2016年10月04日
東庁舎改修工事費用に2億円以上?!
今日のブログは、9月29日に行われた「総合政策特別委員会」の「部会」の内容をお知らせします。
「部会」は、傍聴者を禁じる会議であり、正式な議事録を作成する義務もない会議なのですが、このような「密室」で、何が議論されたのか、僕のメモから明らかにしたいと思います。
前もって言っておくと、僕は、このような「部会」で議論された「予算要望」に強く反対しました。
当日の「部会」次第(レジメ)写真

東庁舎改修問題について
9月29日の新城市議会・総合政策特別委員会。市民の傍聴を禁じる「部会」仕様で東庁舎(議場)の具体的な改修を議論。傍聴が許されなかった市民のみなさんは「議員たちは何をコソコソ話しているのか?」と怒りでカンカン!今から報告します。
「部会」には、全議員(欠席者あり)・新城市契約検査課・議会事務局、そして何故か新庁舎にかかわる山下設計が同席。主な議題は、いきなり議場の音響設備!!僕は手元に資料がなく、今日調べると3ヶ月前の全員協議会で「議員止め」で渡された代物だった。
僕は「音響設備にいくらかかるのか」「どんな設備か」「結論は延期すべきだ」と訴える。
しかし市は「資料は前に渡してある」「そこに全て書いてある」「金額は今は言えない。10月中ぐらいなら」。傍聴者・議事録・資料のない「密室」で全てが決められようとしています。
いま「資料」を見ると「音響設備」等だけで6800万円なり! そして市は「部会」の最後に「議会の『見える化』も予算要望しておきます」とサラリと入れ込もうとしました。慌てた僕が「『見える化』って何?」と質問すると、とんでもない計画が分かりました。


僕の質問に、市議会事務局長は「議会の『見える化』とは、プロジェクターやスクリーン、映像デイスプレイなどの装備のこと」と答弁。僕「そんな議論はしてない。それらを見込んだ予算要望は反対だ!」。「資料」を見ると、音響設備と「見える化」費の総額8400万円なり!
「音響設備」や「見える化」の総予算の資料↓

会議室のイスだけでも790万円(1脚10万円以上)もする見積もり!
こちらはさらに、「空調」「カーペット」の見積もり総額8500万円(消費税・諸経費等は含まれてません)の資料↓

議決権のない「全協」で「議員止め」資料を渡し、3ヶ月後の「部会」(傍聴者・議事録なし)で「資料」に沿って予算要望する新城市議会! 過去の資料を引っ張り出すと改修計画は音響設備・議会の見える化、空調やカーペット張り替えなど諸々で約2億円!! 市民のみなさんに「資料」の公開をとどめておき、こんな議論を続けていいのでしょうか?
29日、傍聴者がいた午前の「全協」は整然とした議論でした。しかし、午後から始まった「密室」状態の総合政策特別委員会「部会」は、一転して議員たちの「放言大会」のような様相になりました。正式な議事録を作る必要がないのですから、自由討議のような状態です。その結果、議場のある東庁舎3階で2億円もの費用がかかり、さらに当局が検討している2階の改修費も含めると総額はいくらになるのか。市民不在の議会運営に驚くばかりです。
後日、僕が、議会事務局に確認すると、この約2億円近い「東庁舎改修事業費」は、来年3月の平成29年度予算の中に入れて議決を求めて進める計画である、とのこと。(しかし東庁舎改築工事の主な取りかかりは、平成31年の5月以降なのです)。僕は、平成28年度、しかも早くても3年も先の事業の予算計上を、なぜ、こんなに急ぐのか分かりません。新庁舎建設の契約とまったく同じです。急ぐ必要などないのです。
音響設備等(6800万円)も、もっと安いメーカーの選定の議論や、あるいはリースなどの検討も「部会」では行われていません。そもそも議会で「プロジェクター」「スクリーン」など、市民のみなさんは求めているのでしょうか。市民の税金は1円も無駄に使ってはいけません。来年は市長・市議会議員選挙もあります。今後、どうなるかわからないので、僕は「予算計上を急ぐ必要はない」と思います。
さらに、この改修事業費の約2億円ものお金は、新城市単独の自主財源から出るとのことです。
市は「お金がない」と言って、未だに中学校の老朽化したプールを直しません。
僕は、東庁舎の改修事業の立派すぎる音響整備費と「見える化」に8400万円をかけるお金(税金の自主財源)があるなら、それは最小限にし、ケガをした生徒も出ている危険な小中学校の設備改修にまわすべきだと提案します!
・・・
皆さんは、どのように考えますか?
今日も、ご訪問ありがとうございます。
「部会」は、傍聴者を禁じる会議であり、正式な議事録を作成する義務もない会議なのですが、このような「密室」で、何が議論されたのか、僕のメモから明らかにしたいと思います。
前もって言っておくと、僕は、このような「部会」で議論された「予算要望」に強く反対しました。
当日の「部会」次第(レジメ)写真

東庁舎改修問題について
9月29日の新城市議会・総合政策特別委員会。市民の傍聴を禁じる「部会」仕様で東庁舎(議場)の具体的な改修を議論。傍聴が許されなかった市民のみなさんは「議員たちは何をコソコソ話しているのか?」と怒りでカンカン!今から報告します。
「部会」には、全議員(欠席者あり)・新城市契約検査課・議会事務局、そして何故か新庁舎にかかわる山下設計が同席。主な議題は、いきなり議場の音響設備!!僕は手元に資料がなく、今日調べると3ヶ月前の全員協議会で「議員止め」で渡された代物だった。
僕は「音響設備にいくらかかるのか」「どんな設備か」「結論は延期すべきだ」と訴える。
しかし市は「資料は前に渡してある」「そこに全て書いてある」「金額は今は言えない。10月中ぐらいなら」。傍聴者・議事録・資料のない「密室」で全てが決められようとしています。
いま「資料」を見ると「音響設備」等だけで6800万円なり! そして市は「部会」の最後に「議会の『見える化』も予算要望しておきます」とサラリと入れ込もうとしました。慌てた僕が「『見える化』って何?」と質問すると、とんでもない計画が分かりました。


僕の質問に、市議会事務局長は「議会の『見える化』とは、プロジェクターやスクリーン、映像デイスプレイなどの装備のこと」と答弁。僕「そんな議論はしてない。それらを見込んだ予算要望は反対だ!」。「資料」を見ると、音響設備と「見える化」費の総額8400万円なり!
「音響設備」や「見える化」の総予算の資料↓

会議室のイスだけでも790万円(1脚10万円以上)もする見積もり!
こちらはさらに、「空調」「カーペット」の見積もり総額8500万円(消費税・諸経費等は含まれてません)の資料↓

議決権のない「全協」で「議員止め」資料を渡し、3ヶ月後の「部会」(傍聴者・議事録なし)で「資料」に沿って予算要望する新城市議会! 過去の資料を引っ張り出すと改修計画は音響設備・議会の見える化、空調やカーペット張り替えなど諸々で約2億円!! 市民のみなさんに「資料」の公開をとどめておき、こんな議論を続けていいのでしょうか?
29日、傍聴者がいた午前の「全協」は整然とした議論でした。しかし、午後から始まった「密室」状態の総合政策特別委員会「部会」は、一転して議員たちの「放言大会」のような様相になりました。正式な議事録を作る必要がないのですから、自由討議のような状態です。その結果、議場のある東庁舎3階で2億円もの費用がかかり、さらに当局が検討している2階の改修費も含めると総額はいくらになるのか。市民不在の議会運営に驚くばかりです。
後日、僕が、議会事務局に確認すると、この約2億円近い「東庁舎改修事業費」は、来年3月の平成29年度予算の中に入れて議決を求めて進める計画である、とのこと。(しかし東庁舎改築工事の主な取りかかりは、平成31年の5月以降なのです)。僕は、平成28年度、しかも早くても3年も先の事業の予算計上を、なぜ、こんなに急ぐのか分かりません。新庁舎建設の契約とまったく同じです。急ぐ必要などないのです。
音響設備等(6800万円)も、もっと安いメーカーの選定の議論や、あるいはリースなどの検討も「部会」では行われていません。そもそも議会で「プロジェクター」「スクリーン」など、市民のみなさんは求めているのでしょうか。市民の税金は1円も無駄に使ってはいけません。来年は市長・市議会議員選挙もあります。今後、どうなるかわからないので、僕は「予算計上を急ぐ必要はない」と思います。
さらに、この改修事業費の約2億円ものお金は、新城市単独の自主財源から出るとのことです。
市は「お金がない」と言って、未だに中学校の老朽化したプールを直しません。
僕は、東庁舎の改修事業の立派すぎる音響整備費と「見える化」に8400万円をかけるお金(税金の自主財源)があるなら、それは最小限にし、ケガをした生徒も出ている危険な小中学校の設備改修にまわすべきだと提案します!
・・・
皆さんは、どのように考えますか?
今日も、ご訪問ありがとうございます。
それに加えて、東庁舎改修にコソコソと2億円?
自分たちが使う議場と委員会室は、豪華にしてくれないと仕事ができないんだも~ん!というんですね。そこまで音響設備にこだわるのは、議場でショパン・コンクールでもやるからですか。箱モノだけ整えたって、中身が空っぽなら意味なし。質素な建物だって、立派な仕事をしている自治体はいくらでもある。
市民をバカにするのもいい加減にしろと言いたい。2億円あれば、中学校のプールや通学路の街路灯や雪かきなどに回せと言いたい。
この件はまだ審議中で決定ではないのですね? どうせ多数決ですんなり承認されるんでしょうけど、その前に市民に広くこの話を広めねばなりません。
「密室」状態の総合政策特別委員会「部会」というのは、市民は傍聴すらできないのですか。議事録もない。こうやって浅尾さんがブログに書いてくれなければ、市民は何の情報も得られない。
浅尾さんのブログが頼りです。これからも情報発信を続けてください。そして、議会での質疑で追及してください。
言論統制しようとする多数派議員から横やりが入るのでしょうけど、言論の自由、発言の自由、検閲の禁止は憲法で保障されています。おそらく、彼らはそんなことすら知らないか、相当やましいことがあるかのどっちかですね。
ところで、「新城民報」はオンラインで読めますか。もしそうなら、URLを教えてください。