政務活動費」をめぐる住民裁判も継続中です。
疑惑をかけられている議員の「陳情書」も未だに市民の前に明らかにされていません。
このように市議会に対する市民の信頼が地に落ちた状態では、議員の手当を上げることはできません。
以上で反対討論とします。
反対討論をしたのは、山口議員・浅尾議員。
賛成討論をしたのは、佐宗議員。
・・・・・
ちなみに、平成28年度の答申書には「取り扱い注意」「複写厳禁」など書かれていませんでした。

令和元年度の答申書には「取り扱い注意」「複写厳禁」と書かれています。

豊田市では、報酬等審議会が出した「答申書」はネット上で、すべて公開されています。
https://www.city.toyota.aichi.jp/shisei/kaigi/shingikai/1002072/1007729/1007842.html
皆さんはどうお考えでしょうか?
今日も、訪問ありがとうございます。
今日は、議員の「期末手当(ボーナス)」を引き上げる議案です。
私は、市民の信頼を失っている市議会の現状では、市民の理解は得られないと主張しました。
第83号議案 新城市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正
私は、反対する立場で討論します。
この議案は、市会議員の「期末手当(ボーナス)」を引き上げる内容です。
反対する理由は、主に2点です。
1つは、市の提案理由に合理性がないからです。
市は「人事院勧告と報酬等審議会の答申をもとに期末手当を上げる」と答弁しましたが、しかし「人事院勧告」は、労働基本権がない一般職の公務員を対象にした「勧告」です。
私たち議員は、市民の選挙で選ばれる「特別職」にあたり、一般職員ではないため、一律に適応する理由はありません。また「報酬等審議会」の「答申書」を読んでも「人事院勧告」を特別職へ適応する、細かな議事録や議論の経過も見当たりません。
しかも、公文書である、この答申書は「複写厳禁」「取扱注意」と判が押された物を渡され、私たち議員が公の場に出すことが出来ないという扱いの資料でした。こんな(公にしない)態度で、本当に市民に理解が得られるのでしょうか?
私は、議員の報酬・期末手当は、市民の税金なのですから、堂々と「答申書」や「議事録」を公にした上で、市民に理解を得られるような努力をするべきだと思います。その情報公開がオープンでない中での、今回の「期末手当」を引き上げる議論は、行うべきではないと考えます。
2つ目の理由は、いまの市議会が、市民の信頼を失っているからです。
市政はじまって以来、私たち議会は、はじめて「辞職勧告」を全会一致で、山崎議員に対して出すことになりました。それにもかかわらず、経済建設委員会では、竹下委員長のもとで、その、辞職勧告を受けた議員が今回、副委員長の役職に立候補し役員選挙などを経て、役職につくことになり、その後、1週間ほどで、急に辞任をしてしましました。各議員、各関係者に大変な混乱を招きました。
当然、市民の苦情が出ます。大きなシコリを残したまま、未だにその経過をめぐる問題が、議会内で解決したとは思えません。
市民からは「抗議文・意見書」が市議会に提出されました。市民は「今の議員は条例で定められたルールもわかっていないのか?」と厳しく批判しています。
「政務活動費」をめぐる住民裁判も継続中です。
疑惑をかけられている議員の「陳情書」も未だに市民の前に明らかにされていません。
このように市議会に対する市民の信頼が地に落ちた状態では、議員の手当を上げることはできません。
以上で反対討論とします。
反対討論をしたのは、山口議員・浅尾議員。
賛成討論をしたのは、佐宗議員。
・・・・・
ちなみに、平成28年度の答申書には「取り扱い注意」「複写厳禁」など書かれていませんでした。

令和元年度の答申書には「取り扱い注意」「複写厳禁」と書かれています。

豊田市では、報酬等審議会が出した「答申書」はネット上で、すべて公開されています。
https://www.city.toyota.aichi.jp/shisei/kaigi/shingikai/1002072/1007729/1007842.html
皆さんはどうお考えでしょうか?
今日も、訪問ありがとうございます。
賛成討論をしたという佐宗議員にも呆れます。賛成の根拠はなんだったんですか。市民が納得できる理由が思いつきません。寝言は、まともな仕事をしてからにしてほしいです。これだけ問題山積の市議会と市政で、自分たちのボーナスを上げようなんて図々しい!恥を知れ!
議員報酬は市民が払った税金から出てるわけですよね。市民には内緒で、ボーナスを上げて、説明もないんですよね。きっとこんなことは他にもたくさんあるんでしょう。新城市政の隠蔽体質は相変わらずひどいですよ。
浅尾議員がブログで書いてくれなかったら、ぜんぜん表に出なかったと思います。市議会では風当たりが強いでしょうが、がんばってください。