2019年05月25日
ニューキャッスル・アライアンス交流基金に関する条例の制定について
昨日に続き、3月議会での反対討論の内容をお伝えしていきたいと思います。
反対討論の前には必ず、質問・質疑を行います。そこで、市の答弁を聞いても疑問が払拭できない所があれば、反対の立場でその事を指摘することになります。
今回の議案の質疑内容です↓


第4号議案 新城市ニューキャッスル・アライアンス交流基金の設置及び管理に関する条例の制定についての反対討論の内容をアップします↓
・・・
新城市ニューキャッスル・アライアンス交流基金の設置及び管理に関する条例の制定 について、反対の立場で討論を行います。日本共産党の浅尾洋平です。
この議案は、文字通り、新城市ニューキャッスル・アライアンス交流基金を設置・管理する条例案であります。
「基金化」にする、とは、これまで、一般会計予算の中から事業費として、その都度、支出していたものを、しっかりと、明確な目的をもって取り組むという意味と決意を込めて、積み立てておく、ということだと思います。
穂積市長が進める「ニューキャッスル・アライアンス」事業は、実は、市民の間で、評価がわかれているのではないか、と、私自身は、感じております。しかし、私の反対討論は、内容の是非には立ち入りません。むしろ、条文のなかにある、「基金」の管理・運用について、問題があると感じます。
条例案の第3条で「基金に属する現金」を「最も確実かつ有利な有価証券に代えることができる」とあります。市民の方から、市民の税金や企業の寄付金を、株などに投資できるというのか?、という声ありました。この中で「最も確実かつ有利な有価証券」とは何か、という疑問が生まれたからだと思います。
この点、質疑のなかで、市は、有価証券とは、株ではなく元本保証のある「国債」「地方債」である、と答弁しました。
しかし一方、第4条で「基金の運用から生ずる収益」は「予算に編入」とあります。私が、質疑の中で、万が一、「基金」が元本を割った場合、一般会計からの補てんの有無について、質問した時、市は「毎年の一般会計からの繰入金はしません」「補填はありません」「賛同企業が出て賛同金を出してくれたらその都度基金に入れる形になる」と明らかにしました。
そして、私が、一番、反対する理由は、質疑の中で、現在まで、賛同金を出してくれた企業などに、基金を、国債などにも使うかもしれない、という説明は、「していない」、との答弁でした。これでは、多くの善意を裏切る恐れもあるために、反対討論といたします。以上です。
反対討論の前には必ず、質問・質疑を行います。そこで、市の答弁を聞いても疑問が払拭できない所があれば、反対の立場でその事を指摘することになります。
今回の議案の質疑内容です↓


第4号議案 新城市ニューキャッスル・アライアンス交流基金の設置及び管理に関する条例の制定についての反対討論の内容をアップします↓
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新城市ニューキャッスル・アライアンス交流基金の設置及び管理に関する条例の制定 について、反対の立場で討論を行います。日本共産党の浅尾洋平です。
この議案は、文字通り、新城市ニューキャッスル・アライアンス交流基金を設置・管理する条例案であります。
「基金化」にする、とは、これまで、一般会計予算の中から事業費として、その都度、支出していたものを、しっかりと、明確な目的をもって取り組むという意味と決意を込めて、積み立てておく、ということだと思います。
穂積市長が進める「ニューキャッスル・アライアンス」事業は、実は、市民の間で、評価がわかれているのではないか、と、私自身は、感じております。しかし、私の反対討論は、内容の是非には立ち入りません。むしろ、条文のなかにある、「基金」の管理・運用について、問題があると感じます。
条例案の第3条で「基金に属する現金」を「最も確実かつ有利な有価証券に代えることができる」とあります。市民の方から、市民の税金や企業の寄付金を、株などに投資できるというのか?、という声ありました。この中で「最も確実かつ有利な有価証券」とは何か、という疑問が生まれたからだと思います。
この点、質疑のなかで、市は、有価証券とは、株ではなく元本保証のある「国債」「地方債」である、と答弁しました。
しかし一方、第4条で「基金の運用から生ずる収益」は「予算に編入」とあります。私が、質疑の中で、万が一、「基金」が元本を割った場合、一般会計からの補てんの有無について、質問した時、市は「毎年の一般会計からの繰入金はしません」「補填はありません」「賛同企業が出て賛同金を出してくれたらその都度基金に入れる形になる」と明らかにしました。
そして、私が、一番、反対する理由は、質疑の中で、現在まで、賛同金を出してくれた企業などに、基金を、国債などにも使うかもしれない、という説明は、「していない」、との答弁でした。これでは、多くの善意を裏切る恐れもあるために、反対討論といたします。以上です。
Posted by 浅尾洋平 at 20:14
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