2015年11月20日
11・12「産廃緊急集会」での連帯あいさつ(詳細)
ご参加のみなさん、お疲れ様です。
日本共産党の浅尾洋平です。
私も、今回の、愛知県の「操業認可」について、怒りでいっぱいです。
私は、今回の「許可」表明で、これまでの、新城のまちづくりの積み重ねとは何だったのか? と考えています。
すなわち、私たちの「まち」は、私たち市民・住民の声にもとづく民主的な運営と手続きによって、つくられていくものです。ところが、今回の愛知県の産廃操業「許可」は、このプロセスを破壊すると同時に、私たちの先輩たちが守ってきた豊かな自然と歴史をも破壊するものなのです。
愛知県みずからが「管理責任者」である「南部企業団地」に、「タナカ興業」という産廃業者の進出を許すという構図を考えると「自分の土地だから誰が入ってこようと構わない」「企業団地の外部の人は文句を言うな」という感じがいたします。こういう行政の構図は、今後の新城のまちの未来に関わります。未来の子どもたちの生活に影響を与えます。
なぜなら市内八名地域は、自然の豊かな新城の一部であり、地理的にも重要な水源地なのです。豊川・豊橋・田原へと、貴重な水を供給している責任をもっているまち、それが新城市なのです。
愛知県は、地元で暮らす人びとの声、気持ち、意見を受け止めなくてはいけません!
八名の「南部企業団地」は、愛知県と新城市、そして地元の方々が話し合って、地域の発展のために「物流業・製造業」に限るという計画で、一所懸命、企業を誘致してきました。企業が誘致できれば、雇用が生まれ、新城市の繁栄につながる。その結果、横浜ゴムさん、大森木材さんに来ていただき、地元の富岡地区はもちろん、新城市の雇用や経済に大きな貢献をしていただいています。
しかし、こうした地元の人びとや区長さんがこつこつと積み上げてきた、まちづくりの民主的な共同という過程を無視して、まず、愛知県は「企業団地」を「私有地」として売りに出す「暴挙」の「抜け穴」を許してしまったと思います。
すなわち「企業団地」として契約していた企業が倒産すれば、その土地は「競売」というかたちで他人に売り渡してもよい、愛知県との「縛り」=「特約」=「規制」が外れ、「企業団地」の「目的外」の企業が取得してもよいという「抜け穴」を認めてしまったわけですから。今回の「操業許可」表明は、「目的外」の産廃業者の進出を認めることです。これは、絶対に、おかしいです。
こんな行政が許されると、新城のまちづくりは崩壊していくでしょう。
なぜなら八名の企業団地だけでなく、新東名の周辺にあたる「八束穂」の「企業団地」も「競売」という「抜け穴」を使うことで、第2、第3の「産廃業者」の参入を許すことになるでしょう。もちろん同じ「企業団地内」で、愛知県と契約している企業と、野放しになっている企業と、2種類の異なった企業活動を許すことになります。
ご承知の通り、この2年間にわたる反対運動の姿を見ていただければ、地元は「反対」の声が、ほとんどです。今回の県の判断には「大義」はありません。私たちの民意を無視したやり方、まちづくりに「大義」はありません。いまの沖縄と同じ構図です。
私は、地元の声を聞かないまちづくりは、必ず、崩壊すると確信しています。
これまでの、「新城南部企業団地ブランド」は地に落ちます。
そして私に出来ることは、地域をとりまとめる区長さんはじめ、反対表明した市議・県議・国会議員と一緒に、スクラムを組んで、地元住民の声を聞き、「産廃業者の進出反対」「競売を悪用した企業団地の切り売り反対」を、何度でも、市・県・国に対して、質問することです。
今後ともご指導くださいますよう、お願いします。
これは、9月議会で、私が、市当局に見せたパネルです。
これは、私が考えだしたものではなく、地元区長さんが取りまとめた「要望書」から5項目をまとめたものです。とても大事な問題です。実は、これら、基本的な問題が、一つも明らかになっていない。愛知県と新城市は、本当に無責任です。
田原市では、タナカ興業が「肥料」と称したものを4メートルも野積みにして悪臭を放置しております。こうした明らかな問題すら、きちんと私たちに説明しない愛知県の姿勢は、どっちを向いて仕事をしているのでしょうか?
(写真は今年2月、島津衆院議員と「守る会」の山本代表が調査した時のもの)
私は、これからも「おかしい事は、おかしい」と訴えていきます。みなさんの声を市議会に届けて、市民の声が、そのまま真っ直ぐ届く、新しい議会、世の中に変えていきたいと決意しています。
みなさん、一緒にがんばりましょう。
みなさんは、どのように思いますか?
今日も、ご訪問ありがとうございます。
日本共産党の浅尾洋平です。
私も、今回の、愛知県の「操業認可」について、怒りでいっぱいです。
私は、今回の「許可」表明で、これまでの、新城のまちづくりの積み重ねとは何だったのか? と考えています。
すなわち、私たちの「まち」は、私たち市民・住民の声にもとづく民主的な運営と手続きによって、つくられていくものです。ところが、今回の愛知県の産廃操業「許可」は、このプロセスを破壊すると同時に、私たちの先輩たちが守ってきた豊かな自然と歴史をも破壊するものなのです。
愛知県みずからが「管理責任者」である「南部企業団地」に、「タナカ興業」という産廃業者の進出を許すという構図を考えると「自分の土地だから誰が入ってこようと構わない」「企業団地の外部の人は文句を言うな」という感じがいたします。こういう行政の構図は、今後の新城のまちの未来に関わります。未来の子どもたちの生活に影響を与えます。
なぜなら市内八名地域は、自然の豊かな新城の一部であり、地理的にも重要な水源地なのです。豊川・豊橋・田原へと、貴重な水を供給している責任をもっているまち、それが新城市なのです。
愛知県は、地元で暮らす人びとの声、気持ち、意見を受け止めなくてはいけません!
八名の「南部企業団地」は、愛知県と新城市、そして地元の方々が話し合って、地域の発展のために「物流業・製造業」に限るという計画で、一所懸命、企業を誘致してきました。企業が誘致できれば、雇用が生まれ、新城市の繁栄につながる。その結果、横浜ゴムさん、大森木材さんに来ていただき、地元の富岡地区はもちろん、新城市の雇用や経済に大きな貢献をしていただいています。
しかし、こうした地元の人びとや区長さんがこつこつと積み上げてきた、まちづくりの民主的な共同という過程を無視して、まず、愛知県は「企業団地」を「私有地」として売りに出す「暴挙」の「抜け穴」を許してしまったと思います。
すなわち「企業団地」として契約していた企業が倒産すれば、その土地は「競売」というかたちで他人に売り渡してもよい、愛知県との「縛り」=「特約」=「規制」が外れ、「企業団地」の「目的外」の企業が取得してもよいという「抜け穴」を認めてしまったわけですから。今回の「操業許可」表明は、「目的外」の産廃業者の進出を認めることです。これは、絶対に、おかしいです。
こんな行政が許されると、新城のまちづくりは崩壊していくでしょう。
なぜなら八名の企業団地だけでなく、新東名の周辺にあたる「八束穂」の「企業団地」も「競売」という「抜け穴」を使うことで、第2、第3の「産廃業者」の参入を許すことになるでしょう。もちろん同じ「企業団地内」で、愛知県と契約している企業と、野放しになっている企業と、2種類の異なった企業活動を許すことになります。
ご承知の通り、この2年間にわたる反対運動の姿を見ていただければ、地元は「反対」の声が、ほとんどです。今回の県の判断には「大義」はありません。私たちの民意を無視したやり方、まちづくりに「大義」はありません。いまの沖縄と同じ構図です。
私は、地元の声を聞かないまちづくりは、必ず、崩壊すると確信しています。
これまでの、「新城南部企業団地ブランド」は地に落ちます。
そして私に出来ることは、地域をとりまとめる区長さんはじめ、反対表明した市議・県議・国会議員と一緒に、スクラムを組んで、地元住民の声を聞き、「産廃業者の進出反対」「競売を悪用した企業団地の切り売り反対」を、何度でも、市・県・国に対して、質問することです。
今後ともご指導くださいますよう、お願いします。
これは、9月議会で、私が、市当局に見せたパネルです。
これは、私が考えだしたものではなく、地元区長さんが取りまとめた「要望書」から5項目をまとめたものです。とても大事な問題です。実は、これら、基本的な問題が、一つも明らかになっていない。愛知県と新城市は、本当に無責任です。
田原市では、タナカ興業が「肥料」と称したものを4メートルも野積みにして悪臭を放置しております。こうした明らかな問題すら、きちんと私たちに説明しない愛知県の姿勢は、どっちを向いて仕事をしているのでしょうか?
(写真は今年2月、島津衆院議員と「守る会」の山本代表が調査した時のもの)
私は、これからも「おかしい事は、おかしい」と訴えていきます。みなさんの声を市議会に届けて、市民の声が、そのまま真っ直ぐ届く、新しい議会、世の中に変えていきたいと決意しています。
みなさん、一緒にがんばりましょう。
みなさんは、どのように思いますか?
今日も、ご訪問ありがとうございます。