2015年07月28日

「実務協議会」は、民意にそった新庁舎の見直しをせよ!

いま市民の間で、新庁舎建設について大きな話題になっています。
住民投票の時の声高な主張ではなく、個人のブログ、フェイスブックのコメントはもちろん、この間、僕は、2度の議会報告会を行っていますが、そこで新庁舎見直しの問題を訴えますと、参加者から様々な意見や見直し案が出てきます。

共通しているのは、なぜ、穂積市長は、3階建て、30億円以下の見直し案を素直に作り、市民に提示しないのか、という疑問です。僕は、6月議会で、住民投票の結果の枠内でゼロベースから見直すべきだと主張しましたが、いま市民のみなさんは、さまざまな提案をしているのです。

ところで市長は今、何をしているのでしょうか。
一市民団体にすぎず、何の権限もない「求める会」と、新庁舎の見直し案を協議をしているところです。
「実務協議」と言います。同時に、6月議会で決めた補正予算570万円を使い、鹿島建設と山下設計との見直し協議も続けていることでしょう。

議会は、なぜか、休眠中です。

「実務協議」は、これまで3回やっています。
明日7月29日・夜7時〜、防災センター会議室で、4回目が行われます。
傍聴できるので、ぜひ、市民のみなさんも、ご参加ください。

私見ですが、これまで明らかになった主な論点は、以下の通りです。
どれも、市長と市側が、市民団体の案にダメ出しする展開です。

・市長と市側「大型トラックが、体育館前交差点から誤進入した場合、乗り入れ不可能」
・さらに「これまで市職員288人と言ってきたが、実際の職員数は360人に増えるので7000m2は必要だ」
・加えて「物価上昇と建築資材、人件費の上昇で総事業費は30億円以上になる。新庁舎の見直しは、地元建設業者に任せるのではなく、山下設計・鹿島建設のVE協議で行います」

新聞報道でも確かめていただきたいのですが、私が傍聴した印象では、市長と市側は、やはり新庁舎の見直し基準49億700万円に限りなく近づけようと必死で市民団体の案を批判している感じがします。

僕は、市側が「実際の職員数は360人に増える」と答弁した時、呆れてしまいました。こんな情報は、市長がこれまで広く議論を積み上げて来たと胸を張る「新城市新庁舎基本計画」等でも一切出てこなかった数字だったからです! もちろん、市議会の答弁にもありません!

ある市民の方は、僕に、言いました。「安倍さんの暴走と同じだのん」。

明日の「実務協議」は、スケジュール的に大詰めの会議になるらしいので、より多くの市民のみなさんに市政の現実にふれていただきたく、参加よろしくお願いします。

以下は、この間の、実務協議の内容を報じた東愛知新聞です。(↓写真)





みなさんは、どう思いましたか?

今日も、ご訪問ありがとうございます。




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プロフィール
浅尾洋平
浅尾洋平
浅尾洋平(あさお ようへい)

1977年生まれ。
千郷小・千郷中・豊川高校卒
豊橋市立看護専門学校卒
1998年〜2009年豊橋市民病院、育児休暇取得。救命センターICU・手術室を経験
2009年〜2012年新城市民病院で看護師として勤務し退職。JPTEC認定取得(外傷病院前救護処置)
2011年度 新城市省エネコンテスト 削減率部門第3位受賞。日本共産党新城市福祉・子育て対策室長 2013年 新城市議に初当選し 現在3期目。
家族は妻、1男1女