2022年08月14日

②陳情書(悪臭ガス成分・調査のお願い)と測定結果を紹介します。

今日の陳情書は、昨年の12月議会・厚生文教委員会(R3年12月20日)で審査し多数決の結果、採択となったものです。

私が委員長をつとめる厚生文教委員会は、「南部企業団地内の産業廃棄物中間処理施設から漏れ出し漂っている悪臭ガス成分について調査のお願いに関する要望書」を紹介します。

陳情の内容は以下です。↓



提出者からの説明を受けその後、質疑を行ったあと討論では「趣旨採択」と「採択」の討論がありました。

それぞれの、主な内容は以下です。

【趣旨採択討論】

地元の方は本当に苦労されており、気持ちはわかるが、地域全体の意思疎通が図られていない中で調査を行い、数値に問題がないという結果が出た場合に、「これで悪臭問題は集結した」となっては逆効果になりかねない。願意は理解できるが、方法論としてもう少し検討すべきと考え、趣旨採択としたい。

【採択討論】

市民の声を聞き、寄り添うのが議員。悪臭は精神的なものだけではなく、食欲減退や頭痛など体にも大きな影響を与える。調査の公表が市民の意識を高め、事業者に悪臭を出さない抑止力になるのではないか。・地元区長会がどうこうよりも新城市として調査しデータを残す意味があると考え、採択としたい。

採決の結果、採択となりました。


今年に入って、すでに2回も規制基準を超える悪臭が出ています。

関係住民の市民のみなさんの「悪臭を取り締まっていほしい」。「匂いが臭くてたまらない」。「洗濯も干せない困る、なんとかしてほしい」。「市は、しっかり住民の声を聞いて厳しい対策をすべきだ」。と訴えています。

地元住民の悪臭で苦しんでいる切実な声は、市の臭気測定の結果を見れば裏付けられています。

規制基準を超えた悪臭は、累計10回にもなります。(赤丸の所です)
臭気測定結果


私は、毎議会この、悪臭問題を取り上げて市に対応を求めていますが、一向に悪臭が無くないらいに現状に疑問を感じます。

悪臭を取り締まる権限は、新城市にあります。
引き続き市民の声を議会に届けて、悪臭が出ないように厳しく粘り強く求めていきます!

2021年03月09日

3月10日 午後1時〜一般質問を行います。

現在、新城市議会の3月議会が行われています。
色々な事があり対応に追われています。

しかし、明日は大事な一般質問。一つひとつ焦らずに日々こつこつと。生きたいと思います。

私・浅尾洋平の一般質問は、3月10日 午前1時からの予定です。
マスク着用など感染防止を行いながら、傍聴よろしくお願いします。

浅尾 洋平 議員(通告時間60分)

①市内の新型コロナウイルス感染者の急拡大と感染症対策について

②学校給食費の無償化(無料化)と給食共同調理場建設(17箇所から1箇所へ集約)について

③穂積市政(4期16年間)が推進した「市民自治」について

④八名地区の産業廃棄物中間処理施設の悪臭対策と悪臭防止法・新城市産業廃棄物等関連施設の運用の指導に関する条例の市の権限について




新型コロナの市民生活が大変な中で、感染拡大防止対策の充実を提案していきます。
穂積市政の4期16年間の問題点など、市民目線の立場で質疑を頑張りたいと思います。

明日の、一般質問がんばります。よろしくお願いします。

2020年03月14日

とうとう1号基準(敷地境界・東側)超えの悪臭が測定される!

新城市市民環境部 環境政策課は3月12日、市内の産廃施設から1号基準をこえる悪臭が測定されたと発表しました。測定された場所は、敷地境界(東側)です。同時に、2号基準を大幅にこえる悪臭も測定されました。この場所は、2次発酵槽用の脱臭棟の排出口です。

以下、市の調査結果をご覧ください。

議会発表資料


臭気測定の結果一覧も合わせて見ていただくと、近年、悪臭のレベルがあがっていることもわかります。



今回、注目すべき悪臭のレベルは、はじめて1号基準をこえたという点です。
2号基準超は、この間、6回も出ており、今回は、1号・2号、合わせて基準値をこえました。すさまじい悪臭だと思います。私自身、何度も嗅いでいます。また産廃施設が稼働して以来、地元住民から、のべ600件以上もの悪臭の苦情が市に寄せられ、さらに頭痛や吐き気などの健康被害を訴える市民の声を、毎議会、訴えてきたところです。

とうとう、敷地境界線での1号基準超えの数値で、酷さのレベルが、裏付けられたと思います。

これまでも、市は議会での答弁でも、住民の生活環境が損なわれている事をどこで判断するかというと、やはり1号基準の敷地境界線において、相当の臭いがあると言うことであれば、これは、敷地への影響が大きいという判断ができる。という答弁が何度もありました。

地元のみなさんは「やっぱりね」「やっと、自分たちの訴えが科学的に認められた」という感覚かもしれません。悪臭のひどさは、地元では周知の事実だったからです。

市の市民環境部長は、①産廃施設への立ち入り調査、②再度の臭気測定、③事業者に対する原因究明と臭気低減を求める指導、を行うと表明しました。市は、すでに、愛知県の職員とともに立ち入り調査し、現場を確認したといいます。原因は、はっきりとはわかっていません。どうやら産廃業者は、設置メーカーとともに究明するようです。

私は、市の指導を理解したうえで、市民環境部長に対して、少なくとも原因がわかるまで、悪臭をこれ以上広げて、住民の生活環境を損なわないためにも、汚泥や食品残渣物の搬入は一時的にでも停止すべきだし、事業者に要請をするべきだと言いました。

私は、産廃施設の2次発酵槽の脱臭装置の処理がほとんど出来ていない可能性もあるのではないか、と思いました。これは脱臭装置の中で故障や事故を起こして機能低下しているのではないか、と考えました。早期の判断が求められます。そこで、悪臭防止法にのっとり、事故としての判断も必要があるのかもしれないと思いました。

市は、搬入の見合わせについて、事業者と確認をとりながら検討してほしい、と思います。

引き続き、今後の臭気測定結果や市の対応など報告確認をしていきたいと思います。


2019年09月09日

明日の午後3時頃から一般質問を行います。

新城市の9月議会が会期中。

明日(10日)の午後3:00〜一般質問を行う予定です。
①市内の教育環境の充実と教育予算について (学校舎の老朽化と修繕料・学校トイレの洋式化)
②悪臭防止対策と市の対応について
③市内の廃校舎利活用について  以上の3点について質問します。






議会の日程表



色々と、勉強や調べることばかりですが、市民の声を市政に届ける立場で頑張ります!!
ぜひ、傍聴をよろしくお願いします。

2019年06月19日

あすの午後1時〜一般質問を行います!

明日の午後1:00〜 一般質問を行います。
①新城市の農業振興策について
②新城市民病院の現状と課題について
③産廃処理施設の悪臭・臭気測定のついて
④養鶏場の敷地取得について    以上の4点について質問します。 



調べること勉強することたくさんありますが、市政のチャックや税金のムダ使いがされてないか議員としての監視役の仕事を頑張ります。
ぜひ、皆さん傍聴をよろしくお願いします。


2018年12月11日

私の一般質問は12月14日の10時からです。ぜひ、傍聴お願います。

新城市議会12月定例会が始まっています。
明日からは、一般質問が始まります。一般質問は12日・13日・14日の3日間の予定です。

私の一般質問は、14日(金)午前10時〜の予定。
質疑内容は、
①小中学校のエアコン設置と教育施設の修繕費、
②千郷中こども園の建替え、
③浅谷地区の養鶏場の環境問題、
④八名地区の産廃処理施設の悪臭問題です。

以下に一般質問の通告内容をアップしておきます。



みなさん、ぜひ傍聴よろしくお願いします。

2018年05月25日

新城市内の悪臭結果が市のホームページに上がりました。

5月24日の市・議会(厚生文教委員会)・区長(八名地域)の三者会議で、驚くべき産廃の悪臭レベルが判明しました。

5月1日の測定で、2号基準「30」が出ていたのです。新城市は、悪臭の成分を調べる、とのことですが、当然です。僕は昨年12月議会で、悪臭の成分内容(物質)を分析するべきだ、と訴えていましたが、深刻な現状を前に、はからずも実現したかっこうです。



参加者から「なぜ、この数値を記者発表しなかったのか?」など多くの質問が出ました。やはり、今こそ行政主導の厳しい指導や規制が必要だと思います。

僕は3月の悪臭報道以来、ずっと再測定の結果など求めてきましたが、5月24日までわからないままでした。

本日、市のホームページにようやく発表されましたので、市民のみなさんにお伝えします。
http://www.city.shinshiro.lg.jp/index.cfm/6,46499,180,html

今日も、ご訪問ありがとうございます。

Posted by浅尾洋平 at21:45Comments(2)産廃問題議会

2017年12月12日

12月議会の一般質問の通告書

新城市議会12月議会の一般質問が、12月13・14・15日の3日間の日程で、行われます。
今回は、さきの市議選で選ばれた新人議員を含め、16人が登壇します。

僕の質問の日時(予定)は、15日(金)の午前10時~です。
15日のトップバッターなので、時間が前後することは無いと思いますが、いちおう予定です。

僕の一般質問の通告内容は、

1 市長選挙の結果をふまえて、穂積市長の公約実現の可能性について
2 人口減少時代における重要な政策課題について
3 市内八名地区の産廃施設の悪臭問題について
4 千郷中こども園の建て替え問題について

今回の質問は、さきの市長・市議会議員選挙での公約の実現見通しや、新城市の深刻な人口減少に本気で歯止めをかける姿勢、具体策を問うものです。僕は、新城市に下された「消滅可能性都市」というレッテルをはねのけるため、第一に、選挙で受け止めた市民のみなさんの切実な声と要求を、市政と市議会に、まっすぐ届けたいと思います。よろしくお願いします。

市民のみなさんには、ぜひ、傍聴していただきたいです。来られない方は、
ネット中継もありますので、ぜひ、見て下さい。

質問内容の詳しくは、以下の質問通告書をご覧ください。市議会のホームページでもご覧になれます。




今日も、ご訪問ありがとうございます。

2017年09月20日

「ママの会」主催の産廃問題学習会あります!

産廃問題が、大きな新城の問題・争点としてあります。

企業団地での倒産=競売問題が放置されたままなので、6月議会の答弁通り、現段階では、第二・第三の産廃工場が、県や市の企業団地に入ってくることを防ぐ事は出来ません。

こんなやり方、こんな被害が、この先、繰り返されていったら新城市はどうなって行くのでしょうか?

市内の企業団地は、市の発展のため、「製造業・物流業に限る」とした約束があります。
ところが企業団地=倒産=競売=買戻特約の解消=私有地=産廃工場が繰り返されたら、これまで築き上げてきた「新城ブランド」は崩れていくのではないでしょうか?

そして、悪臭問題も深刻です。

ずっと八名地区で暮して来られた住民や子どもたちが困っています。

「ママの会」のみなさんは、この間、ずっと、粘り強く、こうした新城市の将来・未来にかかわる大きな問題の学習会を主催しています。みなさん、参加よろしくお願います。

僕の知り合いの御夫婦も「絶対に参加する」と言っています。よろしくお願います。





今日も、ご訪問ありがとうございます。

2017年09月13日

僕の4年間の議会活動(まとめ)

いま新城市議会は9月議会中です(最終日は15日)。
僕たち市会議員は、連日、穂積市政の議案、平成28年度一般会計予算の決算、補正予算などの質疑をしています。

先日、傍聴された方から「浅尾議員の4年間の質問内容を知りたい」「これまで、どういう質問をしてきたの?」と言われましたので、新城市議会のホームページからまとめたもの(写真)をお渡ししました。




僕自身、4年間の議員活動を振り返ると、毎回、市民のみなさんから寄せられた要求をもとに、現地調査をし、他市の取材も行い、まっすぐ市政に訴えることが出来たと確信しています。9月議会では、具体的な政策の提案まで行なうことが出来ました。僕は、市民のみなさんの支え、多くの傍聴者の応援があったから頑張れたと思います。

質疑のテーマは、市内八名地区の産廃(悪臭)問題、人口減少「消滅可能性都市」問題、住民投票となった新庁舎問題をはじめ、国保税の1万円引き下げ問題、さらに国保制度の「都道府県単位化」、生活インフラ(水道、橋)、教育施設の老朽化、奥三河の病院ベッド数の削減問題(愛知県「東三河北部構想区域」問題)、教育・子育て(18歳までの医療費・給食費の無料化、エアコン設置、「子どもの貧困」など)まで、本当にたくさん取り上げることが出来ました。

市議会のホームページでは、僕の一般質問の動画を視聴できますので、ぜひ、ご覧ください。
http://www.shinshiro-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=speaker_result&speaker_id=18

今議会も、最終日まで、全力でがんばります。

2017年09月03日

9月議会の一般質問は、産廃・高齢者の交通サポート・教育と子育て支援

新城市議会9月議会の一般質問が、9月4・5・6日に行われます。

僕の予定は、5日(火)午後3時40頃から1時間です。あくまで予定なので、実際は前後するかもしれません。

市民のみなさんには、ぜひ、傍聴していただきたいです。ネット中継もあります。

僕の一般質問の内容は、
1、産廃の悪臭対策、
2、本市の少子高齢化で深刻化する高齢者の交通手段のサポート、
3、教育と子育て支援です。

この3つの質問は、どれも新城市の人口減少と関係したり、今後、市全体に影響を与える深刻な問題だと考えています。僕は、「消滅可能性都市」というレッテルをはねのけるため、市民のみなさんの切実な声と要求を市政にまっすぐ届けたいと思います。よろしくお願いします。

詳しくは、以下の質問通告書をご覧ください。




今日も、ご訪問ありがとうございます。

2017年08月13日

子どもと環境を考えるママの会主催の勉強会が開催!!

市民のみなさん、「ママの会」主催の勉強会が、各地で開かれます。
ぜひ、こぞって参加していただきたいです。

日時
8月19日(土) 
14:30~16:00 川田原公民館 (新城市川田本宮道104−1)

同日 
16:30~18:00 中市場公民館 (新城市野田西郷36−1)

「ママの会」のみなさんは、子どもたちや住民の健康や自然環境が、産廃の悪臭で破壊されるのを黙ってみていられない、と立ち上がりました。

これまで、弁護士や科学者といった専門家をお呼びして、粘り強く勉強会を重ねています。産廃問題は、実は、黒田・一鍬田・八名地域だけの問題ではありません。タナカ興業の進出、企業団地の土地の取得過程、産廃の処理の仕方、悪臭、流通のあり方など、新城市全体の問題として考えなくてはなりません。

僕は、これまで「ふるさと会館」「庭野公民館」の勉強会に参加させていただきましたが、改めて、悪臭の深刻な実態や解決に向けた考え方を学ぶことが出来ました。

7月23日、弁護士と環境の専門家(博士)を呼んでの勉強会(写真↓) 


7月29日 庭野公民館でのママの会主催の勉強会(写真↓)


学習会で、私の印象に強く残ったのは、参加者と講師との質疑応答です。
私のメモからまとめます。

参加者「産廃問題を解決するには、どうしたらいいのか」

籠橋弁護士は、市民運動や学習会、さらには裁判など、出来ること・あらゆる手段で「解決方法」を見つけていくことが大事だとのべました。さらに、主権者として選挙や政治にも参加することの重要性にもふれました。

また籠橋弁護士は、市長や議員を選ぶ場合も、「ふるさとを守る」という一点で共同することの大切さも話されました。すなわち「政党」とか「イデオロギー(特定の考え方)」で人を差別するのではなく、実際に、産廃問題や悪臭防止策で働く・働いてくれた人を、市長や議員に選ぶことだと思います。

また同席された、都筑弁護士は、事実の裏付けのない「噂」や実行がともなわない「言葉」に騙されないことも必要です。との話もされました。

大変、勉強になりました。

産廃問題は、きたる10月の市長選・市議選の大きな争点の1つです。
今、全国で、多くの市民が声を上げて立ち上がっています。

僕たちは、政治家として、一人ひとり、市民の声にどう向き合うのか問われていると思います。

新城 子どもと環境を守るママの会 ブログはこちら→ https://ameblo.jp/yana-mamanokai/

今日も、ご訪問ありがとうございます。

2017年06月10日

6月議会の一般質問の通告内容

新城市議会の一般質問の日程が決まりました。

僕の一般質問の日時は、6月15日14時~15時の予定です。あくまで予定ですので、ご注意下さい。

市民のみなさん、ぜひ、傍聴に来て下さい。よろしくお願います。

以下、僕の「通告書」を掲載します。




・・・

1,国民健康保険制度の現状と今後の「都道府県単位化」について

 医療保険の「最後のとりで」=セーフティネットと呼ばれている国民健康保険制度が、2018年度から大きく変わろうとしています。
1958年に国民皆保険制度として発足して以来、市町村が運営主体であった国保制度に、新たに「財政運営責任を担う」として都道府県が加わる大改革です。新城市は、平成28年度より国保税1人あたり1万円の引き下げを行い、国保加入者(農林水産業者、自営業者、非正規労働者、退職者の方々)の負担を軽減しました。しかし国の法改正による新たな「国保の県単位化」で、今後、国保税額や滞納者対策はどうなるのか、たいへん危ぐされます。今年2月、愛知県は、市町村ごとの一人あたりの納付額(試算)をまとめました。そこで現状と今後について、以下、伺う。

(1)本市の国保制度の現状(5年前と現在の比較・増減)について
  ア 一人当たりの国保税額の推移。
  イ 加入世帯数と同世帯の平均所得の推移。
  ウ 加入世帯主の職業別の推移。
  エ 滞納世帯の推移と滞納理由、差し押さえ件数。
  オ 短期保険証と資格証明書の発行推移。

(2)「都道府県単位化」について。
  ア 今年2月、愛知県がまとめた本市の一人あたりの納付金額。
  イ 今後のスケジュール。

2,本市独自の子育て・教育環境について

 本市は、1市1町1村の合併後も人口減少に歯止めがかからず、少子高齢化が深刻化しています。高齢者対策とともに、日本の将来をになう子どもたちが安心して学び、成長できる環境を整える課題も抱えています。以下、伺う。

(1)異常気象の猛暑が続く近年で、30度を超える真夏日が増えており、子どもの学習環境の改善・熱中症対策の観点からも小・中学校の全普通教室へのエアコン設置が急務だと考えるが市の認識について伺う。

(2)小・中学校の老朽化施設の改修について、市が、今後、大規模改修が必要だと認識している教育施設はあるのか、伺う。あるとすれば何か、具体的に伺う。

(3)千郷・中こども園の建て替え計画について
  ア 建て替え計画の経緯と今後のスケジュール。
  イ 地元区長や保護者の「要望」、市民から提出された署名内容を伺う。

3,産業廃棄物処理施設について 

現在、タナカ興業は、産廃工場の増設工事を行っています。悪臭に苦しむ地元の方々は、工場の増改築後の再稼働、あるいは本格稼働にいたれば、また深刻な被害が起こるのではないか、と不安の声を寄せています。タナカ興業の進出から約4年を迎えて、産廃工場の問題点、市当局の対応について、以下、伺う。

(1)増築工事の概要と、産廃工場の本格稼働の予定日を、伺う。

(2)工場から発生する悪臭の主な原因は何か、市の見解を改めて伺う。

(3)平成25年6月24日付の「会議等報告書」で、市が、悪臭被害を心配する区長の反対ビラを押しとどめた理由について、改めて伺う。

(4)南部企業団地の企業倒産後の競売(私有地への転換)防止策について、伺う。

・・・

僕は、日本共産党の議員として、市民のみなさんの声を議会に届け、市当局のあり方を追及します。

応援よろしくお願いします。

今日も、ご訪問ありがとうございます。

2017年04月07日

4月9日・産廃問題の座談会が開催します!

南部企業団地産廃問題

「輪を広げよう座談会」
日時 4月9日(日)10:00〜
場所 富岡ふるさと会館

主催 子どもと環境を守るママの会



産廃問題や悪臭問題についてみんなで考える、声を聞く、学習する機会になります。
僕は、平成29年 3月議会の一般質問でも「悪臭」「産廃問題」を取り上げて市長・市に以下の質問をしました。

・・・
産廃施設の悪臭問題について

2016年2月8日に明らかになった、タナカ興業の産廃処理施設(新城工場)の試運転(経済建設委員会の報告より)からおよそ1年を迎えます。その後、悪臭・汚水の発生、地域住民や企業団地の企業からの被害報告、市職員の対応など、さまざまな問題が発生しました。私は、その度に市民のみなさんの声を議会に届け、市当局と質疑してきました。以下、伺う。

(1)タナカ興業の産廃施設が操業(試運転含む)する前と後で、本市に住民から寄せられた、新城工場周辺の悪臭の苦情・被害件数の総数は、それぞれ何件(2016年2月8日前後1年間の比較で)なのか伺う。

(2)「子どもと環境を守るママの会」や地元の人々は、穂積市長に対し、学校・教育施設から1キロ圏内の臭気規制を求めています。この要望に対する本市の認識と進捗状況を伺う。

(3)2017年2月20日、新城市民は、愛知県の条例に基づき、穂積市長に対し「調査請求書」が提出されたとの事ですが、「調査請求書」の内容について伺う。

・・・

市の答弁から、悪臭で困っている子どもたちや住民の方が実際にいる事が、明らかになりました。

多くの方に、現場の声を聞いて頂きたいと思います。
苦しんでいる子どもや市民の方を救うために市長・議会・市役所、そして、
政治があるのではないでしょうか?

大好きな、新城市!
自然豊かな新城! 

もっともっと、みんなが納得出来る。自然環境を守り、住みやすいまちづくりをするために、みなさんの声を聞いて、これからも議会に届けて、変えていきたいと思います。

今日も、ご訪問ありがとうございます。



2017年02月03日

日本共産党と市民の共闘は、市民の声を共有することから!!

私たち日本共産党は、つね日ごろから、市民のみなさんから生活相談を受けております。そして、その相談事の解決を通して、市政の変革へとつなげているのです。

私は、市会議員になったころは、生活相談は行政に伝えて終わり、と思っていました。または行政が相談事を受け止めて解決して終わり、と思っていました。

しかし今は、そう思っていません。なぜかというと、生活相談を行政が真剣に受け止めてくれるか、どのように解決してくれるか、国の制度や法律がかかわる場合は、簡単に解決して終わり、ということにはならないと痛感しているからです。

この3年半あまり、たくさんの相談が日々寄せられました。
国道のガードレールの直し、白線・黄色線の塗り直し、古い橋や崖崩れの補修、電線にかかった木々の伐採、産廃施設の建設・悪臭問題などまで多岐にわたります。私たち日本共産党の仲間の力で解決する場合もありますが、警察署・市役所・愛知県・国土交通省や厚生労働省などの国の出先機関、さらには中部電力の私企業まで、私たちが相談事を掛け合う相手も様々です。

愛郷地区の土砂災害で生活道路が使えなくなった相談



道路のラインが消えかかっているとの相談


道路のラインを警察署の担当課が確認し直して頂いた場所


災害被害による門谷地域の崖崩れによる生活道路が使えないの相談


竹生神社の角のガードレールが夜になると見にくいため、反射テープを付けてほしいという相談


産廃工場の悪臭や汚水の相談


小中学校の老朽化の相談


 昨年来から、複数の市民、ペンネーム「2児のママさん」、「後期高齢者になった市民さん」など新城市役所(職員の対応含む)に対する苦情・相談が寄せられていました。その一つひとつの内容について、このブログでは明らかにしませんが、私は、正月明けから苦情・相談をリストにし、事実関係を調査し、わからない場合は保留とし、新城市役所の各部署にお伝えしてきました。

 まずは、報告が遅くなりましたが、電話・メール・ブログへのコメント書き込みなどで苦情・相談をお寄せいただいたみなさんに、ほぼすべて、新城市役所にお伝えしたことを明らかにします。

 また新城市役所の、それぞれの各担当課のみなさんは、こころよく応じていただき、私の話を真剣にうけとめていただき、本当にありがとうございました。お礼を申し上げます。

 各担当課のお話は「苦情・相談に答えて、すぐに改善できるもの」と「法律・条例上、あるいは構造上、さらには予算上により、すぐに改善できないもの」があるため、「まずは、市民の方々のご意見として受け止める。そのうえで課内で検討して、なんとか改善できるものはしていきたい」とおっしゃっていました。

 私は、市民のみなさんの声を市役所や市議会にまっすぐに届けてきましたが、しばしば、国政や市政を変えなくてはどうしようもない!と思うときがあります。例えば新庁舎建設問題や産廃悪臭問題です。さらに他の自治体で実施されていて、市民に喜ばれていることが新城市で出来ていないことが、かなりあることです(例えば、学校施設の老朽化改善・普通教室へのクーラー設置、18歳までの医療費無料化、「市民生活相談課」の設置など)。税金の使い方が、まったくおかしい場合もあります(新城市の補助金だのみの高速バス施策やイベント中心のまちづくりなど)。

こういう時、日本共産党と市民の共闘は、市民の声を共有することから!! と思うのです。

みなさんの声を引き続き寄せて頂けるとありがたいと思います。
よろしくお願いします。

今日も、ご訪問ありがとうございます。

2016年12月02日

ぼくの一般質問は、12月8日(木)午後1時〜です。

ぼくの一般質問は、12月8日(木)午後1時〜予定です。

市民のみなさん、傍聴をよろしくお願いします!
いま、議案の検討とともに、一般質問に関わる調査をしています。

今回の一般質問内容は、以下のとおりです。






2016年10月03日

穂積市政の行き詰まり⑧ なぜ、産廃工場の汚水を問題にしないのか?

僕は、9月の一般質問で、タナカ興業の産廃工場による「悪臭」被害の深刻さと、工場の外へと流れ出している「汚水」についても大変深刻に考えて質問をしました。


9月議会では、汚水について具体的に写真や資料も示し、市の答弁を求めました。
実は、タナカ興業の社長は、産廃の「廃汁」「汚水」「水」について「一切外に水は出さない」と明確に答えているのです。新城市に提出した文書の中で答えています。(写真)




しかし、実際には、工場の様々な場所から「不明水」「汚水」が外に漏れ出しているのです。

その一部の水は垂れ流しとなり、工場内(企業団地の敷地)からの外の地面へと染み込んでいます。(写真)


地元のみなさんはご存知だと思いますが、南部企業団地のすぐ下には「黒田川」が流れており、この川は直接「豊川」につながっています。豊川用水のおおもとにあたります。

そして、この私の質問・指摘を傍聴したり、動画で見てくれた新城市外の方から「もはや新城だけの問題ではない」という感想をいただきました。

新城市当局、穂積市長は、この明らかな事実について、工場の現場に直接足を運んで確認し、タナカ興業社長が「一切でない」と回答した「汚水」がなぜ、工場の外に流れ出ているのか? その原因を突き止め公表し、そして、産廃工場の設計・操業について確認と許可を出した愛知県に対しても説明と責任を求めるべきではないか、と強く求めるものです。

もちろん僕は、実際の悪臭を嗅ぎ、黒田川から豊川に流れるルートを地元・市民の方々に案内をしてもらいながら、被害状況や生活影響の話を聞いてきました。
悪臭は想像をこえるものであり、汚水は、ウシガエルを遠ざけたのではないか、と思いました。

さらに今まさに不安の中で暮らしている地元のみなさんに対し、
「行政府の長」=市長として責任ある説明と対策を一刻も早く行うことが必要では無いでしょうか?

しかし穂積市長は、未だに、ただの一度も産廃工場の現場視察を行っていません。

本日から、市長は、各地域意見交換会をまわる予定です。
ぜひ、市民の声を届けるいい機会だと思います。

http://www.city.shinshiro.lg.jp/events/index.cfm/detail.1.43683.html

リンク先は、平成27年度の市民から出された市民のみなさんのご意見です。

http://www.city.shinshiro.lg.jp/handlers/printcontent.cfm?GroupID=7&ContentID=45384&ThisPageURL=http%3A%2F%2Fwww.city.shinshiro.lg.jp%2Findex.cfm%2F7%2C45384%2C120%2C583%2Chtml&EntryCode=6072


今日も、ご訪問ありがとうございます。

2016年09月30日

穂積市政の行き詰まり⑦なぜ市長は産廃の悪臭の現場に行かないのか?

今日のブログは、9月議会での僕の一般質問とパネルなどを掲載します。

その前に一言、産廃問題について。
いま新城市は、市民の生活環境をおびやかす、悪臭問題と汚水の垂れ流しという産廃問題があります。これは、市民団体や地元のみなさんが予想していたものです。
市は、タナカ興業の社長と何十回も「懇談会」を行い、タナカ社長が倉庫用の土地を求める意見に応じかねない話し合いをし、議会の一部には「悪臭は出ない」「大丈夫」論もありましたが、結局、市民団体と地元のみなさんの毅然とした反対運動と認識が正しかったのです。

穂積市長は「タナカ興業の企業団地進出には同意しかねる」と言っていますが、未だに悪臭の現場には一度も足を運んでいません。タナカ興業の悪臭で健康被害まで訴えている地元のみなさん、企業団地の経営者のみなさんの苦しみに、なぜ、寄り添えないのか。

本当に情けない事です。

タナカ興業の新城工場のダクトから汚水が漏れ出し、地面に染み込んでいる写真



市民のみなさんは、とうとう9月9日に「被害者の会」結成しました。
署名の内容を読むと胸が痛みます。
しかし市の答弁は「臭気指数は問題ない」の繰り返し。答弁と現状との乖離を埋めるためにも、穂積市長は、タナカ興業の産廃工場の中に入り、何が起きているのか、どんな臭いなのか、みずから視察し、悪臭・汚水を一掃する対策を講じるべきではないでしょうか。

以下、一般質問の全文(第1問)とパネル・資料をアップします。

副市長からの文書



1 市会議員の質問権の自由について 
 今年6月23日、広瀬安信・副市長は、6月議会における私=浅尾洋平の質問内容に対し、文書「6月議会における議員発言等について」を下江洋行議長に提出しました。文書の内容は、私の質疑・反対討論(「議会だより」46号に要約掲載)に「疑義」を示しつつ、結論的には「議案に係る質疑は、議案内容に限定し、それ以外は一般質問でお願いしたい」という、市会議員の質問権を制限する、驚くべきものでした。

議員の質問権の自由は「その議案全体に及んで行うことができ、また、提出者の説明で述べられなかったことでもよい」(『議員必携』)として幅広く認められています。それを法律を守るべき行政サイドの最高責任者の一人が「公開質問」というかたちで議会に「是正依頼」しようとしたことに強く抗議します。そのうえで、以下、伺う。

(1)なぜ、広瀬副市長は、「疑義」への「回答」を求めるだけでなく、市会議員の質問権を制限する「是正」を議長に「依頼」したのか。私は、論理の飛躍があると考えているが、副市長の「疑義」と「是正依頼」との間にある整合性を伺う。


2 新城市の人口減少問題と、「東三河北部構想区域」(新城市、設楽町、東栄町、豊根村)の病床ベッド削減問題について
 愛知県は、今年8月3日、「愛知県地域医療構想(案)」を発表し、13日からパブリックコメントを募集しています。県の「構想(案)」は、人口減少・少子高齢化の中で、平成37年(2025年)における新たな地域医療提供体制を明らかにしています。それは、平成26年現在537床ある病床ベッドを267床へ大削減する方針です。

 本市が属する「東三河北部構想区域」では、

①平成37年までに人口5万人に減少(現在から1万人減少)すること、
②患者(主にがん患者)が、豊川・豊橋などに流出していること、
③医師・看護師が慢性的に不足していること、
④救急搬送体制・周産期医療・精神病床の確保の必要性などが課題となっています。

私は、県の「構想(案)」を読んで、一刻も早く本市の人口減少に歯止めをかけて、市民の福祉増進のための具体策を打たなくてはならないと考えます。そこで、以下、伺う。

(1)本市の人口は、合併後10年間で約5000人も減っていますが、何が原因なのか、新城市がまとめた「人口ビジョン」「新城市まちひとしごと総合戦略」にそって伺う。
  
(2)人口減少が引き起こす大問題として、愛知県の「構想(案)」の通り、奥三河の深刻な医療問題があります。患者さんが豊川・豊橋へ流出し、救急医療・産科・精神科(病床)などの不足が指摘されているにもかかわらず、愛知県は、平成37年には病床ベッドを半減する計画を進めようとしています。この計画に対する、市の認識を伺う。

新庁舎建設問題の提案!



3 新庁舎建設の契約問題について
この9月議会において、市は第163号議案「工事請負契約の締結」を提出しています。これは、本市の新庁舎建設工事の一式を費用30億円で鹿島建設と契約する内容です。

しかし、今年8月10日の「総合政策特別委員会(部会)」での市との質疑応答で、

①新庁舎建設の一番大事な設計見積金額の妥当性・基準 が曖昧だと思われること(『検証結果報告書』「県、市に査定率の決まりはない」「(山下設計は)自社の実績を考慮した」)

②大震災に耐えうる免震構造の構造認定が終了していないこという大問題

が明らかになりました。

これは、私たちが家をリフォームする時、見積もり金額の明確な基準も無ければ、耐震検査の結果も出ないうちにお金だけ建築会社に支払うことを決める事であり、到底、常識では考えられません。

そこで以下伺う。

(1)構造認定が決まらないまま、9月議会での本契約は、社会通念上・市民感情から言ってありえないと考えるが、市の認識を伺う。
(2)いま、市民独自の運動として「新城希望都市を目指す若者の会」の皆さんが、新城東・新城高校の統廃合後の高校跡地に新庁舎を建設する見直しを提案しています。防災上・財政上・政治上、まったく新しい角度からの提案について、私は、今こそ真剣に考えるべきではないかと思うが、市の認識を伺う。


4 市内八名地区の産廃施設から漏れる悪臭・汚水被害について
私の6月議会一般質問に対し、市当局は、タナカ興業の産廃処理施設(今年4月操業)の悪臭と思われる苦情や被害届が24件あること、ただし「(悪臭)規制基準に適合している以上操業停止の勧告は出来ない」と答弁しました。さらに穂積市長は1度も悪臭の現場に駆けつけていない事も判明しました。
 しかしタナカ興業の工場付近の悪臭は、6月以降も続いており、市民から「抗議文」や悪臭防止の対策を求める声が相次いでいます。また、「新城の環境を考える市民の会」は、建屋からの「茶色い廃汁」を発見しています。そこで以下伺う。



タナカ興業の工場に隣接する企業さんのキンモクセイが今年になって枯れてしまった。



(1)穂積市長は、「産業廃棄物中間処理施設の臭気苦情対応に対する抗議文への回答」(7月1日付)の中で、「市民の皆さまに対し環境部職員が失礼な対応をしたこと、大変申し訳ございませんでした。謹んでお詫び申し上げます」と述べたあと、今年6月21日に発生した悪臭のレベルが「0~2程度」(規制基準は2.5~)であること、さらに、「においを確認する頻度は増えている」との認識を示しました。

また、7月26日付の「回答」では、産廃建屋の完成で、「臭気強度は0~1程度の範囲」「効果は出ている」と述べています。

果たして産廃の悪臭・汚水の被害は無くなったのか伺う。

・・・

きょうも、ご訪問ありがとうございます。

2016年09月22日

穂積市政の行き詰まり① 農業委員会の改正条例の反対討論

9月16日、僕は「新城市農業委員会の委員及び新城市農地利用最適化推進委員の定数を定める条例の制定」に反対する立場から討論を行ないました。

今日は、穂積市長が議会に提出した「新城市農業委員会の委員及び新城市農地利用最適化推進委員の定数を定める条例の制定」に対する反対討論を全文アップします。



・・・
第123号議案 新城市農業委員会の委員及び新城市農地利用最適化推進委員の定数を定める条例の制定について、反対する立場から討論を行います。

日本共産党の浅尾洋平です。

この議案は、国の「農業委員会等に関する法律の『改正』」にともなう条例改正で、その主な内容は、9月7日の新城市議会・本会議質疑において、2つの重大な改革が含まれていることが分かりました。

1つは、「農業委員」の選出方法が、これまでの「選挙」から「市町村長による任命制」となったことです。これまで、農業委員会は、「農民の代表」機関としての性格を、農地の所有者や農家の「選挙」によって確保されてきましたが、国の法改正によって、選挙は廃止され、首長が、議会の同意を得て任命することになります。

実は、国の法改正で、法の目的から「農民の地位の向上」が削除されており、本市の条例改正は、これまでの制度の根幹を変えていく一歩であり、それは、農業を支えてきた「選挙民主主義」を破壊すること、です。

2つは、「農業委員」とは別個に、「農地利用最適化推進委員」が新設されたことです。

この「推進委員」は、農家でなくてもよいとされ、担当区域において、農地利用の集積・集約化を進めるアドバイザー的な役割を担う、とされています。
しかし、農家の現場からは「農業委員とアドバイザーは、うまく連携できるのか」という声が寄せられています。

この推進委員の任務の1つとして、農林水産省は、耕作放棄地の発生防止・解消を推進する、としていますが、農家ではない人物が多数・参入することも可能となり、安倍政権が進める「大規模化」(農業の法人化・企業の参入・耕作放棄地の転用など)に協力していく恐れがあると思います。

これは、必ずしも、本市の農家のみなさん、特に家族的な農家のみなさんの希望にそった改革になるとは思われません。

しかしながら、法律では、農業委員の任命には、議会の同意が必要とされており、私は、産廃業者や不動産業者など、農業振興とは無縁な人たちなどが、市町村長によって恣意的に任命されることのないように、厳しくチェックする構えでおります。

以上のことから、反対討論といたします。

・・・
皆さんは、どのように考えますか?

いま新城市は人口減少で「耕作放棄地」が増えるばかりと聞きますし、産廃業者のつくる「肥料問題」も抱えています。

こうした状況の背景を考えると、僕は、自民党・公明党が進めてきた農業政策は、単に大規模農業化、農地を集積し他業種に転換させ、株式会社が参入することだと思います。この農業委員会の大改革によって、本市の農業はよくなるのか。今後、農業委員や推進委員が、農業振興とは無縁の人になるかもしれない。

今こそ、市民の声が求められています。農家さんが声を上げて「おかしいことはおかしい」と言わなければ、自分たちの生業すら守れない時代になったのではないかと実感します。

僕も、市民の立場で、ブレずに、市民のみなさんと一緒に、その声をまっすぐ届けます!

今日も、ご訪問ありがとうございます。

2016年09月11日

「タナカ新城工場 悪臭被害者の会」発足。

9月9日、「タナカ新城工場 悪臭被害者の会」発足。新城文化会館104号室で記者会見。その後、市に生活環境悪化を感じた方々392人 の請願署名を市に提出。

記者会見では、共同代表の岡本さん「こんな臭いが続くと大変な事になる」「孫の為に何年もかかっても頑張りたい」。



記者会見趣意書には、以下のように訴えています。



本日は、ご多忙中にもかかわらずお集まり頂きまして、誠にありがと うございます。私たちは、有限会社タナカ興業新城工場が操業してから、 この工場からと思われる悪臭によって、日常の生活環境が悪くなったと の被害を訴える者です。

具体的には、悪臭を伴う刺激性のガスによって、不快感、吐き気、頭 痛、目・鼻・喉の痛み、食欲減退、憂鬱感を感じる等、いやな思いをす ることが頻繁にございます。このように生活環境の悪化を感じている人 は、今回の署名のとおり392名もいらっしゃいます。

私たちは、毎日普通に生活している一般の市民ですが、そのような私 たちが、なぜ今回、このような記者発表という大それたことを行うかと 申しますと、最初の悪臭被害届けが平成 28 年 2 月 8 日にあってから既に 半年以上が経ち、被害は広がる一方であるばかりか、改善のきざしすら 見えて来ない状況であるからです。

もっとも悲しいのが、平成 28 年 4 月 29 日の中日新聞に「新城市、タ ナカ施設、現況確認『産廃悪臭問題なし』」とあったように、新城市役所 としては一方的にこの悪臭には問題がないとの姿勢であることです。そうなると、悪臭に苦しんでいると言う私たちに非があるということ なのでしょうか。

そして私たちは勿論、子ども達や孫達も子々孫々この悪臭にまみれた環境に住まわなければならないのでしょうか。 すでに、子どもや孫に、こんな臭いところになるなら、おじいちゃん、 おばあちゃんと一緒に住みたくないと言われて、気落ちしている方々も います。子どもや孫に見放されることは、事実上ふるさとの消滅を意味します。

それだけは命をかけて阻止しなければならないという覚悟です。 さらに、現在の「産廃悪臭問題なし」という言葉がひとり歩きして、 直接被害を受けていない新城市民がそのように思い、被害者の声が抑えられ小さくなり消えてしまうことも大変に恐れています。

私たちの目的は、ただひとつで「タナカ興業新城工場が操業する前の 悪臭のない、よい環境に戻して頂きたい。」ということです。

私たちには、この原状復帰を求める権利があります。なぜなら、タナ カ興業が建物を建てる前から、地元区長様を始め多くの支援者とともに、 操業すれば必ず悪臭被害が出るからダメだといい続けてきたからです。 警鐘を無視して操業し被害を出したのですから、即座の撤退を求めます。

本日、記者発表する目的は、前述の思いの中で、タナカ興業新城工場 からの悪臭被害を感じている者が、こんなにも大勢いるのだということ をまずは知ってほしいことです。「産廃悪臭に被害者多数あり」なのです。

タナカ新城工場悪臭被害者としての最初の行動として、新城市長様あ てにこの悪臭被害から救済していただきたい旨の請願署名という形で被 害者を募りましたが、署名はできない隠れた被害者を含め、これからさ らに被害者の結束を強めていきたいと思います。

本会の今後の活動は、本趣意のもと皆さんとよく話し合って、支援の 輪を広め、所期の目的を達成するまで頑張って行きたいと思いますので、 皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。 本日は、ありがとうございました。

以上

市民の苦しみや被害をこれ以上広げさせてはいけない、改めて市民と共にスクラムを組んで、市民の声をまっすぐ市政に届けて頑張りたいと思います!

以下は、各新聞記事が取り上げて頂きました。





これからも、皆さまの応援よろしくお願いします!
きょうも、ご訪問ありがとうございます。



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プロフィール
浅尾洋平
浅尾洋平
浅尾洋平(あさお ようへい)

1977年生まれ。
千郷小・千郷中・豊川高校卒
豊橋市立看護専門学校卒
1998年〜2009年豊橋市民病院、育児休暇取得。救命センターICU・手術室を経験
2009年〜2012年新城市民病院で看護師として勤務し退職。JPTEC認定取得(外傷病院前救護処置)
2011年度 新城市省エネコンテスト 削減率部門第3位受賞。日本共産党新城市福祉・子育て対策室長 2013年 新城市議に初当選。2017年 新城市議に当選し現在2期目。
家族は妻、1男1女