2023年06月09日

青年の家を廃止して良いのでしょうか?

さる5月30日、教育部・生涯共育課から「青年の家」を廃止する方向である旨の報告がありました。

青年の家と隣にある体育館も廃止するとのことで、私は、大変、びっくりしました。

報告は、
◎令和7年度までに更地にする
◎今年度までに利用団体などに廃止の方向で進む旨の通知をする
◎代替施設について紹介をしていく
とのこと。

青年の家の隣りにある体育館も廃止し、更地にするとのことですが、その後の跡地利用については考えていないということです。

この決定は、平成5年の「新城市公共施設個別施設計画」のなかで、青年の家を廃止する方向が示され、今回、廃止を正式に決定し進めるというのです。
青年の家を廃止して良いのでしょうか?


新城市公共施設個別施設計画(令和5年3月)
https://www.city.shinshiro.lg.jp/shisei/keikaku/keikaku-hokoku/kensetsu/kobetsukeikaku.html

しかし資料を見ると、令和元年(1年)の利用者は、年間3万人もおられる施設です。

青年の家を廃止して良いのでしょうか?

私は、教育部・生涯共育課に対して、利用者や各団体、青年の家を利用している「あすなろ教室」のみなさんに、しっかり、丁寧に、説明をして意見を聞くことが必要である、と伝えました。

あすなろ教室とは、不登校の生徒が安心できる「居場所」として生活リズムや自分のペースで学習をする場所です。
https://www.city.shinshiro.lg.jp/kosodate/kyoikuiinkai/gakko-kyoiku/asunaro.html

老朽化の時期にきているとはいえ、新庁舎建設時には旧市民体育館もなくなり、新城市内から市民が活用する公共施設が無くなっています。公共施設の再編計画があるとはいえ、水道基本料金の値上げの時の様に、利用者・市民に説明もなしに、突然、市民の健康と市民サービスを維持するための施設を無くすことは許されません。
また利用者だけでなく、市の各地域で、市民サービスに格差が無いよう、市は、慎重に検討する必要があります。

皆さんの声をお聞かせください。


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Posted by 浅尾洋平 at 16:51 │Comments(1)政治活動日誌まちづくり地域の問題
この記事へのコメント
市役所の職員さんの話によると、青年の家は耐震性がないわけではない、古いけど十分に使えるし、利用者も多いようです。耐震性が不明ならば、きちんと調べて、他の市の施設のように耐震補強の工事をして使い続けていけばよいのではないでしょうか。
それにしても利用者の声も聞かず、福祉関連の人達には急に出ていけとは行政としてひどい態度ですね。
Posted by 年に何度も青年の家を使っています at 2023年06月13日 21:32
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プロフィール
浅尾洋平
浅尾洋平
浅尾洋平(あさお ようへい)

1977年生まれ。
千郷小・千郷中・豊川高校卒
豊橋市立看護専門学校卒
1998年〜2009年豊橋市民病院、育児休暇取得。救命センターICU・手術室を経験
2009年〜2012年新城市民病院で看護師として勤務し退職。JPTEC認定取得(外傷病院前救護処置)
2011年度 新城市省エネコンテスト 削減率部門第3位受賞。日本共産党新城市福祉・子育て対策室長 2013年 新城市議に初当選。2017年 新城市議に当選し現在2期目。
家族は妻、1男1女